《改行表示》29.《ネタバレ》 マフィア映画にしては人物の描き方が浅く、ドラマが盛り上がりません。 仲間を1人、また1人と集めていくシーンは好きですけどね。祭りや遠足の前のワクワク感に似ている。 一筋縄ではいかない面子をそろえて、いったいいどんな凄いことをやってくれるのだろうと楽しみで仕方がない。 ところが蓋を開けてみたら、コーエンのカジノや麻薬を積んだ車を襲うだけ。 まあ、最初はそこから始めるのだろうと思ってみていたら、終始そんな感じ。なんと芸がない。 なのでアクションは夜のシーン多め。 暗いうえにみな同じファッション。 誰がどこにいて、誰が誰撃ってんのかわかりづらいです。 わかりづらいから、見せ場であるドンパチシーンもいまいち盛り上がりません。 ※例外はあります。靴磨きの少年が巻き添えで撃たれてしまうシーンは緊迫感もあり良かった。だから今後の復讐劇に期待を寄せたのですが、それを超えるものは後半ほとんど出てきませんでした。 盗聴器を発見された途端、主人公たちの素性が一気にばれる理屈もよくわかりません。 エマ・ストーンは大好きな女優さんですが、正直この映画ではいてもいなくても良い程度の役回り。 軍隊あがりの歴戦の猛者オマラ。 投げナイフの達人コールマン。 天才ガンマンのマックス。 有能な人物を集め、個性豊かなはずなのに、それにしては盛り上がらなかった不思議な作品です。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-05-12 17:12:33) (良:2票) |
28.《ネタバレ》 1949年、人々の欲望渦巻く大都会LA。暗黒街では、残虐な元ボクサー・コーガンが圧倒的な力でギャングたちを支配していた。警察、判事、保安官らが次々と買収されていくなか、業を煮やした警察署長がある一人の警官に極秘任務を命じる。毒をもって毒を制す!決して悪を許さない熱い男オマラの元に集まった仲間たちは、コーガンの組織をぶっ潰すために孤高の戦いを開始したのだった。絶対に買収されない、まさに〝アンタッチャブル〟な男たちの姿を描いたこてこてのノワール作品。――って、だからこれってもう「アンタッチャブル」じゃん(笑)。さすがにオリジナリティなさ過ぎだって、これ。それにあまりにも行き当たりばったりな作戦の数々が何故か次々成功するのを、ただ運が良いだけで済ませちゃうのもなんだかなー。でもまあ、さくさく進む分かりやすいストーリー展開に男汁120%のダンディな役者陣が織り成すこってり濃厚な映像世界とかはけっこう楽しめました。ということで、不満は多々あれど、ぼちぼち面白かったかな。風呂上りに、ビールと枝豆片手に肩肘張らずに観るには最適な映画だと思いまーす。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-14 09:06:18) (良:2票) |
《改行表示》27.《ネタバレ》 なかなかに豪華なキャストに惹かれてのレンタル。ギャング VS ギャングまがいの警察官チーム。各キャラ人となり部分の描き込みが浅く、残虐で派手な立ちまわりにも今一つな感が。死亡フラグたちまくりなカップルの最後にちょっぴり白けたり。 脚本もう少し頑張ってくれてたら。 ただ、父を亡くした子と「我慢しなくていい」と抱きしめるジョンのシーンには涙腺崩壊 +1点 そしてエマ・ストーンの赤いドレス姿のウットリ見惚れる美しさときたら、ローレン・バコール、リタ・ヘイワース再来のよう +1点 まずまず楽しめた作品です。 |
《改行表示》26.役者は素晴らしい顔ぶれ。 ライアンゴズリングを筆頭にジョシュ、エマストーン、ショーンペン。 目には目を歯には歯を。ギャングVSギャング警察、構図はいい。 けどギャング映画としては今一つ盛り上がりに欠けるのはたしか。もったいない感じ。 及第点な評価ながら哀愁が無い、脚本は薄っぺらいし、心に残りづらい。 |
《改行表示》25.《ネタバレ》 そこそこ楽しめたけど、ちょっと都合良すぎなとこが目立ちました。 ギャングとの戦いで、相手はバタバタ死ぬけど、こっちの犠牲者少なすぎ。 相手の撃った弾全然当たりません。 妊娠してる奥さんとか、ボスの女に手を出した相棒とか、死亡フラグ立ちまくりで いつ殺されるかとハラハラしてたけど、結局主役だけはハッピーエンドでした。 警官バッチを誇りに、正義感が強いが故に街では浮いてる警官を集めて ギャング団に対抗するグループ形成過程は面白かったけど、 もう少し各人のキャラと背景を掘り下げてほしかったです。 