《改行表示》71.IMAX3Dにて鑑賞。『アベンジャーズ』という特盛大サービスで観客の目が肥えてしまった後に、平常営業の単品作品をどんな形で出してくるのかという点に大きな感心があったのですが、その点、本作は映画としての完成度を高めるという地道な方法でシリーズを再開しており、大変好感が持てました。シリーズの功労者であるジョン・ファブローに代わり、質の高い娯楽作を多く手がけてきたシェーン・ブラックを新監督に抜擢した辺りに、製作陣の思惑が現れています。。。 本作の前半パートは驚くほど静かです。『アイアンマン』の新作とは思えないほど雰囲気が暗く、トニーからは前作までの破天荒さが消え失せています。『アベンジャーズ』で死にかけた経験から心を患い、ブルース・ウェイン並みにウジウジと悩む描写が続きます。おまけに、アーマーで敵を倒すという爽快な見せ場がまったくなく、アイアンマンの活躍を期待してきた観客にとっては拷問に近い時間が続きます。もちろんこれは監督の計算のうちであり、『アベンジャーズ』でパワーのインフレを目の当たりにした観客の意識を落ち着けるために、意図的にダイナミックな描写を避けているのです。。。 以上の通り、前半部分ではテンション下がりまくるのですが、その分は後半で一気に取り戻します。トニーが再びアイアンマンとして戦う場面の爽快感はシリーズ最高レベル。前半部分でチマチマと設定やドラマを作り込んできたことの成果が、ここで一気に披露されます。また、見せ場の素晴らしさにも目を見張りました。パワーのインフレを抑制するために生身の人間による格闘とアーマーによる戦闘が組み合わされているのですが、このバランス感覚が絶妙なのです。さらには、35体のアーマーが救援に駆けつけるタイミングも完璧なものだったし、壮絶な戦闘の合間に挿入されるユーモアも作品の質を向上させています。ここにきて、シェーン・ブラックの力量が炸裂しまくりなのです。。。 ヴィランに実力派俳優をキャスティングすることが本シリーズの特色ですが、本作ではガイ・ピアースとベン・キングスレイという最強のタッグが作品を大いに盛り上げています。特に、原作コミックでは最強の敵として名を馳せているマンダリン役を演じるベン・キングスレイの怪演には、目を見張るものがありました。ある意味、ヒース・レジャーのジョーカーをも超えてますよ。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-29 00:29:02) (良:3票) |
《改行表示》70.《ネタバレ》 とても楽しかったです。マーベルのシリーズもので、製作が進む度に面白さが増す作品も少ないと思います。アイアンマンの機能進化と主人公の掘り下げが秀逸なんだと思います。 トニー・スタークの見せ方は、これまでの流れを上手く活かしていました。天才だけど直情的なバカは変わらず。メディアに住所を公表してミサイルを撃ち込まれるもんね。世の美女は全員大好きだけど、今は一人の女性に一途。誠実で健気な一面です。最も活躍しているように見えた「アベンジャーズ」の闘いをトラウマにして、弱さを見せる設定も上手いと思いました。悪役の動機は根暗オトコの恨み節ですが、逆恨みと言い切れない余地を残します。主人公の若気の至りです。派手なお話の割には、すべての出来事が主人公の過去から現在に至る行動や心情に帰結するように構成されていて、良くまとまったエンターテイメントという意見です。 アイアンマンを残らずオシャカにして、次の「アベンジャーズ」ではどんな役割を担うのか。マーベルさんの狙い通りですが、素直に楽しみです。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-12 21:29:47) (良:2票) |
