映画『イエスタデイ(2019)』のいいねされた口コミ・レビュー

イエスタデイ(2019)

[イエスタデイ]
Yesterday
2019年上映時間:116分
平均点:7.06 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-10-11)
ドラマコメディ音楽もの
新規登録(2019-08-17)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-05-18)【Olias】さん
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監督ダニー・ボイル
キャストリリー・ジェームズ(女優)エリー・アップルトン
エド・シーラン(男優)エド・シーラン
アナ・デ・アルマス(女優)ロクサーヌ
ジェームズ・コーデン(男優)ジェームズ・コーデン
カミーラ・ラザフォード(女優)ヒラリー
エリザベス・バーリントン(女優)ヘイゼル
園崎未恵(日本語吹き替え版)
鶴岡聡(日本語吹き替え版)
深見梨加(日本語吹き替え版)
勝杏里(日本語吹き替え版)
脚本リチャード・カーティス
音楽ダニエル・ペンバートン
挿入曲ザ・ビートルズ"Hey Jude"
製作エリック・フェルナー
ダニー・ボイル
リチャード・カーティス
配給東宝東和
編集ジョン・ハリス〔編集・1967年生〕
あらすじ
シンガー・ソングライターのジャックは、友人でマネージャーのエリーに支えられながら音楽活動をしているが全く売れない。夢を諦め掛けた時、世界中が大停電になりジャックも事故で怪我をする。病院で目覚めたジャックには普段の日常に戻ったかに見えたが、停電前と世界は大きく変わっていた。回復祝いに友人からギターをもらいお礼にビートルズの「イエスタデイ」を歌うが、誰も初めて聴く曲だという。しかも、ビートルズも知らない。何と世の中はビートルズが無い世界になっていたのだ。やがて、ジャックが歌うビートルズの曲が次々にヒットしていく。
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💬口コミ一覧

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27.ネタバレ 中学生のころ、モーツァルトが好きだった親父が、ビートルズのことを「ブレスリー、ローリング・ストーンズ、ビートルズじゃなくて、バッハ、モーツァルト、ビートルズだ」って説明してた。中学では、クラスに四人のメンバー毎に派閥があって、誰が一番か真剣に放課後議論した。高校生のとき、ヘイ・ジュードをギターで練習してコードFが押さえられずに挫折した。レノンが殺されたことを深夜ラジオで聴いて、その後ずっと夜通し流れるビートルズを聞いた。社会人になって再びヘイ・ジュードに挑戦してとうとうFが押さえられるようになった。結婚してティーンエイジャーの子供が二人。家族で車で移動するとき流す音楽で誰からも異論がないのはビートルズ。思い起こせばビートルズはやっぱり特別だ。 長男に面白いと紹介されて観に行ったのがこの映画。特に大きな期待をしていたわけではない。ビートルズをパクって有名になるけど、それがバレて大変な目に合うって感じかなと思ってた。涙腺が大崩壊したのは3箇所。エド・シーランが彼はモーツァルト。僕はサリエリだとつぶやくシーン。作り手と100%気持ちがシンクロする。そうだよね〜エド・シーランの好感度1万パーセントアップだ。ビートルズだからこそ現役ミュージシャンもこの脚本に納得したんだろう。主人公の嘘を暴くキャラかなと思ってた2人が、ビートルズを残してくれてありがとうと感謝するシーン。ここから話が暗転するとの予想を覆す。視点が優しい。そうだよね〜やっかむより嬉しい気持ちが優先しちゃうよね〜そんなゲスな自分の予想を反省する暇もなくあの人に会うシーン。もはや映画であることを忘れ、本当に良かった〜と心からの涙が止めどなく流れる。映画が終わった後でどこに感動したか次男に話してる最中に嗚咽が漏れそうになるレベルで心を打たれた。あー恥ずかしい。客観的にみれば、ビートルズをそんなに知らない人や、あま〜い話が好きではない人にはどうでもいい話かなとも思う。だけどビートルズとともに人生を歩んできたあなたにとっては、至高のひとときを過ごせる映画であることは間違いない。長いこと映画レビューを書き込むことなんか忘れてたけど、余りに心を動かされので書かざるを得ませんでした。長文失礼しました〜
正義と微笑さん [映画館(字幕)] 10点(2019-11-03 21:36:37)
👍 6