【nanapino】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-06-25 22:23:27) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 いや~、こういうハードボイルドのギャング映画って久々に見たような気がします。映像的にある種の即視感のある感覚、例えばチャイナタウンでのドンパチとか、終盤のミッキーの館に乗り込んでやるドンパチとかって、シチュエーション含め見たことあるような感覚なんですけど、なんでも実話を基にしているそうなので、これまでのギャング映画がそういう実話のエッセンスを汲み取って作られたものなのかな、という気もします。映像もスタイリッシュさを感じましたし、当時のレトロなギミックが好きな自分には小道具も見ていて楽しめました。ストーリーはまさに勧善懲悪で、ある種の意外性を求める人には刺激がないかもだけど、逆に言えば安心して見ることが出来ます。靴磨きの少年を殺されて我を忘れたり、工学系お父さんを殺されて我を忘れたりっていうシーンは王道だけどでもやっぱり見ててぐっとくるものがあります。ショーン・ペンが悪役をやるというのも珍しいけど、悪くない演技でしたね。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-04 17:55:05) (良:1票) |
23.2013.05/10 鑑賞。何年振りか記憶にないほど久し振りに映画館へ。昔と違いシステムが変わりウロウロ。シニア料金も安いのか高いのか・・。でも今の映画館はイイネ!! 鑑賞環境、座席も云う事無し、特に音響と大画面(でも昔の70mm・シネラマの比ではないが)は家庭では到底望めない。作品としてはショーン・ペンの存在感が大きく、ギャングスタースクワッド6人に匹敵。結構楽しめた。鑑賞環境とショーン・ペンの迫力に+1点。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-13 21:45:40) (良:1票) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 ショーンペンが出ているし、久々のフィルムノアールものだと期待して見に行ったけれど、正直ダメだった。男たちの渋いドラマかと思いきや、かなり「分かりやすすぎる」退屈な内容で、深みがない。 映画の、わりと序盤のほうから説明セリフばかりなので嫌な予感はしたけれど、全編そんな感じ。 思ったことをそのまま口に出す男たちの、一体どこがカッコイイてんだ! そういう意味ではライアン・ゴスリングのキャラ及び登場シーンは(比較的)見応えはあったけれど、やっぱり女が絡むシーンなどは不満あり。バレれば確実に殺されるであろう女に手を出す背徳観なんか微塵もなく、まるで普通のサラリーマンの嫁さんに手を出してるのと、あまり違いが無い描き方だ。 演出的な不満に加え、物語もあまり共感しずらい。「ダーティーハリー」などとは似て非なる物で、どちらかというと主人公たちのやってることは「ダーティーハリー2」の白バイ警官たちと同じ。バッチを投げ捨てたりしてるけど、「お前らハリーにはなれてないから!」と言ってやりたい。「その後、妻と幸せに暮らしましたとさ」では済まないだろ。 LAコンフィデンシャルの前哨戦として、長いオマケ作品だと思うことにします。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 2点(2013-05-11 11:49:35) (良:1票) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 バットマンや攻殻機動隊のギャングヴァージョンと言った感じで『法で裁けない悪を悪行で裁く』的ストーリー。 全編に渡って『マイボディガード』の様なシリアス且つグロテスクな内容がてんこ盛りと予想していたが、最初の作戦は穴だらけで逮捕されて脱出作戦を繰り広げたり、序盤は意外とギャグテイストが盛り込まれていた。 ただ、ギャグの質自体は嫌いではないのだが、本作のテーマを考えるといささか不似合いな印象を受けた。 話的にも、敵に盗聴装置がバレてしまいそれを逆手に取られ仲間を失ったり、家を襲撃されるシーンや、銃撃戦で殉職する仲間のその後や各メンバーへのスポット等、もう少し尺を割いて描写しても良かったかな、と思う箇所が結構あり、総合的に見ると上述したギャグパートを削ってガチガチのシリアスにした方が良かった気がする。 カーチェイスと銃撃戦に関しては、そこまでの派手さや合理性は無いが、演出が相当頑張っており臨場感抜群、特にカーチェイスで上空から次第に主人公に近付いていくシーンはかなり良かった。 