《改行表示》69.《ネタバレ》 こーゆーヒーローものって、ヒーローの特殊性ってのが大事だと思います。唯一無二の存在。だから憧れる。ワクワクする。 なのに、遠隔操作はまだしも、あんなにいっぱいアイアンマンが出てきたら、ちょっとアイアンマンの価値が下がっちゃう。『ガンダム』をベースに『ジムシリーズ』を量産化したみたい。それを象徴するかのように、今回のアイアンマン、なんか脆い。ちょっと攻撃を受けたり着地に失敗しただけで、すぐにバラバラになっちゃう。なんだか、1作目で感じたアイアンマンへの羨望、期待感、ワクワク感がちょっと薄れちゃった感じです。 中盤でアイアンマンの活躍がほとんどないのもちょっとつまんないな。アイアンマンが見たいんだから、もっと出番を増やしてほしい。もっと活躍するシーンを見たいです。 テロリストのボス『マンダリン』は『キリアン』の操り人形。さらに副大統領という黒幕がもう一人。ストーリーを無理にひねりすぎちゃったせいで、映画全体のテンポを損なってはいないだろうか。 『アイアンマンがヒーローらしい活躍をして、最後は敵をバッタバッタとなぎ倒す』私がシンプルに見たかったのはそーゆー映画。長尺のわりに、爽快感やカタルシスをあんまり感じることの無いまま幕をとじます。 『薬物による強化人間』『いろんなアイアンマンシリーズのお披露目会』『飛行機から投げ出されちゃった人たちの救出』などなど、見所は確かに結構あります。エンターテイメントとしては申し分ないでしょう。でもアイアンマンに期待する内容ではなかったのが正直な感想です。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 01:04:27) (良:1票) |
《改行表示》68.《ネタバレ》 なんて痛快なんだろう。今まで余裕綽々で嫌みな社長が身も心も大ピンチ。 1も2も見たけど正直社長はキャラクター的にあまり好きではないし、出まくるアクションフィギュアの波に「もういいだろアイアンマンは…。」と思って、本作も全く期待せずアベンジャーズ2のために見たのだが…謝ります、すいません。超面白かったです。 想像以上のサスペンス的展開とギャグの絡みがバランスとてつもなく良く、しかも次々と見せ場が用意されているので時間も忘れて映画に見入ってしまった。 敵のあの手この手と、次から次へとカードを出してくる展開は緊迫感を続けてくれますね。本当にアメリカ大ピンチ。 いつも通りの活躍がほとんど出来ないポンコツアイアンマン42号とほぼ生身で、敵に立ち向かったり、逃げたりする社長はカッコいいというより、面白い。 発明少年との子供レベルの掛け合いや、ファンとの遭遇、テロリストのボスの正体だったりとギャグもたっぷりあり全く飽きません。 しかも他のヒーロー達と、違って社長の生身はただの中年だから。結構ドキドキの味わえるバトルが面白いです。しかも今回の敵はかなり強敵。アイアンマンがポンコツなのか、敵が強いのかわかりませんが、とにかく接戦の激闘。たまりません。 そしてラストのアイアンマン軍団の登場、漫画ですね。いいですね。最高です。 そんでもって脱いでは着て脱いでは着ての大バトル。アイアンマンの大安売りも良い所です。もっとやれ! 「あぁ…映画館で見たかった…。」と、心から思う映画でした。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-04-18 22:46:37) (良:1票) |
67.お祭りのようなものでみないときがすまない。これはこれで、楽しい。 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 6点(2015-08-18 09:41:55) (笑:1票) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 正直、アイアンマン1、2ともそこまで面白い映画ではないし、アベンジャーズはつまんないし…、そんな流れで全く期待せずにみたアイアンマン3なわけですが、シリーズ初の楽しめる娯楽映画になっててびっくり。 スタッフ、何かふっきれたの??って感じで素直に楽しめました。エンディングもシャレオツ。 ぶっちゃけアイアンマンはこれだけ観てればいい…けど、それじゃ話がわかりませんねw 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-14 23:14:16) (笑:1票) |
65.《ネタバレ》 2もそれなりに楽しめました。3も十分面白かったのですが、やはりアベンジャーズのあとでは物足りなさは残りました。アベンジャーズの時のスーツってすごく丈夫だったはずですが、今回はどうももろかったような気がします。それにラストのパーティはいかにもおもちゃを売りたいのが見え見えでした。ま、嫌いではないけれども。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-30 15:31:45) (良:1票) |