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26.ネタバレ 「ビートルズが消えた世界」かあ。まあこうなるよね、という展開とオチ。でも全編にわたってビートルズ愛とリスペクトに溢れてて、もちろん楽曲が最高なので楽しかったです。 この世界にビートルズの記憶がある人が主人公ジャックのほかに二人存在していて、ついにジャックの前に現れるシーンがヤマ場の一つとなっています。ここ、意外な展開を見せました。てっきり泥棒呼ばわりされるかと覚悟したら、曲を甦らせたことに感謝された。や、これもし自分がビートルズの記憶アリ側の人間だったら、彼らと同じくジャックに感謝したくなるかもです。ある日持っていたCDもテープも消え、ビートルズの曲が聴けなくなる。狼狽するだろうし、そしてそれらを復刻できる技量の無いことにがっかりする。そんな時、‶新曲”としてだけど高い再現力でLet it Beがメディアから流れてきたら。ああ、演奏できる誰かがこの世に生き返らせてくれたと嬉しいでしょうねえ。 ジョン・レノンが凶弾に倒れることなく齢を重ねていたというアイデアも優しくて素敵でした。役者さん、そっくり。 ビートルズを前にして自らサリエリ役に甘んじて脇を務めたエド・シーランのユーモアセンスには脱帽です。 そうだそしてあの世界にはさらに‶ハリー・ポッター”を復活させる凄い人が出てくると良いですね。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-17 23:49:11)
👍 3
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25.ネタバレ ビートルズ大好きで、設定を知っただけでめっちゃワクワクした。けど、中身はビートルズ映画というより恋愛映画だった。  ビートルズがいない世界観なのに、そのバタフライエフェクト的影響とかもオアシス程度でそんなになさそうだし、なぜ二人ほどビートルズを覚えている人がいる?どういう理由?そして摘発するでもなくお礼を言うやさしい世界。レコード会社に無断で無料配信する展開も、そんなことしたら違約金とか賠償金とかハンパないだろ!!などのツッコミどころも満載。なろうアニメみたいだった。 でも劇中の売れないミュージシャンのカバーでもビートルズの楽曲に多くの人が感動したり打ちのめされたりする展開は気分が上がるし、なんかもう映画館でビートルズの楽曲が聴けるだけで幸せ!ああ、ビートルズは偉大だ! 今この映画が製作されたことで、今の若い世代がビートルズを知るきっかけになるかもしれない、もしかすると好きになってくれるかもしれない、これでまたビートルズが少しでも長く先の時代まで影響力を残したというだけでも、意味があった映画だと思う。  最後に、リリー・ジェームズ、いい娘すぎる…!こんなに好いてくれてるのにこのヘタレ主人公は大馬鹿野郎だよ!
eurekaさん [映画館(字幕)] 8点(2020-05-16 22:43:53)
👍 3
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24.ネタバレ ネタバレしています。ご注意ください。  「もし〇〇が無い世界で、自分だけが〇〇を知っていたら」なんて、子どもの頃よく夢想したものです。過去に遡るタイムスリップ映画でよく見られるパターン。本作では〇〇に『ビートルズ』が入りました。ただし時間旅行ではなく(多分)並行世界に飛ばされたお話。昨今SFで流行中の「マルチバース」という概念です。元の世界で仕入れた知識を異なる世界で披露して大儲け。ある意味、情報の並行輸入と言えましょう。ノーリスク・ギガリターン。まさに夢物語でした。しかし主人公は確約された「富と名声」を手放しました。これは偏に「良心の呵責」に耐えられなかった為と推測します。勿論この世界のジョン・レノンは異議申し立てしませんし、真相を知る元の世界のビートルズファンも主人公に感謝こそすれ責めたりしません。そう「良心の呵責」とは自分自身の問題。そんな理由で莫大な富と名声を手放せるの?偽善が過ぎない?と皆さんは思われますか。自分はそうは思いません(あばれる君風に)。むしろ「富と名声」の規模が大き過ぎたのが問題でした。称賛に耐えうる器が主人公には備わっていなかったとも言えます。「過ぎたるは及ばざるが如し」。例えば定食のご飯大盛は嬉しいサービスですが、超特盛は嫌がらせに等しい。喩えが庶民的で恥ずかしいですが、構造的にはこういう事かと。もちろん彼が本物のビートルズファンであった事が罪悪感をこの上なく大きくしました。音楽クリエイターとしての矜持も少なからずあったでしょう。 良心の呵責とは心に刺さる棘です。甘く見てはいけません。なかなかどうして抜けません。きっと誰しも「良心の呵責」に限らずとも「後悔」や「負い目」といった心の棘と共に生きているでしょう。普段は忘れていても、ふとした瞬間にチクリです。これがビートルズの偉業を奪った罪悪感に由来するならば、傷の深さや大きさが分ろうというもの。