イブラヒムおじさんとコーランの花たちのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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イブラヒムおじさんとコーランの花たち

[イブラヒムオジサントコーランノハナタチ]
Monsieur Ibrahim et les fleurs du Coran
2003年上映時間:95分
平均点:5.79 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-11-20)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2004-11-21)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-08-12)【Olias】さん
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監督フランソワ・デュペイロン
キャストオマー・シャリフ(男優)イブラヒムおじさん
イザベル・アジャーニ(女優)映画スター
脚本フランソワ・デュペイロン
配給ギャガ・コミュニケーションズ
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8.モモの人生ってとても辛いと思う。でも、鑑賞後それを感じなかった。イブラヒムおじさんによって救われたモモ。人生の師ってありがたいですね。
T橋.COMさん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-20 00:36:29)
7.自分の中では結構好きな映画の種類に入ると思うのですが、何も残らなかった。違うタイミングで観たら違う感想なのかもしれないけど。お母さんとストリート・ガールの一人ちょっと似てません?フランス人ってみんな食事のときにはワイン飲むんだっていう感想です。
さらさん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-17 10:19:22)
6.イブラヒムおじさんが家の近くの店にいてくれたら俺もこんな生活送ってないな!!
はりマンさん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-16 23:17:25)
5.《ネタバレ》 想像していた「少年と老人のほのぼの交流ストーリー」を、良い意味で裏切ってくれた。ませガキモモ少年の16歳時代は、なかなかにアップダウンが厳しい日々。でもそれを軽快な音楽を上手く使ってカラリと見せている。イブラヒムおじさんの存在も、言っていることはコーランから学んだことなんだろうけど、説教臭さを感じず、心地よい重さに留まっている。ただしかし、トルコに旅立ってから後が人情臭くしんみりとしてしまい、ラストもポカッとした寂しさを感じる。あくまで好みだけれど、最後までカラッとした要素を残して欲しかった。イブラヒム役のオマー・シャリフの持ち味は素晴らしく、経験多い老人の程よい笑顔はとてもチャーミングだった。アジャーニ(20代くらいの役でしたね!)の変わらない美しさもすごいが、年を重ねる毎の美しさも軽くは見られないな、と思った。
のはらさん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-20 23:03:06)
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4.「すべての川は同じ海に注ぐ」「笑ってごらん、幸せになれるから」。 人生を悟りきったかのようなイブラヒムおじさんの言う数々の言葉に含蓄があって味わい深い。 ユダヤ人の少年を養子にするイスラム教徒のおじさんという設定といい、人種や生まれた土地など違えどみんな同じ人間だよ、というようなおおらかなメッセージが込められているようです。 おじさんはコーランに学びますが、そもそも宗教と哲学は人の生き方などについての指針となるところで共通するところも多くどの道をたどっても根本はそう大差ない気がします。 愛情に恵まれない少年に大きな慈愛を注ぐイブラヒムおじさんのオマー・シャリフは存在感があってとてもよかった。 終盤の展開にはびっくりさせられたがちょっと狙いすぎ?という気がしないでもない。
キリコさん 7点(2005-02-07 19:28:05)(良:1票)
3.「ユダヤとイスラムと言う宗教や国籍を越えて・・」みたいな内容と想像していたのですが、そんな肩肘張った所は全然なく、優しくて気持ちよい映画でした。「大事な事は全てコーランに書いてある」とオマー・シャリフは言うのですが、「だからコーランを読め」ってワケじゃないんですね。そして「コーランを読むな」って事でもない。人生と真摯に向かい合って生きて来た人の言葉は「宗教」なんて超越してます。いや、そもそも「宗教」とはそう言うもの。悪い結果を生む原因はそれを利用する人間にあるのです。それにしても、イザベル・アジャーニ?!全然気が付きませんでした・・
黒猫クロマティさん 7点(2005-01-31 15:06:24)
2.全体的な流れが少し早い感じがするけどオマー・シャリフの存在感が圧倒的で違和感を全て持っていった。宗教を押し付けた感じもなく、後半は映像もいい。成長期にこんなおじさんがそばにいたら毎日楽しいだろうなぁと思う。男性が好みそうな映画ですね。
ぷー太。さん 7点(2004-12-06 17:50:06)
1.60年代初頭のパリの裏町を舞台に、家庭に恵まれない孤独な少年と、彼に愛情を注ぐイブラヒムおじさんとの心の交流を描く・・・というといかにもありがちな話ではあるのだが、込められたメッセージはあまりにも深く、重い。最後の肉親であった父親に裏切られたユダヤ人の少年は、異教徒であるイブラヒムおじさんの養子になりたいと願い出る。彼にとってユダヤ人としてのアイデンティティは家族の裏切りによって完全に否定され、イブラヒムおじさんこそが彼の欲していた全てを与えてくれる存在であったことになる。だが人生に必要なものは全てコーランの中にあると言い切るイブラヒムおじさんの孤独な半生が明らかになるにつれて、実は少年モモの存在こそが、おじさんの人生にコーランだけでは決して与えられなかった最後の一片であったことがわかってしまう。二人の旅するおじさんの故郷、そこは赤茶けた大地の中にわずか4、50軒の家が肩を寄せあう貧しい村だ。その村からフランスに渡り、何十年もの歳月を黙々と働き続けて来たおじさんにとって、モモはその長い人生が決して無駄ではなかったことを証明する一つの光明でもある。底辺で生きる人々のささやかな幸福を描いた作品はいつも、心の中に一筋のやるせない翳りを残し続ける。パリの裏町でひっそりと数十年間に渡る地味な人生を歩き続けたイブラヒムおじさんの孤独は、オマー・シャリフの名演技と共に永く記憶に残り続けるだろう。
anemoneさん 9点(2004-11-30 01:12:01)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 5.79点
013.57%
100.00%
213.57%
313.57%
4310.71%
527.14%
6932.14%
7828.57%
827.14%
913.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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