《改行表示》124.《ネタバレ》 地底人がピーピー言ってて頭が痛くなってきた。 オチにさらに頭が痛くなってきた。 【eureka】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-02-28 23:57:45) (笑:3票) |
123.《ネタバレ》 前作に輪を掛けてストーリーが暗い。後半、幻覚を見せたりテレパシーを使ったりする未来人が出てくるという、これまでの流れからするとちょっとぶっ飛んだ作りになっているので、付いていくのに必死だった。未来人の皮膚が実は作りもので、教会でそれを脱ぐところは「やはりそうきたか!」とのけぞったが、彼等の社会構造とか教会での祈りとか、妙に宗教的で抵抗があった。コバルト爆弾を崇め奉っているところなどは、最近ではよくある展開だが、やはり「?」だった。本作の主人公やチャールトン・ヘストンとかも、最後割とあっけなく死んでしまうし、ちょっと物足りない感はある。展開もスローモーなので、最近の映画に慣れた人だと辛いかもしれない。ただ、不思議な余韻のあるラストは結構いい。余談だが、昔こち亀で、上野の幻の地下駅「博物館動物園駅」(でしたっけ?)を扱った回があった。両さんが、その駅のあまりのボロさに、「続・猿の惑星のロケをここでしたかと思ったぞ」言っていたのを思い出して、笑ってしまった。 【カシス】さん 5点(2004-06-03 11:21:40) (笑:2票) |
《改行表示》122.《ネタバレ》 1作目と比べると、確かに質は落ちている作品。しかし、当時の時代背景を考えると仕方のないことだと思う。 1作目のヒットにより、続編の要望があまりにも多く、続編を作らざるをえなくなった製作側。しかし、ヒット作の続編なのに予算は前作を大きく下回る金額しか配分されず。そして、脚本家のストーリ作成の苦悩、前作の主役「チャールトン・ヘストン」が前作の過酷な撮影を経験したため出演を拒否(結果、何とか冒頭と最後のみ出てもらった)などの事情があった。それでも続編として筋の通った1つの映画が完成できたことはすばらしいと思う。 最後の地球爆発は、脚本家の投げやりなオチにも思えるが、これ以上続編を作りたくないという製作者側の意向を受けてのオチである。つまり、地球がなくなってしまえばこれ以上の続編は作ることが出来ないし、要望も無いと考えたからだ。脚本家にとっても、これ以上「猿が人間を支配している地球の物語」としてのアイディアが出ないと考えたのもひとつの理由である。 しかし実際は、第3作が出来てしまった。それは、1~2作を見た人がやはり、強く続編を要望したことにあるし、配給会社的にもここまで有名になった作品の続編はぜひ作って欲しい(つまりお金にもなる)という社会的な圧力もあったのだと思う。 こういった当時の隠された社会的な事情を知らなければ、第2作は駄作と感じてしまうのも仕方ないが、知ってしまうとまた別の見方が出来て、よくぞここまで作り上げたなと関心てしまう。 |
121.ばくだん~ ばくだん~ って地底人が歌ってたことしか覚えてない 【たーしゃ】さん 3点(2003-04-02 23:44:25) (笑:2票) |
《改行表示》120.《ネタバレ》 新・猿の惑星(1971年)が、テレビ東京で10/12(木)の昼に放送されたのを機に投稿します。 「製作担当者も、主演のチャールストン・ヘストンも、猿の惑星(1968年)は【完成された作品】であって、続編を考えていなかったにもかかわらず、映画会社(20世紀FOX)の意向で、渋々作った2作目。そしてこれ以上の続編が作れないように、地球を消滅させたはずだった」…私がこの製作エピソードを知ったのは、ずっと後のことであり、実は、猿の惑星シリーズで私が初めて観たのが当作品です。 私が物心ついたとき、映画館では、猿の惑星・征服(1972年)や最後の猿の惑星(1973年)が公開され、街中に貼られたポスターを見るだけで怖くて仕方ありませんでした。猿の惑星シリーズに限らず、当時のアメリカ映画は、オカルトやパニックものなど、人が悲鳴を上げて死んでいくのを見せ場にする作品が流行っており、TVのCMを見るのも苦痛で「昔のスペクタクル映画やミュージカル映画と違い、今の洋画は怖い」というのが幼い私の認識でした。猿の惑星のTVシリーズも放映されましたが、恐怖感から観ませんでした。 幸い、小学校の高学年になった夏休みに、アニメ版の猿の惑星が放送され、勇気をもって観たところ「怖くないぞ…面白いぞ!」とすっかり安心しました。その後、間もなくゴールデンタイムでテレビ放送された当作品を観たのですが…私の安心感はもろくも打ち砕かれました。