《改行表示》46.《ネタバレ》 まずオープニングのアーティスティックな紙芝居(?)アニメが素晴らしい。話が始まるとあ、普通の3D-CGアニメなのね、となるが、その世界がデタラメ。その中でも主人公のパンダが一番デタラメ。 個人的に気に入ったのは安直なネーミング。マスター・ファイブの虎が「タイガー」で猿が「モンキー」etc。極め付きに老師がシーフー(師傅=中国語で「先生」)って適当すぎ!。亀のウーグウェイ老師も後で調べてみるとまさに中国語で亀「乌龟(wūguī)」のことらしい。 リアリティラインが自由すぎる世界で展開もやっぱりデタラメなのだが、筋道だけはしっかりとしている。シーフー老師が「パンダ!」と呼んでいたのを名前の「ポ―」と呼ぶ瞬間、最初冷たい(当たり前だ)マスター・ファイブのうち最初にポーの頑張りを認める優しい2人。そしていかにもネコ科の子供らしい、タイ・ランの幼少時代の愛らしさ。あれを溺愛してしまう老師の気持ちがよくわかる。 各動物は極端にデフォルメされているのに質感がリアルで動きもよく研究されている。そしてアクションもドラゴンボールばりにデフォルメされているにもかかわらず、カンフーの動作がきっちり再現されていて確かな重量感を感じる。 一番気に入ったのは親父が主人公に「秘密」を明かすところ。なんでガチョウが父親で息子がパンダなんだ、ずっと感じていた疑問に全然関係ない答えが帰ってくる。そしてそれがまさに全体の鍵となる。 この映画を予備知識なしで観たのでエンドロールでキャストの豪華さに驚いた。話は単純なので、子供に見せるんじゃなかったらぜひ字幕で名優たちの声の演技を堪能しよう。そしてこの映画はADHDの子やその傾向を抱えた人に見てほしいと思う。やらされるとてんで駄目だけど好きなことなら頑張れる、そこに勇気をもらえるかもしれない。 【tubird】さん [DVD(字幕)] 9点(2019-08-07 22:47:05) (良:1票) |
《改行表示》45.《ネタバレ》 ”There is no secret ingredient.” 映像、ストーリーともに高クオリティ。中国らしい音楽もたまらず。おちゃらけた雰囲気と思いきや、しっかり心に響き、刻まれるメッセージが有った。終盤の、パンダvs悪役タイ・ランとの間延びした戦闘シーンを除けば、満足度は高い。 威厳ある導師からの言葉や、尊師との修行シーン、幻想的に描かれる桃源郷など、見どころは多いし、ユーモアも散りばめられているので見やすい。虎やカマキリで構成されるカンフー戦士団”Furious 5”の存在も、それぞれの動物の個性が活かされていて良かった。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-12-26 08:18:55) (良:1票) |
《改行表示》44.3年ぶりに鑑賞。やっぱり観ていて楽しいですね。カンフーオタクなパンダが偶然竜の戦士に選ばれて、バカにされたり挫折したりして苦汁をなめ、特訓の中で師匠との絆を深めていく。そして最強の敵との対決!これはねえ、アガりますよ。脚本が良いんでしょう。スローモーションの使い方やカメラワークも楽しかった。 一番心に残ったのは、「型にはめられるな」というメッセージです。他の人と同じトレーニングでは通用しないのなら、自分の特徴を活かしたトレーニングで強くなれ!という意思を強く感じる修行シーンは良かった。ただし、ポーが強くなる過程が全く描かれないのは問題アリでしょ!修行シーンが短すぎですよ。突然腕立て伏せ出来るようになって、機敏な動きまで……。最強の敵と戦っているのに、互角どころか常に有意に立っている。これじゃあダメですよ。上映時間をあと10分長くするだけで解決する問題なのに。 【カニばさみ】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-11-14 08:59:04) (良:1票) |
《改行表示》43.この映画は言うなれば、“パンダカンフー”版「スター・ウォーズ」である。 ストーリー、キャラクター性、あらゆる面でかのスペースオペラの世界観が色濃く反映されている。 スター・ウォーズファンのカンフー映画ファンならば、文句なしに楽しめる映画だろう。 何の取り柄もないカンフーマニアのデブパンダが、運命だか偶然だかで“伝説の戦士”に選ばれ、強敵を倒す。という、ありふれたプロットに想像通りにストレートなお話が展開される。 実際、ストーリーに“ひねり”など必要としない映画であることは間違いなく、アニメーション表現ならではの面白さとキャラクターの魅力だけで、「完成」している映画だと思う。 とは言うものの、いくつかの難点はあった。 