61.《ネタバレ》 ゲームが好きだった。12歳のころ。スーファミのソフトを買ってもらって家に帰るまでの車中。待ち切れず、丁寧に丁寧に箱を開けて、説明書をチラ見したりして気を紛らわした。もう気持ちは早く帰りたくてしょうがない。あのときの、そわそわした、はち切れそうな幸福感に勝る幸福感を、大人になった僕はいまだ知らない。おそらく同じような少年は日本中にいたはずだ。この映画はあの頃の僕たちのための映画だ。全編にわたってノスタルジーに基づいたゲーム愛があふれている。もちろんストーリーの軸となる、ラルフの仕事に対する想いの成長や、ヴァネロペというあまりに輝きに満ちたキャラクターの言動は、心をさわやかにしてくれるけれど、やはりこの映画の本質的な価値は、あの頃のゲームに対する言葉にできない想いを表現してくれていることだと思う。それは二度と手に入ることのない、あの頃にしかない価値で。あのときの僕たちは、ある意味リアル以上にリアルなものをゲームに感じていた。(8bitの単純な音楽は、どんなオーケストラより胸をうった)。映画が終わると、ゲーム愛がむき出しになったエンドロールがはじまる。見ていて、ストーリーと何の関係もなく、涙がとめどなくあふれてきた。なぜ泣いているのかわからなかった。12歳の頃の僕が泣いていた、と言ってもいいような気もする。 【コダマ】さん [映画館(吹替)] 9点(2013-04-25 01:43:03) (良:3票) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 このサイトで2010年代のランキングを見るとかなり上位に入っている映画ですが、僕はこの映画がそれほど面白いと思えないんですよね。何しろいままでレビューも書いてなかったくらいなわけで。 映画を思い出しながら書いてみます。 トイストーリーに代表される「人間が知らないところで実はこんな世界が!」というタイプの作品群の中で、こいつはゲームセンターのゲーム内キャラ)を扱った作品。 しかし残念ながら、個人的にはこの映画は面白くも楽しくもなかったのです。 いやCGアニメはむしろ好きなジャンルです。「モンスターズインク」や「ラプンツェル」など大好きな傑作も多数ありますし。 しかし、この映画は本当に全然面白くなかったんですよね。 その最大の理由は主人公であるラルフの性格。 普通、映画を観るときって主人公の行動原理を理解共感し感情移入する事でその映画に入り込みストーリーの中で喜怒哀楽を感じていくわけですが、僕はこの映画の主人公ラルフには全然共感できず感情移入ができないんです。 もともとゲーム内で不遇でその結果性格的に多少捻くれてるのはしょうがないのですが、メダルとっちゃる!という自分勝手な行動はただのわがまま放題の悪人にしか見えません。 ぶっちゃけ嫌いな奴です。リアルでいたら絶対仲良くなれそうにないタイプです。 そして、主人公が嫌いであれば当然映画に感情移入できるわけもなく、そうなると映画を観ていても楽しさや高揚感を感じる事はできません。 それでも脇役陣のキャラが魅力的であればいいのですが、たとえばフェリックスはただのアホだし、どうやらヒロインらしいレース少女もリリカルすぎて魅力にかけ… この手のCGアニメにおいては、何より「キャラクターの魅力」こそが重要ですから、そこに(個人的にですが)全く魅力を感じないとなると、興味を持てないキャラどうなろうとぶっちゃけどうでもいいわけですから映画を面白いと思う事ができず、もっとおもしろいCGアニメが多数ある中で、どうしてこの映画の評価が高いのか個人的には全然理解できない映画です。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-08-15 16:00:09) (良:2票) |
《改行表示》59.《ネタバレ》 ゲーム版トイ・ストーリー。 ゲームセンター閉店後、実はゲームのキャラクターたちはそれぞれの人生を楽しんでいるんですよっていうお話。 で、あるゲームで悪役のラルフ。 みんなの輪に入りたくてヒーローを目指す。 なぜ自分は悪役なのか?なぜ自分はこんな人生なのか? 自分の存在意義そのものに疑問を抱き、新しい自分、新しい人生を手に入れようとする。 テーマそのものはいくらでも深く掘り下げられそう。 でもこの作品はそんなことはしない。 あくまでDisneyアニメ。問題提起はしつつも子供が対象。見るひとに楽しんでもらう。子供たちに楽しんでもらう。そんなエンターテイメントを目指している気がして好感がもてます。 そーゆースタンスは好きです。あくまで映画は娯楽です。 ただこの作品、ちょーっといろいろ詰め込みすぎではなかろうか。 特に、ターボとバグの2つの脅威を用意してしまったせいで、ずいぶんと話がとっちらかってしまったような気がするのですが… もっとレースゲームならレースゲームに的を絞ってくれたほうが良かったのではないかな… バグがシュガーラッシュのゲーム世界に来たのだって、元凶はラルフ。ラルフの利己的な目的で引き起こされたものです。 後半はともかく、前半のラルフはどーにも自分勝手が過ぎるうえに、お調子者なのであまり魅力的なキャラクターとは言えませんでした。 もっと前半から、『悪役』という役柄なのに、実はだれよりもずっと良い人っていうわかりやすい人物設定のほうが良かったのではないかな… 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-10-17 07:48:43) (良:1票) |
