21.原題は「the misfits」。理想がほとんど妄想と化している狂気0.5歩手前の純粋な女。社会の近代化に着いていけず片意地張って男を気取る中年。二人の社会不適応者が互いに惹かれ合い、傷つけ合い、社会との折り合いをつけようとするまでを描く物語。夫アーサー・ミラーの書いたヒロインは、残酷なまでにマリリン・モンロー本人をそのまま写している。美し過ぎる容姿、純粋さ故の奔放、そして理想と現実のギャップを受け入れられない薄氷の心。不幸にも全ての要件を持ち合わせてしまったモンローは、正に天然魔性の女です、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2002-11-16 19:27:51) (良:2票) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 私にとっては普通に楽しく見ることはできた。 誰それの遺作とか、そういうのを意識してしまうと物悲しい気持ちになるのかもしれない。 馬を追い詰めるシーンは、残酷ながらも臨場感があった。 さすがジョン・ヒューストン監督といった感じ。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-04-20 17:41:54) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 モンローの最後の映画。演技派に移行していきたいと思った作品。でも、お馬鹿でかわいいモンローの方が好き。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-17 06:16:44) |
《改行表示》18.あまり見返したい映画ではないのですが、すごく印象に残っている映画です。 マリリン・モンローとクラーク・ゲーブル。本作が主演の2人共に遺作となってしまいました。 また本作から数年後、モンゴメリー・クリフトも若くしてこの世を去りました。 邦題「荒馬と女」よりも”適合できない者たち”という原題がとてもよく分かる作品です。 ラストでゲーブルは「時代は何もかも変わってしまった。新しい生き方を探さなきゃな。」と言う。 この台詞を象徴するかのようなモノクロ映像の中にいる、時代から置いてけぼりになってしまったような哀愁漂うカウボーイ達。 そしてマリリン演じる時に精神的な不安定さを見せる離婚したばかりの女。 終盤、馬を取り囲む男達に対し、荒野の真ん中で泣き叫び感情を爆発させるマリリンの姿には胸が張り裂けるようです。 彼女の中で、この役を演じる女優マリリンと、この頃の1人の女性ノーマ・ジーンの境界線はどこにあったのでしょうか・・・。 しかし50年代の作品で見せるような天真爛漫さは無いですが、時折無邪気さも見せる本作のマリリンはとても美しい。 今に見ると何とも言えない悲しさを感じる作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-12 19:22:01) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 なんともひどい映画だ。退屈なシーンの連続で最後は馬をいじめるし。ジョンヒューストンの映画では「許されざるもの」も酷かったがこちらの方がよりひどい。二度と見ることのない映画だ。しかしアメリカ人は動物をいじめるのが好きらしい。 付け加えですが、基本的にジョンヒューストンは私の好きな監督の一人です。「アスファルトジャングル」「黄金」「キーラーゴ」「ロイビーン」等。しかしこの作品「荒馬と女」「許されざる者」は最低だ。点数を0点にしなかった理由はマリリンモンローとイーライウォラックに1点ずつとしたからです。それにしてもさらにクラークゲーブルにモンゴメリークリフトを加え大スターが勢ぞろいしていてこの出来?信じられん駄作でした。 【仁】さん [地上波(字幕)] 2点(2012-11-16 23:04:13) |
16.《ネタバレ》 マリリン・モンローの遺作という先入観からか 表情に暗さというか 何か影がみえてしまうのは気のせいか? やはり正直なところ、年齢的なものは画面からも伝わってきてしまうかなぁ 内容的にもあまりパッとしない(というか、かなり退屈) あえてのモノクロなのかもしれないが どうも暗い印象が拭えない 波乱の人生を送ったマリリン 輝かしい銀幕の世界とは裏腹な さぞ我々には計り知れない苦労があったことでしょう 偉大なスター マリリン・モンローに敬意を表して甘めの点数デ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-08 09:01:16) |
15.これは何回か見るたびに味のあるいい作品と思います。純真無垢で生き物には優しくて子供のような心の持ち主のマリリン・モンローが素晴らしい。彼女の遺作になりますが唯一の好きな映画です。 【白い男】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-07-03 00:09:47) |
14.何だか全体に「死」の臭いを感じさせる映画だなあ!てのが感想でして、マリリン・モンローのその後の何ともやりきれない「死」を想像させられてしまうほど本当に重たくて暗い。話そのものが暗いので本当はもっと低い点数にしようとも思うけど、西部劇ファンとしてはモノクロの画面からの迫力あるシーンやら映像の美しさやら、所々で見所もあるし、言われているほどつまらなくはない。まあ、普通に見れたのとこれが遺作となってしまったことを考慮しての6点!であって、マリリン・モンローはここでも最後までやはり美しく感じられた。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-01 12:06:50) |
13.評判は聞いていたけど、本当にダメですな。馬追までは本当に退屈ですが、それでも序盤はセルマ・リッターの存在でなんとか保ちました。彼女がいなくなるとどうしようもない。なんかモンロー自身がモデルらしいですが、個人的に関心はないし、どうでもいい。結局作者の自己満足ということでしょう。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-09-27 20:25:04) |
