《改行表示》77.《ネタバレ》 強烈なクオリティで圧倒的人気を誇るコナミの潜入アクションゲーム「メタルギア」シリーズの主人公が「スネーク」。スネーク・プリスキンに影響を強く受けた優秀なクリエイターがいることが嬉しい。 設定・キャラクター・シナリオとも、ホント、ハマった。ラストシーンもコテコテだけど、ノックアウト。 でも初見時に一番印象に残ったのは、大統領の指を持ってくるチビのパンク野郎。動き、セリフ、そして目を剥いて「ハ~ッ」。 翌日、皆でマネしてたのを思い出す。 あ、勿論、音楽最高! 【ヒックス111】さん 9点(2004-03-22 21:51:28) (良:1票) |
《改行表示》76.マンガの二次元キャラをそのまんま三次元に(無理やり)造型したかのようなカート・ラッセル。チープなセット。予算が少なかろうが、やりたいことをやるカーペンターらしさが炸裂。 少年漫画の良いアホっぽさを臆することなく画面にはっちゃけさせたのが本作で、何を思ったかその世界観をより突き詰めた(暴走させた)のが96年版、ということでよろしいですかね。 ああ、痛恨なことに先に「エスケープ・フロム・LA」を観ちゃったのですよだいぶ前に。オリジナルにたどり着くまで時間かかっちゃった。なのでまた「エスケープ~」を観なくては、の今ここ。カーペンターの世界に人生の一部を確実に割いている気がする。どうなんだこれは。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-28 23:03:06) |
《改行表示》75.《ネタバレ》 今見れば稚拙ではあるものの、CGもなかった当時あれだけの世界観を描き出したのはすごい。また、エアフォース・ワンの墜落シーンをあえて描かない等、予算削減にうまく工夫している。 スネークの救出用ロープを止めて最後に大統領がアサルトライフルを連射しデュークを殺害したのは圧巻。自作を思わせる最後だが続きはかなりあとになるわけね。 【チェブ大王】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-12-29 11:05:05) |
《改行表示》74.子役のイメージを脱したK・ラッセルがマッチョに変身。L・V・クリーフやE・ボーグナインなど脇役陣のクセ者ぶりが楽しめる。中でもミュージシャンのI・ヘイズは意外な怪演。大統領役がD・プレザンスというのは「?」だな。 監獄が舞台とはいえ退廃的でごみごみした近未来は好みじゃない。まあこの世界観が後の映画に影響を与えたんだろうけど、未来は多少でも希望がなくっちゃ。 時限付き大統領救出という題材はいいが、起伏の乏しい展開で中だるみ気味。オックス・ベーカーは小道具(武器)を使わず、殴る・蹴るの方がお似合いだ。 救出された大統領の身だしなみは風刺を感じるし、テープをすり替えて捨てるところは爽快感があった。でも、世界平和につながるならちょっと惜しい気が・・・。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-30 20:18:34) |
73.《ネタバレ》 設定は面白いとは思うのだが、ランボーの出来損ないみたいのが、右往左往しているだけなので、緊張感も緊迫感もない。悪役も含めて登場人物に迫力と魅力がない。突然タクシー捕まえて、犯人にたどり着いちゃう等ご都合主義的だし、突然リングで格闘したりと意味不明。シャンデリアカーのチープ感はよかったけど、SF作品の殆どは時代と共に劣化する事を痛感した。 |
72.細かいところがいろいろと相当いい加減なのですが、それによって見る側も、敵の見えなさ加減がもたらす危機感や不透明感に同化してしまい、結果としてスリルを維持しているという、奇跡のような作品。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-24 00:46:05) |
71.ありえない設定や世界観は嫌いじゃないけど話が退屈。それでもハラハラドキドキしたのはなんでだろ? 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-18 17:31:19) |
70.大統領が捕らえられるあたりまではとても雰囲気があっていい感じだったけど、後半にかけて緊張感もなくトーンダウン。リメイクしても面白そう。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-18 16:42:33) |
