《改行表示》67.《ネタバレ》 「3」の激太りおよびショボさにショックのあまり、口直しに「1」を見直さざるを得なかったのです。私のトムが間違いなくかっこよかったことを確認するために。そしたらやっぱり、どの角度からどう見てもハンサムだったわ。そして、セクシーかつワイルド。「男は40から」を体現している。「3」のベケットはもう別物と思おう。ところで「地味な映画だ」というレビューが多いですね。ふーん。改めてじっくり見たけど、ベレンジャーファンであることを抜きにしても「あー映画見た」とはっきり言える素晴らしい作品でした。そうなの。「じっ」と見てないと良さがわかんないかも。ドラマとしてもシンプルながらツボを押さえた職人の味。ミラーがビビっているほどベケットの冷静さが際立つつくりとか、ミラーとベケットの関係が、「ベケット優位」→「ミラーが反発」→「おとりにされてミラーが不信を抱く」→「ミラーがキレてベケットを襲う」→「自分のせいでベケットが捕まったので勇気を出して知恵を絞って救出」→「指を潰されたベケットをなぐさめる余裕」まで、刻々と変化していくようになってるんですよー。ベケットは自分が育てたスナイパーの一人に狙われ、やはり育てたミラーに救われた。登場人物が少ない分、二人の関係をじっくり描いてる。ともかくトムベレンジャー以上に海兵隊の似合う俳優さんはなし。「3」を忘れさせるに充分な映画である。最初のとこで、バスの後ろのランボーの絵を見て苦笑いするんだよねベケット。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-31 00:02:11) (良:2票)(笑:1票) |
66.これを観たとき,まさかシリーズ化されるとは思わなかった。1・2と観て(3は未見),独特の存在感を匂わせるのは本作だが,オンリーワン的な雰囲気をぷんぷん放つゆえに,シリーズにするにはそぐわないと感じた。とはいえ,戦争映画好きのツボをついた渋い作り方は見応えがある。“狙撃道”というものがあれば,この作品にはそれが横溢している。レンタル化された当時,在日米軍基地でしばらくレンタル数No1だったというのも,職業軍人が認めたということだろう。BGMを極力排したことも,緊張感を醸し出すことに一役買っている。ただし,トム・ベレンジャーを通して見えるのは,“滅びの美学”ではなく,一発の弾丸を介して命のやり取りをすることへの空しさである。ふと見せる疲れたような表情に,自らの仕事に対しての内面の葛藤が色濃く出ていた。佳作ではあるが,心に残る。 【Roxy】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-12 10:29:56) (良:2票) |
65.大抵の映画では狙撃兵というと脇役でちょっと出てくるだけだったり、狙撃兵中心の映画といっても他の要素が膨らみ過ぎて純粋な狙撃兵を描いていない作品が多いのですが、この作品は[SNIPER]という原題の通りに、完全に登場人物である二人の狙撃兵を中心に物語が進んでいきます。トムべレンジャー扮するベケット曹長は腕利きの狙撃兵であるものの、「狙撃」に対し苦悩し、孤独な戦いを経験した熟練の狙撃兵。ビリーゼイン扮するミラーはオリンピックのメダリストであるものの、人を殺せないコンプレックスに悩む参謀幕僚。パナマの密林で共にに行動し、互いにぶつかり合いながら「狙撃とは」をひたすら追求していくミリタリーサスペンスの傑作。この作品には本物の狙撃兵の姿が描かれています。 |
《改行表示》64.《ネタバレ》 悪く言えば地味だけど、スナイパーものは独特な雰囲気が良いですね。最後はドンパチ気味で狙撃で決着ではないのが残念かも。 追記:AmazonPrimeにて再鑑賞、途中で寝てしまった。。。面白かった記憶はあるんだけど2度目はしんどいかもしれない。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-23 12:00:08) (良:1票) |
63.実戦経験豊富なスナイパーと、技術はあるが実戦経験のない男とのぶつかり合いを通してストーリーを展開するわけですが、惜しい点が多すぎて残念な作品です。まず細かいプロットをいっぱい敷いてその連続で描写するので、理解力が要求されます。さらに、ジャングルの中のシーンが大半を占めるので、目的地までの行動がわかりにくくなります。ただ、けっこうお気に入りのシーンもあるので、全体として嫌いじゃないんですけどね。ひとつだけ挙げるとしたら、トム・ベレンジャーが降伏すると見せかけて銃を掲げて弾を一発だけ抜くところなんか、それまでの伏線と相まって秀逸なシーンだと思います。また、敵対する傭兵スナイパーとの対決など、緊張感高まる演出もあり、その点は楽しめるのですが、しかしながら、暗殺の理由が相変わらず”アメリカの論理”中心なところが受け入れがたいので、残念ながら7点にはできません。 【オオカミ】さん 6点(2004-03-15 11:51:49) (良:1票) |
