1.《ネタバレ》 世界の映画の歴史において又は喜劇の歴史において、チャップリンとキートンを観たならマルクス兄弟も当然、観なくてはならない。避けては通れまい。初めてのマルクス兄弟作品観賞!チャップリンを初めて観た時のような感動やキートンを初めて観た時のような衝撃はなかったが、それでも十分楽しめた。最近の下品な下ネタばかりのアメリカンコメディとは明らかに違う面白さ、アイデアで笑わせ、三人の兄弟の息の合った身体を張ったアクションによって笑わせる。インディアンを相手にしてもマイペースを崩さないマルコス兄弟の凄さ、そして、やはり圧巻は最後の方の汽車の中、上でのやりとり、ストーリーなんてこの場合、無視して構わないぐらいの何たるバカバカしさに思い切り笑えて気分爽快!マルコス兄弟も何だか癖になりそうです。