64.《ネタバレ》 だんだん評価が下がるなあ・・・。やっぱりアイアンマンは新型とか新兵器とかが出てきて、その製作過程(「1」でマーク2を作ってるとき)や、あっと驚く装着方法(「2」でのスーツケースからマーク5の装着シーン)なんかがワクワクして面白んだけど、今回はいまいちそのワクワク感がなかったです。確かに色んなのがいっぱい出てきたけど、出すぎてありがたみがないっていうか、驚きが薄れてしまいました。あと敵役もあんな生体兵器みたいのじゃなく、もっとメカメカ(変な日本語やけど)してて、メカ対メカって感じがアイアンマンらしいのになあ・・・。ちょっと残念。アベンジャーズ2に期待!!あっでも面白くないってなわけじゃないですよ。こういう映画は大好物です。 【わたた】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-01-25 03:57:57) (良:1票) |
63.《ネタバレ》 ストーリーはシリーズ中一番楽しめたとは思うけど、アクションや馬鹿馬鹿しさは前作のほうが良かったかなぁ。あ、でも飛行機から落下する人々を間一髪救い出すシーンは良かったな。それから、身体のパーツパーツが凄い速度で遠くからやってきて、バチンバチン!と身体にフィットしアイアンマン化するという展開も、なんかもう無敵だな~って感じで良かったですね。あれならどんな奴が相手でも勝てそうな気がする。おませな男の子とのやりとりや、ファンだと自称する男との絡みとか、なかなか笑えました。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-10-12 22:22:47) (良:1票) |
《改行表示》62.《ネタバレ》 2があまりにも悪すぎたので3はマシに見えるけど、これが面白いかと言われると・・・う~ん。 敵が超能力みたいなの使うのがついていけない。 スカイダイビングしながら救助するシーンだけはものすごく良かった。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-24 01:33:58) (良:1票) |
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《改行表示》61.《ネタバレ》 アイアンマンの原作ファンでない自分としては、なんか敵の魅力が低すぎる。 ガンダムがハルクと戦ってるような感覚。 個人的にはやっぱりアイアンマンはほかのロボットと戦ってほしい・・・。 あといっつも思うんだが、アイアンマンが最後戦うときってかなり簡単に終わる気がする。もうちょい殴りあってほしい・・・。 とにかく全体的に盛り上がりに欠ける。 もーっと敵は嫌な奴でいいでしょ、どうせ勧善懲悪なんだし。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2013-09-14 04:01:15) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 非現実的な敵にちょっとついていけなかった。まじで。 【pokobun】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-08-16 22:04:23) (良:1票) |
《改行表示》59.《ネタバレ》 アイアンマンのメカがカッコいい。 アクションが切れがあってCGの作り方もセンス良いなと感心しました。 個人的にはビンテージものの時計がツボで(笑) 時計が出てくるたびにうふふふ♪と笑っちゃいました。 俳優さんが皆さん演技が上手くてとても満足。 もう一度観たい、仕事の疲れが取れる娯楽作品です。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-18 21:58:36) (良:1票) |
