木を植えた男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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木を植えた男

[キヲウエタオトコ]
L'HOMME QUI PLANTAIT DES ARBRES
1987年カナダ上映時間:30分
平均点:8.46 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマファンタジーアニメ小説の映画化ショート(短編映画)
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タイトル情報更新(2021-05-10)【イニシャルK】さん
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監督フレデリック・バック
フィリップ・ノワレナレーション
三國連太郎ナレーション(日本語吹き替え版)
原作ジャン・ジオノ
脚本フレデリック・バック
音楽ノーマン・ロジェ
撮影クロード・ラピエール
ジャン・ロビヤール
製作電通(日本語版製作)
東北新社(日本語版製作)
配給スタジオジブリ(リバイバル)
三鷹の森ジブリ美術館(リバイバル)
作画フレデリック・バック
字幕翻訳高畑勲(日本語字幕監修)(リバイバル)
その他スタジオジブリ(提供)(リバイバル)
日本テレビ(提供)(リバイバル)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(提供)(リバイバル)
三鷹の森ジブリ美術館(提供)(リバイバル)
あらすじ
フランス・プロヴァンス地方の荒れた山岳地帯を歩く旅人が途中で出会った羊飼いの老人、エルゼアール・ブッフェ。この老人が行う荒れた土地の植林と、木々が育ち森になるまでの過程を、旅人の語りを通して描く。
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1.《ネタバレ》 砂漠のような荒野にひたすら木を植え続けた男の話。木は根を張り、木陰を作り、森に育ち、動物達を呼び、遂には多くの人の住む楽園を形成した。そこに住む人達は男のことを知らない。男は養老院でひっそりと息を引き取った。
男が行ったのは単純なこと。どんぐりを選別し、毎日100個ずつ植え続けること。その行為を営々と何十年も続けたことで奇跡が生まれた。男は何の名誉も報酬も求めなかった。ただ人として正しいと信じたことを生涯かけてやり通したのだ。一人の人間の行為がいかに尊いか、いかに偉大か、心を開かせてくれる。男の忍耐力、信じる力、誠実さ、情熱を思いやれば、人間の持つ無限の可能性が信じられてくる。
男はどういう人物だったのか。「彼と一緒にいるだけで心の安らぎを覚えた」という。人々のことを深く思いやる優れた人格者は人の心を安心させる力がある。家族を亡くして、天涯孤独の身となった男は、長年厳しい自然の中で過ごしてきた事を鑑み、木を植えるという仕事に余生を捧げる決心をした。その間、二つの大きな戦争があったが、男は戦争と関わりあいを持たなかった。自らの野望のために戦争を始めたヒトラー、片や木を植え続けた男。悪魔の行いと神の行い。人間は悪魔にも神にもなれる。
男の成功への道筋は平坦なものではなかった。植えた木の半分枯れたり、苗が全滅したりすることを経験している。それでも男はくじけなかった。自然から学んだ知恵、創意工夫を身に着けていて、逆境に打ち勝つ強い精神力が備わっていた。その原動力となったのは、あまねく人々のことを思いやる気持ちでしょう。こんこんと泉のように湧き出てくる人々への思いやり、優しさ。それが彼を偉大な成功者、偉大な人間たらしめたのでしょう。野太い生命感のある絵柄、哲学者のごとき面がまえ、適格な語り、全てが素晴らしい。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-15 22:40:10)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 8.46点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
617.69%
7323.08%
817.69%
9538.46%
10323.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.50点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1987年 60回
短編アニメーション賞 受賞 

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