69.前々から観たかった作品。こんなお馬鹿な作品をBSプレミアムでやってくれるとはありがたい。世界観はスゴイと思う。よくもまあこんなのを実写でできたなあと。よくも悪くもマンガというかゲームというか。影響を受けた作品が多いのも頷ける。カルト的人気を誇る理由は十分理解出来たが、面白いかと言われるとそれは別。 【すらりん】さん [地上波(字幕)] 4点(2016-07-18 09:19:31) |
《改行表示》68.テレビ録画のビデオのせいか、夜が多いこの作品は何が起きているか分かりにくいところが 結構あった。しかしスネークの魅力は十分感じられた。 リー・ヴァン・クリーフとアーネスト・ボーグナインにそれぞれ1点づつ加算して8点ですね。 【溶解人間】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2015-10-01 22:32:59) |
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《改行表示》67.ある種の映画ファンの間ではかなり有名な作品、ついに私も鑑賞する日が来ました。正直、ストーリーは退屈で仕方がなかったのですが、カートラッセルとリーヴァンクリーフの掛け合いが激渋です。70~80年代特有の荒い演出が良い感じに作用していて、まさにカルト的な魅力と雰囲気に溢れた作品。音の当て方も独特で色々と変わった効果音も楽しめたりもします。個人的にはヒップアップのシャンデリアカーがとても素敵でした。 超リスペクトしているファンも多いのですが、個人的にはまあまあ退屈しまくった映画でした。ただ、、多くの方がリスペクトしている部分もある程度は理解できました。まさにカルト映画とはこの作品のことですね。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 4点(2015-09-26 18:21:12) |
66.かっこいい画面作りが上手いですね。ニューヨークの寂れた路地の雰囲気は素晴らしかった。登場人物はしっかりとキャラ立ちしているし、文句なし。ただし、物語は褒められたものではないんじゃないかと思います。なにより盛り上がりに欠けるし、さっきまで朝だったのにいつの間にか真夜中になっているという「監獄の外は真っ暗じゃないと雰囲気出ないじゃないですか演出」はどうかと。突っ込みどころはいっぱいあるけど、魅力もあるから中和され、オチのカッコ良さで「見てよかった」と思わせてくれる、そんな映画だと思います。カート・ラッセルかっこいいわー。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-11 01:14:12) |
《改行表示》65.たしかに盛り上がりに欠けるけど、続編の『エスケープ・フロム・LA』よりシンプルで好き。 何といってもカート・ラッセル扮するスネークが格好いいし、リー・ヴァンクリーフも渋くて、この2人のやり取りだけでも実に見応えがあった。 "16年後"というちょっと微妙な近未来を描いている所もミソ。終始暗い映像なので、特別に未来的なセットを作らなくても、登場人物の造形にこだわり、SF的なアイテムを出しておけば何となく有りそうな近未来感に仕上がっているので低予算故の工夫が光ります。 ゲームの『メタルギアソリッド』シリーズにも影響を与えたという本作。スネークが釘バットで巨漢の男と対決するシーンなんかは『ファイル・ファイト』を思い出しちゃいました。完全無欠に強いヒーローなわけではなく、何となく意表を突いて勝っちゃうような何処か運任せな所もこのスネークというキャラの魅力なのではないかと思うのです。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-10 16:36:42) |
《改行表示》64.ジョン・カーペンターの才能のひとつとして、大きなバックグラウンドを持った小さな物語を描くことが抜群に巧いという点が挙げられます。『遊星からの物体X』も『パラダイム』も『ゼイリブ』もそう、彼がインディーズ出身でありながら息の長いキャリアを形成できたのは、物語にハッタリを利かせる能力がズバ抜けて高く、予算の少なさを演出力で補うことで大作に負けないボリュームを持つ娯楽作を撮ることができたためだと思います(逆に、潤沢な資金を与えられると迷走してしまうのが御大の悲しいところ)。本作についてもその才能は活かされており、荒唐無稽な設定を観客に受け入れさせることに見事成功しています。また、スネーク・プリスケンのかっこよさも悶絶級であり、舞台・ヒーローともによく作りこまれた理想的なB級映画として仕上がっています。さらには、ホラー映画界に長くいた経験からかショック演出もお手のもので、物陰から何が飛び出してくるか分からないという緊張感が前半パートを大いに盛り上げています。。。 