《改行表示》62.地味だ。 決してつまらないというほどではないんだけど、変に友情モノになっちまっているのが中途半端。 『スナイパーは孤独だ』と言う台詞がありながら後半でドタバタの冒険活劇もどきになるのはいかがなものか。 『プライベートライアン』や『ジャッカルの日』に出てくるスナイパーのほうが緊張感があってよろしい。 |
61.個人的にスナイパーものは大好きなんです。でも、いくら頭に来たからって味方を撃つか普通、そんな事してる場合じゃないだろう。スナイパーは血の気の多い奴には務まらないと自分は思っているので、このシーンで一気にテンションが下がってしまった。映像の撮り方やロケーションが良かっただけにとても残念な気がした。 【眼力王】さん 6点(2002-04-07 18:31:27) (良:1票) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 この頃の邦題はなかなかセンスが良い。原題のスナイパーより断然魅力的。 ストーリーは、超一流の狙撃手が、敵を狙撃して現地から脱出するだけの単純なもので、主人公が必ず1回は危機に陥り、その後奇跡の脱出というのもお約束だが、そのためにトーマス・ベケットがあっさりと捕虜になるのは、必然とはいえちょっとがっかり。 もう一つ、ラストで救出ヘリに2人で走ればもっと余裕をもって離脱できたはずだ。1人づつヘリに向かうのが決まりかもしれないが、状況判断も必要だと思えるほどの命に係わるロスタイムだったと思う。 ただ、こういう事も含めてお約束なので仕方ない。まあ、主人公は死なない程度にタフなので、安心して観ていられる王道パターンの作品。 【リニア】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-11-25 15:17:45) ★《新規》★ |
《改行表示》59.《ネタバレ》 山猫は眠らない前から気になっていたので鑑賞。 原題スナイパーなんですね…そのまんま。 狙撃手と観測手のコンビは定番なので他の戦争映画でもよく目にするが、先駆けじゃないですかね。 トーマスの熟練感と未熟な相棒リチャードの距離感がジャングルだとおもしろい。 ただ長編シリーズとして、次も見よう!という気持ちにはなれなかった。 事実、盛り上げるに欠けるところはある。 |
《改行表示》58.現地案内人が山本學に瓜二つすぎて感激したという記録を残しておきたい 笑い方までそっくり 【ムーンナイトロンリー】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-11-23 10:23:59) |
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57.《ネタバレ》 原題どおり「スナイパー」に徹した前半は良かったのです。派手な銃撃はなし、あくまでも影からひっそりと一撃。方向も知れぬジャングルの中を、じっくりじわじわと進んでいく。特に、ミッションに入ってからの中盤、はるか遠くの藪の中での敵の凄腕スナイパーの動きから、その狙いを看破するくだりなどは、強引とはいえ痺れました。こういう頭脳戦をもっと見たかった。●いざ敵の屋敷で開戦してからは、一気に迷走してぐしゃぐしゃになってしまったなあ。味方同士で狙い合うというのも無理があるし、それまで迅速ぶりを発揮していた主人公がいきなり敵の手に落ちるというのも唐突。ビリー・ゼインの側の造形不足が、最後に響きました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-11-21 01:56:23) |
56.舞台設定・登場人物等が限られているため、全体的に引き締まった緊張感のある作品にはなっているが、2人の対立や和解の過程の描き方にもうちょっと丁寧さや盛り上がりが欲しかった。 |
