75.この映画はアクションでもサスペンスでもなく、こってこてのバイオレンスなんですよ。アクション映画のボリュームとも、サスペンス映画の「ほ~」とも違う、苦みばしったバイオレンスの風味を感じる映画だと思います。無駄にややこしい話が感情に歯止めをかけてアクションを盛り上げない上に、その話すら尻切れとんぼで完結せずサスペンスとしても成立していない。この映画をアクション、もしくはサスペンスとして見れば、アラだらけで中途半端な作品と感じられます。が、この映画の脚本には見逃せないほど素晴らしい部分がいくつかあるため、そういった手落ちと感じられる部分すら、もしかしたら監督の計算づくではないかと思います。必要以上に登場人物に感情移入させてはそこいらのアクション映画と同じになってしまう。だからこそ話をややこしくしてあえて盛り上げることを抑制し、このクールな苦味を味わって欲しかったのではないかと。この映画の素晴らしい部分とは、まず第一に銃撃戦へのこだわり。誘拐シーンのじりじりとしたあの緊張感は、撃ちまくるだけのアクション映画とは完全に一線を画します。走って逃げるとか、勢いで振り切るといういい加減なことはせず、ゆっくりと進み、時に立ち止まって常に追っ手を牽制しながら、徐々に間を空けていくという前代未聞の逃走劇です。他の映画ではまったく見られない奇妙な構図なのですが、「実際に銃撃をやればこんな感じになるのかな」と妙に納得させられます。クライマックスの大銃撃戦もただひたすらかっこいいだけではなく、マガジンをきちんと交換していたり、銃を撃つときの反動が見る側にも伝わってきたり、弾が当たった時は痛そうだったりと、とにかく描写が細かくてよく考えられてるんですね。そこいらのアクションとは別物を作ろうとしていたことが伺えます。そしてもうひとつの素晴らしいところはおじさんたちのかっこよさ。ジェームズ・カーンの「老いぼれを見たら修羅場を生き延びたと思え」の名セリフが示すように、おじさん達がやたらかっこいいんですね。ハゲ散らかして腹の出たおじさん達がとにかくプロフェッショナルで、そこいらの映画のヒーローとはまったく違うかっこよさが新鮮でした。この2点により、この作品は誰でもわかる派手な映画ではなく、玄人がじっと見てこの風情を味わう映画を目指したのではと私は思います。もっと評価されてもいい作品ではないでしょうかね。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-06-08 00:11:55) (良:3票) |
74.「誘拐犯」のCMを見ると、「計画は完璧なはずだった・・・。」って言ってます。しかも、「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マックァリー脚本&ベニチオ・デルトロ主演、とも言ってるのでこのCMを見ると「絶対サスペンスだ!」って誰だって思っちゃうのは当たり前。僕も最初そう思いました。映画を見てビックリ。サスペンスじゃないじゃん!でも、後になって考えてみると、この映画は「誘拐」をテーマにしたサスペンスではなく、「誘拐」というのは単に人と人が銃で争い合う状況を生み出すための設定でしか無かったんですよ。だって、本編を見れば分かるとおりで誘拐に計画性なんて微塵も無いし、何より原題をよく見てください。「The Way of The Gun(銃の使い方)」なんですもの。しかし、この映画を担当した日本の配給会社の社員はこの映画の本質を見抜けなかったんでしょうね。どう見てもサスペンスでは無いのは明らかなのに、C・マッカクァリー脚本でB・デルトロ主演というだけで「ユージュアル・サスペクツ」に続くサスペンスだと思い込んでしまったようです。その結果、付けた邦題は「誘拐犯」で、宣伝文句は「計画は完璧なはずだった」。映画の内容とはこれっぽっちも合っていないんだから、CMに触発されてユージュアル・サスペクツのようなサスペンスを期待した人が面白いと思えるはずがありません。だからサスペンスという前提でこの映画を見た人にとっては正当な評価を下すのが本当に難しい映画なんだと思います。一回見た人は頭をリセットしてもう一度見て見て、そしてこの映画を今一度判断して欲しいです。それでもおもしろくなかったら、ゴメンなさい。 【もっち~(←にょろ)】さん 8点(2003-12-01 14:53:01) (良:2票)(笑:1票) |
