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ザ・タウン

[ザタウン]
The Town
2010年上映時間:125分
平均点:6.66 / 10(Review 70人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-02-05)
ドラマサスペンス犯罪もの小説の映画化
新規登録(2010-10-17)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2022-04-15)【TOSHI】さん
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監督ベン・アフレック
助監督アレクサンダー・ウィット(第二班監督)
ディラン・ティチェナー(第二班監督)(ノンクレジット)
演出ゲイリー・ハイムズ(スタント・コーディネーター)
キャストベン・アフレック(男優)ダグ・マクレイ
ジェレミー・レナー(男優)ジェームズ・ “ジェム”・コグリン
レベッカ・ホール(女優)銀行支店長 クレア・キーシイ
ジョン・ハム(男優)FBI捜査官 アダム・フローリー
ピート・ポスルスウェイト(男優)ファーガス “ファーギー”・コルム
クリス・クーパー(男優)スティーヴン・マクレイ(ビッグ・マック)
ブレイク・ライヴリー(女優)ジェムの妹 クリスタ・コグリン
ヴィクター・ガーバー(男優)銀行の副支店長(ノンクレジット)
タイタス・ウェリヴァー(男優)刑事 ディノ・シャンパ
土田大ダグ・マクレイ(日本語吹き替え版)
阪口周平ジェームズ・ “ジェム”・コグリン(日本語吹き替え版)
藤真秀FBI捜査官 アダム・フローリー(日本語吹き替え版)
脚本ベン・アフレック
ピーター・クレイグ
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影ロバート・エルスウィット
アレクサンダー・ウィット(第二班撮影監督)
製作ワーナー・ブラザース
製作総指揮ジョン・ジャシュニ
ウィリアム・フェイ[製作]
トーマス・タル
配給ワーナー・ブラザース
美術シャロン・シーモア(プロダクション・デザイン)
編集ディラン・ティチェナー
あらすじ
親から息子へ銀行強盗が引き継がれるような町で生まれた、男が主人公です。その男が幼馴染の仲間と仕組んだ銀行強盗、ひょんなことで、面がばれないか心配になります。一人の女性を監視する必要が生まれてきた、物語はそんな所から発展していきます。この後は映画を見て楽しんでください。ベンアフレックの主演、監督、製作での作品のすばらしさを堪能してください。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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70.《ネタバレ》 犯罪者世界のさまざまな人間模様が最後まで飽きさせず面白いです。ただ、言っちゃあいけないのでしょうが、どうしてもクレアの存在に違和感があります。その若さで支店長に成り上がる。なぜか犯罪者の町に住む。金は持ってそうなのにあえてコインランドリーに行く。凄腕の犯罪者を引っ掛ける。FBIを手玉に取る。自らの手を汚すことなく大金を貢がせ、町から追放する。犯罪者達も顔負けです。
ぷろぐれめたるさん [映画館(字幕)] 6点(2011-02-07 22:28:17)(良:1票)(笑:4票)
69.《ネタバレ》 監督デビュー作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』同様に小さな街の物語。そして今回もまた素晴らしい脚本にやられた。ものすごく繊細。ものすごく丁寧。例えば主人公の設定。麻薬、アルコールを断っている。断ったからこそ真人間としての思考を持つことができ、強盗団のリーダーでありながらごくごく普通の感覚を持つ女性を好きになるという不自然さを解消させている。あるいはホッケー選手の件をオチに繋げるうまさ。どれもこれもが極めてさりげなく語られていることも重要。トラウマになるほどの人質の恐怖は目隠しのまま解放されるシーンの長い沈黙という一つの画のみで表現してみせる。