《改行表示》58.《ネタバレ》 ゲームの中の悪役ラルフが、ヒーローに憧れて他のゲーム機に参戦してしまったことから一騒動、レーシングゲーム「シュガー・ラッシュ」において、自分同様、他のメンバーから疎んじられている少女ヴァネロペと出会って・・・というオハナシですが、ちょっと物足りないのが、・ラルフが最初から結構「いい人」を感じさせること、・結局のところ、ラルフがたどり着いた結論とは「現状に対する納得」に過ぎないこと、といったあたりですね。一連の冒険を通じて、「シュガー・ラッシュ」は元の姿を取り戻し(それが理想的な世界かどうかはともかく)、フェリックスも理想の女性と結婚し(それが幸せかどうかはともかく)、外面的なオチだけはしっかりつけているけど、やっぱり物語における真の焦点はラルフ自身の変化にこそあって欲しい訳で、もう少し素敵なオチがつけられなかったものか、と。「悪役もゲームには必要な存在」だなんて、そんな事、アタリマエ過ぎて身も蓋もない・・・。 ただ、それでもなお本作のラストが微笑ましく感じられるのは、ただ単にラルフが現状を受け入れただけではなくって、それが「外の世界を知った」上での事だから、ですね。ゲームの外へ出ていくことで、様々な危機が発生し、しかし多くの友人を手に入れることもできる、そうすれば、退屈な日常にもまた違った魅力が生まれる、「ビルから落とされるのだって悪くない」と。ココをもうちょっと巧みに描いてもらえれば。 ところで本作、ゲームの世界を舞台にすることで、古いゲームと新しいゲームとの映像のクォリティの違いというものが、可笑しさにつながっていますが、コレ、ゲームの世界ではなく、アニメーションの世界を舞台にしても成り立つ可笑しさなんだろうか。アニメのクォリティは、時代とともに、間違いなく上がっていってるんだろうか。なんてことも思っちゃいました。 【鱗歌】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-09-27 08:43:15) (良:1票) |
《改行表示》57.《ネタバレ》 ゲームセンター閉店後のゲームキャラクターは 電気コードを通じて集まってつかの間の休息をしていた。 悪役の主人公はヒーロー役に憧れヒーローメダルを手に入れるべく 別ゲームに侵入しメダルを手に入れたものの カーレースゲーム「シュガーラッシュ」に迷い込んでしまう。 そこでバグに犯されている女の子に出会い彼女をレースで優勝する計画を手伝わされる。 といった話。 ディズニー節なんだけど複線をキレイに回収していく流れは気持ちいい。 あと昔よく遊んだゲームやキャラが出てきたり おっさんなら分かるようなネタが随所に仕掛けられてます。 懐かしくてついニヤニヤしてしまいますw 【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-06-25 00:08:13) (良:1票) |
《改行表示》56.《ネタバレ》 登場人物がゲーム・キャラクターと、完全に子供向けの設定で、期待はできないと思いつつ鑑賞した。が、予想に反して、後半から張られた伏線が次々と回収され、ぐんぐんと惹き込まれた。鑑賞後感も爽快で、秀作である。 悪役ラルフは物を破壊する役目に対する嫌悪感と、善役フェリックス達から仲間外れにされている疎外感にと悩み、自分を失う。そして心機一転、ヒーローのメダルの獲得を目指す。メダルは何とか獲得できたが、紛失してしまう。それを拾った少女ヴァネロペは、カーレースに出て優勝するという夢があり、メダルをコインの代替えにして出場権を得る。優勝すればメダルが貰えるので、二人は一致団結して優勝を勝ち取ろうとする。この二人の友情を描くのが物語の本流だ。これを阻む者としてキャンディ大王がいる。大王によればヴァネロペは欠陥品で、彼女がレースに出ればゲーム機が壊れていると見なされ、廃棄処分になってしまい、そうなればヴァネロペは生き残れない。だがそれは表向きの説明で、裏には驚異の姦計が隠されていた。本当の理由は、実は大王の正体はゲームを乗っ取ったよそ者で、全員の過去を変えていたのだ。ゲームの本来の主人公はヴァネロぺだった。ここから物語は俄然沸騰してくる。