《改行表示》73.《ネタバレ》 「意欲作」というのが適当なんでしょうなあ。 私は見ていて非常に疲れました。精神的に疲れました。 というのは、「信頼のおけない登場人物」が多すぎる、からです。 ついつい張り切って、書き込みすぎたんでしょ…と私は言いたい。 なんというか、こういうのってバランスが大事なんではないでしょうか。つまり、善玉悪玉関係なく、「信頼のおけない登場人物」=「いついかなる時に意表をついた行動をするかわからないヤツ」を登場させるなら、「そうでない人物」をバランスよく配することが、必要だと思うのです。そうでないと、見ていて疲れてしまうのです。この作品の中で、「安心して見ていられる人物」が、何人居たでしょうか。 「信頼のおけない登場人物」は、「(観客にとって)ある程度行動が予想できるという意味で信頼のおける人物」と混在させてこそ意味があるのです。それを忘れて、やりすぎてしまった結果がこういうことだと私は思う。 …それと、これを言わないでは済まないと思うのですが、やたらに妊婦をいたぶるとか、観客を挑発するためだけにそういうものを使わないで欲しいですね。品がありません(たとえエログロにだって品は存在します)。緊張感が増していいだろうって?冗談も休み休み言いなさい本当に。 ロビンの父がジョーだったとかいう妙なオチですが、ジョーほどの情報通が、実の娘の腹が膨らんでいることに気がつかなかったというのもヘンですし、とても無理があります。 う~ん、脚本でホメられて張り切りすぎて、技巧に凝りすぎたという感じです。こういうものをとても面白いと素直に思える観客は、相当な通好みか本物の犯罪者か、フツーに考えるなら映画業界人ではないでしょうか。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-26 21:55:55) (良:1票) |
《改行表示》72.《ネタバレ》 残念ながら、脚本の出来が良くないと感じました。まず、多くの方が指摘しているように、主人公二人のキャラクターが描かれていないため、魅力が全く表現されていないと思います。また、敵方のキャラクターも同様に描かれないまま、突然各々が自己主張を始めてしまうという、中途半端なドラマが全編を覆っているため、ストーリーにも魅力を感じませんでした。 冒頭の喧嘩のシーンをはじめ、行き当たりばったりで目的もよく判らないまま、犯罪が進んで行くため、緊迫感や爽快感が無く、退屈な展開が続きます。 やはり、どんな理由で金が欲しいのか?なぜ子供が欲しいのか?なぜ汚い仕事を続けるのか?といった、人間の欲望や行動理由が描かれていないため、底が浅いドラマになっていると思います。 ラストの銃撃戦がリアルだといわれていますが、リアル=面白いではないと思います。やはり、人間と人間が戦うという事は、そこにもドラマを求めてしまうものですから。弾数や銃の扱い方よりも、人間の思い、行動、感情が観客の心を動かすのではないでしょうか。 細かい点で気になった所は、1.誘拐のシーンで一旦逃げる主人公たちを、なぜボディーガードたちは撃たなかったのか?2.その後、なぜ主人公たちは戻ってきたのか?ボディーガードたちよりも先に外に出たのに、入り口近くにいたのもおかしい。3.医師のカバンを主人公の一人がチェックしたのに、なぜ拳銃を見逃したのか?4.主人公たちは狙撃銃など多数の武器をいつのまに手に入れたのか?などでした。 好きな人たちには申し訳無いのですが、結論としては「才能があるかもしれない監督の、ひとりよがりの作品」といったところでしょうか。監督の以降の作品が聞こえてこないのも、この作品が評価されていない証といえるのかもしれません。 【塚原新】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-01-19 18:13:40) (良:1票) |
