ポセイドン(2006)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ホ行
 > ポセイドン(2006)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ポセイドン(2006)

[ポセイドン]
Poseidon
2006年上映時間:98分
平均点:5.87 / 10(Review 149人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-06-03)
アクションドラマサスペンスアドベンチャーパニックものリメイク小説の映画化
新規登録(2005-12-27)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2016-12-07)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ウォルフガング・ペーターゼン
助監督ダグ・コールマン(第二班監督)
演出リック・エイヴリー(第二班スタント・コーディネーター)
ダグ・コールマン(スタント・コーディネーター)
アレン・ロビンソン(第一班スタント・コーディネーター)
キャストジョシュ・ルーカス(男優)ディラン・ジョーンズ
カート・ラッセル(男優)ロバート・ラムジー
ジャシンダ・バレット(女優)マギー・ジェームズ
リチャード・ドレイファス(男優)リチャード・ネルソン
ジミー・ベネット(男優)コナー・ジェームズ
エミー・ロッサム(女優)ジェニファー・ラムジー
マイク・ヴォーゲル(男優)クリスチャン
ミア・マエストロ(女優)エレナ・ゴンザレス
アンドレ・ブラウアー(男優)マイケル・ブラッドフォード船長
ケヴィン・ディロン(男優)ラッキー・ラリー
フレディ・ロドリゲス(男優)マルコ
カーク・B・R・ウォーラー(男優)レイノルズ一等航海士
ステイシー・ファーガソン(女優)グロリア
堀勝之祐ロバート・ラムジー(日本語吹き替え版)
宮島依里ジェニファー・ラムジー(日本語吹き替え版)
矢島晶子コナー・ジェームズ(日本語吹き替え版)
乃村健次マイケル・ブラッドフォード船長(日本語吹き替え版)
田中正彦ラッキー・ラリー(日本語吹き替え版)
安藤麻吹マギー・ジェームズ(日本語吹き替え版)
原作ポール・ギャリコ
脚本マーク・プロトセヴィッチ
音楽クラウス・バデルト
編曲ロバート・エルハイ
撮影ジョン・シール
マーク・ヴァーゴ(第二班撮影監督)
製作ウォルフガング・ペーターゼン
マイク・フレイス
ダンカン・ヘンダーソン
アキヴァ・ゴールズマン
トッド・アーナウ(共同製作)
バーバラ・フーバー(製作補)
製作総指揮ダンカン・ヘンダーソン
ケヴィン・バーンズ
シーラ・アレン[女優・1929年生]
ジョン・ジャシュニ
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
マシュー・W・マングル
ディーン・ジョーンズ[メイク](メーキャップ)
ハワード・バーガー
グレゴリー・ニコテロ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
コリン・ストラウス(視覚効果監修)
グレッグ・ストラウス(視覚効果監修)
美術ウィリアム・サンデル(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・イシオカ(共同美術監督)
ロバート・グールド〔美術〕
衣装エリカ・エデル・フィリップス
編集ピーター・ホネス
録音ワイリー・ステイトマン
字幕翻訳菊地浩司
スタントエリザ・コールマン
エリック・ノリス
ゾーイ・ベル
その他トッド・アーナウ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ウィリアム・ロス〔編曲〕(指揮)
バーバラ・フーバー(ペーターゼン監督のアシスタント)
ジャネット・ハーシェンソン(キャスティング)
ジェーン・ジェンキンス(キャスティング)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
12345678
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