ただし、本作についてはカーペンターの悪いところもドバっと出ています。タイムリミットサスペンスとしても、ミッションもののアクションとしても洗練されておらず、畳み掛けるべき後半パートが妙にチンタラしているのです。犯罪者の巣窟と化したNYの恐ろしさも、伝説的アウトロー・スネーク・プリスケンの魅力も、ネタふりこそ上々だったが肝心の本編にはうまく活かせておらず、結局は雰囲気ものの域を出ていないという点が残念でした。監督自身による安っぽいテーマ曲も活劇の勢いを削ぐという方向で機能しており、せめて音楽だけでも他人に任せて欲しいと思いました。。。 なお、本作の続編でありリメイクである『エスケープ・フロム・LA』は、個人的にはとっても大事にしたい傑作として仕上がっています。カーペンターが自身の弱点を認識したのか、アクションの勢いやスリルを追い求めるという方向性を完全に切り捨て、キャラものに特化したことで、スネークのかっこよさだけで100分を楽しめてしまう映画として仕上がっているのです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-28 01:50:42) |
63.《ネタバレ》 カート・ラッセルとリー・ヴァン・クリーフがとにかく渋い。 後年の色々な作品に多大な影響を及ぼしている「伝説の作品」。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-10 11:34:19) |
62.《ネタバレ》 荒々しい設定と力強い展開はまさにカーペンターですね 壮大なようで実はチープ この独特のバランス感がある種の疾走感を醸し出していて …クセになりそう(笑) 理詰めな映画もいいんだけど、こういういわば動物的(?w)な展開大好き こんな俺の映画に付いてこれるか的な牽引力 K・ラッセルの雰囲気もバッチリな一作 なかなかでゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-16 23:54:04) |
61.《ネタバレ》 約30年前に15年後を想定して作られた映画。現在はその世界を15年未来から見ている訳だけど、一部の通信機器を除くと今でも近未来的に見えるのが可笑しい。やっぱりNYがまるごと監獄という設定が秀逸だったのでしょう。公開当時はあまり意識しなかったけど、この出演陣の濃さは凄まじいですね。「エクスペンダブルズ」並み。監督のカーペンターは音楽も担当している。その演奏自体はとても薄っぺらだけど、旋律が印象的で耳に残る。作品世界に良くマッチしていると感心しました。スネーク・プリスキンさん、行き会う誰もが「死んだはずじゃ…」とか「生きてたのね…」と驚く。実は大して活躍してないが、それで凄みを担保している印象でした。その設定自体がピンと来ていなかったけど、ある人物を重ねたらとてもスッキリしました。シャア・アズナブル。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-15 02:50:31) |
60.何かと2本立てだったと思いますが、"カート・ラッセルが演じる"スネークに惚れた少女がそこにおりました。いま観てもカッチョいいです!! 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-20 00:05:23) |
《改行表示》59.《ネタバレ》 雰囲気と設定はいいのにどうしてこんなにも平坦なストーリーなんだ? 二点が良かった分すごく惜しい・・・。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-01 17:13:00) |
58.《ネタバレ》 カーペンター映画が創造したヒーロー№1はそりゃ文句なしにスネーク・プリスケン! ロックン・ロールしている反体制派のマッチョというイメージが強かったけど、今回あらためて観直してみるとけっこう頼りないし暴れっぷりも大したことはない。まあ不完全燃焼感がただようところは、他のカーペンター作品のヒーローと共通した特徴ですが。本作ほどアンチ体制的なカーペンター映画はないし、NYを丸ごと監獄にしちゃうという画期的なアイデアとプロットは、その後の映画やゲームに数えきれないほどのフォロワーを生んだのも確かです。あの独特な音楽と暗くてチープな映像が、また逆に麻薬的な効果をあげているのが好きです。 実はいちばんインパクトが強いキャラは、スネークでもデュークでもなく、ちっともそれらしくないドナルド・プレザンスの大統領だったりして(笑)。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-12-13 20:53:52) |