40.全体的にはダレがなく雰囲気も悪くない。弟子の稚拙さで仕事に「手間」が掛かってしまうのはまあ仕方なくて、それが緊張感を煽ってはいる。でもこれじゃあ「暗殺」というよりタダの殺人でしかないのではないか。親父殺しのネタバレ部分はもうちょっと工夫が欲しかったし(なんで暗殺の証拠品を処分しないんだよ!)、白昼堂々の復讐はもはやバイオレンスになってしまった。実は女も暗殺者なんじゃないの?と疑心暗鬼になったんだが(ハニートラップによる展開があれば盛り上がったのではないか?)、ストーリーに関係ないなら登場させる必要はあったんだろうか。最終的なオチのつけ方はよかったのではないかと評価する。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-10-03 18:00:17) (良:1票) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 台詞少なめで、表情で演技するステイサム先生の殺し屋講座。殺し殺され殺す奴は殺す。 ってこれリメイク作品なんですね。 とてもハードボイルド寄りな作品であまり証拠は残さないスマートなやり方が売りだったはずですが、最終的に爆発しまくりなのはご愛嬌。 アクション寄りというよりドラマパートが非常にそそられますね、いつバレるのか、もうバレているのか。 ステイサムの心情、ベンフォスターの心情両方が伺え知れる作りは素晴らしいです。 そっちが主軸でやはり偉い人に狙われるのは味付けのような感じでしたね。 まぁオチはプロの殺し屋としての二人同士の戦いであったということで。これでいいんでしょうね。 【えすえふ】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-09-26 23:02:07) (良:1票) |
38.《ネタバレ》 <オリジナル版未見>ジェイソン・ステイサム渋いな~。ハゲてるし、背も高くないんだけど、本当にかっこいい。ステイサム演じるアーサー・ビショップはプロ中のプロといったような凄腕の殺し屋。その完璧な仕事ぶりから、アーサー限定なら安心して見ていられるが、ハリーの息子スティーヴが弟子入りし、行動を共にしたり、仕事を任されるようになると、ドキドキする場面も増えてくる。例えば身長2メートル・体重135キロの大男を標的にしたときや、宗教家殺害後、マジックミラーの裏に隠れているときなど、アーサー一人なら楽に終わらせているであろう仕事だけに、スティーヴ様様。二人の微妙な関係もあって、最後までちゃんと面白い映画だった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-18 18:32:27) (良:1票) |
《改行表示》37.ジェイソン・ステイサムという俳優が、もはや映画史において“クラシック”と化している「アクションスター映画」の主演を張れる現在唯一の存在だということを、今年に入って初めて観た彼の主演作の幾作かを見て認識しなおしている。 ストーリーが薄い大味アクションと揶揄されようが、他の燦然たる名作と比較し蔑まれようが、自分を含め幅広い世代の世界中の男たちが、「そういう映画」を見て映画ファンになった事実は否定出来ないし、やっぱり面白いものは面白い! そういう意味で、この時代だからこそジェイソン・ステイサムという俳優の立ち位置は貴重だし、映画ファンとして嬉しく思う。 そんな彼が毎度のごとくアウトローな一流の殺し屋として登場する今作。 ストーリー展開は当たり前のように強引で、細かいところを見れば粗は尽きないが、そんなことはどうでもいい。これはきっぱり面白いと思う。 流石はあの大味名作アクション映画の代表格である「コン・エアー」を撮ったサイモン・ウエストだなと思った。 超一流の殺し屋が主人公のアクション映画は大量にあるが、まず今作が面白いのはその“殺し方の美学”だ。 ただ単に確実に殺すのではなく、出来る限り誰かに殺されたことすらも分からない方法で殺すという主人公のスタンスが面白い。 綿密な設計図のような計画表を立てて実行する様は、まさに熟練の“メカニック”を彷彿とさせ、殺し屋映画としてのオリジナリティをとても高めている要素だと思う。 まあその優れたオリジナリティの部分が、弟子を迎えてから以降、弟子の荒削り感に同調するようにあからさまに脱線していってしまうのには眉をひそめたが……。 最終的には、殺し屋という職業に付いてまわるであろう本質的な非情さや孤独感などもしっかりと描かれており、アクションというよりも描かれるドラマ自体がとても印象的な作品に仕上がっている。 新時代のアクションスターによるとても面白味があるアクション映画であると思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-23 23:57:13) (良:1票) |