ギャングを根絶やしにすると言う目的の割に、敵であっても殺生は避けたりボスは法的に逮捕する等『手温い感』もあったが、仲間との会話でもでたが、いくらギャングに扮して違法行為をしようとも、警官として絶対に譲れないポリシーと捉えれば悪くない展開(贅沢を言えばここももう少し際立たせてほしかったかな)。 総評 決して詰らないわけではなく、面白いが『非常に惜しい』作品。 個人的な印象として『ギャング映画=長い』なので、気にはならないと思うからあと30分位尺を伸ばしてればもっと良くなったかな。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-05 03:14:52) (良:1票) |
《改行表示》20.なんかいまいちだったなー。 キャラを消化できていないなー。 ショーン・ペンは空回りしてたなー。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-05-05 01:41:34) (良:1票) |
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《改行表示》19.《ネタバレ》 やけに豪華なキャストなんですけど冒頭のショーン・ペンの残虐さに期待してたのとは違うかもと思ったけど、 気楽に観られる警察VSギャングものにあっという間に変わりました。オマラの奥さんがメンバーを決めるってとこからですね、 「あれあれ??」となったのは。ココ面白いです。 「アメリカン・ギャングスター」では特別編成された麻薬捜査チームに追い詰められる悪徳麻薬捜査官だったジョシュ・ブローリンが 今回は正義感は人一倍あるけど、あまり知的とはいえないチームのボスで、がむしゃらにカジノを襲って逆に逮捕されるとか笑っちゃいました。 深みとか情感とか美学とかそういうものはないんですけど俳優たちのダンディな姿は見られます。 ライアン・ゴズリングはキャラに合わせて声も変えてくるんだ、すごいわ。 ミッキー・コーエンはカポネと同じく脱税で逮捕されてるんですが、まぁいいか。 エンドロールが「L.A.コンフィデンシャル」みたいな雰囲気。警察とギャングのいろんな映画を思い出す作品でした。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-03-26 23:10:58) |
18.無難に手堅くまとめたギャングVS警察モノ。アンタッチャブルの劣化版というか現代版?に思えてしまうのと、ショーンペンが小物にしか見えないのが難点。 |
《改行表示》17.《ネタバレ》 最初に非情なショーン・ペンが出てきたときは、ヒリヒリするような緊張感を楽しめるかと思ったのですが、さにあらず。ちょっと軽い感じのアクションものでした。 どちらかといえば「エクスペンダブルズ」とか「オーシャンズ~」とか「ワイルドスピード」とかに近い感じ。要はアウトローで個性的なメンバーがカリスマリーダーの下に集い、徒党を組んで敵に立ち向かうというパターン。で、誰かが犠牲になってリベンジに燃えたりするのもお約束。すごくデジャブ感があります。慢性的な孤独感の裏返しなのか、かの国の方々はこの手のお話がお好きなようで。 結局、ショーン・ペンも非情なだけで深みながないまま最終決戦へ。で、やはりお約束の結末。有名な役者がゴロゴロ出ているだけに、なんだか惜しいかなと。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-29 02:11:28) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 許さん!このLAは俺たちが守る!!! 警察はギャングの手に落ちた…買収され、誰も奴らには逆らわない…しかしそんな中でも正義の炎は消えていなかった。金に目がくらまず正しき血潮が流れる彼らの歴史には残らない反撃が始まる! いや、当初は50年代ギャングものでもダークでリアルな雰囲気でやっていくのか、と思ったら外連味たっぷりなハードボイルドでアクションな七人の侍ライクの映画だったは…いいじゃないのさ! これぞフィルムノアール!と言わんばかりの50年代LAの華やかな雰囲気と極端な暴力描写、そしてどこまでもハードボイルドなジョシュ・ブローリンにララランドカップルのニヒルだけれど正義に熱いライアン・ゴズリングにTHE美女なエマ・ストーンという豪華な面子、そして早撃ちガンマンにナイフの達人という濃いキャラクターを揃えてショーン・ペンを叩くという展開は非常に良いですね。しかもアクションシーンはまるでヒーロー映画のようなアングルで非常に己の胸に眠れる中学生男子の心を鷲掴みにするカッコ良いカットの連続で堪りませんでした。特に麻薬輸送車を襲うカーチェイスシーンは良いですね。 最後はショーン・ペンをボコボコにして「悪が栄えた試しなし!」と叫びたくなる、スカッと終れてシンプルに楽しめる素晴らしい娯楽作でした。 【えすえふ】さん [レーザーディスク(吹替)] 7点(2019-04-15 23:51:14) |