その後のドラマチックな出会いを実に自然な展開へとしているのはここだ。女性の事故死した弟のエピソードを語るシーンの自然な展開よ。そしてそれがラストに再度使われるためにあるのだと分かったときの痛快感。書き出したらキリがないがとにかく丁寧。かといって辻褄合わせに翻弄されない。街に精通したプロらしいカーアクションや豪快な銃撃戦がまた嬉しい。ベン・アフレックはイッパイいい映画見てるなと思う。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-31 14:41:12)(良:3票)
68.《ネタバレ》 鑑賞した本日は見事な「晴れ」。劇中の台詞にドキッとした。骨太な犯罪映画に「晴れ」という台詞を印象づけた作品も珍しい。クライムアクションは「闇」や「夜」というダークな雰囲気が多いが、この映画はむしろ「光」の印象が強い。強盗シーンや銃撃戦はすべて白昼、オープンカフェのサスペンスもあの「明るさ」で特に印象に残る。そして「花」。クレアがガーデンを、一方でボスのファーギーが花屋をやっているという対比が面白い。追求しすぎると「泥臭くなる」男のドラマの中で、ベン・アフレックは街が持つささやかな「美しさ」を出したかったのかなと思った。
テンパーるさん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-14 00:11:06)(良:3票)
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67.《ネタバレ》 アカデミー賞作品賞や監督賞のノミネートも取り沙汰された作品ということで期待して鑑賞したが、それほど強烈な個性を持った映画とは感じられず、些か残念だった。色々と考えさせられるテーマを取り扱った前作(「ゴーン・ベイビー・ゴーン」)に比べると、脚本の面白さにおいては少し劣っている印象を受ける。 しかしながら、骨太なクライムサスペンスに仲間との絆やロマンスといった要素を盛り込みながら、全体を2時間にうまくまとめたベン・アフレックの監督としての技量は間違いなく進歩している。FBIの捜査に手ぬるさが目立つのは少し気になるが、アクションシーンの緊迫感は素晴らしかった。また、空撮やロケを多用して、チャールズタウンという街と彼らの紐帯を印象付ける演出もよく活かされていたと思う。 演技面でも主人公が新しい人生に踏み出せないもどかしさや主人公が親友か運命の女性かという究極の選択を突きつけられるあたりの役者陣の演技はさすがだ。所詮銀行強盗であり、同情の余地が無いはずである主人公たちの気持ちに寄り添えるような気がするのは、彼らの演技力に負うところが大きい。レベッカ・ホールのナチュラルな演技にも好感が持てる。 筋立てや構成に斬新さはないものの、全体的なバランス感から7点とする。次作にも期待したい。
枕流さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-06 14:48:19)(良:3票)
66.《ネタバレ》 目新しさの無いベタなストーリーに展開。だからこそ最後まで観客を惹き付ける監督の手腕がものを言う。OPの強盗シーンから勢いとテンポを下げずに街の空撮への移行。そして解放された人質のクレアが恐る恐る砂浜を歩く静寂感。タイトルロール。俳優ベン・アフレックの監督としての非凡さを微塵も感じさせない素晴らしい演出。マイケル・マンの『ヒート』を最高傑作だと言うベンですが、本作は『ヒート』の様な美学を感じさせずに、ローカルなロケーションにこだわって、登場人物たちの心の葛藤をより人情的に綴っています。『ヒート』の様に大スターを起用していないのもよりローカルなドラマにリアリティと説得力を持たす事に成功していると思えます。オープンカフェでのジェムの首のタトゥーや、警察官の扮装でスタジアムに侵入するシークエンスでのサスペンス演出は監督2作目とは思えない程の冴え。クレアとの恋愛パートも少しも凝らずにロマンチックになり過ぎない平凡な演出は作風から見て狙い通りでしょう。強いて言えば見どころなはずのカーチェイスやラストの銃撃戦が割と平凡だった事が少し勿体無い気も。でもファーギーと対峙し、至近距離で撃ち合ったあの銃撃シーンはカッコ良過ぎる。挿入される無音のカメラ映像の使い方とか、細かい所で魅せる演出が上手い。『映画』を知り、理解していないとこうは撮れないと思います。マイケル・マン監督、ひと言、「中々良かったよ。」と言ってあげて下さい。
mikiさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-30 18:04:01)(良:2票)
65.《ネタバレ》 クライムドラマとして十分楽しめます。仲間との絆とぶつかり合い、FBIとの駆け引き、そしてラストの銃撃戦まで気が抜けません。ベン・アフレック監督の前作では、若手のケイシー・アフレックの周りをエド・ハリス、モーガン・フリーマンという存在感ある名優が固めることで、質の高い映画になっていました。今作ではアフレックが主役を演じ、他の主要登場人物は主役級の俳優ではありません。しかし、さらに脇役を演じるクリス・クーパーとピート・ポスルスウェイトが抜群の存在感を放っています。主人公の父親役のクーパーは登場は一度きりながら、父親の跡を追ってしまった主人公の投影として強い印象を残します。強盗から足を洗えない主人公の象徴である町の元締めポスルスウェイトと主人公との最後の対峙もよい。先日亡くなったポスルスウェイトが、さすがの死に様でドラマを締めています。配役の巧さが光る映画です。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-12 17:47:40)(良:2票)
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64.《ネタバレ》  銀行強盗が親から子へ受け継がれている街。日本人には到底理解できない街だな。主人公であるダグは優しく人間らしい男ではあるが、街と環境がそれを許さなかったのか強盗団のリーダーにおさまっている。その生まれ持った運命から逃げる事ができるのか?という物語ですが脚本も練ってあるし見せ方も上手く面白かったです。 表向きは花屋のジジイでありながら穏やかに脅してくる裏では凄味のある元締めを演じたピート・ポスルスウェイトは抜群に良かったし、狂気を忍ばせている幼馴染で共犯者のジェムを演じたジェレミー・レナーは若い頃の何を仕出かすか分からないショーン・ペンを思わせる好演だった。街に囚われた男、街を捨て行こうとする男、それを追う男のドラマは見応えがあり、銃撃戦は音も弾痕もリアルで終始緊張感にあふれた作品。彼女はオレンジのある場所に行ったのだろうか。 伏線の回収も出来ているし、台詞の妙を感じさせてくれる巧さもあった。ベン・アフレックは主演、脚本、監督を担当したそうですがセンスありますね。 
ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-10 22:35:50)(良:2票)
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63.《ネタバレ》  主人公が堂々と冒頭から銀行強盗をしている時点でハッピーエンドはありえないわけで、正直暗い気持ちで鑑賞していました。  2回目の強盗で完全にFBIから目をつけられたのに、3回目のヤマをするなんて狂気の沙汰としか思えず、まったく共感できません。  案の定最後は妹の裏切りもあり強盗は失敗。このまま全滅パターンで終わるのだろうと思いきや、主人公が生き延びてしまうのはかなり意外でした。まあこれだけ罪を重ねてきた人間がのうのうと平穏な生活を手に入れるのはそれはそれでどうかと思っちゃうわけですが。  ですから個人的な好みでいけば決して好きなタイプの作品ではありません。ですが途切れない緊張感で、見ている間はハラハラしっぱなし。サスペンスドラマとしては上質の味わいと言えるでしょう。  犯人のタトゥーを見てしまったクレア。その事実を知っているダグ。クレア、ダグ、ジェムの3人が鉢合わせるシーンの緊張感がすごい。そしてこのシーンでのクレアのセリフが、ラストの『どうしても会いたいの。今日は晴れた日だから。』につながっていく完璧な伏線。  個人的な好みでいけば点数はこれが精いっぱいですが、完成度の高いクライムムービーだと思います。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-09-10 03:34:14)(良:1票)