36.超大作「コン・エアー」でデビュー。3作連続で興行成績が1億ドルを突破し、デビュー後数年はハリウッドの頂点にいたものの、「ブラックホーク・ダウン」の企画をリドリー・スコットに横取りされてからはパっとしないサイモン・ウェスト。そんなウェストが本格アクションの世界に帰ってきました。この映画、脚本はイマイチなのですが(殺し殺されの因果な物語であるにも関わらず、そんなドロドロを全然描けていない)、監督の手腕によってアクション映画としてはそこそこの品質を保っています。マイケル・ベイ、デビッド・フィンチャーと同じくプロパガンダ・フィルムズ出身だけあって画作りがいちいちかっこよく、些細な会話シーンであっても目を飽きさせません。アクション演出に入るとウェストの手腕全開で、迫力のある見せ場を楽しむことができます。クライマックスのアクションなどは相当に荒唐無稽なのですが、見せ方がうまいお陰で「そんなアホな」となる一歩手前で踏みとどまっています。このバランス感覚はお見事でした。本作での仕事を評価されてか、サイモン・ウェストは「エクスペンダブルズ2」の監督に抜擢。本作で披露してくれた手腕があれば、相当に面白いアクション映画に仕上げてくれるはずです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-01-02 16:04:36) (良:1票) |
35.《ネタバレ》 「トランスポーター」のようなアクションに華麗さはないが、見せ方としては良かったと思うし、特に終盤はそれなりに盛り上がっていた。しかし、前半で、あれだけ、手際の良さに拘っていたのに、終盤は大胆で決して手際が良いとは言えないやり方で、どうせなら一貫した信念を持ったキャラの方がいいのでは?と思った。それに、一見凄腕の殺し屋っぽいが、素手でやるし、顔も見られまくりだし、絶対どこかの防犯カメラに映ってるだろうし、その辺どうなのよと言う感じだ。あと、最後の展開はなかなか良かったと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-07 22:28:25) (良:1票) |
《改行表示》34.《ネタバレ》 イサムさん達の容赦ない殺しっぷりにドキドキだ。どこにでもある、よくあるストーリーにもかかわらず、テンポの良さと、クールなカメラワーク、アクションのカッコよさで少しも飽きさせない。イサムちゃんのアクション映画では、「アドレナリン」の次くらいに好きかも?アクション映画は内容より、カッコ良さとスピード感が大事だよね。 人がバカスカ死んで爽快感を得られました! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-08-17 15:35:39) (良:1票) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 アドレナリンとエピネフリンの下りは笑ってしまいました。あれはファンサービスだったのかな?ステイサムが「そう、それだ。愛してるぜ」って答えてたら勢いで10点つけてたかもしれない。 ステイサム映画はこれで6作目なんですが、その中でも一番面白いと思いました。特に終盤の車内での二人の会話ですね。あの場面のピリピリした緊張感はアクションシーンより見ごたえありました。中盤のレコードと修理中の車の前振りを回収してのオチの付け方もスマートでカッコいいなと感心しました。アーサーも弟子のスティーブに対して罪悪感とか情とかあったと思うんですが、それでも弟子が牙をむいた瞬間に返り討ちにして始末してしまう。ガバは色々あったけど、このラストのおかげでプロの暗殺者って部分の説得力は担保できたんじゃないかと思います。 ステイサム最強で異論はないけど、この映画で一番存在感があったのはスティーブ役のベン・フォスターでした。殺しのシーンでの覚悟の決まった目つきとか、父親を殺した時のことを質問してる時の寂しそうな目とか、目と表情で演技ができるいい俳優だなと思いました。 【池田屋DIY】さん [インターネット(吹替)] 8点(2022-09-26 21:36:25) |