もう一つ物語の面白さに貢献しているのは、真の脅威、サイ・バグの存在だ。これが増殖すると本当にゲーム機が壊れてしまう。この設定によって真剣味が増し、感情移入する。。たかがゲームじゃないかと高を括っていられなくなるのだ。 フェリックス達もラルフが居なくなったことで、ゲームが成立しなくなり、ラルフの存在意義の大きさに始めて気づく。ラルフを探しに行ったフェリックスの活躍とラルフとの友情も見逃せない。その上、サイ・バグを生涯の仇として狙う、悲劇のカルホーン女軍曹を登場させ、観客を釘づけにする。加えてフェリックスとカルホーンの恋愛要素も加わるのだから鉄壁だ。全く無駄がない。主要人物四人が縦糸と横糸のように濃密に絡み合い、多彩な物語を紡ぎ出し、脇キャラも存在意義を失わない。アニメのお手本のような脚本で、感心しきりである。難を言えば、キャンディ大王に最後まで改悛の情が見られないこと。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-02-02 20:53:28) (良:1票) |
55.伏線の貼られた見事な脚本と迫力満点の映像で、エンターテイメントとしての完成度は2013年トップクラスだと思います。ただラルフの仲間たちが何十年も同じゲームの登場人物をやっているのに彼の重要性に気づいてないのはあまりに不自然かなとも思いました。またBコンなどのゲーム用語がちょいちょい分からなくて寂しい気持ちになりましたね笑。逆に1番評価したいのはエンドロール。本作とゲームの魅力を存分に伝えてくれる物で、途轍もないセンスを感じました。 【セラーズ】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-01-06 02:00:40) (良:1票) |
54.《ネタバレ》 ゲームには全く興味がないですが、そんな自分にでも分かる有名ゲームのパロディがいろいろ出てきてそれだけでも楽しめました。でも一番ツボにはまってしまったのはオレオでした。バグ持ちのヴァネロペはフィリクスのハンマーで直りそうなものだが、そう持って行かない展開だったのは良かったです。そうしちゃうとゴールしなくてもOKですしね。締めくくり方がジンときました。スノーボールの雪だるまと海辺の美女のショートフィルム思い出すけどね。ところで、この作品について、どうしても嫌だったこと一点、なんで『シュガー・ラッシュ』なんてタイトルに変更したんだろう。作品見たあとは「なるほど」で分からなくもないけど、どうにもイヤです。『ぶっこわせラルフ』でイイじゃん。品の良いオバ連がうるさいなら『ラルフ』だけでもいいよ。『シュガー・ラッシュ』じゃ見る気になれないタイトルだ。あと、ちょっと残念なのは日本語版の映像だと車やクッキーの文字が手書きじゃなく、しっかりフォント文字なこと。ヴァネロペからラルフへのクッキーだけでも手書き文字の努力して欲しかったなぁ(何ヶ国分レンダリングするのか知らないけど)。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-12-26 01:05:53) (良:1票) |
53.《ネタバレ》 昔からピクサーって「そこに目をつけるかー」っていう独特の発想から始まり、それをスタッフ同士で徹底的に議論を重ねて脚本に仕上げ、そして日夜進化する映像技術を駆使して誰も見たことがないような素晴らしい世界観を有したアニメーションへと仕上げてしまうところが凄いんだよなー。ただ、たまにその設定が許容できない作品があったりするけど(たとえば「バグズライフ」→蝶とカマキリが仲間ってどういうこと?エサじゃん!とか、あるいは「カーズ」→この車たちを造ったのは誰なん?彼らは進化した有機体なの?とか)、でもこのゲームセンターのゲームのキャラクターたちが閉店後に相互の世界を行き来しているという設定はちゃんと許容できました。ごりごりの近未来シューティングにかくかく二次元キャラが忍び込んだりとか、見てて普通に面白いし。ただ、僕が生来の酒飲みで甘いものが大の苦手なせいで、あの物語の主要舞台となる「シュガーラッシュ」の見れば見るほど胸焼けしそうなお砂糖120%の濃厚スウィーツワールドには若干辟易。観終わったあと、無性にイカの塩辛が食べたくなりました(笑)。あと、魅力的なキャラがいまいち少なかったかなー。普通に面白いとは思うんですけど、ピクサーの過去の傑作群に比べたら、少々見劣りする感が否めなかったです。僕がとっくの昔にゲームを卒業してしまって、あんまりこの世界に思い入れがないこともあるんだろうけどね。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-11 18:37:17) (良:1票) |