一つは、主人公の成長の仕方が唐突過ぎるように思えたこと。 何も取り柄もないと思われていた主人公の唯一見出された資質が“食い意地”で、それを最大限に生かして潜在能力を引き出すという修行方法は、この映画世界に相応しいユニークさだと思った。けれど、そもそもその潜在能力が備わっている理由が明確にならないので、やはりあまりに都合良く思えた。 そしてその主人公が、圧倒的に凶暴に描かれる強敵に打ち勝つという様にも説得力が足りなかった。 何故デブでのろまなパンダが戦士に選ばれ、何故強敵を倒すことが出来るのか。そういう基本的な部分の理由付けが曖昧すぎたように思う。 生い立ちも含めた描かれなかった主人公のキャラクター設定は、続編への布石のつもりなのかもしれないけれど、この作品を単体で観た限りでは“軽薄”という印象を拭えない。 ただ、この映画は垣間見えるいくつかの粗を追求するべきものではなく、ユニークなキャラクターたちの愉快で痛快な言動そのものに面白味を見出すべき作品だろう。 そういう意味では、アニメ映画としても、カンフー映画としても、楽しみがいのある優れた娯楽映画であることは間違いない。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-01-20 13:15:12) (良:1票) |
42.子ども(4歳の男の子)と見ました。子どもは見終わった後、カンフーの真似をしてはーふー言っていたから、十分楽しんだんだと思います。僕としては、主人公のパンダがどこから見てもアメリカンなお兄ちゃんである時点で違和感を感じてしまった。それは中国のパンダではないだろうという感じ。アメリカ人視点でパンダに感情移入させたいなら、アメリカからやってきたパンダとかそういう設定にしておかないと無理を感じる。他の動物も、動物としての性格と、キャラ設定とがちぐはぐ。タイランもそれほど悪い奴に見えず、パワーもそこそこで、彼をそんなに罰しようとする人々のほうが悪いように思えた。これなら最後に仲直りとか改心とかがあってもいいのでは。展開に関しては、シーフー老師が、パンダへの訓練の仕方を発見するシークエンスに唐突さが否めない。そこまでに伏線をはっておかないと。 【小原一馬】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-01-10 17:25:25) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 スピード感があって爽快スッキリ楽しめる快作だと思います。ストーリーもなかなか良く出来てていいなあ。ただストーリーがシンプルでスッキリしすぎているというか、お利口さん過ぎると言えばマァそうなので、映画に対して「特別凄い"何か"」がなければ納得出来ない人には向かない映画です。さらに言っちゃうとテーマ的にもそういうことを言っている映画じゃないですかね。最終的に「奥義なんてないんだ・・・!」と主人公は気付くわけですが、巻物に何も書いていないというだけじゃなく、その表面が反射して自分の顔が映っているというのも面白いですね。 この映画を見るまでは3DアニメはPixarの一人勝ちだなと思っていましたが、自分の中ではその状況が揺らぎ始めた作品でした(そして次の「ヒックとドラゴン」でPixar一人勝ちは終わりを迎えます)。ドリームワークスの作品からアメリカンジョークが次第に抜けていったと思ったら、逆にPixarがアメリカ的な題材を扱うことが増えてるような気がしますね。別にPixarが落ち目だというわけじゃなくて、いろんなスタジオのいろんな性質の映画が増えてきたことが楽しみだし嬉しいです。 【ゆうろう】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2011-09-07 02:10:55) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 弱いパンダが、偶然龍の戦士に選ばれ、修業の果てに龍の巻物の奥義を極め、悪者タイロンをやっつけて町に平和をもたらす物語。パンダのヘタレ、弱さぶりは随所に描かれていて、そこは笑いのツボ。だがどうやって強くなったかは誰も説明できないだろう。シーフー老師のあみだした独自の修業メニューでは、さほど強くなったとは思えない。事実タイロンの前に登場したとき階段登りで疲れていて、息も絶え絶えとなっていた。龍の巻物には何も書いておらず、自分を信じろということでしかない。釈然としないままに映画は終わる。物語のもうひとつの軸は師弟愛だろう。ウーグウェイ導師とシーフー、シーフー老師とタイロン、マスター5、パンダの師弟愛が描かれる。