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死に花

[シニバナ]
2004年上映時間:120分
平均点:6.61 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
ドラマコメディ犯罪もの小説の映画化
新規登録(2004-04-28)【マムゲン】さん
タイトル情報更新(2020-04-13)【イニシャルK】さん
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監督犬童一心
演出隅田靖(メイキング構成)
キャスト山崎努(男優)菊島真(73歳・元映画プロデューサー)
宇津井健(男優)伊能幸太郎(72歳・元大手銀行支店長)
青島幸男(男優)穴池好男(78歳・元土木建設会社社長)
谷啓(男優)庄司勝平(73歳・元自称アルジェリア外人部隊)
長門勇(男優)先山六兵衛(74歳・元水道工事職人)
松原智恵子(女優)明日香鈴子(64歳・大学教授未亡人)
星野真里(女優)井上和子
藤岡琢也(男優)源田金蔵(80歳・計画立案者)
森繁久彌(男優)青木六三郎(99歳)
小林亜星(男優)赤星周次郎
ミッキー・カーチス(男優)黒井順一
加藤治子(女優)遠山貞子
吉村実子(女優)赤星静江
白川和子(女優)鴨下光代
岩松了(男優)阿保親雄
土屋久美子(女優)梅岡千香子
高橋昌也〔男優・1930年生〕(男優)鴨下太一(サッカー好きの老人)
鳥羽潤(男優)月村俊介
戸田菜穂(女優)図書館の係員
中村靖日(男優)
佐藤佐吉(男優)サクランボ銀行ガードマン
大和田獏(男優)大和田獏(「ワイド!スクランブル」司会者)
藤本恭子(女優)
原作太田蘭三「死に花」(角川書店)
脚本犬童一心
小林弘利
音楽周防義和
主題歌元ちとせ「精霊 ~nomad version~」
撮影栢野直樹
市川修(撮影助手)
製作早河洋
東映(「死に花」製作委員会)
毎日新聞社(「死に花」製作委員会)
テレビ朝日(「死に花」製作委員会)
東映ビデオ(「死に花」製作委員会)
企画木村純一
遠藤茂行
プロデューサー伊藤満(プロデュース)
配給東映
特撮浅野秀二(ビジュアルエフェクト)
美術磯田典宏
衣装宮本まさ江(衣裳コーディネート)
ヘアメイク豊川京子(メイク)
編集阿部亙英
山下健治(編集助手)
録音北田雅也(効果応援)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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6.《ネタバレ》 凄まじき老人達のパワーに見ていてようし、俺も頑張るぞ!人間、どんなに辛いことがあっても生きていなけりゃ楽しいことも嬉しいことも喜びも全て味わうことなんて出来ないんだ!青島幸男の「生きていて良かった。長生きすれば良いことがあるんだ」という台詞に全てが凝縮されているような気がする。皆で計画を立てた十七億三千万というとんでもない大金を奪うという目的の中で倒れ、死にそうになっても老人だらけの中で一人、若者として計画に参加することとなった少女、星野真理演じる和子とのキスシーンも生きているからこそ、こうして長く生きてきたからこそ味わえる楽しさであったりする訳で、長生きは良いことだというものがあの二人のキスシーンから感じられた。この映画は皆が泥だらけになって、例えビルが壊れ、崩れかけようが、死にそうになるほど苦労しようが、全員が同じ目的に向って突き進むことの素晴らしさを教えてくれている映画という意味でも映画としての存在価値は高い。存在という事に眼を向ければほんの少しの登場でありながらも最後まで存在感の大きさを見せてくれている森繁久彌の凄さ、存在そのものが正しく映画スターである。映画の中で演じていた99歳という年齢よりも実際は若くして亡くなってしまったことが何とも心が痛む。日本映画界を長く支えてきたこの偉大なる名優の遺作であるが、遺作という意味では青島幸男も藤岡琢也もこれが遺作となってしまった。その他の俳優陣の中では何と言っても長門勇が良い。舞台は東京なのに東京の川で桃を獲ろうなんて考えてる。岡山県出身の俳優らしくここでも桃に拘る姿が可笑しくて、また哀愁めいたものを感じさせる。岡山=桃で長門勇と言うと他にも「男はつらいよ口笛を吹く寅次郎」でも存在感ある演技が印象的だし、岡山と言えばそうそう、朝の連続テレビ小説「あぐり」を想像させる松原千恵子もいたり、そんな松原千恵子が皆で盗んだ大金をどうするか?の使い道を語る場面、その後の山崎努の一言「これからもう一花、咲かせるんだぜ」という台詞が正に「死に花」死ぬ前にもう一花、咲かせよう」というタイトルの如く映画て気がして、とにかくこの映画は人生においての色んなものが詰まっている。傑作とかそういう映画というよりも愛しくなるようなそんな映画です。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-02 21:05:42)(良:1票)
