180.チャーリーズエンジェルのキャメロンのスパイダーマンパンツよりもケイトのピンクパンツのほうがオレは好きだ。しかしあのシーンは必要だったのかライミ監督?(オレには必要だったが..) 【デヘデヘ】さん 7点(2003-08-18 17:33:08) (良:1票)(笑:2票) |
《改行表示》179.サム・ライミほど、自身のキャリア形成に熱心な監督はいないと言われています。特段ホラー映画が好きというわけでもないが、低予算でも観客から注目される可能性が高いということでデビュー作に『死霊のはらわた』をチョイス。同作のシリーズ化により10年かけて世界中の映画オタクに名を売ったところで、一流俳優がズラリと顔を揃えた『クィック&デッド』に挑戦。しかし、この挑戦が不発と見るや、『シンプル・プラン』を撮って「私には映画監督としての基礎的スキルがあります。決してキワモノ監督ではありません」ということをアピール。そして、ハリウッドへの再度の橋渡しのため、これまた実力派俳優が名を連ねた本作を作り上げ、『スパイダーマン』へと繋げたわけです。。。 本作は、ビリー・ボブ・ソーントンが無名時代に書いた脚本がベースとなっていますが、この脚本は超能力者の悲劇を中心に、田舎町での殺人事件や、家庭内暴力、幼児虐待といった複数のテーマがギューギューに詰め込まれており、もはや闇鍋状態。サム・ライミはこれを驚くほど丁寧に整理し、2時間以内で完結するコンパクトなドラマとしてまとめています。あまりに美しく片付けすぎて、主人公自身の家庭の物語や、DV夫に悩むDQNねえちゃんの話などは途中でどっかに行ってしまいますが、語り口が極めて洗練されているので、そのような欠点も鑑賞中には大して気になりません。人間ドラマとサスペンスが絶妙な比率で混ぜ合わされているし、音でビビらせるというホラー演出も随所で効果をあげており、2時間はきっちり楽しめる映画として仕上がっています。。。 ハリウッド進出して間もない頃のケイト・ブランシェットを中心とし、ジョヴァンニ・リビシとヒラリー・スワンクという実力派に脇を固めさせ、キアヌ・リーブスとケイティ・ホームズがそこに華を添える。完璧に計算されたキャスティングです。ブランシェットは後の大女優の風格と技術をこの時点で見せつけているし、リビシはすべてが良すぎます。こんなメンツに囲まれたキアヌはちょいと可哀そうですが、新境地開拓に熱心な姿には好感が持てました。『スパイダーマン』の編集長やメルおばさんも顔を出し、俳優を見ているだけでも楽しめる映画となっています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-07-11 01:18:18) (良:2票) |
《改行表示》178.《ネタバレ》 ホラーとミステリーが融合した、『シックス・センス』や『アザーズ』に近いテイストのサスペンスドラマ。 精神不安定な修理工、DV夫婦、弁護士、曲者揃いのキャストのなかで、最も無害で協力的な人物が実は犯人ってのは、この頃ではお約束になりつつあるのでばればれ。ただ、犯人の予想はついても、確信は持てないわけで、最後まで引き込まれるストーリー展開になっていて目が離せません。 殺人鬼ミステリーものとしても十分面白いこの作品。そこに、オカルト要素を加える徹底ぶり。 しかしオカルトをゴリ押しするわけではありません。 あくまでストーリーの中で、必要最低限に、ここぞというところで効果的に挿入されています。この辺りのバランス感覚はさすがサム・ライミ監督というところでしょうか。 犯人が捕まったあと、更にもう一段オチを用意しているところなんか、さすがとしか言いようがありません。 そしてこの切なくも、何故か心温かくなるオチが、この作品の締めくくりとしてはベストな気がします。 『幽霊はあくまで幽霊で、実体化しちゃだめでしょ。』なんて、ちょっと残念なつっこみポイントもなくはないのですが、そんな粗をつつく気にもなれないほどの迫力がある作品。主人公のもっている『ギフト』が、自由自在に使えるようなそんな便利な代物ではないってところも、重要なポイントですね。 プロットだけを見れば、決して後味が良い作品とは言えないかもしれませんが、個人的には文句のつけようのない面白さでした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-28 13:20:56) (良:1票) |