62.FBIに目をつけられているのに短期間で何回も超リスキーな強盗を繰り返すかい、普通。鮮やかな強盗プロ集団だがそこは映画ならではというかアホにしか見えなかった。ドンのお花屋さんも。そして超セルフィッシュな都合で被害女性に恋し仲間を犠牲にして街を出たい主人公。イマイチのように見えるが楽しめたのは魅せ方だろうか。憎めない映画に仕上がっておりました。
mighty guardさん [地上波(字幕)] 7点(2016-02-08 21:57:30)(良:1票)
61.アイリッシュマフィアは『ミラーズクロッシング』なんてのもあって、イタリアより体温の低そうなギャング世界が広がっている(どちらもカトリック国っての、関係あるのか)。『ミラーズ…』では、A・フィーニーがいかにもボスって感じだったが、善人の記憶が強いP・ポスルスウェイトがこちらでは酷薄な元締めを演じていて、イギリス系の役者は懐が深い。登場時間は短いのに彼の存在感が濃いので、主役のB・アフレックスが損。ハリウッド映画では主役はこうスッキリしていればいいというのかも知れないが、もうちょっと内側に屈折を感じさせるキャラクターであってほしい。血族の縁が・地域自体が、もう犯罪組織で固まっていて、日本ではやたら「絆」と持ち上げるが、こういう鬱陶しい拘束としてまず「絆」は存在していた。それへの抵抗ってことで、マフィアもの映画は普遍性を持つ。そういう至って正しい話なんだけど、主役がノッペリしていて、屈折は「そういう役をやってます」と外側にレッテルで貼られてるだけという印象だった。アクションシーンで、ときどき無音を挟むのが(モニター映像や、爆発音で耳がツーンとしたり)いい緊張を生む。凶暴な仲間ジェムの存在がいい。主人公が彼の刺青を恋人の目から手で隠す。最期、道に落ちていた紙コップの飲み残しを、ひとくち吸うこの世への訣別も忘れ難い。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-04 09:34:28)(良:1票)
60.《ネタバレ》 前作もそうだったけど、ベン・アフレックという人は、どこに監督の才能を隠していたのかなあ。実に堂々とした安定した進行っぷりです。いくら晴天でも決して爽快にはならないどこか鬱屈とした空気感(しかもそれが作中の重要なキーワードとリンクしている!)、当事者がわーわー勢いで犯罪を行うのではなくて、何か流れる血の中からいつの間にか行動があふれてくるような自然感。そのようなトーンの統一が見事です。俳優陣も、いかにも呼吸するように悪事を働きそうな自然な悪人顔のジェレミー・レナーを最右翼に、他人を生かす技を心得たアンサンブルを展開しています。隙間からふと外を見るとびっちり警察がスタンバイしているカットなど、いろいろなところで職人芸的なポイントがあるのも楽しい。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-01 02:27:34)(良:1票)
59.《ネタバレ》 街の雰囲気が『ディパーテッド』に似ていると思ったら、そりゃそうですよね同じボストンでした。銀行強盗と現金輸送車襲撃の発生率が全米一だなんて、NYやロスよりも物騒なところなんでしょうか、ちょっと意外でした。 B・アフレックの『アルゴ』の一本前の監督作ですが、もう『アルゴ』の成功が約束された様なお見事な演出です。ラストの展開には賛否があるでしょうが、わたしはこういうのは好きです。氷が張られて子供たちがプレーしているスケートリンクを見せるラスト・シーンも、『トラフィック』と似ていますがなんか心がホンワカして良い後味が残りました。『ヒート』を強く意識していることは判りますけど、緩急をつけたストーリー・テリングは『ヒート』を超えているんじゃないでしょうか。もっとも花屋のボスを仕留めるところはさすがにご都合主義が目立つのは事実で、その直前のJ・レナーが射殺されるシーンが実に良かっただけに残念でした。 それにしても、レッドソックスのホーム・ゲームでの売り上げが一試合で350万ドルもあるなんて、凄くないですか?