忘れる暇さえ与えられぬ鈍い痛みが一生続く。小林玉美のスタンド「ザ・ロック」を引き合いに出すまでもなく、致命傷となり得る棘でした。【注意】小林玉美が誰か分からない方は「ジョジョ 第四部 パンチパーマ お前の身長何センチやねん」で検索してみよう! ですから主人公は偽善者でも何でもなく、実に賢明な判断を下したと考えます。ジョン・レノンの最期が頭を過ぎった可能性もありそうです。いずれにせよ「健康」は「富と名声」に勝りました。これはこの世界線のジョン・レノンにも言えることかもしれません。本作のテーマは「健康第一」でありました。違う? (以下余談) 並行世界に存在しなかったもの。「コカ・コーラ」「タバコ」「ハリー・ポッター」その他諸々。きっと調査すれば幾つも見つかるでしょう。こういった事例の中で自身が「発明者」となって富を得ても心が痛まないものはあるでしょうか。例えば「タバコ」も巨万の富を生むことが確約されていますが、ノーベルのような十字架を背負い込むのは勘弁願いたい。「ハリー・ポッター」の再現はそもそも無理。「コカ・コーラ」は再現する意味が無い。そこで私が夢想したのは「ラーメン」です。もし「ラーメン」が存在しない世界だったら・・・。極めてベーシックな「醤油、塩、味噌、とんこつ」を皆さんに紹介したい。これなら誰かの業績を奪うことになりませんし、どうぞ中本さんは蒙古タンメンを、山田さんは二郎を開発してください。みんな大喜びですよね。いや、ボクサーとかボディビルダーには恨まれるかな。ああ相変わらず発想が貧相で泣きたくなります。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 7点(2024-10-30 18:15:17)
👍 2
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23.ネタバレ これは要するに、この国で近頃流行りの「異世界転生」の一種ですよね(私、漫画やアニメは殆ど追いかけてないので、最近のそーいうので観たこと読んだことあるのは『ドリフターズ』くらいなのですケド)。そして「知識」を持ち込むことで俺ツエ―!するうえでは、知的財産、中でも「歌」とゆーのは意外ながら好い着目点だと思います。専門分野のソレとゆーのは、よほど体系的に学習して応用が利くように実践も積んでいるとゆーならまだしも、素人レベルでは(色々と状況が異なるだろう)異世界で適応して活躍するのはかなり難しいでしょうし、同じ知的財産でも文学とかは本を数冊丸暗記でもしてないとまた厳しそうですし。歌とゆーのは、ひとりでも結構沢山持ち込めそうですし、基本自分が覚えていれば幾らでもどーにでも再現できますからね。日本の「なろう」作家さん達は「してやられた!」と思ったのではないでしょーか。  ただし、最強の切り札たる「知識」を持ち込んだトコロで、其処で幸せになれるかはまた別、とゆーのにも今作では納得しやすいです。ソレによって間違いなく「違う自分」になってしまう、このお話の中ではその変化のスピードも非常に急激で、結局主人公はソッチの方に適応できませんでした。でもそれは「やり方」の問題とゆーよりは「人の器」の問題、という様にも見えてですね…その意味では、今作とゆーのは平凡な人間が(予想どおりに)平凡で在り続けた、という私にとってはごく普通のお話に感じられました。誤解を恐れずに言えば正直、非常に部分的なアイデアは優れていたのだけど…とでも言いますか。  でも、そんな中でひとつ際立つのは、そもそものお話の根本である「ビートルズ」自体の偉大さなのだと思います(それは主人公が平凡であることで一層光り輝く様に感じられる)。ビートルズは確かに、己らの才能に身を持ち崩すこともなく、また世界的スターであることの重圧にも負けずに名曲を、歴史をつくり、また今もつくり続けているのですから。恐らくコッチの方こそが今作の真のテーマ、なのではないかと思いましたね。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-16 21:28:03)
👍 2
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22.ネタバレ ビートルズを愛し、ビートルズを尊敬し、ビートルズを敬う最高のビートルズ映画!  もしこれがアメリカ製作の映画だったら、欲に走った主人公に思わぬ落とし穴やハプニングが舞い込んで、どん底に落ちる。そしてそこからまた再起に向けて動き出す!みたいになってたかも。  主人公と同じようにビートルズの記憶が残っていた彼らのあの、あの対応の仕方が、彼ら(ビートルズ)の曲をこの世界に伝えてくれてありがとう、って・・・もうね、あそこ、最高すぎますよ。  ただねここまでいっておいてあれですけど、ヒットってやっぱり時代もあると思うんですよね。今ビートルズの曲があんなに熱狂的に迎えられるのか?ていうのも、寂しいけど否定はできません。むしろタバコ産業の方がウハウハでしょ。始めるのも大変そうだけどw   でもね、それでもね、やっぱりこの作品好きだわ~。「愛」があるからね。  そしてエリー・・・本当、可愛い。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 7点(2020-06-18 00:16:10)