特にミュータントがテレパシーを使い【ブレントを操ってノヴァを水に沈める・首を絞める/ブレントとテイラーを殺し合わせる】という場面は、【アクション】ではなく【単なる暴力】にしか思えず、つらかったです。ミュータントが不気味な讃美歌と共に素顔をさらす場面も気持ち悪く感じました。そして、せっかく喋れたノヴァは死んでしまうし、ブレントも撃ち殺されて倒れ込む動きが生々しく「主人公なのに、こんなにむごたらしく死んでしまうなんて…」とショックでした。テイラーも胸を撃ち抜かれ、地球も消滅…「やっぱり今の洋画は怖い」という認識が強まってしまいました。 その後、高校生のときにテレビ放送で1作目を観ることでき「やはり、猿の惑星は、聞きしに勝る名作だ!」と気持ちを新たにできました。しかしこの2作目で植え付けられたトラウマ的な感情はどうしても残りました。その後も何度かテレビ放送で観ましたし、今回、レビューを書くためにDVDで再見しましたが、初見から約40年経つのに、感情的な印象は全く変わりません…。 さて、他のレビュアーさん達のご意見を拝見すると、評価が低いですね…。でも、冒頭に明記したように、作り手の皆さんも仕方なく作ったわけで、その負の感情が、私達・鑑賞する側にも伝わっての低評価なのかもしれません。ひょっとすると「我々が、嫌々つくったのがわかるでしょ。観客の皆さん、是非、低評価を下し、これ以上、続編を望まないでほしい」という切なるメッセージが込められているのかもしれません。それなのに3・4・5作と続編が作られてしまうとは…。映画会社の意向があったにせよ、その背景に【観客が映画館へ足を運んで、それなりに儲かった。そして続編への要望があった】という事実があってのことでしょうから、作り手の皆さんだけを責める気持ちにはなりません。 最後に採点ですが…私のトラウマ的な感情だけで評価すれば0点です。しかし作り手の皆さんの【製作当時の苦悩と、その後も意に反して続編が作られ続けたやるせなさ】に思いを馳せると、つい肩入れしたくなってしまい、大甘で6点とさせていただきます。【商業映画=収益を出す】という括りの中で「作り手が創りたい」だけでは済まされない事情が生み出した【迷作】ということになるのかな…と思います。 【せんべい】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-10-22 18:59:28) (良:1票) |
119.《ネタバレ》 まったくもってダメダメな続編なのだが、それなりのインパクトがあり、印象には残るという不思議な作品だ。チャールトン・ヘストンが前作に引き続き出演してくれたことで、一貫性が保たれ、大いに救われている。ダメさ加減の責任は主に監督のテッド・ポストにあると思うのだが。それにしても、このロー・コストにして手抜きバッド・エンドは、二度と同じ手は使えぬ空前絶後の一発芸といえよう。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-12-04 02:46:15) (良:1票) |
《改行表示》118.現在の紛争模様を見聞きしていて、荒唐無稽なバカ話には思えず、始終息を詰めて観ていました。 子供や孫の世代が陽の光を浴びず地底人として生きなきゃならんのか、エトセトラ、エトセトラ。考えさせられた作品です。 |
《改行表示》117.続きますか? そんな感じで前作の復習から始まる本作です。 最初見た時は無理矢理感を強く感じ過ぎてクソオブクソ映画と思いましたが、久しぶりに見返したら意外と大丈夫なB級映画かなと思いました。 監督がパットンを優先して代わってるのは仕方ないと思いますが、チャールトン・ヘストンが引き続き出ているのは嬉しいです。 前半のありきたりの続編的な路線は「THE B級映画」って感じで嫌いではないですが、後半のミュータント的な人達が出てきてからはちょっとキツイなとも思いました。 結局、「猿の惑星 」というヒットシリーズに出ているジェームズ・フランシスカスがその後、ヒット作に恵まれず大成してないことが全てだと思います。 以前見た時よりは悪くないと思い改め直しましたが、ただし、大した作品ではないということには代わりはありません。 【映画の夢】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2019-06-24 23:56:20) |
