183.A・ペンが手掛けただけあってまるで絵に描いた様なニュー・シネマ、ニュー・シネマのお手本の様な映画です。銀行強盗の映像にコミカルなマウンテン・ミュージックを被せるところは、その後の色んな作品で模倣されて今やスタンダードな表現になっています。とにかくこの映画の凄いところは、F・ダナウェイと言う天才女優を世に出したことに尽きます。ラストにマシンガンでハチの巣にされる“死のダンス”は今観直しても全然色あせない衝撃度を保っています。続く70年代のハリウッドはまさに彼女の天下だったんですが最近はちっともお姿を見かけません、もう引退しちゃったのかな? 【S&S】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-16 21:45:09) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-05-14 19:19:23) |
181.《ネタバレ》 多分大昔に観たと思いますが、改めて鑑賞してみました。個人的にこちらの平均点数ほど面白く感じない作品でした、高評価旧作で期待して観たらそれほどでも無いいう典型的なパターンです、古い作品が何となく苦手になったのは、こういう理由からですね(古い作品の定義としては私が生まれる前の作品てことにしときましょうかね^^;)1967年以前の映画しか知らなくて、リアルタイムで観ていたら斬新に感じられたのかもしれないけど、後の本作から着想を得た作品を色々観てしまっている事や、ベトナム戦争、学生運動等の時代背景私の中には無い事もあるでしょうね。基本的に救いの無い破滅的な終わり方は苦手ということもあるかと思います。デキの良いB級映画の印象ですね、5~6点で迷いましたが敬意を表して6点にしておきました(平均点に近い方^^;) 【ないとれいん】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-05-14 10:44:37) |
《改行表示》180.《ネタバレ》 「このゴキブリの卵を煮崩したみたいなビジュアルは何とかならないのかな」 と、彼女は言う。「いや、豆なんだし」と返すが険しい顔は変わらない。漉し餡なら良いのか?と考えるが、やりとりが面倒なので言わないでおく。 お汁粉である。上品なお椀に餅が浮くデザートであるが、これが気にくわないという。かといって嫌いで有りながら、餅だけは食べ続ける。ノンストップである。 彼女に言わせると、お汁粉の汁の部分は「タレだタレ」との事で汁を全然飲まない。餅だけは延々とおかわりをし、正月のために用意した切り餅は大晦日に無くなってしまう勢いだった。 着いたり切れたりをのんびりと繰り返すガスヒーターを眺めながら、いよいよ年末にやる事が無くなったね、のどかだね。なんて言いながら、飲み物ですかと聞きたくなるほど餅を食べ続ける様はドリフのようでもある。 「俺達に明日はないってあるじゃん」 「あるね」 あれによく似てる。と説明を始めると彼女は何言ってんの?という目で餅を食い続けてこちらを見つめるが、説明するとまぁそんなもんですよね。と納得したようだ。 それというのは、餡こも善哉も好きでは無いのだが、むしろ嫌いな属性だがそれに餅が入っている状態は好きなんだという。もちろんあんころ餅ではダメで、汁粉になった状態だけが非常に美味しいのだという。汁は飲まない。 一方で件の映画は、犯罪者を取り上げたり賛美したような映画は好きでは無いが、と言うよりむしろ大嫌いだが、それが刹那的な賑やかさを振り掛けられられると、非常に面白かったりする。もちろん単なる犯罪者の腫れた惚れたではダメで、的確にデフォルメされた状態だけが見ても大丈夫な手合いである。演出は褒めない。 この映画の、的確にデフォルメされた犯罪者二人の如く、汁粉に浸かった餅は非常に旨いと言う事で話はまとまり、大晦日の夜は更けていく。そばを食う余地はもう無いだろうなんて考えながらテレビを眺めている。 そう言えば、この映画以外で取り上げられる二人にはもの凄い嫌悪感が湧く。全く許せる余地が無い。やはりよく似ている。そう彼女に説明すると、面倒くさそうに「もうお腹いっぱいだから汁飲んで」と、汁粉の部分だけが目の前にやってくる。 後三、四日は炬燵から動かないだろうななどと考えると、吹き出物が止まらないであろう正月が待ち遠しくなったりした。 【黒猫クック】さん [地上波(字幕)] 6点(2013-02-03 17:30:51) |
179.《ネタバレ》 実在のボニーとクライドによる強盗旅行を追体験できるアクション・ロードムービー。何よりもあのラストシーン、無数に放たれた銃弾を浴びてハチの巣になる二人が衝撃的です。悪党が逃げ切ることはできない、まさしく悪党に明日は有り得ないのです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-17 23:09:38) |
《改行表示》178.《ネタバレ》 思いがけずラブストーリーとして秀逸だったのは嬉しい誤算。その点実話とはかなり乖離があったらしいが、映画としての鑑賞価値は上がったに違いない。最後の最後の一瞬、全てを悟って見つめ合う二人の眼差しにヤラレタ。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-04-20 13:38:55) |
《改行表示》177.《ネタバレ》 1930年代のアメリカ。大不況で失業者があふれ、農村部では砂嵐が吹き荒れて離農者続出、格差がどんどん開いていった時代。ボニーとクライドが駆け抜けたのはそんな時代。閉塞しきった世の中を若さのままに暴走した彼らは一方では自由な魂の象徴にも見えて、あの時代にアメリカに生きていたらやっぱりちょっと憧れたかもしれません。 W・ベイティとF・ダナウェイという逸材を得て青春の無軌道を体現しながら、ピュアなラブストーリーを織り込んで2人の人物像に深みを持たせることに成功しています。 時代の徒花として散った彼らに用意された映画史に残る強烈なラスト・シーン。あの場面をもってボニー&クライドとこの映画は永遠のアメリカンニューシネマの金字塔として記憶されることになるのですね。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-27 16:10:39) |
