ザ・ディープ(2012)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 サ行
 > ザ・ディープ(2012)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ザ・ディープ(2012)

[ザディープ]
THE DEEP
2012年アイスランド上映時間:95分
平均点:5.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-05-11)
ドラマ実話もの
新規登録(2013-09-16)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2013-12-10)【8bit】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督バルタザール・コルマウクル
脚本バルタザール・コルマウクル
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
《改行表示》
7.《ネタバレ》 めったに見る機会が無いアイスランド映画、しかもサバイバルものってどうなんだ?と見始めたのですが・・・。 90分程度の映画ですが、まず前半は漁師が漁に出る前夜の酒場の様子を、(実際に海に出るまでが結構長い) 中盤は気温は氷点下、水温は5℃程度の中を生還した男が1人漂流するさまを、後半は生還後のドラマが描かれる。 真っ暗な夜の海をたった1人で漂流する。ハリウッド製のこの手の映画とは違い、サバイバルものとしてはひたすら地味。 体温が下がりにくいということで生還した男が肥満体質だったことが幸いしたということですが、 極寒の北大西洋の大海原に放り出された人間のちっぽけさと、しかし人間の体の、現代の科学や医学をもってしても説明できない強さ。 自分1人だけが助かった幸運よりも、生還後のドラマには非常な空虚感が作品に漂う。その描写からは更に彼の辛さを感じさせられます。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-11 00:15:02)
6.《ネタバレ》 主人公が海を泳ぎながら「私にもう1日ください」と神に祈る様子や、過去の思い出を断片的に思い返す様子、カモメに導かれるようにして島にたどりつき、街の明かりを一望した瞬間など、どのシーンひとつをとっても、映画のタイトルのようにどっしりと深い味わいがあり、哲学の重みさえ感じ取れた。波の下では生存不可能な厳寒の海に囲まれ、火山の害にもめげずに暮らしを立て直そうとするアイスランドの人々は、つねに神の存在を身近に感じているらしい。そして、情け容赦のない自然を相手に 「戦う」 というより、「共生」 して生きていこうとしているようだ。一神教にすがることはないけれど私たち日本人も、地震や津波、台風などの天災にさらされ続けながら、害のために荒れた地をならしては、新たに生活を築いていく。そう考えながら観ていると、次第にかの国の人々への親近感や畏敬の念が湧き起こってきた。心ならずも死を迎えた者への鎮魂や、試練を乗り切って得た生の営みの尊さを、ひとりの男の奇跡を通して静かに謳いあげている佳作だと思う。
tonyさん [インターネット(字幕)] 8点(2015-08-05 00:51:09)
《改行表示》
5.《ネタバレ》 限りなく事実に基づいて作られたせいか、船はひっくり返っても、ストーリーがひっくり返ることはありません。だからつまんないです。 冷たい海に漂流されたときは、痩せている人より太った人の方が生存率が高いようです。 最初の25分、何も起こりません。55分頃まで、孤独な主人公の辛いさまを共有させられます。 ドラマは、それに耐え抜いた人のみが観れます。 でも、観終わって辛い気持ちだけが残る映画でした。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-29 13:20:30)
《改行表示》
4.《ネタバレ》 めっちゃ寒いアイスランドで、泳いで帰ってくる男の話。 見てるだけでしんどい。やっとこさ、島にたどり着いたら断崖絶壁のふもとという絶望感。 俯瞰のショットで、大自然の中で人間がいかにチッポケであるか映し出される。 そして、もやっとしたまま迎えるラスト。本作では、BGMで観客の気持ちを盛り上げたりはしない。  あまりにもあっさりとした終わり方なので、感情がいまいち沸き起こらない。 本作で見せたかった事は何だったのか。 意味ありげな回想シーンも、どうもしっくりこない。  
すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-05 00:18:41)
3.《ネタバレ》 1984年、アイスランドで一隻の小さな漁船が実際に起こした海難事故と、そこから奇跡的に生還した一人の男をドキュメントタッチで描いたサバイバル作品。うーん、とにかく地味でした。特にドラマチックな展開もないままに船が転覆してからは、ひたすら根暗のデブ親父が「ハァハァ」言いながら泳ぐだけという、テレビの再現VTRみたいな映像が延々と続きます。映画としては、さすがにこれはどうなんでしょうかねー。正直、ところどころ眠気を堪えるのが大変だったし。でも、あのいかにも寒そうな北海の荒波描写とかいかにも痛そうな断崖絶壁とかをブルブル震えながら進んでいくデブ親父の苦難の旅はなかなか見応えがありました。これって実際にあんな寒そうな海で撮影したのかなー。だとしたら、いくら積まれても絶対にやりたくない仕事の一つだわ、これ。デブ親父さん、ご苦労様でした(実際のほうの方にも)。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2013-11-20 17:58:34)
《改行表示》
2.《ネタバレ》 「海難事故からの奇跡の生還」というあらすじを見て 「お、面白そうだな」と思い借りて観てみました。 見る前は、ある種のサバイバル劇みたいなのを予想して たんですけど、そういう類いのものではなかったですね。 遭難してる時よりも、むしろ救出された後がメイン。 ハリウッド映画だったら、やっぱり主人公が もの凄い精神力と頑張り、生きたいという欲求で 奇跡の生還を成し遂げる、みたいになると思うんだけど、 本作の主人公は海に漂っている時に「これだけ果たせたら 死んでもかまわないよ~」ってカモメに言ってるし、 それも生還した最大の理由は肥満体型によるもので、 一種のアザラシみたいな体の作りになってたって。  でも、これは実話ですからね、それはそれでまた 面白いなと思うんです。勿論、検査でも言ってたように それだけではない、なにか解明できない理由があるとのこと。 確かに、普通の人ならあんなに冷たい海に入ったら 数分から数十分で絶命してしまうでしょう。ところが彼は 6時間も海面にいた。たんなる脂肪だけでは説明がつかない、 なにかもの凄い超人的な作用が働いているのでしょうね。 そんで、救出されてから、彼はもぬけの殻みたいな、 物思いにふけったみたいな感じになっちゃう。 目の前で仲間が次々と死んでいったのに、体の検査が どうとか、そんな気分じゃねえよってのもよくわかるし、 生還したからって英雄だなんて言われても 困るよって気分でもあるんでしょう。 それに元々が孤独な生活してるからか、 とにかく切なさだけが尾を引く。そんな終わり方でしたね。  実話を一本の映画にする上で、作品としてのメッセージとか 観客が好むような脚色を付け加えるとか、そういうのが 多い中、本作はとにかくそのまんま現実を 映像に収めました、みたいな作りになっていて、 一人生き残った虚無感やらやるせなさはそのせいか とてもよく伝わりました。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-16 23:11:07)
1.《ネタバレ》 『奇跡体験アンビリーバボー』を見てる感じで「へぇー、凄く特別な体質の人がいるんだ」という事実に小さな驚きはあるけれど、『映画』という作品として見るとあまりそれ以外の伝えたい内容が見えてこない作品した。
だみおさん [DVD(字幕)] 4点(2013-09-16 21:39:12)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.57点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4228.57%
5228.57%
6114.29%
7114.29%
8114.29%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS