イースト/ウエスト 遥かなる祖国のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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イースト/ウエスト 遥かなる祖国

[イーストウエストハルカナルソコク]
East-West
(Est - Ouest)
1999年スペインブルガリア上映時間:121分
平均点:7.85 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-11-10)
ドラマロマンス
新規登録(2003-11-20)【オオカミ】さん
タイトル情報更新(2019-07-03)【Olias】さん
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監督レジス・ヴァルニエ
キャストオレグ・メンシコフ(男優)アレクセイ
サンドリーヌ・ボネール(女優)マリー
カトリーヌ・ドヌーヴ(女優)ガブリエル
セルゲイ・ボドロフ・Jr(男優)サーシャ
脚本レジス・ヴァルニエ
セルゲイ・ボドロフ脚本・台詞
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
撮影ローラン・ダイヤン
製作パトリック・サンドラン
編集エルヴェ・シュネイ
その他パトリック・サンドラン(プロダクション・アシスタント)
あらすじ
第二次世界大戦後、理想を胸に、フランスからソ連に帰還したロシア人のアレクセイ一家に訪れた現実は、悲惨なモノだった。厳重な監視の目をくぐり抜け、家族を亡命させるべく、アレクセイの考えたことは、大女優ガブリエルの協力を仰ぐことだった。彼らの将来に希望はあるのか・・・。
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4.《ネタバレ》 第二次大戦後、ソ連への帰還を果たした亡命夫婦とその子供。だが、ソ連での状況はフランスでのそれよりはるかに悲惨だった。。。

■アレクセイとマリーの仲は途中で破綻寸前のようになる。だが、最後の展開や途中でのスパイを巻く行動を見ると、アレクセイの行動はすべて計算ずくだったのではないかとさえ思えてくる。そうだとすると、自らのことを最愛の妻に嫌わせてまで、妻を守ろうとし、そして自らは去らないというこの悲劇的決断を下したアレクセイには同情を禁じ得ない。

■こういってしまうとマリーの軽率さが目立つような気もするが、マリーの行動の方こそ恐らく観客には近く、またカメラもマリー目線である。これはそういう理由もあるだろう。

■愛というもの、信じるということ、を考えさせられる秀作
θさん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-10 01:11:12)
3.見ごたえのある作品でした。スターリン時代のソ連の状況を垣間見ることができ、非常に興味深かったです。また、それだけでなく登場人物たちの心の動き・葛藤が上手く描かれていて人間ドラマとしても良くできた作品だと思いました。
TMさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-10 14:26:53)
2.良かったですね~、知らない歴史の中の1コマを教えてもらいました。希望を持って祖国に帰ってみれば処刑されたり悲惨な生活だったりと、北朝鮮に帰国した在日韓国人が重なって見えます。そんな状況の中で夫は夫婦が別れることになっても妻子だけは、、と故国への亡命を図ってやる。辛抱強く時期を待ち妻子を助ける夫の愛情に感動させられます。どうも実話らしいですがその後ずっと後に夫婦は再会できたらしい。亡命を手助けする女優役のカトリーヌ・ドヌーブが存在感たっぷりです。
キリコさん 8点(2003-11-23 17:34:25)(良:1票)
1.この映画を観るまで、第二次世界大戦後のソ連に移住した人々がどういう生活をしていたかなんて、まったく考えもしませんでした。主人公アレクセイは戦争中フランスに亡命していたのですが、妻マリーを伴い、夢と希望を持ってソ連に帰国します。船で到着した早々、彼らは現実に直面します。裏切り者の処刑が目の前で行われていたのです。やがて夫は共産党の医者として要職に就きますが、妻は今までとまったく違う生活にとまどい、ひとりの青年と不倫関係になってしまいます。夫も近所の女性と不倫関係になり、家庭崩壊の様相を呈するようになります。ところが、アレクセイは密かに、妻と子供をソ連から亡命させることを考えていたのです。今のままでは彼らは不幸なままだ。自分が仕事に打ち込む余り、ひとりぼっちの妻はああいうことになってしまった。そう考えていたからです。カトリーヌ・ドヌーヴ演じる大物女優が、ある日慰問を兼ねてソ連を訪れます。アレクセイは密かに彼女に亡命の手助けを頼み、長年の準備期間を経て、ある日彼ら家族はソ連からの脱出を試みるのですが、あろうことか、アレクセイは故国に残ることを決意し、妻と子だけをドヌーヴに託すことにします。サイドストーリーとして、マリーと不倫関係にあった青年サーシャの水泳選手としての活躍と、泳いで亡命するという話があります。映画初出演のセルゲイ・ボドロフ・Jrが何事にも一生懸命な青年を演じています。大女優として貫禄の演技のドヌーヴ、美しい人妻マリー役のサンドリーヌ・ボネール、寡黙ながら家族の幸せを願い、自分を犠牲にするアレクセイ役のオレグ・メンシコフなど、それぞれがなかなかはまり役だと思います。自分のせいで、ソ連に連れてきた家族が不幸になってしまった事に対するアレクセイの後悔の気持ちが痛いほどわかります。不倫という難点はありますが、実は家族愛、夫婦愛がテーマになった佳作だと思います。
オオカミさん 8点(2003-11-20 04:41:47)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.85点
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
400.00%
500.00%
617.69%
7215.38%
8430.77%
9323.08%
10215.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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