《改行表示》177.《ネタバレ》 ケイト・ブランシェットの演技がリアルで良い。南部の田舎町特有の保守的な人間関係が見ていてキツイのと、やたらと暗い絵作りに気持ちも沈みますが、出演陣はやたらと豪華です。サスペンス風ですが結構ユルユルなので、どちらかというと小さなコミュニティ内部でのヒューマンドラマといった感じで話は進みます。 ラストの真犯人&助っ人は結構心地よく、暗い雰囲気とは裏腹に気分良くエンディングが迎えられます。意外と良い映画ですが何度も見たいとは感じませんでした。他の方も指摘しているように、若干あちこちやり残したシーンが多いので少し散漫な印象も受けます。ちなみに、この映画が好みだった方は「黙秘(原題:Dolores Claiborne)」もお勧めだと思います。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-04 21:38:04) (良:1票) |
176.サスペンスというには怖さが今ひとつ、キアヌが下手くそだからかね?こんなに大根だったかなあ。やっつけ仕事したんじゃなかろうな。それに予言をするならタロットを使ってほしいしとかケイティ・ホームズが可愛くないしとか文句を言いつつ、ケイト・ブランシェットとジョヴァンニ・リビシが好演なので結構面白く観てしまった。ケイトは冷やっとした怜悧な美貌がいかにも霊感ありそう、でいながら男の子3人を育てるお母さんのどっしりした感じもちゃんとあって上手いなあと思う。居間を片付ける手際の良さとか、大きな買い物袋を片手で抱えてさっさと車から降りる姿とか、実生活でも本当にこの位こなしてそうだ。ラストのオチにはびっくりできて、嬉しかった。スレてない自分に安堵。映画はまだまだ楽しい。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-15 00:52:32) (良:1票) |
175.夫の死を予見しておきながら死なせてしまった過去。何故か与えられてしまった特別な力を裏切った過去。だからこそ彼女はその特別な力を発揮すべく占い師として人々に道を示す。だからこそ魔女と呼ばれようとも冷たい視線を浴びようとも、あるいは自分に敵意を向ける男が助かることになろうとも、そしてそこに自らの危険があろうとも、真実を導かずにはおれない。大いなる力を持つものには大いなる責任が伴う。後に『スパイダーマン』に継承されるテーマがはっきりと浮かび上がる。ビッグネームの脇役たちの存在感がありすぎて作品の空気に合ってない気がするが、ホラー演出に磨きがかかり、洗練された映像にサム・ライミの新境地を見る。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-10 13:41:38) (良:1票) |
174.《ネタバレ》 メンバーが豪華な事と、監督がサムライミなので、もっと派手なゴシックホラーになるのかと思ってたので、初見時には少し肩透かしでしたが、改めて見返してみると結構丁寧な作りに好感が持てる映画です。保守的な田舎町で霊感の強いヒロインが苦しむ様子もリアルですし、終盤のどんでん返しも予想外(幽霊の手助けも含めて)で楽しめました。ヒラリー・スワンクは勿体無いキャスティングかなとも思いましたが、アンサンブルキャストの安定感から、緊張感も持続できましたし中々良作のサスペンス映画です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-24 19:10:08) (良:1票) |
173.ホラー、サスペンスとしては先が見えて残念。しかしケイト・ブランシェットやっぱりいいですね。彼女は神秘的な感じの役どころが多いような気がしますが、ちゃんとその役ごとに表現が違うのですね。あたりまえだけど。この映画では超能力がありながらも、女手ひとつで子供を育てている生活感がある、そんな微妙な感じが、ちょっとしたしぐさにも表れていました。ムリだとは思うけれど、彼女のように微笑むことのできる女性になりたいなあ…と思いました。 【ETNA】さん 6点(2005-01-27 20:26:04) (良:1票) |