71.《ネタバレ》 妊婦をめぐるそれぞれの人間の思惑がにょきにょきと出てきたあたりはどーなっちゃうんだろーとハラハラもしたが、その後がよく煮詰まってなかった感じ、というかボロボロ。ジュリエットとヘタレ医師がめでたく逃げおおせたとしてもストーリーの落しどころとしては弱いし、ボスに存在感も神通力もないわりには周りの人間が軽く命を懸けてしまうという不思議。そもそもラストの銃撃戦で命懸けで戦ってた初老のおっちゃんたちはダレ? 帝王切開のシーンはアクセントか?アクセサリーか? 妊婦や赤ちゃんをバイオレンスアクション映画のメインアイテムとして使うのはやめろと言いたい。ハラハラさせたいのは分かるが質が違うだろ。ラストも定番ひねりなし。ジェームズ・カーンのみ無意味にラッキー。期待せずに観るべし。 【Beretta】さん 5点(2004-09-02 02:52:17) (良:1票) |
70.とてもとても面白くない。誰が誰の味方で敵なのか分かりづらい、などと文句を言う気も失せるくらいつまらない…。 【プミポン】さん 1点(2003-11-30 18:03:29) (良:1票) |
69.あまり話題にならなかったが、映画の宣伝に「ユージュアル・サスぺクツを超える心理戦」とあったし、キャスティングもいい感じなので、もしかしたら隠れた名作?と思って観た。名作ではなかった。それぞれのオチと伏線のバランスが悪い。いかにもな伏線が多すぎる。特に伏線としてあの大富豪の後妻さんのでてくるシーンに対してのオチは、ラストに持ってくるほどのオチでもないしストーリーに絡みそうで絡まない。複雑なわりに驚きが無い。消化不良という意見が多い様ですが同意見です。最後の銃撃戦もやりすぎに感じました。精子提供で小銭を稼ごうとした二人にしてはカッコ良すぎ。 【R&A】さん 4点(2003-06-02 18:37:13) (笑:1票) |
68.ご、ご、ご、ご、ごめんなさーい、よくわかりましぇ~ん(゜-゜;;)。なんか最初は「はずみで誘拐した」だったのに、なぜにこの二人が拷問術に精通してたり、あんな山のように武器をもっていたり、突入とかが堂にいってたり、射撃があんなに上手いのか、わかりましぇんでしたぁ~。どーして?どっから?なんでハードボイルドになっちゃうの?デルトロがそ~ゆ~の似合うから?なんでぇぇぇぇ(T■T)、わからーん。 【ちっちゃいこ】さん 6点(2002-01-16 22:29:25) (良:1票) |
《改行表示》67.最初の誘拐のシーン、銃を突きつけられていても全く表情を変えないボディガード2人組が、やたらいい味出してます。この時点で、この作品は普通の映画じゃないな、普通の展開にはならないな、と。 誘拐は明らかに失敗、なのに、結局、成功してしまう。やっぱり普通の映画じゃない。 この辺りも、銃撃戦の音だけを延々と聞かせたり、銃撃戦を演じる人物を画面に出したり引っ込めたり。「画面の中と外」を使った演出の遊び心が、ちょっと意表をついていて楽しかったりします。 映画中盤は多少、まったりモードになりますが、登場人物たちそれぞれに思惑があって、事態はいささか面倒なことにもなってきます。主人公が二人組なら、ボディガードも二人組。さらにその対決に絡んでくるベテラン仕事人、ジェームズ・カーンとジェフリー・ルイスも二人組。それ以外にもいくつか、影の二人組の組み合わせ(?)が・・・。 という、それぞれの二人組の思惑が錯綜して、クライマックスに突入する。ここで描かれる銃撃戦は、もはやサバイバル。意地悪にばらまかれたガラスの破片までにも苦しめられつつ、撃って撃たれて、激しい戦いが繰り広げられます。 ジェフリー&ジュリエットのルイス父娘の競演、にしてはこの二人の接点が妙に乏しいのが、ちょっと微笑ましくも。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2021-01-24 09:12:29) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 まあー何にも説明してくれない脚本で。デル・トロとライアン・フィリップの2人が何者なのか、この冒頭から察するに二人はデキてんのか?といった背景説明はゼロ。富豪のおやじにしたって、すでに息子いるんじゃん。代理母使ってまで息子が欲しいって一体?嫁さん部下と浮気してますけど。ジュリエット・ルイスに至ってはますます何考えてるのか完全に不明。