👍 2
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21.ネタバレ ある日この世界が「ビートルズが存在しない世界」になっていたら… 大のビートルズファンで、ギター片手に少しくらいの曲なら弾き語りもできる自分としては、この上なく興味深い妄想だ。  それが実際に映画になるんだから、やっぱりビートルズってすごい存在なんだよね。  作品としては、イギリス風のコミカルなタッチで、主人公ジャックの挫折と成長、そしてエリーとの恋を描く王道ラブストーリー。 欲深な人はいるものの、いわゆる悪人は登場しないハートフルな物語である。 たびたび出てくる「ネット検索」シーンが現代風なポイントとしても効果的に使われている。  でも冷静に考えたら、ビートルズの楽曲がいかに素晴らしくても、ジャックが真似たくらいでここまでの大騒ぎになるかな…とも思ってしまう。 「あの時代」に「彼ら」が歌ったから、その後もずっと残る価値をもっているわけで… 最後に登場するあの方も「声」が全然違うので、少し拍子抜け。  とはいえ、そうした冷静な評価は抜きに、純粋にビートルズの名曲とそれに(いい意味で)振り回される人間模様を、主人公と一緒に経験するのが本作の楽しみ方なのだろう。  後半に登場する二人のビートルズファンが「彼らの名曲をこの世界に残してくれてありがとう」というセリフ、この言葉を入れたいがために作ったのではないかと思えるほど、ビートルズの素晴らしさを再確認できる作品。
田吾作さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-04 14:20:21)
👍 2
20.ネタバレ これは観方を誤ったかもしれない。何故かビートルズがない世界に迷い込んでしまったミュージシャンの彼がビートルズの楽曲の力だけで有名になっていき、最後には自身のアイデンティティなどと葛藤していくというファンタジー形式の割と深い(笑)物語だと思っていた。勿論それも間違いではないのだが、この作品の核はあくまで幼馴染である男女のラブストーリーである。そう完全にラブストーリーがメインなのである。その為時空の歪みなどの細かい伏線とそれらが全て回収されるカタルシスと・・・と思ってずっと観ていた自分はなんとなく勝手に肩透かしを食らったような気分になってしまった。例えばバックトゥザフューチャーのようなタイムパラドックスとかそういう細かいところまで色々と期待して観てしまった。しかしおそらくだが、制作側は「そこまで深く考えていない」というのが正解だろう。これはもっとライトに、不思議な世界に迷い込んだ男女のラブコメとして見るべきだ。そうすればなんの不満もなかったと思う。普段見慣れたハリウッド映画とは異なり、イギリス映画らしい細かさというか、優しさというかとにかく最初から最後まで細かいギャグのオンパレードで、(それが面白いかどうかは別として、)素直に笑わせ続けようとしている作風には好意しか抱かなかった。肝心のビートルズの存在意義に関しても、おそらくそこ迄深い意図はなく、「もし聴きたくなったら、レコードショップに行けば、我々はいつでも本物のビートルズの音楽に触れることができる。ビートルズがあった世界で、よかったよね!」というくらいのメッセージじゃないかと思う。と言うわけで、次に見る時は「少し変わった設定の軽〜いラブコメ」と意識して観たいと思う。
rain on meさん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-02 22:51:39)
👍 2
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19.ネタバレ  ああ、うん・・、面白いんですけど、何だろう、こんなに胸躍らないサクセスストーリーもあるんだなと。  もうずっと借り物の楽曲で成功しているっていうのがひっかかってしまって。いや、もちろんそんなこと言ったら身も蓋もないんですけど。  そして主人公ジャックが予想もできないスピードで、事態はどんどん大きくなります。そして遂には、彼のキャパを超えてしまいましたとサ・・・ちゃんちゃん♪  いや、あそこでカミングアウトする勇気があるのなら、もっと早い段階でできただろうと。  これだけ大勢の関係者を巻き込んだ挙句のカミングアウトは、もはや責任放棄では?  