172.ケイト・ブランシェットが大好きな私だが、これはかなりビミョーな作品だった。断片的な霊視ビジョンを頼りに謎を解いていく物語ならば、日本の漫画のほうが多彩な作品を生み出している。だから霊能力者モノとしてはインパクトが弱すぎるし、この映画のストーリー展開・キャラ設定は、全体的に子供だましだ。ただ、決して万能ではない霊視能力をカウンセリングに使いながら細々と生計を立てる主人公に、そこそこリアリティがあるので、なんとなく鑑賞してしまう。あの、どことなく疲れきった感じも切ないが、映画制作当時は流行だった少女趣味的な薄もののキャミソールドレスを着こなしてしまっているケイト・ブランシェットの薄い体も切ない。若くもなく年寄りでもなく、現実に子育てしながら生きる無力な占い師の日常が、ミョーにリアルなのは、やっぱりケイト・ブランシェットの存在感が一番大きいと思う。自分の能力を「ギフト」と受け入れていくことの悲しみや、周囲から浮きまくってもいる感じが、なんだか「スパイダーマン」とも共通してもの悲しい。相手役として、リビシは思いがけなく良かった。そして、リビシを引き立てるかのごとく出演しているキアヌ・リーブスには、ちょっと驚いた。決して演技が上手いとは言えないキアヌが、髭面になってあの甘いマスクを隠すことで、なかなかイイ味出してしまっている。やはりラストシーンは、夜中に見ると怖い。 【ルクレツィアの娘】さん 5点(2004-07-13 22:31:39) (良:1票) |
171.サスペンスかと思って観てたらホラーだった。せっかくケイトが頑張ってるんだけど…裁判シーンなどで中途半端な意固地さがあるのに、芯の強さが感じられない霊能者にはイラだちが募りました。犯人バレバレでサスペンスとしては、いまいちです。が、ラストはちょっと良かったのでオマケの点。 【ゆうしゃ】さん 5点(2004-03-24 09:44:17) (良:1票) |
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170.《ネタバレ》 「コレ、期待しないで観たら、意外と面白かったんだぁ」と友人から差し出されたDVD....そんな事言ったら余計な期待しちゃうだろ!と『心』の中でツッコミ入れつつ笑顔で受け取った作品「ギフト」....観賞後、友人の思う壺(笑) 終始、心臓に悪い米国的ショッカー(仮面ライダーじゃないよ)にまんまと肝を潰し、予想通りのラストにもハズシ方の半端じゃないキアヌにもそれ程落胆する事が無かったのがちょっと不思議。 アニー(ブランシェット)がすてーんッと転んで、ワンピースの背中(お尻?)にペンキをベッタリ付けてしまった瞬間「あーあ、洗濯大変だ」と関係ない事を考えてしまったり………結局、感想は「意外と面白かった」になっちゃう自分のボキャブラリーの貧しさに著しく憤ってます。 【MAZE】さん 6点(2004-03-22 01:07:22) (良:1票) |
《改行表示》169.《ネタバレ》 ケイト・ブランシェットがホントにいい。佳作。 病んだアメリカを描ききった問題作。 ギフトの意味は深い。彼女の天から与えられた予知能力であり、 そして、最後はある男からのギフトによって救われる。 ラストは本当に泣かせます。音響は最強。テレビで観ては怖さ半減。 【うさぎ】さん 9点(2004-01-10 02:12:16) (良:1票) |
168.霊感を持った人は大変だなと。話的には普通。ライミは早くはらわた4を撮れと。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-13 01:04:05) (笑:1票) |
167.超能力を絡めたサスペンスものだが、人間ドラマとしても良く出来ており満足のゆく一本だった。作品全体としてはそつなくまとめ上げており、緊張感と吸引力は充分にある。何といってもこの映画では、主役を演じたケイト・ブランシェットがすべてに尽きる。幼子3人を背にこわごわながらも立ち向かってゆく姿には、勇気づけられるものがあったであろう。また心の病を持った友だちに、優しく接する姿にも大いに好感が持てた。期待どおりのヒロイン像を、ケイト・ブランシェットは魅力たっぷりに演じてくれた。正統派ミステリーの秀作です。 【光りやまねこ】さん 8点(2003-05-25 11:40:03) (良:1票) |