《改行表示》116.《ネタバレ》 なんでまた宇宙船が来たのかよくわからないまま話が進みまさかのミュータント。 インパクトはあるのになぜかグダグダが加速します。 聴覚攻めで視聴者まで苦しめないでほしいです。あれは本当に不快でした。そして唐突で投げやりなラスト。 この作品これから続く長いサーガにとっては重要な要素なんですが、一本の映画として観るとかなり厳しい。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 3点(2016-07-30 02:37:51) |
115.《ネタバレ》 ストーリーが平板であまり起伏がないんですよね。一応テイラーとブレントが戦わされるところがヤマなのかもしれませんが、小粒です。ミュータントというのは、製作当時の未来に対する不安がよく出ています。核戦争の結果放射能でミュータント化というのは、あの頃はありがちネタだったと思いますね。遠征に対するデモやそれを排除されるところはなかなか面白いのですが、これに象徴させるように、1970年前後の時代が出過ぎたとも思えます。そのあたりが今見ると陳腐化してしまっているようです。あと、猿(ゴリラですが)が外の地を征服するために遠征するというのも、前作での印象と異なって違和感を覚えます。一番の見どころは前作より色っぽくなって出番も増えたリンダ・ハリソンだったような気が……。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-20 10:45:17) |
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《改行表示》114.《ネタバレ》 昔、1作目に続いて2作目3作目も観たはずだが、3作目はよく覚えていたけど、この2作目は記憶にほとんどなかった。見直してみて、記憶に残らない理由がわかった。残したくなかったというべきか。これがあの名作と同じシリーズなのかと唖然とするほどの酷い出来。すばらしかった前作と合わせるとプラマイゼロになるくらい。続編は失敗するというが、その悪しき代表例か。 猿にチンパンジー、ゴリラ、オランウータンの三部族がいて、中で対立しているまではいい。テレパシーや幻覚を使うミュータントが出てきて、もう無茶苦茶に。ケロイドの顔に人間のマスクを被ったり、コバルト爆弾を神の兵器と祭ったり、意味がわからない。突っ込みどころ満載で、とにかく最後は地球を破壊して衝撃的な終わりにしたかっただけのよう。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2015-07-02 02:04:06) |
113.スターウォーズがこういう失敗をしなくて本当に良かったと思います。 【マー君】さん [DVD(字幕)] 3点(2015-02-28 11:59:18) |
《改行表示》112.《ネタバレ》 衝撃的で、確固たる命題に貫かれた前作に較べると、何とも野放図で、まとまりが無い。 大人の事情で主人公が変わってしまったのは許そう。 この映画の主題は核の恐怖だ。人類滅亡どころか、地球の全生命消滅に繋がる核の恐ろしさが伝わるかどうかが、成功の鍵を握る。結論として、衝撃的な最終場面はあるものの、核の恐怖はさほど伝わらない。理由はいくつかある。 第一に地底人の描き方の問題だ。テレパシー、幻影、幻聴、思念で人を操る等、余りに現実離れしている。たかが二千年先の人類なのに、変質しすぎている。テレパシーで苦しんだり、仲間同士で殺し合いをさせられる場面は、絵的に表現するのが難しく、小芝居しているようにしか見えない。従って、緊迫感が無い。又、高度な知能を持ちながら、猿に対して有効な対抗手段を持たないのも不自然。逃げも隠れもしないのも謎。核爆弾を“聖なる武器、平和の武器”と崇めるが、猿には核兵器の知識がなく、抑止力にはならないのは明白だ。核信仰の根拠が不明だ。 第二に、猿が武力で禁止地区を侵略する動機が希薄。食料を求めてとのことだが、猿村の周辺は自然が多く、食糧増産には困らないだろう。禁止地区こそ食糧がなさそうだ。発見した地底人をいきなり皆殺しにするのも無茶である。 次に、チンパンジーがプラカードを持って「自由と平和」を訴えるデモをするが、これは露骨に製作時の時局を取り入れたもので、製作意図が見え見えで、興ざめする。 細かいことだが、馬車を奪って逃走するブレントをすぐに猿が追跡するが、奪う場面は目撃されていないので不自然だ。地下鉄のレールは二千年経てば錆びて跡形も無いと思う。 最大の不満は、前作での疑問、「どうして猿が人間を支配する世界になったのか?」に対する明確な答えがないこと。答えがないまま地球を破壊してしまうのは暴挙に等しい。地底人の醜怪な顔の理由も明かされない。ブレントもテイラーも対して活躍しないのも不満だ。ノバは人形に過ぎない。誰もが物足りなさを感じるだろう。 核爆発を阻止しようとしたテイラーが、最終的に核のスイッチを押すのは辛辣だ。人間は感情で行動するので、偶発的に何をしでかすかわからない。核は、危険すぎる「守り神」である。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-15 01:55:40) |