149.《ネタバレ》 リメイクとは言え人物設定が変えられているのでシチュエーションだけを借りたかたちですね。モトの出来が良いのだから人間ドラマで勝負したところで勝ち目がある訳がない。そこでガラっと視点を変えて当時より遥かに進んだ映像技術で挑んだのが功を奏しています。私は特にこの手の映画によくある中途半端で陳腐な人物描写が好きではないのでさっぱりとまとめているのは好ましいです。感傷的なシーンも極力削ってパニックに徹しているのも好印象。我が身を守るために文字通り人を蹴落とさないといけなかったり、あっけなく死んでしまったりして容赦無いし、息つけない展開はまるで遊園地のアトラクションに乗っているような興奮を味わえます。もう少し観ていたいなと思えるぐらいの時間で終わるコンパクトさもグッド。ウォルフガング・ぺーターゼンなかなかやりますな。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 7点(2006-06-11 10:45:08)(良:3票)
148.《ネタバレ》 君はグッバイガールのリチャードドレイファスの演技を観たか?あのアカデミー主演男優賞をとったやつ。ジョーズは?未知との遭遇は?そして張り込み、のるかそるか、ALWAYSは!!さほど色男でも無いくせに、常に革命的であり、痛快であり、ときに美女をはびらせ主役を張ってきたぢゃないか!それがどうだ。意味もなくホモセクシャルで、アーキテクトを名乗る割には、功績は「ひっくり返れば船は沈む」という事実をほんの40cm四方の内輪に話すだけのチョイ役だと?地球を代表して宇宙人に逢う程の男が、だ。君なら出来たはずだ。船内の全員に迫り来る危機をアナウンスし、号令をかけ、何百もの老若男女を窮地から救い出す!そして最後は子供っぽく笑ってみせる。それが男だ!それがリチャードのキャラなのだ。映画とはCGの出来を評価するだけのものなのか?リアリティがあればそれでいいのか?うだうだ室内劇を見せてないで、さっさと見せ場に行くのが時代の趨勢なのか・・ただのアクション映画に何をごちゃごちゃ言ってるのかって?確かに。ちょっと見苦しい思い入れを吐露してしまったようだ。冷静に観ると、まるでショーンコネリーのようにヒーローのオーラが出ている主人公と、パチンコに熱中したら子供がいないのにも気づかないであろう見事な集中力の母親と、あの映画に偶然そっくりなすばらしい見せ場!アンチヒューマンドラマという新しいジャンルを打ち立てた、手に汗握る純度100%のアクション映画の金字塔だ。前向きに
正義と微笑さん [映画館(字幕)] 2点(2006-06-10 00:23:03)(笑:3票)
147.《ネタバレ》 ペーターゼンは「パーフェクト・ストーム」にて人間ドラマとスペクタクルのハイブリッドをやろうとして失敗したためか、本作においてはドラマ部分をコンパクトに納め、スペクタクルのみを特化させた形にしています。一方オリジナルは、ドラマとアクションが相互補完的な関係となる構造をとっていました。登場人物に感情移入するからこそアクションが盛り上がり、状況が逼迫するほどにドラマが深まっていく。リメイクにあたっては、そのオリジナルからドラマをスッパリ落としてしまったというわけです。そんな軽い作りでは面白くなるわけがありません。。。本作はドラマが薄いばかりか、理解に苦しむ展開が多々あります。例えば、カート・ラッセル演じるラムジーは、転覆直後において別フロアーにいる娘の様子を見に行きたいと船長に言いますが、船長は「各自が勝手な行動をとると混乱状態となるから、この部屋から動かないでくれ」と言います。ラムジーはこれに反対してサバイバルグループに参加することとなるのですが、物語の進行上、この場面では船長の言うことが間違っていて、ラムジーの願いに観客が賛同するという形にせねばならないはず。しかし、これをどう聞いても船長の言い分が正しく、元消防隊員にしてNY市長まで務めたラムジーはなぜこの理屈を理解できないのか、ワガママなだけじゃないかという印象しか持てません。この後、ラムジーはジョシュ・ルーカス演じるディランの提示するプランに従うことにするのですが、この場合、こいつは信用できる男なのか、船や災害についての知識を持った上で言っているのかを確認しようとするでしょ、普通。しかしラムジーは彼が何者なのかを確認することもなく、生死を分ける決断を実に安易に下してしまいます。また、ラムジーの娘は何らかの理由で父親を敬遠していて、この親子の和解が物語の横軸になるのかと思いきや、父親を敬遠する理由が最後まで説明されないという理解に苦しむ展開まで。謎の構成はまだあります。リチャード・ドレイファス演じるネルソンは、足にしがみついたバレンタインを蹴落として自分の命を守るという苦渋の選択をします。その後、彼が親しくなった女性が実はバレンタインの恋人だったという因果な展開を迎えるのですが、バレンタインの死が二人の関係にまったく影響を与えないという意味不明なことに。この脚本は一体どういうつもりで書かれたのか理解に苦しみます。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 3点(2006-10-22 13:02:28)(良:2票)