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-26 01:45:44)(良:1票)
58.《ネタバレ》 主人公とその仲間は犯罪者、しかも凶悪な強盗なんだけど、やっぱりダグはクレアと幸せになってほしいし、ジェムも足を洗ってまともに生きてほしいわけです。でも、この映画がハッピーエンドにならないのは嫌でも予想がつくし、ダグは多分死ぬんだろうなと思いながら観ていた。そこは違っていたけど、終始切なく、悲しい映画と言える。ただ、その中でクレアの一言にこれほど救われるとは思わなかった。伏線回収のお手本みたい。まあ最後の最後で「お金はレッドソックスに返せよ」とつっこまざるを得ないのはマイナス点だけど。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-01 23:31:33)(良:1票)
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57.銀行強盗という設定、その銃撃戦の様が、名作ヒートを思い出させる。  ヒートは男と男の対決という主題をもとに、迫力のある銃撃戦と蛇足なラブストーリーで無駄に長くなって好評?だったが、これはその男と男の対決があっさりとなって、かわりに主題となる「生き方を変える」というものが前面に押し出される。  見せ場となる銃撃戦については、ヒートと並ぶ迫力があると思うが、中盤のカーチェイス、終盤と割りと数が多く、ヒートは1場面に最大の盛り上がりを持ってきていたのでそれよりもたくさん楽しめる。その分、1回の印象はヒートの方が上という感じ。  まあやっぱり恋愛系のところはいるのかなぁという感じでもあるが、やはりヒートもそこが主人公の終盤の行動につながるので、蛇足に感じるが蛇足じゃないんだろう。  最後の主人公の行動が、ヒートでのデニーロの行動と比較してみるのも面白いと思う。   割りとヒートが意識された映画だと思う。  個人的に本年度一番の掘り出し物。
みーちゃんさん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-04 11:57:40)(良:1票)
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56.《ネタバレ》  正直5点位の作品だろうと思ってみたのでそこまで損した気分にはならなかった。  主人公が銀行強盗をした時人質にした女を監視してるうちに恋に・・・と言うベタベタな展開。  案の定足を洗おうとした後半彼女にバレて強盗して撃ち合いして仲間は死に(捕まり)自分だけ生き残りと、アクション映画にドラマ性や恋愛要素を入れたかったのだろうが、正直『凡才なアメリカ人が考えられる限界』を出しきれない展開で目新しさは無くほとんど記憶に残らなかった。主人公の葛藤や板挟み展開も終始ウジウジ優柔不断なだけで男仲間と会話してる時の様なメリハリがなく終始イライラした。  むしろ恩がある義理の兄との確執なんかをもう少し掘り下げた男臭い作品に方が面白かった気がする。この作品に女は邪魔。  とまぁ凡作ながら酷いと思う様な所は無かったので5点でも良かったのだが、ラスト別れた恋人が務める孤児院(みたいな所)に寄付をするが、百歩譲って物を送るならまだしも『汚れた金』を寄付しようとする主人公の気がしれない。とまぁここも平均的アメリカ人が考えうる演出。序盤で孤児院がアイススケート場で『お金が無くて氷が張れないけど・・・』的な台詞があったのに、本当こう言う伏線活かすの下手。  ベンアフレックのファンか、ダラダラ時間をつぶしたい人以外にはお勧めしません。  あと映画が好きじゃない人に広報をやらせない方が良いですよ。『映画史に残る大迫力の銃撃戦がなんたらかんたら・・・・』ってアクション映画的推し方してるが、この作品はアクション部分よりも主人公の葛藤のといったドラマ性がメインになってるってなんで分かんないのかな?ちなみに銃撃戦も言う程のモノではありません。
ムランさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-08-08 23:01:15)(良:1票)
55.《ネタバレ》 なかなか良かったと思いますね。このお話はやっぱり、悪者の父のもとで生まれ、悪者の街に育った、いわば逃れられない宿命的な性質が主人公ダグにはあるわけで、それに加えて相棒に一命を救ってもらったという恩義があるわけですよね。そういう中で、愛する彼女と共に、足を洗って新しい地へ移住しようと考えるんだけど、結局はその身分故に彼女から拒絶され、第二の人生を歩みたいと考えた自分の自由さを宿命にがっちりと押さえつけられる。相棒に街を出て行くと言って喧嘩するシーンもそうだけど、この作品の中盤のこの展開がもの凄く切ない。銀行強盗を継いだとんでもない家系で、それ自体は一般人とはかなりかけ離れた宿命だけど、ダグが背負うこの切なさは、実は誰しもが一度は味わったことのあるものだと思うんです。自分の夢を思い描きながらも、不変不動の現実に押しつぶされる、というね。だからこそダグに感情移入するし、感情移入するからこそ、中盤のカーチェイスシーンや終盤のドンパチシーンは手に汗握る名場面に昇華される。ただのアクションシーンなら傍観するのみだけど、観客はダグに捕まってほしくない、彼の夢が実現してほしいと願っているわけだから。切ない余韻で終わるラストもなかなか好きです。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-26 20:15:51)(良:1票)
