1.《ネタバレ》 飽きずに三度観ました。
いやあ これはヤバイ。
語りたい事が大いにあってこれはヤバイ。
単なるエロっぽサスペなんかじゃない。彼女と周りの人間 全ての絡みが濃ゆい濃ゆい。彼女にとっちゃ常に平常心で淡白な行動と言動の一部なんだが 実はその全ての絡みが重い重い。言葉悪く言ってしまえばドロドロなんだが だけども彼女のヒョンとした表情やらキュートな仕草にこちとら上手くはぐらかされるんです。そして歳はとってもしっかり女であること演じていらっしゃる様が凄い。この方きっとこの先70になっても80になっても女性らしさを失わない色気を保ったままでいらっしゃるだろうなという事が想像出来ます。いやはや、恐れ入ります さてと、自分と違って女性の方の見方や言い分とはどんなものなのでしょう。この先少しづつでも投じてこられるであろう御意見やら御感想がすごく楽しみとなってまいります。
そんな本編、記憶に残ってゆきそな好きなシーンてたくさん有りすぎるんですが、
彼女と息子の絡み。その息子の恋人との辛辣な絡み。
元夫との絡みで(何をしでかすんだ!バンパーぐしゃりw)
彼女とロベールの絡みで(最後のSEXだと宣告しといた上でベッドの上では死んだフリw)
母の家とはいえ、ベルも鳴らさず土足入りw そして半裸の男がいてもお構いなし。
などなど、いろんなシーンが蘇ってきますが 最後にもひとつ、
猫に語りかけたセリフで 猫ちゃん(ああいう時には見てるだけじゃなくって、奴の目玉でもくり抜いて、でも、)『目玉をくり抜けないんであれば せめて引っ掻いて』とは、いやはや、かわいらしい会話だった。とにかくこの作品は暗くない。彼女のブラックさと明るさが混ざり合ったどちらかというと、明るさ寄りの映画です。まあね変態映画である事は間違いないですが。