146.「ジェットコースター・ムービー」なのだから「人間ドラマ」など不要,といわんばかりの潔い割り切りと,ペーターゼンのハードで容赦のない描写がうまく噛み合った意外な好作。既に幾人かの方が書かれているけれども,旧ポセイドンが「人間ドラマ」だったからといって,リメイクがそれをなぞる必要も意味も無いと私は思う。むしろ,ペーターゼンは軽薄な人間ドラマへの批判(?)もこめて,この「ポセイドン」という題材を,現代風にうまく料理してみせたと積極的に捉えても良いのではないか。確かにこの映画は「感動と涙」だとかには無縁だろう。「人間ドラマ」がないからだ。アカデミー賞や金獅子賞にも無縁だろう。「人間ドラマ」がないからだ。だが,私を含め,多くの人がこの100分足らずの映画を,夢中になって楽しんだことは動かせない。「人間ドラマ」とやらの有無よりも,そんな事実のほうが私にはずっと重く思えるのだが。
veryautumnさん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-25 16:01:50)(良:2票)
145.「船はひっくり返ると沈没する」その一言で人々が行動する。ジョシュ・ルーカスの人となりを殆ど説明しない。パーティー会場に残った人々の死を、黒人船長と女性シンガーの抱擁いっぱつでさくっと見せる。リチャード・ドレイファスの自責の念をジョシュ・ルーカスが彼の肩に手をおく、その1カットで表現する。■下手をうてば、なんじゃこりゃの世界なのだが、ペーターゼンは簡潔に、しかし的確に人々の感情やらなんやらを捉える。「人間ドラマが希薄」のように見えるが、この物語を説得力を持って観せ続ける上で必要最低限の「人間ドラマ」で勝負し、それに成功したと思うのだがどうか。いらんツボは押さえん、利くツボだけを押すのだ、と。■そして「水」のもつ閉塞感がいい。ひっくり返るまでのゴージャス感がいい。船内のぐちゃぐちゃな美術はさすがハリウッドの底力、いい仕事してる。妙に70年代っぽい匂いのする撮影もいい。前作の持っている重みや映画としての格上感はさすがに全然ないのだが、実に面白いウエルメイドな一作でした。正直、監督の腕前だけでいうならロナルド・ニームよりペーターゼンの方が全然いいんじゃないの?
まぶぜたろうさん [映画館(字幕)] 10点(2006-06-06 19:27:10)(良:2票)
《改行表示》
144.《ネタバレ》  正統派パニックムービー。オリジナルは未見。だからなのかもしれないですが、素直に面白かったです。  ビッグウェーブにより豪華客船が一瞬にして転覆。CGによるビッグウェーブの映像は圧巻。CG、特殊効果、大好きな私としては「これこれ!」って気持ちになります。豪華客船転覆のパニックが、まず最初の見所でしょう。  船がさかさまになって、きらびやかな世界が一転。これぞパニック映画の醍醐味。栄華が崩れ去る瞬間ってのは、ある種のカタルシスさえもたらしてくれます。これは一部のゾンビ映画なんかにも共通する感覚です。  後半は豪華客船からの脱出。船はさかさまになっているのでまともなルートはなし。つまりここからはアドベンチャーになるわけです。パニックムービーながら、広い豪華客船からの脱出はある種のわくわく感があります。広くて高さのあるエリアでの、奥行きのある映像は美しささえ感じます。  脱出メンバーが子供も含め、老若男女全員揃っているのが良い。エレベーターや排気口のルートは、手に汗握る難所。何度も水中に閉じ込められるシーンがあり、こちらまで息苦しさを感じる臨場感。ディランがややスーパーマンすぎるきらいはあるが、それをふまえてもスリルに満ち溢れたA級エンタメパニックムービーです。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-05-30 01:11:39)(良:1票)
143.心臓に悪い。息苦しくもなります。パニック映画としては、もうそれだけで十分でしょう。自分はソファーにふんぞり返って絶対的な安全を確保しつつ、ハラハラドキドキできる快感。これぞ映画の醍醐味です。この監督、やはり海水の恐怖とリアルな死体の描き方が秀逸ですね。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-12-21 02:53:38)(良:1票)
