《改行表示》61.《ネタバレ》 ブルーレイで観れる日がくるとは思いませんでした。 当時観た記憶がトラウマのように鮮烈に残っていましたので、懐かしい想いを馳せながらいざ鑑賞。 今でこそ、CGで何でもできる時代ですが、この頃の特殊メイクや効果はまさに職人技でした。歯が抜け落ち、牙が生えるところや爪が鋭くなって悪魔化していく過程は、今みると当然チープなのだが、その生々しい質感は、CGでは生み出せない味わいをもっている。 映画館という閉鎖された空間でのサバイバルといえば、最近では「REC」が当てはまると思いますが、その設定を作る理由や脈絡がないのはアルジェントの真骨頂でもあるし、唐突さ加減が恐怖心を刺激するのだろう。 特に、廊下の奥から目を光らせて、近づいてくるあのカットは、ホラー映画史に残る名場面でしょう。バイクで疾走する間をアクロバティックに舞うデモンズもご愛嬌。 チケットを渡してきた男や仮面の謎、扉が空かなくなったオカルト現象など、理屈はどうだって良い、楽しめれば充分じゃないですか。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-07 20:09:27) (良:1票) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 イタリアは70年代から80年代にかけて、独創的なホラー映画が多数作られていましたね。 本作は一言で言えば「特殊メイクの宴」といった感じ。 次から次へと、実に凝った作りの特殊メイクが披露され、そのクオリティの高さに目を惹かれます。 血まみれスプラッターで赤色というだけでなく、感染者は口から謎の緑色の液体も出してきてその色彩感がまた時代を感じさせます。 ナウい系統の若者たちやサイバーパンクな若者たち等、80年代のファッションもまた懐かしさを感じさせてくれます。 バイクと日本刀で敵をバッサバッサと倒していくヴィジュアルがなかなかに格好良かったです。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-18 17:19:36) |
《改行表示》59.《ネタバレ》 これ封切られたのは高校生の頃かなあ。 試写会か何かで、ゾンビの扮装をした演者が映画館で暴れる、というまさに映画が現実になるという斬新な宣伝手法が話題になったような記憶がある。 映画館という閉鎖された空間では、アクションに限界がありそうだが、そんな中でもロビーに不自然に置かれていたバイクを館内で縦横無尽に走らせる演出はあっぱれというべきか。個人的には、ヒロインよりもその友達役の女性の方がタイプだったので、途中でデモンズに変身してしまうのはちょっと残念。 コカインを吸引してバカ騒ぎするチンピラを出してお色気シーンも付け足す的な王道を押さえた演出も見事。この手の映画はつじつまが合うとか合わないとかは気にしない方が楽しめるのではいかと。 時代を感じさせるものの、当時のホラー映画の雰囲気を感じられる大事な一本。 |
《改行表示》58.《ネタバレ》 正にそーいう時代の直中…とゆーか、まずは高度に『死霊のはらわた』ぽいですし、当然ロメロ三部作みも強いですし、で更に(当然の如く)『サスペリア』感も在ったりして、あくまで個人的にはその時点でかなりポイント自体は高くなりますよね。しかし、今作に出てくる「デモンズ」とやらは、極めてゾンビ(ロメロ・ゾンビ)に酷似した設定ながらも本来的には明確なる別物だと思うのです。でも、今作って結局、そーいう連中を擁しての「お話の中身」の方が寧ろより高度にゾンビっぽい…という意味でのゾンビ映画でもあるのですケド(⇒いわゆる閉鎖施設でのアウトブレイク系)、でもまた一方で根本的なホラーとしての質感・雰囲気自体は結構高度な「不条理系」なのですよね(⇒物理法則が通用しない系統)。だから結果として、そーいうフワっとした空気感の中で(前述どおり)中盤にはいつものゾンビ・サバイバルがおっ始まるのが、個人的にはどーにもチグハグに感じられてシンプルに面白く観れなかったのですね(⇒完全なる「無駄な足掻き」に見えてしまって。。) しかしながら決して、全く見ドコロの無い映画…とゆーのではないと思ってまして、まずは特殊メイクや、あるいは優れた色彩感覚(⇒流石のアルジェントorイタリアンホラーの一流と言うべきモノ)等々、ルックス的な部分には十分に面白みの在る作品だとも思うのですよね。でも重ね重ね・結局のトコロ、最初と最後のハイテンションなショックシーンしか(ほぼほぼ)面白くない…と。あと、個人的には終わり方もちょっと酷すぎるかな…と思いました。最終の結論、暇潰しには今でも使えるかも知れませんが、それ以上にはまァ成らないかな…と。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-14 22:03:36) |
