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ザ・ファイブ・ブラッズ

[ザファイブブラッズ]
DA 5 BLOODS
2020年上映時間:155分
平均点:7.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
アクションドラマアドベンチャー戦争もの配信もの
新規登録(2020-09-01)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2021-03-18)【Cinecdocke】さん
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監督スパイク・リー
キャストデルロイ・リンドー(男優)ポール
チャドウィック・ボーズマン(男優)ノーマン
メラニー・ティエリー(女優)ヘディ
ジャン・レノ(男優)デローシュ
脚本スパイク・リー
音楽テレンス・ブランチャード
製作スパイク・リー
配給ネットフリックス
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3.《ネタバレ》 先の読めないストーリーで一気に見せられた。アメリカの黒人にとって、ベトナム戦争とは何だったのか。金塊と死んだ仲間の遺骨を探しに行く展開から、ベトナム戦争が社会や人々に残した闇が浮かび上がってくる。それでいて、作品自体は暗くない。登場人物たちの目的は中盤で達成してしまうのだが、その後からがこの映画の真の見どころになる。デルロイ・リンド演じるPTSDを抱えた父親と、他の仲間たちが離れていく分岐点がせつない。画面比の変化や、リンドの独白、リー独特の人の動きを中央に置いた長回しなど、映像の魅力も盛りだくさん。「ブラック・クランズマン」では浮いていると感じた実映像の挿入も、本作では気にならなかった。全体に圧倒的なパワーがみなぎる良作でした。
カワウソの聞耳さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-28 14:49:42)
2.《ネタバレ》 コロナ禍と黒人男性の死亡事件をきっかけに浮上したBLM運動の最中で配信された本作。怒れる男、スパイク・リー監督の前作『ブラック・クランズマン』で発露された強すぎる政治的主張は今作も健在なのだが、切って捨てられないパワーは無視できない。かつてベトナム戦争で従軍していた男4人が、戦死した隊長と埋蔵金を探しに行くという、『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる前半に、戦争によって深い傷を負ったベトナムの現在が影を落とす。同時に過去に向き合おうとする男たちにも心の傷口が大きく広がっていく。そう、被害者であるはずの黒人も他国で人を傷つけた加害者でもあるということ、その中でも血の気の強い男・ポールがトランプの支持者であることにも大きな意味を持つ。目的の遺骨と埋蔵金の回収が中盤であっけなく達成し、このままでは終わらない。死者が続出する異常事態とポールの狂気が後半を支配する。彼を演じるデルロイ・リンドーが強烈だ。現在も過去も区別できなくなり、恐ろしさも悲しさも滲み出てくる。それは過去のシーンで彼らが現在の姿のままなのは戦争がまだ終わっていないという表れなのだ。その対比として、短い出番ながらチャドウィック・ボーズマンが光り輝く。矛盾を抱えながらもより良い未来へ導こうとする、まさに"ブラックパンサー"そのものだった。遺作『マ・レイニー~』同様、彼の出演場面が暗示的に思えた。この先も負の連鎖は引き継がれていくが、正しくあろうと信念を貫く者も次世代に引き継がれていく。そこに希望を見出したい。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-12-26 01:13:47)
《改行表示》
1.世界は相も変わらず混迷している。 黒人男性銃撃による世界的波紋と怒り、トランプ政権への信を問われ二分するアメリカ、そして、チャドウィック・ボーズマンの突然すぎる訃報。  一体“何”に向けてこの鬱積を晴らしたらいいものか分らぬまま、この映画を観た。 スパイク・リー監督の映画なので、良い意味でも悪い意味でも“一つの方向”に偏り、振り切った作品ではある。 が、同時に、今このタイミングで観なければどうしようもない映画であることも間違いない。 社会に対する怒り、歴史に対する怒り、世界に対する怒り。夥しい悲しみの累積の上に渦巻く黒人もとい“すべての人間”の怒りがぶちまけられている。  ベトナム帰還兵の老人4人が、数十年ぶりに再度ベトナムに集い、かつての戦場に残された埋蔵金と戦死した隊長の亡骸を探す冒険に挑むというくだりは、娯楽性に溢れており、楽しい。 しかし、かつての戦場を辿るアドベンチャーは、徐々に確実に彼らの心の奥底に巣食うトラウマと、今なお生々しく残る現地の災禍を呼び起こしていく。  黒人兵たちは、ベトナムの過酷な戦場で、自分たちが白人に良いように使われ、都合よく使い捨てられている現実に気付き、憤る。 だがしかし、数十年ぶりの“行軍”によって目の当たりにしたものは、自分たち自身の「罪」と「罰」だった。 戦時を振り返る回想シーンにおいて、4人の老人が画像加工なくそのままの風貌で描き出されている意図は、彼らが「罪」を抱えたまま老いてしまったことの象徴なのだろう。  黒人の人種、社会に対する差別、迫害は、アメリカのみならず、人類史の汚点であり、人類全体が恥ずべき闇であることは間違いない。 ただし、だ。 だからといって、黒人が常に歴史における“被害者”であったかというと、無論そんなことはない。 肌の色に関わらず、すべての人種、すべての人間は、“被害者”であり、“加害者”でもある。それが、歴史の紛れもない事実であろう。  虚無的にすら感じるその憎しみの連鎖と、終着点がない怒りの螺旋こそが、人類の本当の闇なのだと思う。  想像以上に過酷な行軍の果て、年老いた黒人帰還兵たちが掴み取ったものは、黄金でも、亡き隊長の尊厳でもなく、戦地に置き忘れてきた「罪」そのものだったのかもしれない。   2020年8月28日。誇り高き“ワカンダ国王”の訃報が、多大な悲しみと共に世界中を駆け巡った。 享年43歳、スター俳優のあまりにも早過ぎる死をいまだ受け入れることができない。 聞けば、2016年から闘病を続けていたというから、本作はもちろん、“ブラックパンサー”として登場したすべてのMCU作品も大病の只中で演じ切っていたということだ。  悲しみは尽きないけれど、今はただ、戦い切った偉大な戦士の安らかな眠りを祈りたい。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-02 23:45:19)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8266.67%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2020年 93回
作曲賞(ドラマ)テレンス・ブランチャード候補(ノミネート) 

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