《改行表示》58.《ネタバレ》 私にとってのアイアンマンの魅力って、あり得そうな工業的技術によって実現する、バトルスーツヒーローという部分である。いわゆる超人でない、テクノロジーの物語だから良いのだ。 そういう世界に一番似合わないのは「怪物」だ。確かにバイオテクノロジーは科学技術だが、今の工業技術とアイアンマンの間の飛躍度合を、遥かに飛び越えたエクストリミスという技術は、魔法というかもはや「怪獣」に近い。 それがアメコミの敵役だと言われればそうなのかも知れないが、今までの(少なくとも映画版の)世界観とちょっと違ってて、私には残念に映る。 今回の物語の中心軸と思われる、トニー・スタークの心の話・「私がアイアンマンだ」に着地する話にはあまり興味をひかれなかった。彼がどんなにスーツを捨て、ナントカリアクターを取り外して自分を取り戻した気になっても、物語がそこに帰結するように出来ていない気がするのだ。 それに、どうせアベンジャーズ2でアイアンマン復活するんだろうし。 それにしても、一番手前に設定されている3D版字幕って、目が疲れるわ…。今度から2Dで見よう。 【Tolbie】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-05-12 02:56:47) (良:1票) |
《改行表示》57.《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞、シリーズファンならば観に行くでしょう、トニーは基本的に不真面目キャラけど今回は比較的真面目に頑張ってました、コメディ要素が間引かれてややさびしいかも、、「さらば」とか言いながら続編あるのかな?エンドロール後にもカットがあるのでお見逃しなく 【追記】マーベル時系列鑑賞中 マイティ―ソーダークワールド ~ 本作 ~ キャプテンアメリカウィンターソルジャー 趣味で作っちゃったスーツを惜しみなく突っ込んだのは良かったですね。ラストも良い感じ。 ストーリーの方も意外性があって楽しめました。マンダリン、テンリングスとか、シャンチーに繋がっていくんですね。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-07 07:24:53) (良:1票) |
56.《ネタバレ》 トニー・スタークというひとりの人間としての再生物語なものの最後はペッパーに持っていかれるし、そこら辺はガッカリしましたね。アイアンマン最後の戦い、というのなら社長でシメて欲しかったな。あと破片除去、脱リアクターは非常に重要なものだと思うんですが、軽く流されていたのも残念。 カッコいいスーツ装着や、派手なメカアクションなんかを期待していると多少肩すかしを受けそうなくらい生身でのシーンが多い。アイアンパトリオットも出オチ的で見せ場ゼロだしね。歴代スーツが登場するシーンはとてもテンションが上がったものの、やたらと耐久性が低くてパンチ一発で粉砕される弱いスーツを見てると悲しくもなったなぁ。残ったスーツの爆破もスーツ依存を脱却できた祝いとはいえ、己の半身や子供な存在だろうと思うんですがね。 まぁこれで『アイアンマン』は終わり、という話ですが、トニー・スタークはロバート・ダウニー・Jrで本当に良かったですわ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-05 21:52:22) (良:1票) |
55.1も2もアベンジャーズも観ないでいきなり第3作を観るのはやっぱり無理があるのでしょうか。極力楽しもうと努力するものの、気分は完全にアウェー。今までに、いきなり「3」を観たなんて、『ゾンビ3』くらいのもんです(笑)。しかしそれにしたって、ずいぶん中途半端な映画じゃないでしょうか。かつてキルケゴールは“絶望”を死に至る病と呼んだけど、この映画の主人公は神経症、普通の意味での病ですから、まずは医者にかかって薬を服用すればよろしい。私の経験では、大病院に行っても通り一辺の血液検査で「異常なしので薬も出しません」と追い返され、近所の町医者の方が親身に話を聞いてくれて助かった経験があります。何にせよ、まずは発作が起きても別に死にゃしないとうことを認識したら少し楽になります。と、それはどうでもいいけど、この神経症、本人がそう言ってるだけなので、どのくらいヒドイのやらサッパリ伝わりません。ヒッチコックの『めまい』なら主人公が高所恐怖症であることはよくわかりますが、本作、セリフさえ変えれば、神経症だろうと下痢だろうと画ヅラ的には一緒でしょう。主人公が閉じこもるべき「我が家」を破壊されるという大事件、その衝撃も、映画の中ではほぼスルー。