ジャックをプロデュースするのに、いったいどれだけの数の人間が動き、どれだけ巨額のマネーが動いたことでしょう。それなのに、『これ、ほんとは自分の曲じゃないんで、やめます。アップロードするんで、みなさん好きにダウンロードしてください。お金はとりません。』っておいおい。もう独断でそんなことできる立場じゃないでしょうに。  私には、終始主人公が『自分さえよければそれでいい』っていう無責任な人間にしか見えませんでした。  それにジャックは優しいというより、優柔不断なだけでしょう。  ジャックは意を決した顔をして、ホテルを飛び出す。エリーを追っかける。行ってしまう列車。かと思いきや、エリーは駅前のカフェに。さあいけ、ジャック、男を見せる時だ!  そんなこちらの期待を再三踏みにじるジャック。結局自分の意思を何一つ明確にできないまま、エリーを置いてロスに戻ったのは最低でした。  かと言ってエリーを擁護する気にもなれず。  教師に戻ろうとするジャックを引き留めて、半ば強引に音楽を続けさせてきたエリー。つまり、彼が売れることを何より真剣に考えていたはず。それなのにいざ売れて、ツアーの付き人をお願いされたら断るエリー。・・そんなことあります?だってマネージャーでしょ?  なんかもう、最初からエリーはついていく。事態が大きくなってびびるジャックがエリーに真相を打ち明ける。  エリーは言う。『私たちにはビートルズの楽曲を世界に届ける使命がある。2人で罪を背負っていきましょう。』  で、結局2人はそのまま結ばれちゃうし、アーティストとしても成功する。  それぐらい開き直った脚本のほうが、個人的にはよほど清々しいと感じます。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2025-06-02 03:29:15)
👍 1
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18.ネタバレ アマプラでリスト入りしてたものの中国嫁が興味無さそうだと思って数年塩漬けにしてました。トレーラーで間違いないのは確信していたけど期待を裏切らず楽しめました。子供の頃の妄想が形になった感じですね。 「転生したら僕だけビートルズを知ってた件」ある意味、今定番のなろう系実写版ですね  ビートルズを知ってる一般人が出てきて破滅するかと思ったら感謝を伝えに来て共感するのが素敵で、その後ジョンを尋ねて解放されるのもグッときました、これらにシンプルなラブストーリーが乗っかって良かったです。  数年前はエドシーランの事を全然知らなかったんですけど、この作品を寝かしてる間に存在を認識していました、偶然ですが良い熟成ができました、少なくともエドシーランがどういう人なのかはwiki等で知っておいた方がより楽しめるかと思います、ちなみに僕のエドシーラン知識は、数年前からベストヒットUSA録画をしていてランクインしており扱いが大物感あり、どうやら僕が興味がなく知らなかっただけでかなり売れてる大物アーティストらしいぞ?ぐらいなものです、最大ヒット曲も思い浮かばないスカスカ知識レベルです、とりあえずDLとかも全くしていません。。。すまんエド  ビートルズは好きですがガチでは無いです、赤青ベスト+α止まりです。ソロの方はジョンのベスト何枚かぐらいです、ただし個人で好きなアーティストのルーツとして高確率でぶち当たるバンドですよね。  監督は誰かな?とソートすると観た事がある作品は割と僕にはヒットしていて相性は良いかもしれません。
ないとれいんさん [インターネット(字幕)] 8点(2025-03-24 13:17:04)
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17.ネタバレ 事故から目覚めるとビートルズが存在しない世界だった…という面白い設定。名曲の数々を自分の作曲として発表し、世界的スターになる主人公ジャック。しかしやってることは盗作だから当然葛藤もあり。果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。早い段階で興味はそこだけという感じになっていたが、一つ特別なシーンがあった。78歳になったジョン・レノンとの出会いだ。世代的にビートルズに特別思い入れはないのだが、それでもあそこだけはじーんと来るものがあった。そしてジャックはある決断をする。無難なオチと言えるが、まあ悪くはない。全体の尺はもう少しコンパクトにまとめた方が良かったかも。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-23 00:02:59)