《改行表示》32.《ネタバレ》 ジェイソン・ステイサムの映画は全て同じだという某レビューを観て、どこから観たら良いのか分かりませんでいたが初めて主役作品を鑑賞。なるほど、おそらく同じキャラで邁進している事は想像できますね。クールで強い男ね。 弟子役のベン・フォスターは「3時10分、決断のとき」に悪党役で出てた人ですね。いい演技です。 私にとってむしろこちらが光ってたようです。 弟子が修行して活躍し始める後半が俄然面白くて、もしステイサム個体の映画だったら、どこにでもあるハードボイルド・アクションで終わってたような気がします。殺しのシーンはリアルなんですが、クライマックスは街中のドンパチでいかにも映画然としていて派手ですね。これは好みが分かれそう。もっと渋い仕留め方になると思ってましたが。 ラストも気が利いているんですが、なるほどそういう終わり方でしたか。ふむふむ。 【大治郎】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-15 14:54:14) |
《改行表示》31.《ネタバレ》 最初のうちは平凡なサスペンスアクションだと思っていたのですが、スティーヴが弟子入りした辺りから次第に面白くなります。 こーゆー場合、新入りはヘタレであることが多いのですが、スティーヴは違います。アーサーほどではありませんが、結構出来る奴なのです。殺された父親の復讐という立派な動機もあります。適当そうな外見とは違い、結構真面目に仕事をします。これが良い。 思い切りが良いし、肝が据わっているし、戦えるやつなのです。立派にもう一人の主人公となっています。特に、アーサーがスーパーマンすぎるので、スティーヴの存在は貴重です。 アーサーの物置から父親の大切な拳銃を見つけてしまうスティーヴ。彼はすべてを悟ってしまいます。 車内で、『友を殺したことはあるか』とスティーヴがアーサーに問いかけるシーンは名シーン。ベン・フォスターの表情で訴えかけてくる演技が上手すぎて、並々ならぬ緊張感が漂っていました。 そしていよいよクライマックス。ど派手なラスボス殲滅戦で感じるカタルシス。スティーヴがどう出るか分からない緊張感。いろんなものを同時に味わいながら、2人が決別するラストにちょっと残念な思いを抱くのでした。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-06-03 05:08:35) |
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30.最初の殺しは良かったのにね。途中から、派手などんぱちになっちゃった。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-04-25 23:03:05) |
《改行表示》29.《ネタバレ》 一切の証拠も残さず、事故死や他人のせいにするプロフェッショナルな殺し屋。最初のプールでの殺害は、スマートで格好良く、この作品にへの大きな期待となった。 ところが!恩師であり親友である人物の息子とコンビを組んでからおかしくなる。まず息子。巨漢の殺し屋と大乱闘の果てに始末に成功。でもさ、あんた一緒のとこ多くの連中に見られまくってますやん。それに指紋残し放題やん。あとで片付け屋でも来るんか?でも目撃者はどうすんだろうね?それからインチキ教祖様暗殺。たしかに最初は上手くいってたけど途中からめっちゃ銃撃戦始めちゃうじゃん。仕方ないかもしれないけどさ、なんかそうじゃない感が半端なかったです。銃を使わず相手を倒して欲しかったかな。頭脳と体術で。で最後のラスボスへのリベンジ。もうね、暗殺でもなんでもないやん。白昼堂々大衆の面前で殺りまくり。なんだかな~ですよ。 派手にしないと映画として成功しないかもというジレンマは分からなくもないけど、デンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」ていう秀作もあるから、もうちょっと「暗殺」「プロフェッショナル」ていうことを大事にして欲しいです。プールの殺しがスタイリッシュで、理想的な殺しだっただけに非常に残念でした。それに親友の息子。別に悪くないのに殺されちゃって、なんだかな~ですよ。 |