《改行表示》15.「アンタッチャブル」の下位互換。 エマ・ストーン、ひとつひとつの所作が美しすぎ。 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-04-16 22:54:16) |
14.《ネタバレ》 もう、どこから観ても『アンタッチャブル』へのオマージュというかパロディなのかもしれません、この映画は。ジョシュ・ブローリンがエリオット・ネスというわけなんですが、それなりに工夫して『アンタッチャブル』をパクったという努力のあとは感じられますね。チームのメンバーを選ぶのが奥さんと言うのは笑っちゃいましたが、『アンタッチャブル』でネスの奥さんがひたすら一歩引いた位置で夫を心配するだけの存在だったことを考えると、なかなか現代的な脚本だと思います。 ジョシュ・ブローリンのゴリラみたいな風貌と知恵のない暴れっぷりはなかなかのものです。まあミッキー・コーエンという実在の大ギャングを引っ張り出してきてこれだけの史実無視の展開は、ある意味で清々しいぐらいです。メリハリだけで物語を紡いだという印象で、どうせ事実を脚色するならこれぐらいオーバーにやらないといかんと言うことです。ショーン・ペンも額の血管が切れそうな熱演で、共感するところが皆無の男になりきってました。でもそんな二人を出し抜いて美味しいところを持って行っちゃったのがライアン・ゴズリングで、この人こんなに色気のある男優だったのかと見直しました。 ラストにいたる展開と登場人物たちのその後はあまりに類型的で、これもパロディのつもりだったのかしら。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-04 22:50:31) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 あまり印象に残らない映画だった。テンポが良くて展開が早いのは良いんだけどね 、、。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-02-01 12:13:11) |
12.《ネタバレ》 まぁよくあるギャング映画。とにかくライアン・ゴズリングがスタイリッシュでカッコいい!警察集団の雑な作戦もいい意味でリアルな感じで良かった。これだけドンパチやってれば飽きません。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-20 00:22:14) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 実在のギャングスターを描いた映画で度々登場したミッキー・コーエン。 ショーン・ペンのコーエンはちょっとスマートでしたが、スマートな中にも流石の迫力を醸し出します。 ストーリーは色んな意味で「アンタッチャブル」を思わせます。 アンチャッブル側、ギャング側、それぞれの登場人物の個性や時代の雰囲気、音楽などやはりアンタッチャブルはいい映画だったなあと思わされます。 とは言えジョシュ・ブローリンの、エリオット・ネスと比べるとちょいワルでとびきりタフな隊長像は様になっていたし、ラストのコーエンとの一騎打ちはなかなかの迫力でした。 ただし、最後の“バッジ”はちょっと余計だったかな。 オマラ巡査部長、途中はタフさではハリー・キャラハンにひけを取らないな、なんて思いながら見ていたら、全く同じ締めでしたから・・・。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-05-23 22:15:10) |
10.《ネタバレ》 言い方が正しいかは分からないが、いろんな意味ですごくオーソドックスで映画的だった。渋いおっさん、男前、切れた悪役、ドンパチ、感動、悲しみ。よくあるギャング映画満載だけど、それがおもしろい。出産のところはベタだけど一番良かった。 【ラグ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-29 01:28:04) |