54.ここまで、銀行強盗したくなる映画も珍しい。
一番星☆桃太郎さん [映画館(字幕)] 10点(2011-03-10 04:09:08)(笑:1票)
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53.《ネタバレ》 ベンアフレックよかったです。最初の銀行強盗で女性が支店長だと、みやぶったところ笑えました。なかなか、ダイヤルがあかなくて、おちついてって、こえをかけるあたり、なかなかだと思いました。しかしあの仲間、冒頭の銀行の成功で、一人当たり800万円くらい儲けたような気がしますが、次々に犯罪を起こす気持ちがよくわかりません。1回やったら、2-3年は、暮らせるだろうに、と思うのは私だけでしょうか。ベンアフレックのあごをみていると、彼は嘘をつく役が、一番似合っているようにおもえす。嘘をついて、目をそらす顔が、一番、私は、印象に残っています。映画をみていて、結末どうなるんだろう、とはらはらしながら、見ちゃいました。 いいところで、漂白剤とか車を燃やすシーンが使われています。最後のスケートリンクにお金を投入しちゃうところとか、感動しました。映画って、本当にすばらしいとおもう。この映画の予告編見たときに、すぐに、安っぽいドラマかなって、おもっていたけど、最後まで見ていて、感動できました。ベンアフレックは、本当はすごいひとなのだとか思いました。盲目の弁護士で悪役と戦うドラマあったよね、あの時もかっこよかったです。 ベンの最高傑作はアルマゲドンかな。
yasutoさん [映画館(字幕)] 10点(2011-02-14 04:16:12)(良:1票)
52.《ネタバレ》 小さなきっかけから生まれた恋愛感情・「ここではないどこか」への渇望の立ち上がりが、すべてを壊す。狭いゲットー内での主人公の位置と、共依存の仲間達の関係性が、生きることの困難さを教えてくれる。幼馴染やその妹の絶望感・行き詰まり感などドラマとして見所多し
楊秀清さん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-13 00:10:29)(良:1票)
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51.《ネタバレ》 トータルでは十分すぎるほど面白かったけど、ちょっと優等生すぎる印象。 しかるべきところにしかるべき人物や出来事が配置してある、ひねくれた自分にはそんな予定調和な印象を受けました。 ここまで堅実に作られている作品にそれを言うのはナンセンスだとは分かっているのですが、もう少し斬新さが欲しいとは思いました。ただの贅沢だけどね。 しかしサスペンスシーンが上手い!襲撃シーンも迫力満点ですが、自分がどきどきしたのは「クレアが見ていたジェムのタトゥー」と「犯人は警官の服装をしていたという情報」でした。 登場人物が知らないことを観客に教えておいて「うぎゃーやめろ~」と思わせてくれるあたりが素晴らしかったです。 なによりこういった「犯罪者に感情移入させる映画」って個人的に弱いんです。 普通の人は犯罪に手を出さないし、その苦しみはわからないもの。 その気持ちを疑似的に体験させてくれる・・そういう映画なんです。それこそ映画の醍醐味です。  
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-10 20:07:25)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 70人
平均点数 6.66点
000.00%
100.00%
200.00%
334.29%
434.29%
557.14%
61622.86%
72738.57%
81217.14%
911.43%
1034.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.20点 Review5人
2 ストーリー評価 6.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.71点 Review7人
4 音楽評価 4.83点 Review6人
5 感泣評価 4.00点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
助演男優賞ジェレミー・レナー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
助演男優賞ジェレミー・レナー候補(ノミネート) 

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