薔薇の標的(1980)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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薔薇の標的(1980)

[バラノヒョウテキ]
1980年上映時間:99分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1980-04-19)
アクションハードボイルド
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タイトル情報更新(2024-04-18)【イニシャルK】さん
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監督村川透
助監督原隆仁
キャスト舘ひろし(男優)野本宏
中島ゆたか(女優)石川杏子
本間優二(男優)中尾光二
松田優作(男優)矢沢
山西道広(男優)八木
内田良平(男優)門田圭介
佐藤慶(男優)浜田一郎
今井健二(男優)井上垣謙三
榎木兵衛(男優)小池
沢たまき(女優)柴田加代
エド山口(男優)王の配下
草薙幸二郎(男優)王兆徳
加藤大樹(男優)
脚本白坂依志夫
桂千穂
音楽羽田健太郎
鈴木清司(音楽監督)
撮影仙元誠三
製作東映
企画黒澤満
配給東映
編集田中修
照明渡辺三雄
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【クチコミ・感想】

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1.パルプ小説風のハードボイルド。麻薬取引の場で組織の裏切りにあい、銃撃戦の末、舎弟を失い自らも獄中の身となった舘ひろしが、4年後に出所し、組織への復讐を誓うってのが映画のツカミ。逮捕後の彼を誰かがサポートしてくれていたらしいけど、それが誰かはわからないし、舘ひろしも気にしないまま、復讐への第一歩を歩み始める。 「安っぽい犯罪小説らしさ」という骨格が、アクション映画としてうまく生かされてます。すべてが刹那的、すべてが唐突で、物語の辻褄とか何とかいったものも二の次。主人公が危機に陥れば突然助っ人が現れる、などというご都合主義も、港に佇む舘ひろしが中島ゆたかをいきなり引っ叩く唐突さも、映画の起伏や推進力に大きな役割を果たしていて、我々を惹きつけます。前半やたら女優を脱がせたり、中盤で住宅街を舞台に無茶なカーチェイスを展開したり、なんてのも、一種のご愛敬、一種の映画の華。 舘ひろしと中島ゆたかの関係を軸にしつつ、主人公の仲間である内田良平のサブストーリーみたいなものもあり、チョイ役で特別出演の松田優作も含めて、登場人物がそれぞれに印象的。 音楽はハネケンさん、ジャズが物語にマッチして、虚無的なラストに至るまで、雰囲気がよく出ています。 魅力的な作品だと思います。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-02-11 09:27:32)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
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