《改行表示》
142.《ネタバレ》 「ポセイドンアドベンチャー」が大好きな自分としては、すごく楽しみにしていた映画です。感想としては「良かった」です。よくリメイクと言われますが、船の転覆というシチュエーションを使っただけで、リメイクではないと思いました。まあ船が転覆して、非難するために上へ上がっていくというストーリーも同じといえば同じですが、このシチュエーションを用いれば、どれも同じような内容になるのではないでしょうか。この映画が良かったことはパニック・サスペンスに的をしぼったからだと思います。前作のように「人間ドラマ」「感動」を入れ込むと「前作意識しすぎ」「同じ路線で前作を超えれる訳がない」という状況は目に見えていたのではないでしょうか。ならば余計なドラマは排除して、サスペンス路線で行こう、ただしもっとリアルに状況を描こう、という意図ではと想像します。 この映画は気軽に何回も観れます。それもこの映画は自分の中でも傑作の部類に入ります。
金田一耕助さん [DVD(字幕)] 9点(2015-12-19 09:48:40)(良:1票)
《改行表示》
141.《ネタバレ》 傑作、ポセイドンアドベンチャーはもう5回くらい観ていて、実は今年も偶然オリジナルを観たのでがっちり比較できるのですが…あぁなんて事でしょう? おおまかなあらすじは一緒なのにどうしてこんなに違うんでしょう?ってくらい違う映画になってます。  映画冒頭で大写しになる船でいきなり不安になります。 「CGだ!」こんなにCG感満載な船ってどうなんでしょう?なんて思ったり。 そしてなんの前振りもなくいきなり襲ってくる大津波。 オリジナルと同じペース?え、そんな馬鹿な…と思えるくらい唐突にやってくるこの津波に象徴されるように、この映画、とにかくタメもなければ遊びもありません。ただただ緊張感の連続で、だから勢いで最後まで観てしまうわけですが、とにかくただ疲れちゃうだけ。 オリジナルにあった、タメや遊びはどこへ行ってしまったのか… じわじわと進入してくる水をゆっくり映すようなタメや、逆さトイレのような遊び。そんなシーンがあって緩急があったからこそオリジナルは傑作だったんだなぁ、とこの映画を観て痛感します。 確かに、本当に船が転覆したら遊びもなんもないわけでジェットコースター式に脱出するしかないわけである意味正しいのですが、しかしこれは映画です。映画なんだから映画としての観せかたがあってしかるべきだと僕は思うのです。  
あばれて万歳さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-05-19 20:11:48)(良:1票)
《改行表示》
140.《ネタバレ》 正しくは ポセイドン・アドベンチャーのリメイクではなく 同じシチュの作品を今の技術で作るとこうなるよ、という感じの作品。 遭難時の船内の被災状況は少々リアルさを追求しすぎかも…。 初代ポセイドン・アドベンチャーは子供にも見せたいけど こちらは見せたくありません。  バレンタインの脱落。 しょっぱなからあれはちょっとひどすぎたかなーと思います。  あとラムジーとディランを別々に行動させるダシにするために コナー行方不明のシチュエーションを作ったのは正直微妙でした。 ネルソンがエレナに父性?を発揮していた理由もよくわからなかった…。 あの人ゲイだから、 エレナに好意を持ったとかそういうわけでもなかっただろうし…。 謎です。
ゆきちさん [インターネット(字幕)] 6点(2010-08-14 01:28:20)(良:1票)
《改行表示》
139.《ネタバレ》 ここにはあの神父もそれにいちいち口答えするオッサンも昔水泳選手だった おばあちゃんも途中で出くわす生存者の一行も出てきません。つまりオリジナルの 最も要の部分がすべてありません。これで「リメイク」というのは誰が見ても不思議です。思うにこれは最初はリメイクだったのが途中から路線変更されたか、あるいは別の映画 を撮っていたのが途中から話題作りの為「リメイク」扱いされたかと勘ぐりたくなります。 でも「リメイク」という言葉に惑わされなければ、なかなか面白いです。 特に転覆してからの映像は迫力満点!まったく目が離せません。女優さんもキレイだし。 テーマパークのアトラクションに良さそうです。ただしオリジナルにあった重厚な人間ドラマは期待しないように。良くも悪くも今風の軽いデート向け映画です。あくまでも「ハラハラドキドキワクワク」な爽快感を楽しみましょう。ちなみに横で見ていた嫁ハンは「気の抜けたタイタニックみたい」と言ってました。 