《改行表示》176.アメリカン・ニューシネマ代表作の一本。 軽いタッチに洒落た作りと、実際にあった犯罪をあくまでカッコよく描いてます。 ウォーレン・ベイティやジーン・ハックマンも良かったけど、彼ら以上に印象に残っているのが、 フェイ・ダナウェイ。個性溢れる魅力たっぷりのいい女ぶりで、インパクトが大きかった。 ラストもいいけど、こちらはもう少し余韻が欲しかったかな。映画らしい娯楽作。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-29 10:55:15) |
175.《ネタバレ》 ならず者のボニーとクライド、後半からは制裁を受けてとても痛々しいのですが、自業自得なので複雑な気持ちに…。ボニーとクライドの関係には少し純愛のようなところもあり、良いスパイスになっていました。 【*まみこ*】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-27 23:20:16) |
174.お勧め作品に出てきているのでレビューしています。実話なんですよ、おどろき。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-16 16:56:14) |
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《改行表示》173.《ネタバレ》 中盤まではコントみたいな珍道中で、後半に向けて邦題のような状況になっていき・・・ 実話みたいだけど、うまく脚色されていて面白かったです。 何より、若い頃のフェイ・ダナウェイの色っぽさにビックリ! ラストは、もっとビックリ!! 今更ながら鑑賞して、2倍ビックリさせて頂きました。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2011-03-13 19:49:29) |
172.《ネタバレ》 傑作だといわれても、うーん。映画史的には先駆者としての価値があるんでしょうが、ほかのアメリカンニューシネマといわれる映画群と比較してもそんなに優れているとは思えない。とはいえ壮絶なラストシーンは確かにすごくて、思わずケツが浮く。これだけでも観て良かったなと感じさせるには十分。 |
171.ラストシーンだけと言えばその通りかもしれませんが、そのラストシーン全てのカットが脳裏に焼き付いて離れません。 【akila】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-02-21 02:06:44) |
170.《ネタバレ》 なるほど これからニューシネマが始まるんですね ちょっと敬遠していたのですがご縁に恵まれ鑑賞致しました。 正直思ったほど、じゃなかったかな 現代の観点から観るとそこまでないかも まぁ当時の状況考えたら そりゃぁモノスゴイ内容だったかとは思います 映画的な勉強にナリマシタ 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 5点(2011-02-13 09:53:16) |
169.傑作と言われすぎてハードルが上がった感じがありますが、普通に観やすいですし、キャラクターが好きです。フェイ・ダナウェイは決してステレオタイプな美人ではないと思いますが、なぜか目が離せないです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-06 21:24:06) |
168.《ネタバレ》 あまりにも非情なラストが有名なアメリカン・ニューシネマの代名詞的作品。道を外れているのにどこか憎めない、アンチヒーローの造形が圧倒的。 【j-hitch】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-09-21 21:24:50) |
《改行表示》167.《ネタバレ》 F・トリュフォーがシナリオをアレンジしたとも伝えられるアメリカン・ニューシネマの嚆矢。小学生時代だったかTVの映画劇場で観て強烈な印象を残し、実話と聞いて度肝を抜かれた。丁度、当時S・ペキンパーやD・シーゲルの作品も追体験的に観て70年前後のアメリカ映画の暴力性に魅せられた口である。再見して冒頭からF・ダナウェイの生気あふれるショットが目を引く。倦怠の日常を打破する男との邂逅は、彼女をして「死のバレエ」へと破滅させるが、一方では”生”の燃焼過程でもあった。尚、本作品ではC・バローをインポとして描いていて変に興ざめであるが、どうも本人の性癖を 直接的に表現することが躊躇されたためらしい。 【以蔵】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-15 09:46:38) |
166.次第に迫る破滅を感じつつも絶望的な逃避行を続けざるを得ない二人の苦悩がよく描かれていたと思います。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-08 22:02:01) |
165.遠い昔に観たがBDをいただいたので再視聴。なんと言ってもエンディングが印象的。F・ダナウェイが素晴らしい、この映画はこれにつきる。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-07-25 04:42:57) |
164.ピクニックに参加した、年老いたボニーの母親の哀しさが身につまされた。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-07-24 00:14:52) |