111.《ネタバレ》 ああ、地球なくなっちゃった。一気にストーリー進めちゃったなあ。今後続編がどんどんでてくると分かっていたのなら、いきなり終末にすることはせずにじっくりストーリー膨らませたんだろうけどね。で、しょぼい結末。核兵器を神と崇める、ここには風刺はあったんだろうけど、社会風刺をしたいばかりに無理やり核に結び付けちゃったのでトンデモ結末にしちゃった。ミュータントも全く強引だし。時代だったのかなあ。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-09 12:29:45) |
110.地底人が出てくるまではええ感じやったのになぁ・・・ 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-21 01:49:32) |
109.地底人は、何を食って生きているのか不思議でたまらん。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-12 01:27:31) |
108.《ネタバレ》 スゴイ ここまで「ぶっ飛んで」いるとは… きっと公開当時 多くの人ががっかりしたことでしょう(苦笑) もう地底人?たちが出てくるあたりからは、なんだかよくわからない展開に まぁ 絵的には相当シュールですが(苦笑) どうも制作にあたってイロイロあったようなのでこれがいっぱいいっぱいだったのでしょう トンデモ映画的切り口で観ると意外と面白いかな そんな印象でゴザイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-12-20 08:23:43) |
107.当時の世相を反映してたりして興味深くはあるよね… 【HAMEO】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-10-17 00:06:34) |
《改行表示》106.前回の衝撃的なラストからの完全な続きもの。 懸命なシナリオ作りのあとが窺えるが、やっぱりキツかったのか、 後半からお話が突然突飛な方向へ向かい、何ともマンガ的でしまりがなくなった。 緊張感もすっかり消え失せ、粗雑な展開に収拾をつけようとしたのか、ラストも強引。 続編は面白くないというパターンに、物の見事にハマってしまった作品だった。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-07-27 18:58:48) |
《改行表示》105.《ネタバレ》 今でこそ、この映画の評判の悪さにも納得がいくが、当時の私にはまったく思っても見なかった。前作のすばらしいできばえとあの衝撃的なラストシーンであれば、続編を見たいと思ったのは当然のことである。そして、人類の生き残りで口のきけないノヴァの魅力に、もう一度見てみたかった。 映画は廃墟の街ニューヨークから、さらに発展していく。禁断の地区とは何なのか、どうして人間を猿が支配する世界になったのかと。とにかく前半は前作のすばらしさをそのまま引き継いでいた。 ところが謎の地底人が出現し、テレパシーは使う、肝心の主人公テイラーはいなくなる。このあたりから、とたん様相が変わってきた。そしてあのコバルト爆弾を神に祀る信仰心、これはどうなることだろうと猿の軍団と地底人の対決を見守っていたら、最終的にあんなことに・・・。 そういえば、あの頃は米国ではベトナム反戦運動、日本では安保反対闘争、平和への思いが特に強かった時代でもある。また米ソ冷戦の時代であり、核実験や核開発が盛んだった時代でもある。互いに相手国を壊滅させるだけの核兵器を持ち、均等を図ることによって平和を保つ、いわゆる核抑止力が公然と大手を振っていた時代である。 映画はこの抑止力が全くの無意味、世界全滅へと向かう何者でもないことを証明するかのごとく終わる。 これで、この映画も完結した、悲惨な結末だとその時はそう思った。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-10 00:29:31) |