1.主演はあの「愛と青春の旅立ち」のデブラ・ウインガーと来れば、熟女が欲望に魅せられて・・・となるのを想像したが? いざ蓋を開けてみると、少し頭の弱い中年女性が登場してきて、何やら頭の痛くなるような話が続く。福祉だとか、障害だとか、働く中年女性を大切にしましょうとか。決して説教をするタイプの映画ではない。しかし全体に作風は暗く、弱い立場の女性が恋愛に憧れ、何の変化もない人生に異変が訪れると言った程度の話である。残念ながら主人公が力強く生きるのを描くと言うシーンは登場しない。コッポラ製作?なんかこのブランドも安っぽくなって来た気がするが・・・