132.押井守の僕ちゃん悩んでます風のお説教は大嫌いです。偉大なシリーズでやらなくてもいいのにな。 【カニばさみ】さん [映画館(邦画)] 3点(2013-08-14 16:19:06) (良:2票) |
131.パトレイバーを全く知らないで、日比谷の映画館で暇つぶしに観て以来、何度かレンタルしてきて観ている。漫画は少し読んでみたし、テレビアニメも何本か観たが全くレベルの違う別物だったので途中で投げた。この映画だけが特別に良くできているのだ。リアルな東京の下町の映像。日本でしかあり得ない風景を、ここまで描いているアニメーションも珍しいのではないだろうか。そして日本の防衛の危うさについては、9・11以降なので背筋が凍るような思いがする。思いがするだけで、何もしない自分。それが日本という国・・・・・・そんなふうに思った。本当に日本に有事が起きたとき、この映画を観たことがある人は、たぶん後藤隊長の叫び声を思い出すだろう。 【ルクレツィアの娘】さん 9点(2003-06-03 22:11:45) (良:2票) |
130.遊馬と後藤隊長の顔の違いがよく分からん。っていうかみんな顔が変。劇場版はみんな変。しのぶさん綺麗じゃない。野明可愛くない。みんな声が小さい。なに言ってんのかよくわかんない。柘植の訴えたかったことがよく分からない。あれだけ大勢反乱に加担した自衛隊員がいるんだからその思想はもう少しわかりやすくしてよ。敵の本拠地の埋め立て地へ乗り込んだら首謀者一人ぼっちで呑気に双眼鏡覗いてて無抵抗ってなめてんのか。自衛隊の方々はみんないい人ばっかりだよ。「野生の証明」の見すぎです。 【S.H.A.D.O.】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 2点(2015-08-04 23:42:44) (良:1票) |
129.《ネタバレ》 劇場版前作のみの知識です。相変わらず話が練られていて面白いですね。ドンパチが主体でないのが硬派な感じで素晴らしい。その辺を期待していた人には不評だと思いますけど。前作でも感じましたが、監督は先見の明があるんじゃないかと思いました。むしろ20年近く経った今観るから面白く感じている部分もありそうです。 |
《改行表示》128.《ネタバレ》 うる星と同じで、2作目は本来のキャラクターを完璧に無視した展開。 とは言え、これは面白い。軍事アクションといった風合いがあって、見えない敵を追いかける緊迫感が伝わってきた。これよりも後の作品と違ってメッセージも分かりやすい。最後にとってつけたようにパトレイバーを出さざるを得なかったのだが、わざわざ出さなくても作品としては完結できた。もっとすっきりした終わり方ができたかも知れない。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-08-10 00:05:52) (良:1票) |
127.《ネタバレ》 『機動警察パトレイバー』の劇場版二作目。前作同様、サスペンスとしての物語展開はすごくうまいなと思いました。ふとしたきっかけで、見慣れた街並が戦場に変わる様子も、うまく描かれていると思います。たとえば、街中を往来する戦車に、通学する子供たちが手を振るシーンなんかは、現実にありそうでちょっと恐怖を感じさせられました。こういうのは、アニメーションだからこそ表現できたのだと思います。日本を舞台に実写でやられると、いかにも嘘くさいですからね。でもその"嘘くさい"と感じてしまうところにこそ、この映画が言わんとしている危惧があるのでしょう。ベイブリッジ爆破のシーンは、モロに9.11を思い起こさせますね。前回のサイバーテロといい、未来を予見したかのような作中の事件には、正直びっくりさせらました。ただ、これが『パトレイバー』の劇場版として成功しているかどうかというと、ちょっと疑問です。私は原作をあまり知らないのですが、前回の活躍度合いや、エンドクレジットの掲載順からいうと主人公は野明って女の子ですよね。その子(と相棒の男)が今回はびっくりするくらい活躍してなかったですね。パトレイバーも、申し訳程度に出ていた感じで、正直原作を活かした脚本だとは思えません。原作の熱狂的ファンはどう感じたんでしょうか…。自分には、ちょっと制作者のメッセージが五月蝿かったですね。それを優先するあまり、原作が二の次になってしまっている印象を受けました。前作共々、サスペンス的なつくりは良いのですが、原作を活かしているかの差で、今作7点、前作7.5点、といった感じです。 |