《改行表示》52.《ネタバレ》 最初に一つ不満を言わせて貰うとラルフのゲームの住人の性格悪すぎ。30年一緒にやってきた仲間にあの態度って・・・さすがに引く。某限界集落の住人かよ!(時事ネタ)まあ不満はそのぐらいでゲーム好きの自分にはメタル・ギア・ソリッドや上上下下左右左右BAなどニヤッとさせてくれるネタがあって楽しめました。王様の正体の伏線など上手く仕込まれていて良かったです。 【映画大好きっ子】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-02 23:58:19) (良:1票) |
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51.《ネタバレ》 僕はそれほどゲーマーというわけではなかったので、知ってるキャラは全体の3分の1ぐらいだったかな、、、。壁とかにも色々とゲームのギミックが描かれていて、ゲーム好きな人が見れば、凄く楽しめるんだと思います。ストーリー的には、ゲームのキャラクターが裏では生活してるという、人の知らない世界があるんだっていうその設定は「トイ・ストーリー」のゲーム版なわけで、図体のでかいキャラと小さい女の子という組み合わせも「モンスターズ・インク」ですから内容に新鮮味はあまりないのですが、古いゲームと新しいゲームの差異なんかの表現、そういうのが面白かったですね。ラルフが住んでるところの住人は動きがカクカクだったり、カルホーン軍曹の世界は凄く高精細だったり。4つの世界がそれぞれ違っていて、映像的に楽しかったです。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-07-25 22:25:30) (良:1票) |
《改行表示》50.ゲームセンターに通ったという経験はなく、そもそもテレビゲームを子どもに与えることにそれほど積極的ではない家庭だったので、テレビゲームに対しての傾倒はそれほど深くはない。 とはいっても、ファミコンからプレーステーションまで基本的なゲーム機は浅く経てきているので、ゲーム世界の裏側を描いた世界は充分に楽しめた。 世界観の構図は、すばり「トイ・ストーリー」+「アベンジャーズ」のテレビゲームキャラクター版。 メタ的要素がこれでもかと散りばめられており、少しでもゲームで遊んだことがある者ならば、楽しくないわけがない映画世界が構築されている。80年代から90年代のゲームをやり込んでいるゲーマーなら、その娯楽性は倍増することだろう。 ただのゲームキャラクター大集合映画で終わっているわけではなく、そこは流石のディズニーブランド、ストーリーは極めて大衆的でありながら、誰もが感動できるドラマ性を内包している。 社会における個人の存在と役割、その中で生じる差別やヒエラルキー。 世界中の人々がそれぞれに苦悩している普遍的な社会の病理性が、時に辛辣に描かれている。 最終的なハッピーエンドは結果オーライ的な印象も受けるけれど、この作品があくまでも“子ども向け映画”であることのスタンスを貫いている以上、この展開は極めて真っ当だったと思う。 登場するキャラクターの中では、主人公(悪役キャラ)のホームであるゲーム世界のヒーローキャラクターの存在が光っていた。 この手の展開だと、実際のゲーム世界の設定と一転して性格の悪いキャラクターとして描かれがちだけれど、正真正銘の“良いヤツ”として描かれており、主人公並みの活躍をみせ、ロマンスまで成就させてしまう様が愉快だった。 最後に一つだけ苦言。ザンギエフは悪役じゃないよね? ただの勘違いだとは思うが、米国映画が「ソ連」の国旗を背負う彼を悪役に位置づけちゃうと、色々と時代錯誤的な面倒臭さが頭を出してしまう……。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-07-25 15:08:04) (良:1票) |
《改行表示》49.《ネタバレ》 こんなに登場人物に感情移入したのは、久しぶりであった。その世界で汚れ役を押し付けられて、当然と思われている男。それが職業であるのに、その為に忌み嫌われている男。 「神に選ばれてそれをしただけなのに、なぜユダは救われないんだ問題」である。 まあ、そんな重たいテーマでは、子供に見せられる映画にはならない。しかし、さすがディズニー映画、疎外する周りの人達を含めて、巧いこと着地させている。 私としては、ラルフが去りゲーム世界が成立しなくなったシーンが最高に小気味よい。世の中には必要悪というのがあるのだ、と思うよりは、この世に必要ない人なんていないんだ、とディズニー的に解釈したい。 しかし、多分この物語の一番の重要所であろう、フェリックスが嫌われた事を嘆き、以ってラルフの苦悩を知るところの描写が、ちょっと軽かったのではないか。 が、その後の大団円までの怒涛の展開が素晴らしい。うっかり忘れそうになっていたアレと彼女が、ラルフたちの物語に絡んできて、まさかのアレがそんな伏線になっていようとは…。つくづく、見事だった。 唯一気に入らないのは、ラルフの疎外についての結末で、物語途中でフェリックスと理解し合った描写はあるものの、他の住人たちに関しては、ほとんど描写のないことだ。「君がいないとダメなんだ」くらいの事を言わせても良かったと思うのだが。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-22 21:04:08) (良:1票) |