《改行表示》28.《ネタバレ》 ステイサム節全開でスカッとさせて欲しくて鑑賞したのだが、思わぬ展開。 殺した仲間の息子を弟子にしたのは、せめてもの罪滅ぼしのつもりだったのか。そこら辺のステイサムの心の葛藤を観たい気もしたが、あんまりヒューマンに振られ過ぎても、ステイサム節には余計かもと思い直した。 自分をはめた雇い主を追い詰めるシーンあたりからは、どんぱちも最高潮で満足の出来。 しかしながら、自分の父親が用意周到であれと教えた男に、その言葉通りの用意周到さで結局やり返されるとは、息子もなんとも気の毒。 せめて面と向かって対決させてくれれば、もう少し釈然と出来たのに、そこは残念。 同業者の巨人を弟子が暗殺?するシーンよりも、チワワをプレゼントした娼婦とのエピソードを観たかった。そこも残念。 |
27.クールで自分に厳しい凄腕の殺し屋。アクションが地味でも、主人公がストイックでカッコよければそれだけで、私的には面白い映画になる。本作は結構いいとこまで行っているけど、主人公が弟子(?)を指導するのが面倒くさいし、らしくない。孤高の殺し屋の活躍だけで良かった。仕事が終わって、物凄く高そうなオーデイオでレコードを聴くところが渋いです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-19 20:59:10) |
26.《ネタバレ》 さりげなく事故死を装うつもりだったのに…!ヘタな相棒を引き受けちゃって、ムダにハデに殺す羽目に!何度も「あ〜っ!」って声が出ちゃいました。オープニングで死んだ人を泳がしたり、全体的に乾いた笑いがとても好きです。ジェイソンのキャラがトランスポーターよりはブレてない。娯楽アクション映画としてスッキリしてます。 【まーご】さん [地上波(吹替)] 6点(2018-10-01 01:54:16) |
25.淡泊。ストーリー、設定的には薄くないはずなのになんか薄っぺらくて微妙な感じでした。ジェイソン・ステイサムのパワーアクションに期待したのがまずかったか・・・ 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-05-08 23:36:24) |
24.《ネタバレ》 全く後味の悪い作品。吹っ飛ばされていたらもうちょっとましな感想になっていたと思う。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-26 23:30:00) |
23.《ネタバレ》 最強ハゲ系(Jステイサム)の映画ってどれもこれも似ていますね。面白いんですがなんか軽いです。きっと見せすぎるから軽くなっちゃうんでしょうね。。例えば後半のGS大爆発も、、すでにJステイサムはハメられるのに気付いている訳で、、あえてでんぐり返しで脱出の映像とか要らないんですよ。あと、誰にも気づかれずにさりげなく殺害したのは最初の一回だけ?その辺も残念な感じでした。。全体的にバランスよくて面白いとは思いますが、、まあなんか印象に残らずこの点数止まりです。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-04-10 23:42:57) |
22.シンプルに面白いです。殺しの技術、アクション、たとえ弟子であろうと油断することのないシビアなジェイソンの魅力がひしひしと伝わってきます。オリジナルもみてみたいですね。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-12-18 10:00:39) |
21.《ネタバレ》 たしか一年ぐらい前に観たはずなのに、内容が全然思い出せませんでした。そこで改めて観てみましたが、けっこうソリッドな撮り方でジェイソン・ステイサムの近作の中では上位にランクして良いでしょう。ジェイソン主演の映画って、彼がどの映画でもまったく役作りしないので、ほんとどれも同じみたいになって記憶から消えてしまうんですよね。 冒頭の殺しが彼の魅力を最大限に引き出している感じがします。あのクールな手際良さ、プールの殺しから河に飛び込んで曳き舟につかまって逃げ切るところまで一気に見せてくれます。さすが元ダイビング選手だけあって水中アクションはお手の物ですよね。 ベン・フォスターもいかにもキレやすそうな青っぽさが上手く表現していたと思います。でも完璧をモットーとするジェイソンが、いくら殺してしまった友の息子とはいえあんな未熟者を弟子にするかと思いますが、まあこれはオリジナル映画が有るんで仕方ないですね。 我が国にも世界に誇る『ゴルゴ13』というコンテンツがあるんですから、せめてこの映画ぐらいのレベルで映像化して欲しいものです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-30 21:44:28) |