1.懐かしい。特にこのOVAで描かれている「3匹の蛇編」はスケバン刑事・麻宮サキの最強のライバル海槌麗巳登場の話なので、監修の和田慎二先生も張り切っていたと思います。
今見ると80年代臭さはありますが、作画の丁寧さや原作に倣った台詞などファンには満足の行く作品になっています。和田先生の要望もあってサキ=伊倉一恵、神=神谷明だそうで。麻宮サキと言う孤高のヒロインを時に優しく、脆く、そして強く描いていました。
アイドルを使ったどーしようもねぇDVD観るなら、これを探して観てみてください。唸るから、思わず「かっこいい・・・」って唸っちゃうから。声優陣も豪華です。今同じキャスティングにしようとしたら、制作費のほとんどがギャラで吹っ飛んじゃうんじゃないかって気がします。実写にすると失笑を買うようなヨーヨーのシーンもこれまたかっこよく描けてます。隠れた名作です。衛星放送でやってくれないかなぁ・・・。最後にR・I・P和田先生。神恭一郎と言う人に会わせてくれてありがとう・・・。