《改行表示》57.《ネタバレ》 ゾンビ系ホラー映画。この類の映画で、最後、楽園を目指して逃げて終わるというスタイルはよくあるパターンだが、ウォーキング・デッドみたいに引っ張って引っ張って、結局は、つまらなくなるよりも良いのかもしれない。(でも、最後、ちとやりすぎでないかい?) ※BGM、やっぱり、モトリか。イタ映画で使用されるとは・・・ |
56.プロットが散漫で盛り上がりに欠け、とっちらかった感が強く残念です。ゾンビとかバタリアンとか、ホラーの名作には印象的なシーンが必ずあるんですが、そういうものも見いだせず。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 4点(2016-07-11 23:57:51) |
《改行表示》55.《ネタバレ》 映画館で起こったこととリンクして現実に現れるデモンズたち… デモンズの特殊メイクが最高です。 普通のゾンビ映画は噛まれるとゾンビ化していきますが、この映画では、デモンズに引っ掛かれるとデモンズ化していくというのが、斬新です。 デモンズ化していく様子がアナログ感いっぱいで、いいですね。 最初から最後まで次から次にデモンズが出まくりで飽きさせません。 【のびろべえ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-05-05 21:13:07) |
《改行表示》54.【ライダーマン2号】さんに同意。これゾンビじゃないですよねぇ。噛まれたら感染する等の共通点はありますが。デモンズはあくまでデモンズだと思います。でもまあ似たようなものですけどね(笑) これ、おそらくは劇場を借りきって撮影が行われたのでしょうが、舞台がほぼ劇場内なので飽きてきます。冒頭こそ、美少女が電車で遭遇する不穏な空気感が『サスペリア』っぽくて良かったのですが、劇場に行ってからはデモンズとの追いかけっこ一辺倒なのでかなり薄い内容です。毒ガスや細菌でゾンビになるってのはよくあるが、映画を観ただけでなるってのはなかなかあるまい。なんともはや大雑把な映画です。 エンドロールが流れても安心してはいけない。『キャリー』級の恐怖が! 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-11-06 13:47:13) |
53.《ネタバレ》 劇場が映画とシンクロしてお化け屋敷状態に 以外に劇場はガラガラでエキストラをあまり集められなかったのだろうか 中盤まではテンポがよくてなかなか楽しい 以降中弛み感もあるが暴走族が新たに加わるとかで飽きさせない展開になる しかし新たに加わった暴走族はただやられるだけで状況は何も変わらない こいつらが何か以外に役に立ったりしたらおもしろかったのに残念 メインらしきイケメンがいきなりバイクで日本刀振り回すあたりから切り替スイッチが入ったかのようにドタバタな展開になってきて、果てはいきなりヘリが劇場の屋根を突き破って落ちてくる すでにこちらはスラプステックさを楽しんでいるのでなんの抵抗もないがかなりシュールな展開だ マジメに見ていた人の度肝を抜く可笑しさがある ラストはやっぱりというかヒロインがゾンビに変身して終わり 撃たれた後転がったヒロインを引きで捉えたカメラワークがなんだかシュールでなかなかよかった この辺も微妙に可笑しくてこの映画の持ち味になっていると思った ゾンビがかなりの勢いで走ってくるがランニングゾンビはもしかしてこの映画が初めてじゃなかろうか 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-08 07:35:24) |
52.傷口がどんどん酷くなってデモンズに・・・ってとこまでがハイライト。 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2013-05-04 10:01:43) |
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《改行表示》51.ゾ、、ゾンビが走る!!!!! とにかくそれが一番の衝撃だったし、当時は十分怖かったな~それに音楽がまたいい。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-09-03 15:40:22) |