赤ん坊を自分のものにしたくなったのか、医者と一緒になりたいのか、まさかのボブとも関係匂わすエンディング。・・等々、観る者の「そこんとこ、も少し詳しく」との気持ちをばっさり無視して話は進む。 こんなに不親切な作品なのにわたしは割とこの映画嫌いじゃなくて、それはたぶん画のかもす独特感が好ましいからですね。 初めて見る「ゆっくり」カーチェイスや、話し合いを持つうちに意気投合するJ・カーンとデル・トロだとか。ゆるっとしてるかと思えば、突然銃撃戦。舞台となる暗闇にぽつぽつとカラフルな電飾が浮かぶモーテルの駐車場の雰囲気が素敵だったり、終盤急に開けるメキシコの眩しい白壁の画も良いです。 何といってもジェームズ・カーンが渋いですよ。私的贔屓役者のデル・トロも、この頃はカーンに比べると若造に感じられます。無駄撃ちされる銃弾が窓を割って降り注ぐ、その脇で冷静に弾を込めなおすJ・カーンの画が好き。 渋い役者らの素敵な画が堪能できるので、ストーリーの細部はどうでも良くなりました。まさに制作の思うツボ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-13 23:28:46) |
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《改行表示》65.《ネタバレ》 途中までは十分に楽しめた。”ハプニング誘拐”で、妊婦が予想外の行動を取るとろに魅かれた。赤ん坊の父親が裏社会の人間で、大金持ちという設定が面白い。しかもお金を払えば出元がばれるのでお金は出せないという設定。少々無理があるが許容範囲だ。思わぬ人間関係のつながりが明らかになり、サスペンス度は増す。しかし間違った出口に向かってしまったようだ。最終的には偶然の出来事が重なっただけの錯綜した物語という印象。複雑な人間関係をうまく処理できてない。というより人間が描けてないのだ。◆まず誘拐犯だが、これは生活の必要上、偶然耳にした情報から誘拐をするのだから、悪人であってはならない。いつしか妊婦と心を通わせ、妊婦を守る立場を堅持すべきだった。それが途中で人殺しのプロのような行動を見せるようになり、貧乏なはずなのに高価な銃を何丁も所持し、何人も人を殺す。これじゃあ感情移入できない。妊婦を解放するのが目的に変更したのだから、お金は放っておけばよかったのだ。それでうまく逃げおおせればハッピーエンドで好印象だったのに。 ◆妊婦は自分の子供を奪われたくないからボスの元から逃げ出そうとする。なら誘拐犯と協力をすればいい。それなのに銃をぶっ放す。それに産めば100万ドルの代理母報酬はありえない。相場は5万ドル。代理母なんていくらでもいる。又普通に考えれば、生物学上の母親(卵子提供者)はボス妻の筈だ。どうして妊婦の卵子が使われたのか?医者と普通にセックスして妊娠したということになる。代理母詐欺だ。子供が欲しかったのか、お金が欲しかったのかどっちなんだ。お金が欲しかっただけが、母性が目覚めて心変わりしたのか。医者と恋愛関係にあったのか?また医者はどうしてそんな無理な要求に同意したのか。父親を困らせたかったのか。困らせる方法ならいくらでもあるはずだ。結局赤ん坊は誰の子供として育てられるのか?当然医者の子としてだろう。だから最後のボス妻が妊娠するという都合のよいオチがある。そして妊婦の父が掃除屋だと?観客を馬鹿にするな! 【気になった点】①ボスが代理母に4人ものボディガードをつけて監視している。 ②ボス妻は異常行動が多いのに事件には絡まない。誰の子を妊娠したんだ。 ③女店員のあの目つきは何?④黒人ボディーガードがホテルの経営者を誤射した。⑤掃除屋は誘拐犯の足しか撃たなかった。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-26 02:02:34) |
64.《ネタバレ》 最初から最後までよくわからない展開で、、、主人公二人の背景が不明で、かつまわりの人も説明不足で、ただドンパチシーンを撮りたかっただけ?? な印象で。。。で、結局は原題どうりということか(苦笑)最後まで頑張って観たけど残念ながら終始退屈でアリマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-04-03 09:05:46) |
