2.《ネタバレ》 めちゃめちゃでかいサメが出てくるシリーズで散々な目にあったくせに、『喉もと過ぎれば・・・』で性懲りも無くまたこんな映画に手を出してしまいましたとサ。
でも後悔はしていません。なにせ見たいものを見れたので。『サメとタコのキメラが人を襲う』。
私は確かにそれが見たくてこの映画を借り、そしてシャークトパスは確かにめっちゃ出ます。
とにかく次から次に人を襲ってくれるシャークトパス。その辺りは退屈しません。
ただそのシーンだけに力を入れすぎて、シャークトパスが出てこないシーンのダルさは如何ともしがたい。
画作りはB級映画にしてはよく頑張っているほうだと思います。個人的にはこのチープ感は結構好きです。
雰囲気作りはとにかく下手。ちっとも緊張した空気にならないのは、サスペンスとしては致命的かもしれません。
ちょっとコメディタッチなところもありますので、あくまで軽いタッチのモンスター映画にしたかったのでしょうか。
その結果、コメディにもサスペンスにも属さない意味不明なジャンルのモンスター映画ができましたって感じです。
シャークトパスの造形はすっごく好きですけどね。そして出し惜しみせず、可能な限り人を襲うシーンをたくさん用意してくれたことには好感がもてます。