《改行表示》48.主人公が架空のゲームキャラなのでいまいち好感が持てない。 脇役で登場する実在のキャラの方が魅力的に感じてしまう。 ヴァネロペが登場してからは愛着を感じられるようになって面白くなった。 最初はわがままで好きになれなかった主人公も最終的にはいい奴になってて良かった。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-09-25 14:28:30) |
47.《ネタバレ》 自分ではそこそこのゲーム好きやとは思うんですが、洋ゲー中心やからでしょうか、知ってるキャラクターは少なかったです。ストーリーはお約束通りに展開しますが、いかんせん登場人物に共感できないのが残念なところ。ゲームなんて感情移入できないと致命的なような気もしますが。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-01 23:55:11) |
46.《ネタバレ》 あらかじめ、ひどいハンデ(甘いお菓子の世界)を観客に背負わせる設定の割には、見せてもらった感じはします。それはひとえに、ゲームセンターの裏側の世界がとてもよく出来ていただったからだと思います。ワタシは「パックマン」と「ストリートファイター」ぐらいしか知らないけど、ほかのゲームも知っている人は、相当面白かったんじゃないでしょうか。とはいえ、ワタシのとっては、背負わせられたハンデに胸焼けして、こんなもんです。 【なたね】さん [DVD(吹替)] 5点(2019-05-09 21:46:05) |
45.《ネタバレ》 世界中にゲーム好きな人が沢山いるんだなと。 |
《改行表示》44.《ネタバレ》 ディズニーなのに単純な勧善懲悪じゃないところがポイント高い。サイバグは悪として描かれているけど、主人公も「バグ」ってるし。 ゲームというストーリーの中に、別のストーリーがあるっていう「メタ」展開を、子供にすんなり見せちゃえるっていうのは結構すごいと思う。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-23 18:14:17) |
43.素直に面白かった。実在のゲームキャラがわんさか出てきてなんでもないシーンでも飽きないし、ドットキャラのピコピコムーヴがスーパーキュート。 【けんじマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-08-30 07:17:15) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 テレビで観たのでカットされていた場面があったかもしれません。 全般的には面白かったです。ただ、いくつか気になる点がありました。 ヒロインは可愛いのですが、時たま変に眉を寄せることがあり、解せない表情に戸惑いました。 カルホーン軍曹にもうちょっと豊齢線を刻んで、歴戦の兵っぷりを表現して欲しかったです。 めちゃくちゃの物が出来上がったのに対し「これサイコー!!」という反応はありきたり過ぎます。 看板に「Mentos」とあるのに、ただ「キャンディー」と言わせるのは大人の事情でしょうか。良い子は特定商品で真似しないでね、ってことでしょうか。 カルホーン軍曹とフェリックスのチューの場面に浮かぶハート。よくある効果(それとも元ネタゲームがあるのでしょうか?)とは思いますが、気に入っていた笑蔓再登場の期待を削がれ残念。 カルホーン軍曹とフェリックスの結婚式でのチューの場面。兵士達が構えた銃のレーザーサイトがハート型に集まれば良かったのに。 最後に、レーシングゲームのワザが瞬間移動って有りなの?おいらはナシだと思うけど。 あーー何だかんだケチ付けたくなるのは、ヒロインの登場場面で非常にイライラしたせいかもしれません。 それにしてもゲーム機の進化と共に頭身の進化もすごいですね。ターボ・タスティックの人とシュガーラッシュのキャラクターが頭身違ったらバレバレなので異なる世代でも頭身を合わせる必要がありましたけれど、いずれはキャプつば15頭身みたいになる!? 余談ですがメントスガイザーやってみたくなりました。 【ぱいなぽ】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-04-30 23:28:38) |