《改行表示》63.《ネタバレ》 人物設定といい、あのカッコイイ音楽といい、色々と思わせぶりな映画ですが、結局のところドンパチで全て解決してしまっているので拍子抜けの感があります。しかしながら誘拐するシーンにおいては、ライアン・フィリップが入り口からの長い通路を徐々に怪しげになりながら歩いてきたり、あるいは徐行による車の追跡も画面の奥へ奥へと逃げて行ったりと、奥行きの使い方が意識されていて面白いです(他にも何度か見られる)。 そしてモーテルでの銃撃戦も狙撃を取り入れることによって俯瞰で見せる工夫がされていますし、ラストのじい様たちとの西部劇のような大銃撃戦も人物の位置付けがしっかりしていて視界良好です。これだけ距離感を出しているのは近年の作品では珍しいと思います。ただ、惜しむらくは銃撃戦であるのにやや迫力に欠けていることで、鬼気迫っていない「ワイルドバンチ」のようです。 それにしても白ポロシャツにムキムキアピールのジェームズ・カーンに敵うわけない。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-01 18:32:46) |
【マミゴスチン】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-08-05 05:37:23) |
61.銃撃戦はなかなかイケル。やけに人が死にすぎやけどそれ以外はなんとなぁーくどことなぁーくなんとなぁーく「明日に向って撃て」みたいな感じかな、砂漠がウエスタンみたいに見えたところがよかったっす。でも後は・・・ジェームズ・カーンが太った印象しかないし、誘拐の発端もちょっと軽すぎ。「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家なんだからしっかりしよーよ(笑)最後に「妊娠しちゃった」ってきたのが一番ありえんな。 |
60.ストーリー的には結構ひねりがあるのに、何だかひねらなくてもいいものを無理やりひねっているような… もう少しシンプルなストーリーでも、十分に見応えのある作品に仕上がってのではないでしょうか?その辺りが残念な作品。主役二人のカッコ良さが、ストレートに出て来ない。もったいない。観終わって大いに消化不良ですね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-04-09 15:01:07) |
59.ジュリエット・ルイスってなんか怖いです。まぁそれだけ上手いんでしょうけど…なんか肝心の後半がドンパチやればいいみたいな… 内容が代理出産がどうのこうのなんやし、もっと精神的な交錯が欲しかったかな~ 後なんか暗い… アウトローな感じが変に暗いです。 |
58.なんか画面の土煙がこっちまで来そうだし、汗が飛んで来そうだった。ストーリー最後がちょっと強引かな。 【さら】さん 7点(2005-03-16 16:08:50) |
57.はじめのほうから話は面白くなかったけど、銃撃戦は良かった。タイ・ディッグズが見たかったから、見られて良かった。 【Gene】さん 6点(2005-03-12 15:08:09) |
56.凡作とはどんな映画なのか教えてくれた映画(もちろん感謝しているわけでもないです)。まず、登場人物に魅力がない。登場人物がやたら多いわりに誰も彼もストーリーを進めるための捨て駒のように扱われ、誘拐された女性はギャーギャーうるさいだけ。デル・トロはさすがにうまく役柄をこなしているものの、ライアン・フィリップのほうはやや貫禄不足。おまけにストーリーの焦点が散漫なため、ストーリーは「ユージュアル・サスペクツ」よりも単純であるにもかかわらず、非常にわかりづらい。ここら辺を見ると監督は「ユージュアル・サスペクツ」ではブライアン・シンガーの演出に頼っていたとも考えられる。そしてラストの銃撃戦の取り方も非常に下手。クリストファー・マッカリーにとことん脱力させられた1作でした。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-03-11 20:25:43) |