タイロンが堕落した理由が龍の戦士に選ばれなかっただけというのは弱い。タイロンは孤児で、シーフーに育てられ、修業を積んできたのだから、簡単には裏切れないはずである。パンダも決闘が終わった後、シーフー老師のことを忘れていた。このあたりがちぐはぐではないだろうか。第三の敵を用意して、回心したタイロンと共に戦う展開であればよかっただろう。見どころは吊り橋での決闘シーン、これは迫力があった。竹馬、箸などの小道具を使ったセンスにも感心した。決闘ものとして見た場合、次の弱点がある。①敵がタイロンがひとりだけ。何万人もの敵と戦う回想が前半あったのに。②マスター5の見た目が弱い。女もいるし、カマキリやツルはいかがなものか。サイの方がずっと強そうだった。③必殺技がない。指固めは見せなかった。④敵の目的がさほど邪悪でない。強くなって国の支配をめざすなどの動機づけが欲しい。⑤自己犠牲などの感動場面がない。■最後に、父親アヒルとのからみはほのぼのとして温かみがあった。父親の言葉が、龍の奥義の秘密のヒントにもなった。いい味出してます。あのラーメンは食べたいと思った。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-02-28 19:48:20) (良:1票) |
39.カンフー=中国=パンダっていう笑うしかない超安直な発想も、子供に安心して見せられる王道ストーリーも、コメディのノリも嫌いではありません。映像は流石だし、それぞれのキャラもよく出来ています(ポーの顔は苦手ですが、案外気にならずに観れました)。しかしなあ、もう散々皆さんが言ってますが、肝心の主人公のポーが強くなっていく過程が短すぎるのが非常に残念。ここをじっくり見せないと物語全体に説得性がなくなっちゃいます。ここがしっかりしてたら「マダガスカルから一歩進んだなあ」という評価もできたのですが・・・。ま、ドリームワークスのアニメは技術が先走ってる感じがあり、まだまだ発達途上だと思うので、今後に期待してます。もっと改良を重ねてがんがんディズニー、ピクサーと張り合って欲しいです。 【あっかっか】さん [レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-13 13:53:20) (良:1票) |
38.《ネタバレ》 「6点以上の作品を作れないドリームワークス」はやはり健在か。6点なんですよね。6点。誤った道を進んだタイランとポーの違いは何なのかとか「秘密の材料はない」とか、なんか話をうまくまとめ切れてない。いまさら「映像が売りです」だけじゃ通じないって。技をかけられると血と肉片が飛び散るという指固めをかけられたタイランがどうなったのかが明かされないままというのはいただけない。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-03-28 22:49:59) (良:1票) |
《改行表示》37.《ネタバレ》 ストーリーは王道で安心して観ていられる。 が、この手の物語の要である、ポーが修行によって強くなっていく過程が短い時間だけでしか描かれず、不満が残る。いくらなんでもタイランの到着待ちの時間であれだけ力を付けるというのは無茶だろう。 でラストのタイランとの闘いでは、強くなったというより無敵に近く、トムとジェリーみたいなギャグアニメを観ているようだった。刑務所脱獄やマスター5との闘いはなんだったのっていうぐらいタイランがショボ過ぎ。 ラオウとケンシロウとの闘いまでは言わずとも、もうちょっとあそこでグッと来る場面を作れなかったかと思う。 ポーが単なるカンフーオタクではなく、生まれ持っての資質があったということなのだろうが、あそこまで簡単に強くなってしまうと逆に爽快感は無くなってしまう。 「才能のある人間は他人より少しの努力をするだけでよい」みたいなメッセージを受け取りかねないだろうか。 キャラクターの造形は可愛過ぎず、味があっていいと思う。 ところでCGアニメって、静物がやたらリアルに描かれるね。大根の断面とか桃の種とかリアル過ぎてワロた。 動物はどうしても多少のデフォルメ加えるんだから、静物もそれと同じレベルで描かないとなんかバランス悪いような気がする。 【banz】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-01-11 00:48:24) (良:1票) |