チョッパーさん [地上波(吹替)] 6点(2008-10-12 00:45:41)(笑:1票)
《改行表示》
138.《ネタバレ》 オリジナルと比べてしまうと面白くないかもしれません。  結局リメイクなんてものは、 その監督が「オリジナルを超えてやる」「自分が作ればもっと面白いものが出来る」みたいな「欲」みたいなものが渦巻いているんです。 原作に対する敬意なんてものはありません。  臨場感もありません。人物描写も表面的です。 背景とかが雰囲気づくり、臨場感づくりに重要なのに、人物をアップに映し過ぎていています。(かといって背景もCGの割合が多過ぎるような、、、) 役者は全身で表現しているというのに、顔しか映していないんです。 美人のボインボインを映しとけば観客が喜ぶと思ってるんですね。 そこには映像美なんてものはありません。 臨場感が無いので状況も伝わってきにくいです。ゴチャゴチャし過ぎてるんです。  オリジナルの面白かった部分を、CGを使って大袈裟に表現して「原作よりもスゲーだろ」「迫力あるでしょ」という、、、オリジナルを踏み台にしている感じです。  「リアリティが無い」というより「人間味の無い」といった感じでしょうか?  10年もたてば全く価値の無い作品でしょう。 アメリカンティーンエイジャー向け。どこにでもあるような感じです。 「何も考えないで観る分には面白い、、、」それは良いですが、そんな作品を観るほど僕たちは暇じゃないのです。  大波が来たとき、怪物の雄叫びみたいのがしたのが面白かったです。 ポセイドンというのは海の神様みたいな存在だったと思いますが、 自然災害と神様とを結びつけることで神秘性みたいなものが感じられて良かったです。 ネーミングが素晴らしいです。(まぁ、オリジナルが素晴らしいのですが)  リメイクにも、その監督の雰囲気というかオリジナリティが必要だと思いますが、 それが「一人ヨガリ」で終わってはいけないと思います。 僕の大好きな「海」が舞台なのに勿体無い。映画館向けの作品です。 、、、、!と否定しまくりましたが、、、監督は僕の超大大大好きな「ネバーエンディングストーリー」のペーターゼン監督作品ではありませんか!大変残念であります。 (廃盤「ポゼッション」の中古DVDが無いかと必死で探していると、いつもこの「ポセイドン」がひっかかる、、、)  
ゴシックヘッドさん [地上波(吹替)] 5点(2008-10-06 00:05:38)(良:1票)
137.《ネタバレ》 じいちゃんって人生に絶望してたんじゃなかったのかい?それなのに前途ある若者を蹴落としておねーちゃんも助けられずに…まあ、それが人間ってことなのかねぇ~。ガキンチョがふらふらしてどっかに行っちゃうとこはホントうざったい。母親も母親でちゃんとしっかり捕まえとけっちゅーの!でもみんな肺活量が豊かな方ばかりで何よりでした。
イサオマンさん [地上波(吹替)] 4点(2008-10-05 23:48:07)(良:1票)
《改行表示》
136.《ネタバレ》  パニック映画において、絶対に失ってはいけない「魂」、それは「できるだけ多くの人々を助けようとする、主人公の姿勢」だと私は考えます。  しかし、この映画には全くそれが無い。主人公の男と元市長の二人は、脱出できそうだとわかるやいなや、周囲の人々を放り出して、すぐさま自分たちだけ逃げ出してしまう。救おうとするのは、自分の家族や好きな人だけである。そんな主人公たちに、一体どれだけの観客が声援を贈るのであろうか?  「リアルな人間の行動だ」ととらえることも出来るし、そこに観客は共感できるとの見方もあるだろう。だがそれは、この上なく「安い共感」であり、何の感動も得られるものではない。 たとえ「非リアル」でも、不可能と思える困難に立ち向かい、限界まで人道を追求する主人公の姿にこそ、観客は憧れ、感動するのではないでしょうか。  1972年作の「ポセイドン・アドベンチャー」は、まさにそんな映画であった。今回のリメイク版は、魂の抜けた「ポセイドン・アドベンチャー」であり、このような作品を製作するなら、もっと大胆にストーリー展開や設定を大きく変えても良かったのではないか。  最近の作品らしく、脱出シークエンスは派手に作ってあり、一応見どころにはなっていました。 
塚原新さん [DVD(字幕)] 2点(2007-07-25 17:03:39)(良:1票)