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16.ネタバレ ビートルズが存在しない世界っていう発想が秀逸。 ただ、彼らの名曲の数々を自分の曲として発表していくことにほぼ葛藤がないのはいただけない。 エリーが自分の元から去って行かなければ、ジャックはそのことに罪悪感を感じることなくビートルズの曲を発表し続けたのだろうか。 恋愛を絡めてしまったことで、映画として娯楽性が高くなったことは間違いないが、自分の人生に対するジャック自身の葛藤をもう少し観たかった。 その点で、終盤に登場するまさかのジョン・レノンの言葉がなんだか一つひとつ宝石のようで、うまく帳尻を合わせた印象。ちょっとズルい(笑) どうしたってビートルズの盗作だから、売れていくことに胸は高鳴らない代わりに、ちょいちょい挟まれる存在しないコークやタバコでクスッと笑える良作。 そしてリリー・ジェイムズ。現代劇には不向きな気がしていたが、やはり向いてない。 でも彼女の笑顔はやっぱりキュートで、そこに加点。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-04-29 21:30:18)
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15.ネタバレ 評判が良かったので、ネット配信で観てみました。 感想は、まず主役のインド系男子の容貌がむさ苦しい。映画の中でも、ルックス何とかせねばというシーンがありますが、正にその通りです。 そして内容も薄っぺらい感じがして、共感出来る部分が少なかった。 元マネージャーの女の子は中々チャーミングですが、主役男子はホテルで二人っきりでいいムードになっても奥手で手も出せない。 って今時、こんな男いるか?あげくにいったん振られて 最後にネタバレするのだが、都合よく元マネの女の子と仲直りして結婚、ハッピーエンドでチャンチャン! 彼はこの後も、平然とビートルズを歌い続けていくのだろうか?
とれびやんさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-02-15 22:31:17)
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14.え?終わり?あの2人は何だったの?結局、詐欺に走った挙句に他人から彼女まで没収する気持ち悪い主人公の暴挙を2時間観せられた感じに。 エド・シーランの扱いも酷くない?アイデア倒れで全体的に何だか詰めの甘さを感じてしまう昨品。
Kの紅茶さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-01-01 16:14:45)
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13.ネタバレ 発想はおもしろい。 そっからが面白くない。 主人公はパクリで名声を得たろくでもない人間。 そっからどう人生を修正していくかが見たかった。 さらにそっから降りかかる困難が見たかった。  この内容だと出だし15分くらいのネタを長々と2時間見せられた気分だ。 で結局、自分には才能がないからやめるとか。 あのプロデューサーが悪い風に描かれてるけどどっちかというと被害者だよなー。
Dry-manさん [インターネット(字幕)] 5点(2020-11-01 11:27:17)
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12.ネタバレ とにかくビートルズの偉大さを改めて感じる映画です。子供から年配の人まで、みんなが知ってる曲。時代を超越した曲です。映画としてはエンディングで元の世界に戻る方が良いかなと個人的に思いました。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-24 11:29:12)
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11.ネタバレ ビートルズをリアルタイムで知らない僕がビートルズをよく聴いたのは80年代になってからのことだった。 本作でも歌われるレット・イット・ビーもヘイ・ジュードもイエスタデイもあのビートルズの曲という前提で聴いた。 誰もが知ってる、あのビートルズが存在しない世で、人々が何の前提も無くビートルズの曲を初めて耳にしたなら?  ビートルズが存在しない世では、あのジョン・レノンも殺されることは無く、 あのジョン・レノンではなく、78歳になっても元気な元船乗りのただのジョンじいさんだった。 しかし、ジョンじいさんがごく短い時間だが人生を語り、愛を語る。 もし彼が若かりし頃、マッカートニーと出会っていれば、あのジョン・レノンになっていたんだろうな。 そう感じさせるものがある、78歳になったジョンの登場のさせ方がとても良かった。 ダニー・ボイル流、今までに無いビートルズへのリスペクトのかたちでした。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2020-05-26 20:07:19)