《改行表示》12.《ネタバレ》 マリリン・モンローがどんな女性だったかよくわかる映画だった。 ゲイはこれからどうやって生きてくんだろう?自分の生き方を否定されて、あっさり受け入れて。それこそ死ぬしかないんじゃないかな。 たぶん二度と観ることは無い映画だけど、後味はそんなに悪くなかった。 【rhforever】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-01 07:31:24) |
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11.家族と別れ、久しぶりに会う子供にすら見限られる、時代に取り残されたカウボーイ。別れた妻の思い出にしがみつき、徐々に戦争の傷を露にする相棒の男。途中参加の今で言うところのフリーターのマザコン男。自由で明るい国アメリカに潜む矛盾と挫折。常に現代社会に潜む病巣にメスをいれるアーサー・ミラー。その彼が妻モンローのために役を追加しアレンジしたのがこの作品。大人の美しい女。中身は純真無垢な少女。開けっぴろげで心優しく感情豊か。そのギャップから情緒不安定と見られる。その美貌ゆえに結婚離婚を繰り返す。不安定さが加速する。男たちがそれぞれに傷を抱えるように、彼女も傷を持つ。しかもその傷がモンロー本人が抱える傷と一致しているから演技も迫真をおびる。しかし美しい女の追加は物語をチグハグにし、視点もバラバラでまとまりのない作品にしてしまった。ただこのチグハグさ、まとまりの無さが妙に好き。このチグハグさがモンローその人とリンクしてしまっているからなのかもしれない。馬を捕らえるシーンの右往左往がこのチグハグさを助長しているようで印象に残った。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-18 15:54:12) |
10.本作に限っては向井真理子の声じゃなくて字幕で観ます。このロズリンという役がモンローそのまんまやもんね(ふぅ、、)。いつもの作品あげまんおばさん=セルマ・リッターが例によっておもろ可愛い性格でのっけから飛ばしてくれます(今度は自分がギプス、、ゲララ~)が、これはどうもダメ。病人のような老人ゲーブル、おっさん臭いモン様、女盛りなはずなのにもう薹が立ち始めたかのようなモンローを観るのはなんとも辛いもんがありました。観る私自身がmisfitしてないのかも、、ゲーブルが「悪意がなくて何かを始めても悪い方へ向かうことだってあるんだ」(←うろ覚え)というセリフはささりました。モン様はなんでこれ出たのかしらん、、私が彼の妻だったら(←misfitどころではない妄想。笑)’首に縄を付けて’●~でも出演止めさせたなぁ。 【かーすけ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-26 02:35:27) |
9.モノクロ画面全体に隙間風がビュービューと吹きまくっているような、何とも淋しくやりきれない気持ちにさせられてしまう映画です。モンローもゲイブルも、そしてモンティもこの映画では痛々しい限り。唯一、ピンポンの壁打ちシーンのみ、皆生き生きしてましたね。 |
8.二人の遺作として有名ですが、正直それほど…でした。分かりにくいテーマと途中のダラダラ気味の進行が退屈に感じます。老いたゲーブルと精神不安定なモンローに加え、モンゴメリークリフトも五年後に急死…そうしたピークを越えた三人を見ているのもちょっと切なくつらいものを感じました。 【プミポン】さん 3点(2004-01-15 18:31:15) |
7.《ネタバレ》 キャメロン、グウィネス、リーズのお三方が現代の“キューティ・ブロンド”となってますが、“キューティ・ブロンド・クイーン”がマリリン・モンローでござる。あの顔だけじゃなく、胸、お尻、足、腰……どこを取ってもセクシーかつチャーミング。男がバッタバッタとノックアウトされるのは当然で、女でさえもマリリンの魅力にはやられてしまいまする。ラケット(ボールがヒモでついているやつね)をポンポンとリズミカルにつくシーンなんて、バストとヒップがぶるんぶるんって揺れて、目がくぎ付けになるし、乗馬のシーンも不自然にも見えるお尻のアップ!ほほほっ、かわいらしい。ストーリー自体はたいしたことありませんが、とにかくかわいらしいマリリンと“キング”クラーク・ゲイブルのワイルドさ(ちゃんとマリリンにメロメロになっているあたりもよい)を堪能した作品です。ただ馬狩りに行くとき、マリリンが「馬を殺すのはいや~っっ」ってダダをこねるんですが、それだけは許せない。あんた人の商売なんだと思っているんだ!偽善者じゃないか。とか思ったりもしたけれど、修理工のおっさんを悪者にすることで、マリリンへの嫌悪感も柔和されてしまう。ちなみに、私はマリリンの離婚調停人役のイザベル(セルマ・リッター)がお気に入り。「77回目の離婚調停だから縁起がいい」とか「離婚記念日には毎年、黄色いバラをもらっている」などという彼女に自然と微笑みが。中盤以降、イザベルが登場しなくなって、会話にテンポがなくなってしまった。 【元みかん】さん 6点(2003-10-26 17:13:41) |
6.マリリン・モンローは、やはり魅力的だなと思いました。女の私から見ても、憧れの女性です。マリリンの出演作品は、その美貌を前面に押し出す作品が多くて、この映画もマリリンの魅力がかなり発揮されてますけど、都会から来た現代的なマリリンと、古風なカウボーイの心理描写も出ていて、遺作という事も手伝ってか、しんみり見てしまいました。 【無雲】さん 6点(2003-09-22 00:44:38) |
5.モンローの遺作なんですが、どうにも面白さが感じられなかったです。 【omut】さん 4点(2003-07-27 04:13:47) |
4.マリリン・モンローが素な感じがよかった。モンローの映画は初めてで、以前はあまり好きじゃなかったけど、なかなかすごいとおもった。クラーク・ゲーブルもよかったが、二人とも遺作になったのはつらいなあ。しかし、ストーリーは好きじゃない。モンローの顔を見ていると、この人はやはりスターだなあと思った。まさに伝説の人ですね。 【ピルグリム】さん 5点(2003-02-22 20:29:36) |
【qoo】さん 5点(2003-02-11 19:04:01) |
2.ゲーブルとモンローの遺作と思うと感慨深い。逞しかったゲーブルにも老いの陰が濃いがモンローを見る目は優しい。しみじみとさみしさを感じる。メインの野生馬を追い掛け回して捕らえて金儲けというのも嫌な話だった。 【キリコ】さん 6点(2003-02-06 15:48:48) |