135.リメーク作品がどんなに良く出来ていても、オリジナルほど評価されないのは、もはや宿命のようなもので、人々の脳裏に焼きついた映像や感動は、そう簡単には消え去らないものだし、ましてや思い入れの深い作品ともなれば尚更である。どうせなら「キングコング」や「宇宙戦争」などと言った、半世紀以上も前の作品をリメークした方が、映像技術の格段の進歩による“新古品”としての新鮮な魅力が発揮できて、得策かも知れないのだが。本作も、名作の誉れ高いオリジナルと比べるまでもなく、何の工夫もない、とって付けたような人間ドラマの薄っぺらさや、魅力の乏しいキャスティング等は誰にでも容易に指摘できる。しかしながら、W・ペーターゼン監督が自解している事でも分かるように、本来それらはむしろ意図的な事であり、人間ドラマを充実させる事よりも、あくまでも最新テクノロジーによるスペクタキュラーな映像への果敢なアプローチ(挑戦)だと捉えるべきであろう。だから、“多くの批判は当らないよ!”と言わんばかりだし、むしろ作品の出来に、彼の得意気な表情が目に浮かんでくるようだ。それほどに、CGによる大スペクタクル・ショーは、文句のつけようが無いほどで、凄まじいの一言に尽きる。長年、映像化は到底不可能だとされてきた、荒れ狂う巨大波の再現は、CG映像の出現で、「ディープ・インパクト」のクライマックスでの驚異の映像となって実現して以来、頻繁にスクリーンに登場するようになり、映像表現の可能性が大きく広がった事を実証してみせた。今回の豪華客船に襲いかかる波のうねりの巨大感や質感、あるいはそれに呑み込まれて転覆していくポセイドン号のリアルさは更に進化し、いくらCGで再現されているものだと説明されても、本物の船が転覆しているとしか思えないほど迫力に満ちたものであり、その点においてはオリジナルの時代とは隔世の感がある。また、客船内部からの脱出サバイバル劇も、負けず劣らず様々な趣向が凝らされ、最後まで手に汗握るエンターテインメントとして成立させている。しかし良くも悪くも、ゲーム感覚の作品であることだけは疑いようのない事実であり、時代がこのような作品を生み落としたのだと言える。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-29 17:22:23)(良:1票)
134.全然期待せずに観たんですけど、意外にもこれがなかなかよかったですよ~。さすがはペーターゼン監督。これリメイク作品ですけど、むしろリメイク元よりよかったかもしれない。最初から最後までノンストップで突き進んでいき、間延びするシーンは一切なし。誰が生き残るのか、これまた予測不能。こういう作品では必ず描かなければいけない「生への欲求」が凄く感じられました。皆さんも書いてる通り、まず最初に死んでしまう若い船員の男性。凄くいい人なのに蹴落とされてエレベーターに潰されちゃいますけど、確かにあれはいろいろご意見あるでしょう。しかしながらあそこで彼を蹴落とさなければ、2人とも死んでいたのです。あのシーンでの予定調和の逸脱をいいとみると悪いとみるか、難しいところです。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-04 22:02:15)(良:1票)
《改行表示》
133.《ネタバレ》 実はオリジナルを見たことが無いので比較は出来ないけど、パニックものとして無駄も少なくシンプルにまとまっている佳作だと思う。  人間描写が浅いのは確かだけど、濃密な人間ドラマはオリジナルに任せておいて、娯楽作品としてCG技術を活用しつつビジュアル面を強化し、「どうやって生き延び、どうやって逃げ出すか」という部分を前面に持ってきた割り切った作り方は、リメイクの方向性として正しいと思う。個人的にはあまりクドクドしく人間ドラマをやられるよりも、脱出の過程において最低限の人間性を描くに止めておく方が、むしろこういう緊急状況では自然に思える。  どちらにしろ二時間程度の短時間で複数の登場人物の背景を中途半端に語るよりは、スッパリと切るところは切って、見る者の想像に任せた方が良い場合もあるはず。黒人船長と女性シンガーが良い例。あの状況だからこそ、何も語らせない最期の抱擁にはグッと来る。あそこでダラダラと最期の語らいを始められたら一気にシラけただろう。  展開にはかなりのご都合主義が見えるものの、船の構造や備品を利用して脱出する過程はよく考えられていて、それなりに楽しめた。
FSSさん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-25 04:59:47)(良:1票)