《改行表示》55.《ネタバレ》 前半は結構緊張感があったんだけど、ラスト30分の展開がちょっとご都合主義で萎える。 まあランボー的な無双状態じゃないのは好感持てるけど。 【くろゆり】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-07-03 15:45:40) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 スナイパーになるためのハウツームービーです。スナイパーになりたい!という人からスナイパーって何やるんだろう?と思っている人まで汎用性の高い一本です。 これ見ればスナイパーの仕事が丸分かり。スコープを覗いたらこう見える、とか30cm横を敵が通っても気付かれないほどの適切な偽装の仕方や、現地民とのコミュニケーションによる情報入手の大事さも分かります。 ベテラン先輩におとりに使われることもあるけど、そこはキレても大丈夫。意にも介されません。あと、救出に来たヘリに乗り込む間際が最も危険だということも分かりました。勉強になったなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-13 15:57:15) |
53.2度目の鑑賞。ビリー・ゼインとトム・べレンジャーがこんなにやりあう映画だったっけ?全然忘れてた。もっとストイックに標的を狙う映画だと思ってたけど、今見るとそうでもないね。リアルな映画が増えたからかね。今度、北村一輝とビリー・ゼインが対決するの見てみたい。対面したときにお互いに「鏡かよ!」とかって突っ込みあってほしい。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-19 00:33:16) |
《改行表示》52.タイトルが良くないと思うが、映画は魅力的な内容。 一撃必殺という緊張感がいい。もどかしい場面もあるが、全体的に張りつめた雰囲気が多く飽きない。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-08-18 18:21:16) |
51.《ネタバレ》 いやぁ、魅入りました。ジャングルにおける一撃必殺の人殺し稼業の適性とはどういうものかを体現するベケットに圧倒されます。ヘタレなミラーの顔つきが変わってゆくのに目を見張ります。どちらかが命を落とすのではないかという痺れる緊張感がラストまで続くあっという間の100分間でした。残酷な拷問にあったベケットがミラーに「一発で二人殺せ」というのは、ここで死なせてくれと懇願していたのでしょう。切ない一言でした。私は意味不明の邦題よりそのものズバリの原題のままが良かったです。 |
50.《ネタバレ》 トム・ベレンジャーが渋くて、地味ですが良い作品です。ジャングルの中のスナイパーという設定も好き。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-11-16 01:03:05) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 常に漂う緊張感とともに、二人の主人公の関係もとても緊張感のある者だった。 スナイパーならではの持久戦、ジャングルならではのサバイバル、そしてベテラン同士の心理戦。静寂の中で繰り広げられる戦いがたまらない。 そんな超ハードな所に来ちゃったヒヨッコエリートさんの心はどんどん追い込まれて行く。挙げ句の果てには見方をも殺そうとする。ありゃりゃりゃりゃ。 しかし最後、ヒヨッコミラーをベテランが身を呈して助けた事で覚醒する。そこから始まる熱い展開。そして最後までどうなるかわからない緊迫。 目を離せない展開の連続は素晴らしいの一言。それとこの渋い邦題をつけた人もグッドです。 後、夜現れる敵スナイパーのギリースーツもどこかバケモノじみた感じがしてとても良かったです。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-08-16 02:51:45) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 途中まで地味で展開がゆるくて、退屈で眠たくなる。 終盤やっと盛り上がってくるが、全般的にみると辛気臭い。 やたらリアルなんだけど、パッとしたところがなくて面白くない。 いがみ合った後に友情が芽生えるというのは定番だけど、実戦経験のないミラーがダメすぎて不快感が募るだけ。 味方を撃とうとしたことも考えられない。 一方に魅力を感じないと、二人の友情にも感動できない。 お互いに魅力を発揮して五分に渡り合ってこそ友情ものに昇華できる。 それが、この二人ではバランスが悪くて成立しない。 でも、続編が出ているということは、マニアに受けてるのだろうか。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 3点(2015-03-22 00:28:08) |