《改行表示》50.《ネタバレ》 良き時代を感じるB級スプラッター映画の傑作。 最初の地下鉄の荒廃した雰囲気がスーパーファミコンのファイナルファイトみたいで良い。 B級なのでショボイところもある。 しかしつくりに気合を感じる。スプラッター映画ファンに高い人気を得ていることは見て分かる内容だ。 劇場にいる人間のキャラクターがアホらしくて素敵だ。 とくに最高なのは盲目のオッサン。某名作映画みたいだけど、こっちは何のドラマもないのでなんでいるのか分からないところが面白い。 女主人公はなかなかの美女だった。 モンスターにやたら迫力がある。デスボイスが最高。 エクソシストみたいな緑色の液体を吐きだして汚いグチャドロスプラッタ満開。 レトロなメタルの音楽がカッコいい! 思い出すのはメタルのライブ。劇場で跳ねたり舞ったりするゾンビどもとメタルのサウンドの融合は メタルのライブを体感しているようでモッシュを思い出す。 メタル好きは見るべし! なにより劇場が悪魔に取りつかれているようなところが気に入った。 最初に見たときこそショボイと思ったが幾度か見るたびに魅力が増す。 入口が塗り固められていたり、マスクの男の存在など妙に謎なところが癖になる。 劇場の雰囲気も変な像とかがあって奇妙だ。 噛めば噛むほど味がでるスルメ映画だ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 00:58:59) |
《改行表示》49.ロメロやフルチに比べ、アルジェントは女性の趣味が良いので、ヒロインは可愛いです。ガンガンのハードロックとスプラッターのフルコースでお腹いっぱい!アキロンの大王がちっちゃくて怖くなかった(爆) 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-27 08:38:41) |
48.これだけチープだと笑うしかない。勝手にやってくれ。 【Snowbug】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-07-26 15:41:34) |
《改行表示》47.人が食いちぎられるという恐怖がゾンビものにはあるが、デモンズにはそれはほとんどない。が、閉鎖された空間で化け物に追いまくられる点と伝染する点が同じで、考えてみればゾンビもデモンズも「鬼ごっこ」のスリルに通じるものがある。 デモンズはイタリアもので、そこがなんとなくファッショナブルに感じられたものだった。とりわけ印象に残っているのはチケットを配っていた仮面の男の、そのチケットの配り様、立っている様、衣装・・・スタイリッシュだったな。 恐怖というよりもスリルいっぱいの映画でした。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-11 18:53:00) |
《改行表示》46.この映画の公開当時、いわゆるリビングデッド(本作に出てくるのは若干違いますが・・・)は動きもスローモーで、致命傷を負わなければ「なんとかなる」相手でした。 しかしこのシリーズに始まる”デモンズ”たちは一味違う。ちょっと引っかかれたぐらいでもだめ、しかも動きは速い。そんな物騒な生物たちが暗い密室で増殖するのだからたまらない。当時としてはコロンブスの卵的発想で、斬新でした。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-12 19:42:38) |
《改行表示》45.おっかし~な~??昔映画館で見た時すっげ~怖かった記憶があるぞ?記憶なんかあてにならんやね 【レッドホーク】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-16 01:35:18) |
44.昔観た時は、ドキドキしてたんだけど、今見ると、かなり変てこな映画やわ。でも、この無茶な展開がなんともいえない怪しさがあって結構好きかも。デモンズが結局なんなのか、なぜ一人だけ体の中から悪魔があらわれるのか、あの鉄仮面の男はなんなのか、劇場はなぜ封鎖されてるのか、意味がわかんないとこが不気味でええねん 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-20 15:28:52) |
《改行表示》43.ゾンビの設定は秀逸ですが、にしてもなんて雑な映画なんだ! 映画と同じことが現実に起きるというせっかくのアイディアも仲間の一人がフィルムをメチャクチャにするという暴挙によって台無しだし、劇場で映画が始まってからからお互い自己紹介し合うなんて、起承転結良く練られてないなぁ~。 他にもあからさまに変な描写&展開満載なので、何故にヘリコプター?とかアキロンの大王どこいった~!とか。突っ込みいれて見るのが正しい鑑賞方です。 【カニ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-10 02:41:03) |
《改行表示》42.ゾンビ物はこれからどうなっちゃうの~?という余韻を残したまま終了、というのがほとんどだがこれもそんな感じ。もぎりのお姉さんは裏で手を引いてる仲間かと思ったらそうでもなく。アキロンの大王が出てきたと思ったら退場してそのままうやむやに。何故か映画館の天井を突き破りヘリが落ちてくる。など変なところも多い。まともな(?)ゾンビ物だともう恐怖を感じないなぁ 【HIGEニズム】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-22 04:08:52) |