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36.《ネタバレ》 ジャックブラックやダスティンホフマンの字幕版を見たかったのですが、近所の劇場は吹き替え版しかやってなかったので、子連れで鑑賞。ポニョとの観客動員数は比べものにもならず、期待度は下降する一方。で、こちらの主人公ポーは、可愛いと言うより肉可愛い?つーか憎可愛い?身体はポニョよりぽにょぽにょしていて、たまに表情が悪い顔になるところがナイスです。悪役タイランとヒーロー役マスターファイブのつり橋での戦いは凄かった。タイラン早!強!で、ポーと戦ったときのタイランは…?あれ?弱いぞ。スケールがぜんぜん違う。ポーそれで勝ってもねぇ。爽快なカンフーよりギャグに徹してしまいましたね。でも数少ない観客の中の子供たちが時折無邪気に笑っているのを聞き、幸せなひと時を感じました。うん面白かったよー。マスターファイブがタイガー以外弱そうな動物揃いなのも面白い。カマキリって…。 【ちゃか】さん [映画館(吹替)] 7点(2008-08-05 16:28:50) (良:1票) |
《改行表示》35.《ネタバレ》 画像だけ眺めていれば、それなりに楽しむことはできる。ただ「CGスゲエな」「パンダ強いな」「○○カッコいいな」「○○カワイイ」程度の感想しか持ち得なかった。 子ども向け作品とはいえ、もうちょっと味付けが必要ではないか。 あまりにも薄味すぎて、物足りなさを覚えた。 シーフー老子とポーの関係と、シーフー老子とタイ・ランの関係をもうちょっと対比させてもよかったかもしれない。 自分の弟子でもあったタイ・ランを信じ切れなかったので彼を悪の道に走らせてしまったが、ポーを信じ抜くことができたので、ポーも変わることができ、自分も変われたという落としどころのようなものが必要だったかと思われる。 シーフー老子とタイ・ランの関係は、甘やかして育てる現在の家庭のようなものにも通じる。 甘やかすのが本当の愛情ではなくて、自分を信じてもらい、厳しくされることが本当の愛情のようなメッセージを込めると、本作を見た子どもと親にとって何か得られるものがあったのではないか。 子ども達の可能性のようなものを信じることができるというメッセージを込めれば、本作は傑作になりえたかもしれない。 シーフー老子は、弟子を信じるというよりも、自分の師匠であるウーグ・ウェイ導師のことしか信じていないような気がするのが引っかかった。 また、「特別なことは必要ない」というメッセージも上手くは落ちていないのではないか。 「強くなること」「おいしい料理をつくること」どちらにも早道や抜け道はない。 現在の子ども達に送るメッセージとしては、「スポーツが上手くなること」「アタマが良くなること」のようなものに通じるだろう。 何事にも特効薬や魔法の力のようなものはなく、地道な努力が必要ということになる。 そう考えると、ポーが「特別なことは必要ない」と気付くのはもうちょっと早い段階でもよかった気がする。 タイ・ランもマスターファイブももともと強かったわけではないのだから、現在は雲の上のような存在であっても、自分が努力すれば彼らに近づけるはずというメッセージに繋がるはずだ。 今がどんなにダメであっても、諦めなければ雲の上の存在にも一泡吹かせることができる。そのためには、血と汗が滲むような訓練が必要ということになり、訓練の意義が活きてくる。 強くなるための近道は訓練や努力以外ないのだから。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-08-02 14:34:42) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 王道ストーリーのカンフー映画。アニメなのでどんな動きでも可能となっており、ドラゴンボールを思い出させる戦闘シーンです。しかし、主人公がパンダなのにパンダの可愛さを活かしきれていないのはもったいない。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-12 22:30:41) |
33.《ネタバレ》 正直期待してなかったけど、、、面白かった! なんかアメリカンな(死語かw)パンダでちょっとちゃらけた兄ちゃん的雰囲気が、意外にもこの作風と世界観にマッチ。コメディに振りすぎず、シリアスにも向きすぎない、いい塩梅で最後まで楽しめたな~。カンフーかっこいいね!俺カンフー好きなんだと再認識しました(笑)。オリジナル英語音声担当の声優はとっても豪華、あのジャッキー・チェンも!でも分かんなかった(苦笑)まぁそんなさりげなさも含みで皆さんとても良い仕事をしていましたね、1点おまけの8点。 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-09 05:36:11) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 一昔前のカンフー映画を動物使ってディフォルメ化した感じ。 