ラ・ジュテのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラ・ジュテ

[ラジュテ]
La Jette
1962年上映時間:29分
平均点:6.35 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-07-03)
サスペンスSFモノクロ映画ショート(短編映画)
新規登録(2003-06-29)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-11)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督クリス・マルケル
脚本クリス・マルケル
製作アナトール・ドーマン
字幕翻訳寺尾次郎
あらすじ
第3次世界大戦後の勃発により廃墟と化したパリ。生き残った人々は放射能に汚染された地上から地下へ逃れていたが、やがて物資は枯渇し、支配階級となった科学者たちは過去や未来に資源を求めるべく時間旅行の技術を開発していた。しかし、実験の過程で数多くの被験者が死亡してしまう。そんな中、科学者たちの目に留まったのは、少年時代の記憶に取り憑かれた一人の男だった…。「フォトロマン」と称されるモノクロ静止画像の連続で構成されたSF短編作品。
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2.《ネタバレ》 クリス・マルケルによる傑作SF映画。  近未来の廃墟となったパリ。その地下で拘束される男が過去(観客から見た“現在”)と現在(観客から見た“未来”)を時間旅行する物語。 何処かディストピア小説を思わせる構成は、後の「12モンキーズ」にも受け継がれている。  「フォトロマン」と呼ばれる白黒のスチールを連続して映す手法(要は紙芝居(ry)は、後のゴダールや押井守の「紅い眼鏡」など様々な映画に影響を与えたという。  冒頭の空港と女性の記憶、目覚めればそこは戦争で廃墟と化した街。  実験が繰り返され己を失いそうになる主人公。彼は世界を救う救世主となるのか、それとも時の奴隷のまま終わるのか。  別の時代から来て出会う男女が見つめるセコイアの木。 このセコイアの木が「めまい」と「12モンキーズ」を繋げていく。 「12モンキーズ」では劇中の映画の中に「めまい」が出てくる。それぞれに共通する事は、全員脳味噌の中をぐるぐる掻き回されているという事だ。  鳥の膨大な鳴き声と共に目覚める女性・・・あのシーンにはどういう意味があったのだろうか。  博物館の幻想的な雰囲気・・・“凍った太陽とある女”の記憶で締めくくるラストは切ない。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-09-03 19:35:16)
1.随分前に見たので詳細は忘れましたが、静止画にナレーションという、今ではあり得ない手法、そしてそれがとても魅力的だった事に、すごくびっくりしたのを覚えています。ここのレビューを読むまで、これが短編だったということを忘れていました。それくらい濃密な映画でした。
コーラLさん 9点(2004-01-05 21:48:05)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.35点
000.00%
115.00%
215.00%
300.00%
400.00%
5210.00%
6735.00%
7210.00%
8525.00%
9210.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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