166.普通に面白い。しかしそれが一番の欠点だな。ライミ先生、あんたは手堅くまとまってはいかんぞ。 【GO】さん 6点(2002-02-18 00:27:04) (笑:1票) |
165.何回か目を覆ってしまったシーン(「く、来る!」ビビり屋なもんで)があったけど、決して怖いだけじゃない。「出てくる」にはちゃんとした理由があるということ、やや似た設定の「ホワット・ライズ・ビニース」よりはるかに出来がいい。「怖がらなくていいのよ、ギフトなんだから」というブランシェットのお祖母ちゃんの言葉に、観ている私もかなり落ち着いた。それに「ギフト」を受け入れて生きるブランシェットが、ちゃんと見すえようとしていることが励み(?)になる。ブランシェットも良かったが、この映画のジョヴァンニ・リビシーがものすごくいい。前半と後半、顔が全然違うのよ。それから、法廷での弁護人は、「グリーン・マイル」のあの人。ちょっとしか出なかったけど、存在感あった。 【ぶんばぐん】さん 8点(2001-07-19 15:09:44) (良:1票) |
164.演出的な丁寧さとスティーブン・キングっぽい怖さが重なってなかなか良い出来だった。冒頭のシーンはなかなかホラーっぽくて、ぞくぞくした。(笑)あまりセリフが多くない分、演技力と演出がものいうだけにサム・ライミの演出は結構ツボにはまった。「ん・・?何かおきそう・・」という微妙なシーンが結構心をかきみだしてくれて、目が離せない。(笑)脚本と演出の出来もかなり良く出来ていたけど、ケート・ブランシェットの演技で更にプラス。やっぱ彼女は上手いね。もともと美人顔ではないけど、人生の重みというか経験を顔一つで表してしまうほど、彼女は顔で演技?するのが上手い。とにかくあっという間に終わっってしまった。 【mmm】さん 7点(2001-07-06 14:35:58) (良:1票) |
163.謎解きや犯人当てなんて気にしてたらきっと楽しめないはず。そんなのはどうでもいい事。キャッチコピーには新感覚ホラーなんて謳ってあるけど、全然新感覚じゃないよ、これは八十年代ホラーの再来ですよ。なんてったってサム・メンデス?いやいや我らがサム・ライミ!彼はやっぱりこういうの作らなくちゃ。いかに驚かす映像を、いかに不気味な映像を見せてもらえるか。それが醍醐味じゃないでしょうか。そして見事にやってくれましたサム・メンデス。いやいやサム・ライミ!そしてキャスティングがこれまたため息が出るくらい面白い。キアヌは自ら希望しただけあって、役の幅を広げる、ふだん見られないようなDV夫を演じてるし、スワンクは実に彼女らしい役どころ。ジョヴァンニ・リビシーの演技と独特の声がさえて素晴らしい演技をみせてくれます。他には「アイス・ストーム」の彼女に「インビジブル」の彼女「恋愛小説家」のゲイ隣人と、なんでこんなに好いキャストばかり集まったのか不思議でしょうがない。やっぱり実力派監督サム・メンデス、いやいやサム・ライミだからだなきっと。もちろんケイトの演技とスレンダーなスタイルが最高さ~ 【あまぬま】さん 8点(2001-06-18 19:44:55) (良:1票) |
162.犯人や結末がすぐに分かるのは、ギフトのおかげ? 【TERU】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-04-17 22:08:24) |
《改行表示》161.《ネタバレ》 サム・ライミ作品と言う事で期待し過ぎたのかも知れない。 この監督さんが本作の様な至って普通の作品も撮れる事を知ったのは収穫だったが、 簡単に予想が付く真犯人含め、総じて期待外れだった。 ケイティ・ホームズの○○を拝見する事が出来たのは意外でしたが・・・(ただのエロオヤジ) 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2024-01-08 17:13:11) |