主人公が修行して強くなる。誰も勝てない相手を、みんなからバカにされていた主人公が倒しちゃう。使い古されたプロットだけど、こーゆーのがカタルシスを感じやすいのは確か。 前半はちょっとだらだら。カンフーアクションないし。で、シーフー老師とポーの修行シーンのあたりから俄然面白くなり始めます。マスター5とタイ・ランの戦いも見応えがあって楽しいです。 マスター5たちが秘孔をつかれてやられちゃう。でもポーにはそれが効かない。マスター・カマキリがポーに針治療をするシーンがあって、なぜポーに秘孔が効きづらいのか、その伏線がちゃんと張ってあります。こーゆー細かいところを丁寧に仕上げているストーリーは結構いけてると思います。 もちろん、アニメーション、アクションシーン、水準以上の出来で、誰もが楽しめる出来栄え。 とても良く出来たアニメなんですが、難を言うなら、ポーの性格。これがどうしてもひっかかります。ポーがただのカンフーファンで終わってしまっています。だから感情移入しづらいし、応援しようという気が起きません。もっと純粋にカンフーを愛し、ストイックな性格のキャラクターであったなら、ポーが強くなったとき、より強いカタルシスを感じることができたかもしれません。 ポーとタイ・ランの最後の戦いなんかは、ポーが強いというよりは、ポーと戦ったときだけタイ・ランが弱くなった気さえします。 まあエンターテイメント性は抜群だし、この作品のスピード感あふれる多彩なアクションは凄く楽しい。私の不満そのものが野暮なのかもしれないです。次回作も細かいことを気にせず楽しんで見てみようと思います。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-12-22 04:44:01) |
《改行表示》31.《ネタバレ》 このパンダ、途中までは、あまり好きになれないキャラクターでしたが、 後半からの怒涛の展開と、成長していく過程に引きこまれました。 イラつきっぱなしの師匠がまたいい。 個人的には蛇・鳥とかカマキリがカンフーとか言われても、無理なんですが、 パンダと猿とトラなら、まあまあでしょうか。カンフーファンタジーすね。 小指1本でカメハメ波は、どうかなあ? もうすこしカッコイイ技にして欲しい。 笑えるし、勧善懲悪だし、意外と面白かったという感想ですね。 【グルコサミンS】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-12-26 13:44:58) |
《改行表示》30.《ネタバレ》 「カンフー・パンダ」の1シーンとしてよく見かける写真は、パンダの顔つきがどことなくいけすかない感じ(日本人に受けない外国キャラの顔)なので、ずっと気が進まなかったのですが、見てみたら、憎めなくて、いい奴じゃありませんか。 ストーリーはスター・ウォーズのオマージュという感じ。でも、戦いを描いていますが、終始楽しく見られます。子どもにも安心して見せられます。 ポーのお父さんはなぜ鳥なのか? 等、疑問は残りましたが、2もあるみたいなので、見てみたいと思います。 子どもと一緒に見たので吹き替えで見ましたが、このサイトで原語の声優さんを見たら、超豪華メンバーだったのでびっくりしました。 【チョコレクター】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-04-01 21:17:48) |
29.《ネタバレ》 コミカルなパンダの動きが非常によい。もう少し強くなっていく工程、パンダの強さを強調して欲しかった。明らかに悪役のほうが数倍も強そうに見えます。 【とむ】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-10-09 23:22:39) |
28.当時、中国ブームの中、中国といえばカンフーとパンダって事で安直だなぁ…なんて期待もせず観たのですが、いやいやなかなかスカっとして面白い出来栄え。大人でも楽しめます。1を楽しめた方は必ず2を観た方が良いでしょう。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-08-09 23:27:29) |
27.面白かった! ストーリーはさておき、ぼんやり観てるだけでひたすら楽しいバトルアニメ映画。 【すべから】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-05-13 14:13:48) |