どこやら遠くにやってきた主人公と、少年の交流が描かれ、お、今回はこの路線かと思いきや、この交流の描き方も途轍もなく中途半端な尻切れトンボ状態。ここまで徹底的に中身スカスカだと、これはもう確信犯なんでしょうけれど、では一体何を楽しめばよいのでしょうか? CGオンパレードのスペクタクル? 珍しくもない。テンポもイマイチで、クライマックスに向けての興奮も持続しない、細切れのスペクタクル。 【鱗歌】さん [映画館(吹替)] 4点(2013-05-05 09:09:26) (良:1票) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 うーん、やっぱりアイアンマンは、僕には合わないようだ。 序盤は、何やらシリアスな雰囲気で、陽気なトニー・スタークおじさんが、心の病とは。確かに丸腰だったら、アベンジャーズの中では最弱だろうけど…。 トニー・スターク邸襲撃のシーンは、絶望感すらただよう怒涛の攻撃。余裕のないトニーさんを観ているのは辛い。雰囲気が重いよ…。 悪役サイドに魅力がないせいか、テンポも悪く感じてしまった。 トニー・スタークは悪態が魅力でもあったりするので、 相棒がいたほうが面白いし、孤独にさせてほしくない。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-04-29 13:17:03) (良:1票) |
53.《ネタバレ》 遊び心溢れるアイデア満載の死ぬほど面白い映画。「新しいアイデア」というのは、どんなにバカバカしいと思えることでも、人から「ふざけてる」と思われるようなネタをガンガン出して行くけば結講湧き出て来やすいと思う。「マジメ」にやってるだけじゃどうしても閉塞していく。そういう意味で、トニー・スタークというキャラクターはとても「悪ふざけ」させやすいキャラ。シリーズ化してもう随分作品数を増やしてきたけれど、未だに予想もしなかったアイデアでワクワクさせてくれる希有なシリーズだと思う。前作までの監督ジョン・ファブローに一旦退場してもらうのも、大胆で意味深な展開だ。作り手が自ら課した「設定」や「お約束」のがんじがらめになることなく、のびのびと飛び回るスターク。それでいて「アイアンマン」でしか見ることのできないアクションになっている。スターク、お前はどんだけ人を燃えさせんねん!!日本の一部のヒーロー物は「お約束」や、言い訳がましい作り手側が言う「ファンの期待」に囚われて腐臭を放っているので、是非見習ってもらいたい(とくに牙狼、お前のことだよ!)。「たった一人で大勢の敵に立ち向かう」のはよくあるけど、「大勢で敵を袋叩きにする」というのも、穏やかじゃないけど結講快感だ(笑)。「遠隔操作」など、現実の戦争での使われ方を思うと胸がモヤモヤする要素もあるけれど、超ド級の娯楽大作であることは確かだと思う。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-04-27 02:36:51) (良:1票) |
《改行表示》52.《ネタバレ》 ストーリーに斬新さこそ無いが、『秘密(?)基地襲撃、崩壊』『スーツ使用不能』『多少ではあるが設定が謎の敵』『少年との出会い』『ヒーロー大集結』と、シリーズ系ヒーローモノのクライマックスはしっかり押さえており、構成もご都合含有量等許容範囲内で十分楽しめた。 過去作と比較した場合、中盤まで最終決戦に向けた準備期間であったこれまでと違い、結果的にそうなった部分もあるが、序盤からガンガンスタークを狙って攻めてきたり、生身での戦闘シーンが多かったり(それでもしっかり面白い)慇懃無礼な態度がだいぶ鳴りを潜めヘタレ化(でも口は達者)と、それなりに差別化はされている。 『2』ではスタークの体の問題を扱っていたが、今回は『心』の問題を扱っているせいか若干雰囲気が重め、それでも皮肉やウィットジョークは空気を壊さない程度に健在。ただその克服方法が描写不足に感じたのは残念。 総評 これまでの『アヴェンジャーシリーズ』を面白いと感じているのなら観て損はないでしょう。 ただ他シリーズも含め結構関係する上数も増えてきたので、そろそろ一見さん向けのダイジェストを放映前か、BD版に入れる等を対策をとってみても良いかな。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-27 00:33:25) (良:1票) |