132.大好きな映画のリメイク作を観るというのは、言ってみれば、初恋の人と同窓会で再会するようなもんでして、3割は「もう一度会って見たい」、7割は単なる怖いもの見たさ。過剰な期待をすれば確実に失望するが、その「確実に失望する」というコトに対して、これまたヘンな期待を持ってしまうのが人情というもの。性格悪いってか。ほっとけ。まあねえ、「元の映画ではカクカクシカジカの点が魅力であったのだが、リメイク作にはその点が欠如している!だからダメ!」なんぞと言うのも、味気無いもの。元映画の魅力をそのまま移植するんじゃあ、リメイクの意味が無いし、それこそ怠慢だと責められるべきもの。ラクチンだよね。→結局、「なんでわざわざリメイクするの?」という、根本的かつ「それだけは訊かない約束でしょ」的な疑問に帰着しちゃうのだけど・・・。しかし、いいじゃないですか、清純だったアノ初恋の人だって、ケバケバのオバチャンになっちゃった今だからこその新しい魅力があるかもしれない(無い可能性も高いが)。本作を観れば、「私が大好きだったあの70年代風のパニック映画は、もはや作れる時代じゃあなくなったのよね」と感じる一方で、こういう、一種のゲーム的・紙芝居的アトラクション映画が、産まれつつあるのだなあ、と感じます。いっそ「転覆した船の船底まで逃げたら、もう一度津波がきて元通りになり、再び甲板まで逃げる映画」とかいうところまではハメをはずせなかったのが、やっぱりドイツ人監督なんですかねえ(←アメリカ人でも無理です)。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-30 23:31:59)(笑:1票)
《改行表示》
131.《ネタバレ》 原作、オリジナルと比較しなければ、そこそこの出来ではないかと思いました。 ただ、自分が助かるために人を蹴落とすのシーンは、気持ちのいいものでは無かったです。最初に自分だけ助かろうとしていた人が、親子を命がけで助けるのは良かったですが、なんかロープを渡すために火の海へ飛び込んで、ロープを渡すシーンは、そんなあっさりいけるのなら、別にロープを渡さなくても。。。って感じましたが。
ぴろしきさん [DVD(吹替)] 7点(2007-01-09 18:52:04)(良:1票)
130.《ネタバレ》 オリジナルを数年前に初めて観て、とても深い感動を受けましたがこのリメイク版は残念なところが多くありましたね。他人を蹴落としてまで助かろうとする描写が出たところが最もそう感じた時でした。オリジナルであった登場人物同士の描写やドラマが本作では全然感じられない。次に誰が死ぬかあからさまに分かりやすい感じもどうかと思いました。確かに予告編であった津波直撃時の迫力、二次災害発生のリアルな様子や船の全景を写したCGとオリジナルを越えてる要素はそれなりにあります。ただ映像面でのクオリティーだけでは総合面で超えることは出来ないと改めて実感しました。登場人物の中にもオリジナルでのジーン・ハックマンに並べるほど圧倒的な存在感を持つ人がいなかったのはやはりキツいと思えたしオリジナルを知っている者としては寂しい感じもしました。新旧の比較が多いレビューとなってしまいましたが、やっぱりどうしても比べてしまうんですよねぇ・・・(苦笑) 最後にパニックシーンでのスタントの皆さん、ご苦労さまでしたm(_ _)m
エージェント スミスさん [DVD(吹替)] 4点(2006-12-02 15:39:08)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
12345678
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 149人
平均点数 5.87点
000.00%
100.00%
232.01%
374.70%
485.37%
53724.83%
64731.54%
73221.48%
8128.05%
910.67%
1021.34%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.76点 Review13人
2 ストーリー評価 4.95点 Review24人
3 鑑賞後の後味 5.53点 Review26人
4 音楽評価 5.21点 Review19人
5 感泣評価 3.11点 Review18人
chart

【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2006年 27回
最低続編・リメイク賞 候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS