エンター・ザ・ボイドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エンター・ザ・ボイド

[エンターザボイド]
ENTER THE VOID
2009年上映時間:143分
平均点:5.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-05-15)
ドラマ
新規登録(2010-05-06)【8bit】さん
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監督ギャスパー・ノエ
キャストパス・デ・ラ・ウエルタ(女優)リンダ
脚本ギャスパー・ノエ
撮影ブノワ・デビエ
ギャスパー・ノエ
製作マルク・ミソニエ
ギャスパー・ノエ
配給コムストック・グループ
美術マルク・キャロ(アート・スーパーバイザー)
編集ギャスパー・ノエ
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【クチコミ・感想】

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6.テクノビートで刻むスタイリッシュなオープニングに鷲掴みにされ、テンションは最高潮に。しかし、本編が始まってから、シスコンでマザコンの変態ジャンキーの願望に右往左往に付き合わされ、極彩色で彩られたサイケデリックな"TOKYO"はただスッカスカに虚しく輝くだけ。次第にテンションは"無"へ萎んでいく。"輪廻転生"は分かる。「考えるな、感じろ」も分かる。つまり逆に言えば、濃密なストーリーや感情を描ける自信がなく、アンモラルな画しか賭けるものがなかったということ。別に短編やミュージックビデオで十分じゃないか。こんな映画に感じるものなど何も"無"かった。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 2点(2015-02-18 21:20:04)
5.《ネタバレ》 俺の名前はオスカー、大きな声じゃ言えないが東京でヤクの売人をしてる。狭っくるしいファッキンアパートで可愛い妹と同居中だ。言っとくが俺は決してジャンキーじゃないぜ。だが、今夜は運が悪かった。友達にLSDを渡そうと〝ボイド(無)〟って名のバーへと出向いたら、そこに日本の警察が踏み込んで来やがった。ファッキンジャップ!!急いでトイレへと逃げ込んだものの、奴ら、俺がちょっと凄んだだけでいきなり銃を撃ちやがった。俺は糞汚いトイレで糞まみれになって死んじまったのさ――。猥雑な熱気が濃厚に漂う夜の東京を舞台に、フランスの鬼才ギャスパー・ノエが新たに挑んだのは、そんなセックスとドラッグにまみれた一人の青年の精神世界を疾走感溢れるサイケデリックな映像と音楽とでエネルギッシュに描き切ったトリップムービーでした。確かに、最後まで延々と続く「これって、どうやって撮ったんだろー」って感じのひたすらカッコ良い映像の数々には素直に圧倒されました。POVよろしく、とある一人のジャンキーの主観目線で描かれたトリップ感満載の冒頭から、射殺されて幽体離脱し魂だけの存在になってしまった彼が彷徨うことになる東京の猥雑な夜の風景、そしてそこに走馬灯のように甦る決して幸せだったとは言えないこれまでの彼の人生……、モチーフとなるチベット仏教の輪廻転生思想と有機的に絡み合い、唯一無二の映像世界を構築しているところは確かに評価に値すると思います。ただね、この監督の作品って毎回そうなんだけど、良くも悪くも映像だけなんだよね~。観終わって、冷静に考えてみたらけっこう単純で浅~いストーリーだったなぁってすぐに実感しちゃうトコが玉に瑕(笑)。それに時間がちょっと長いかなってところも若干気になりました。90分くらいでサクッと纏めてくれた方がより切れ味鋭い作品になったような。とはいえ、昨今のぬる~いエンタメ映画ばかり製作しているハリウッドや日本映画界にガツンと喝を入れるような刺激に満ちた映像の数々は充分堪能させてもらいました。最後までテンションの衰えない、実際にLSDでトリップしたような気分にさせてくれるこの浮遊感、ほんとサイコーっす!だからって、ドラッグに手を出しちゃ駄目だぜ、みんな。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-04 07:56:52)
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4.クラブ、ドラッグカルチャーのリアルさすごくうまく描いている。特に深夜の部屋のシーンはジャンキー独自の雰囲気をうまく描き出してる。やけに喉が乾くとか… 過去に私の近隣に不良外国人がいて映画に出ている空気感そのものだった。映像の奇抜さやセクシャルなシーンだけが取り上げられているが刹那的なクラブカルチャーをうまく描きだしていてある意味ストリート的な(CITY OF GOD、KIDS)映画なのではないか。
xnoranoraxさん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-23 21:41:22)
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3.とにかく映像がすごい。どうやって撮ったんだ?っていう映像のオンパレード。 死者の書がテーマだったり、舞台が東京なのも面白い。
eurekaさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-02 22:37:10)
2.《ネタバレ》 素晴らしい!ひとつの限界を超えようと抗う『作家』の生き様を感じた。この様な唯一無二の作品を創り続けて欲しい。東京のガスパニックとかにいる『ガイジン』は本当にモテモテなわけで、すごく現実感を感じました。最後のラブホテルを延々と続けるカットも自分の下世話さを痛みいるくらい感じ楽しかった。
reitengoさん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-30 10:28:34)
《改行表示》
1.《ネタバレ》 なんだよノエ、長いこと待たせておいて、何やってたかと思ったら、こんなもん撮ってやがって。 まず映像がPOV、死んだ後もPOVなものだから視界が当然限られてくるわけで、しかも視線が真下に固定、こんな撮影でノエのやりたかったことが本当に撮れているのだろうか。 たぶんだけど、ノエがラブホテルに(当然男と)いった時に、隣はどうなってるんだろうって思いをはせたのがこの映画の志だと思う。  ちょっと昔のノエならば、あの中絶のシーンも天井から見下ろすんじゃなくて、モザイクなしにめっちゃ目の前で凝視する撮り方してたろうに。甘い!  とはいえ、オープニングとエンディングの強烈な文字の明滅はノエっぽくてよい。
no_the_warさん [映画館(字幕)] 2点(2010-05-31 21:04:58)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
2233.33%
300.00%
400.00%
500.00%
6116.67%
700.00%
8233.33%
9116.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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