1.《ネタバレ》 その地はポーランドでありながら、血染め合うのは、米英連合とドイツナチスとそこにソ連を交えた三つ巴。頭数はぎょうさんいるのにたかだか5人の米英連合を仕留めきれないナチス連合は緩過ぎに感じましたが、凄く驚異に思えたソ連兵との対峙のシーンにゾクゾクといたします。だがここでは大人しく引き下がるソ連軍にすごく違和感有りです。結果、博士を奪い合うことなく一歩引く。なぜならそれはレジスタンス側の女に嫌われ割り入られてしまって面食らってしまったからという図式。
だが後々不思議に思えてきたのですが、そもそもその時期ソ連軍は既にポーランドに侵攻していたはずじゃなかったかしら。だとしたなら博士略奪の計画にソ連が誠に必死本気だったなら、実はまだまだ博士略奪任務の兵士要員を大勢あの場に注ぎ込めていたんじゃないのかとかいう疑問が湧いてきたりする。それなのにたかが3人て・・まるで買い物ついでに寄り道させられた感のあった3人で今考えるとちょっと可笑しかったなかなとか思えてきたりもいたします。
シークレット・ウォー、戦争映画にしてはスケール小さすぎますが、実は裏でこのような戦いもありましたという、一応はタイトル相応のドラマになっていたかなと思えます。
ただ、まあなんにしても、ドイツとソ連に挟まれたポーランドというお国柄、そしてその土地柄事情がほんとに気の毒すぎます。そして今となってはドイツ関係無いけど、今現在で今日現在もロシアのウクライナ侵攻によりとうとう有事に備えて本日米軍がポーランド入りをいたしました。さて、この先どうなってゆくのでしょう。私らに出来る事とは、ウクライナ人民の無事を願い、まさかポーランドあたりまで害が及ばない事を願ってあげるしかないですね。