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10.ネタバレ 良かったです。大停電が起きた後、ビートルズを知らない世界になるというこのアイデア。 そんでビートルズだけじゃ無くてコカコーラとかハリーポッターとかも抜けちゃっててそれが逐一笑えます。 ビートルズの名曲が数々披露されますが、そのシーンそのシーンにちゃんとぴったり合っていて、 見終わって「あぁやはりビートルズは偉大なんだなぁ」ということを再認識いたしました。 それにしても、おじいちゃんになったジョン・レノンがめちゃめちゃ似てましたね。 もし生きていたら本当にあんな感じなんだろうなと思った。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-18 19:11:33)
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9.ネタバレ まず皆さん同様、やはりビートルズは偉大なのです。とにかくこの映画はビートルズの楽曲の素晴らしさ+発想の面白さに尽きます!私も昔バンドマンでギターを弾いていましたので主人公同様、夢のシチュエーションと自己嫌悪の狭間で悩むのがよく理解できました。きっと私なら彼のように振る舞う度胸はないでしょうけど、途中で出てくるイエローサブマリンの二人と78歳のあのお方が強い説得力をもって後押ししてくれたのも興味深く感動的でした。  ただ、マンセーできない点も結構目立ちました。一見すると人の好さそうな主人公ですが、14歳からマネージャーをしてくれていた同級生の気持ちに気付かないのは不自然過ぎますし、その彼女から貰ったギターを平然と使い続けてスターダムにのし上がるのもなんか嫌。彼は友達に恵まれていましたが、その友達とエルがくっついたとたんに、エド・シーランの大ステージを利用して友達から奪い返す性悪具合も酷いです。挙句はバックアップしてくれた多数の人たちを踏みにじって彼女としけ込むド根性具合もなかなかです。この辺の粗が気になる方はなかなかマンセーできない映画ですが、何となく軽くスルーしちゃえば非常に明るくてスッキリした青春・音楽・恋愛映画になっちゃいます。  ダニーボイルの影響なのか、リチャードカーティスの他の恋愛映画よりも脚本がアッサリしていて非常に見やすい点は高評価です。監督が変にこねくり回すことなく素直に映画を終わらせている点も良く、前述の粗を差し引いても非常に清々しい余韻を残す大変素晴らしい作品だったと思います。どうやら私はダニー・ボイル監督が大好き!らしいです(笑)。ビートルズの楽曲と”あのお方”に対してこの点数です。(ビートルズの楽曲とあのお方で出ていなかったら映画自体は4-5点かな)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-15 11:45:31)
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8.ネタバレ ビートルズの記憶を失っていなかったのは他に二人居て、その登場がこの物語の展開上、効いている。  70代で元気なジョンレノンが出てくるところ、ああ、この映画はファンタジーだったんだな、と思わせる。そこからラストまで、昇華される感じで観ていてとても気持ちが清々しくなった。  主人公を支えるヒロイン、とても魅力的、もうそれだけで君は十分、人生を謳歌しているじゃないか、と云いたいところ、それがラストで具現化される。  HeyJudeをBGMにエンドロールを眺め、元気をくれた、と貴女も貴方も思う筈だ。
Postefさん [インターネット(吹替)] 8点(2020-05-06 11:30:04)
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【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 7.06点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5812.12%
61421.21%
72030.30%
81624.24%
969.09%
1023.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.60点 Review5人
4 音楽評価 9.50点 Review6人
5 感泣評価 5.60点 Review5人

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