5.《ネタバレ》 冒頭の老人ホームの生活から一変、他界した仲間のノートを見たことが発端で金庫破りをするために穴をせっせと掘るお爺様達の姿がとにかく格好いい。
流石にビルを横になぎ倒すのは唖然としたけと、まあそれも映画だからこそ。それよりも↓Ronnyさんの仰るとおり、僕も穴掘ってるシーンは「大脱走」を思い浮かべましたし、007のパロディもなんか無意味に面白いです。
全編的にコメディタッチだけれども、喪失体験だとか、過去の思い出だとか老いによって起こる諸問題も描かれていて、なかなか見ごたえがあり最後まで飽きません。
ラストはとても切ないです。ただそれは周りの人からの視点であって、確かに本人にとっては幸せな事なのかもしれません。
色々な意味で、心に残った一本です。
クリムゾン・キングさん [DVD(邦画)] 8点(2006-03-17 03:33:46)(良:1票)
4.原作とは結構違いがあった。まず、あれだけの犯罪を犯している最中だと言うのに、それに対しての緊張感とスリルがあまり感じられなかった。それはお爺さん達が放つ、年齢からの心の余裕がそうさせるのかもしれない。でも、あれだけの事をやっているのだから、もう少しハラハラドキドキさせて欲しかった。その点、原作では警察からの視点がストーリー上に入っていた為、手に汗握る緊張感とスリルがあった。次に、もう少しキャラを濃くして欲しかった。お爺さん四人と歳よりホームレス、それに女の子とお婆さん。一見、キャラがハッキリしているようだけど、思ったよりそうでもない。主人公である菊さんは原作ではもっとしっかり者で、みんなからの信頼が厚く、完璧なリーダーだった。だけどこの映画の菊さんは、ちょっと情けなくて、頼りになるとは言い難い存在だった。穴池はエロジジイ。穴池は個性がそれなりにあった。だが、伊能と庄治は問題外。キャラ薄で個性なし。キャラの被った普通のお爺さんが二人いるよ、って感じでした。危うく菊さんとも被りそうでした。で、鈴子さんは問題なし。間違いなく合格です。そして最後に登場、和子ちゃん。誰だお前?原作にまったく登場してない。それなのにやたらと登場機会が多い。伊能と庄治以上にキャラが濃い。この映画の場合、和子がいないと成り立たないくらい和子の存在がでかい。始めは説明役の様に颯爽と登場し、いとも簡単にお爺さん達に解け込んでしまい、最終的には仲間入りしてました。でも和子がいたぶん、ストーリーがかなりスムーズに進んでいたように思います。・・・でも、なんか原作と同じ所を探すほうが難しいのではないかと思うほど、この映画は原作をかなり無視して作ってありました。で、結局僕が言いたいのは、この映画は原作とはまったくと言って良いほど違うけど、テンポの良い楽しくて面白い映画でした。って事です。では、年寄りってスゲーなって事で8点。
ボビーさん 8点(2004-11-18 22:11:12)(良:1票)
3.笑いの中に切なさあり、いや切なさの中に笑いあり、、、かな。とてもよかったー。。。老人になって、ボケても体が衰えても、恋もしたいし、楽しいことしたいし、気持ちは若いときと同じ。自分もそんな老人になれたらいい。ゲンさんの葬式、あんなオシャレなのもありかな。
カルーアさん 8点(2004-07-14 20:53:14)
2.すっげ!まず俳優陣が!!本当、よく集めたな~ってくらいすごかったです。内容も結構好きです。最後かなり切ないんですが、それすらも「まあ楽しそうだからいいかな」って気にさせます。なんかすっきりする映画でした。もっと年取ってから見るとまた違う感想になると思いますね~。映画館年配の方ばかりでした…。浮いてた…。
40円さん 8点(2004-05-10 22:03:54)
1.《ネタバレ》 年配の方が続々と劇場に入っていく中、女子高校生が友達と見に行きました(笑)だって豪華な俳優陣が気になったんだもん…。でも若い人もチラホラいて良かったです(何故かカップルばっかでしたが。)内容もなかなか良かったです!さすが犬童監督、ただのじいさん達の活躍だけでは終わらせませんでしたねぇ!老人達の仄かな恋愛模様や、戦争の悲惨さもしっかり描いていました。ビルがなぎ倒されるのには驚きましたが(笑)穴掘ってる間、私は「うわー大脱走だ大脱走だぁ!」なんてバカな事ばっかり考えちゃいました。お陰で山崎努がマックイーンに見えたよ(←相当アホ)青島幸男が穴に向かって「バーン!」なんてやる所は明らかに007のパロだし、ビング・クロスビーの名言も出てくるしで、映画ファンにはオイシイ作品でした☆ラストは凄く切なかったです…。
Ronnyさん 8点(2004-05-09 00:09:14)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.61点
000.00%
100.00%
200.00%
313.03%
439.09%
5412.12%
639.09%
71442.42%
8618.18%
913.03%
1013.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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