8.《ネタバレ》 久しぶりに観た正統派の感動ドラマで、泣きこそしなかったものの、とても素晴らしかった。
正統派ということで、今観るにはありきたりな感じがするが、ピュアな心を持っている人なら絶対に泣けるはず。ピュアな心を失くしてしまった人は、それを取り戻すための1ピースを見つけることができるかもしれない。
主演は『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』のブレンダン・フレイザー、『グッドフェローズ』のジョー・ペシ。
ブレンダンはけっこういつも通りの演技をしていたように感じられました。もともと真面目そうな顔だちなので、学生役は意外と似合ってるかも。ジョー・ペシも、小さい体にやや太めということで、一般大衆が持つホームレスのイメージにピッタリだと思った(笑) TSUTAYAなどへ行くと、ラブストーリーのコーナーに置いてある事が多いが、どちらかといえば本作はドラマに近い。
恋愛も含まれているが、メインではないような。メインはブレンダンとジョーが打ち出す人間ドラマ。
しかし、それにしても、感動すべきシーンがいくつもあるにも関わらず、それぞれがあまりに短いカットなため、泣くになけない。涙腺を揺さぶり、涙が…!というところでシーンが変わる。まさに「もうちょっとだったのに!」
90分なんて短く終わらせずに、もうちょっと各シーンを長くし、せめて100分越えはしてほしかった。
時間的な不満は幾つもあるが、とりあえず清々しい感動を得たいという人にオススメの映画です。またはブレンダン・フレイザー、ジョー・ペシのファンにオススメ。