《改行表示》126.なかなか見ごたえがあって良かったです。パトレイバーって何でしょうか?というか最後の10分くらい出たロボットのこと?良くわからなかったけど、ロボット抜きでもいいんじゃないか。明確な主張があり好き嫌いが分かれるかもしれないけど作り手の意図がはっきりわかるので好感が持てます。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-11-09 12:40:05) (良:1票) |
《改行表示》125.《ネタバレ》 魅力的なキャラクター、圧倒的なリアリティ(レイバーをのぞく)、深いテーマ、美しい画面、場面を引き立てる音楽、甘美なまでの台詞回し、そして何よりもこの映画がすばらしいのは、押井監督の恐ろしいまでの先見の明。 この映画の後に起こったのが、地下鉄サリン事件、そして9.11。 さらに北朝鮮のミサイルという脅威にさらされている今、10年以上前に公開されたこの映画は、我々に『新鮮な恐怖』を与えてくれる。 そして、その思想が正しいか誤っているかは関係なく、ただ犯人を逮捕するという、愚直なまでに警察官という職務に(職業ではなく)忠実である主人公達。「正義の味方」をこれほどまでに英雄視せず、くさくも安っぽくもなく描いた映画があっただろうか。 シリーズ未見でなければ、非のつけどころがない映画。僕はこれが押井監督の最高傑作だと思う。 |
《改行表示》124.パトレイバーシリーズ未見。完成度はかなり高い。声優も中途半端なタレント起用が目立つ昨今、ちゃんとしたプロで固められてよかった。(竹中直人も含めてね)そして内容も見ごたえがある。思うに、 他国のテログループが9.11テロのように大規模な攻撃を日本に仕掛ける ことは有り得ない。なぜなら、テロリストが反アメリカ煽動の為に(未だに国際政治の舞台では極東の小国でしかない)日本を的にしてもたかが知れてるからだ。もしテロが起こるならばこの映画のように軍拡の必要性を世間に知らせる為の者の仕業だろう。 だけど、後藤の言うとおり柘植のしたことは茶番に過ぎない。 平和な日本で何が悪い。金で平和が買えるならそれに越したことはない。 戦争に正義も悪もないように、平和に真実も欺瞞もない。 【michell】さん 8点(2005-03-08 00:05:09) (良:1票) |
《改行表示》123.《ネタバレ》 ログインネーム登録する前もこの名前で投稿してたんですが 久しぶりにこの映画を見たので再投稿します。 もう何回となく見てる作品で私にとっては「繰り返し見れる数少ない映画の1つ」です。 なんか1部思想の合わない人達には酷評されていますが(笑) 間違い無く1度見て損の無い作品だと思います。 この映画が10年以上前に封切られた事実もさる事ながら「日本という国の実体」を2時間という枠の中でここまで描き切った作品は皆無でしょう。 それは10年経ったこの現在、現実において切実な問題として表に現れつつ有ります。 国家としての「体」を成して来なかった日本。 いや、それを見せ掛けながら擬似国家として「成立、継続してしまっていた」日本。 今でもそれに気付いて無い人がこの国にどれだけ居るのでしょうかね。 劇中それを「知らしめる方法」と「その方法論」を 押井、伊藤の両氏が激しく、痛烈に掛け値無しに観衆へぶつけたからこそこの傑作が生まれたのだと思います。 私は是非いま10代20代の若い人に見ても貰いたい。 それだけの価値は有る作品です。 【一般人】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-04-30 17:28:13) (良:1票) |
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《改行表示》122.映画のシリーズの中では一番好きなのですが、一般的でないということと「1」ほどシナリオが親切でないという理由でこの点数、おそらく押井監督は実写を意識していたと思うのですが、今の日本でこの作品を実写で撮影することはまず不可能なので、そういう意味では逆にアニメの可能性を知らしめた作品なのかもしれません。 ヲタク的な感想を言えば、猛犬のような形相で警察幹部を一喝する後藤警部補、これにつきます(笑) 【るね】さん 8点(2004-01-13 23:09:22) (良:1票) |
121.この映画は観る者を選ぶね。子供は『寝てなさい!』と言わんばかりに拒絶する。アニメマニアのみなさんも拒絶する徹底ぶり。興行収入というものをシカトしているような難しい映画。だからここの平均点には結構ビックリ。ストーリーは理解できるけど、全てのセリフを完璧に理解しようとするには無理がある。人によって理解の度合いはかなり違うんじゃないかな。ああ、おれ?申し訳ない。かなり理解しちゃったね。おれ結構できる子なんだよ。あれでしょ。日本人は平和ボケしてるって事でしょ。何?お前の理解度は10段階の1だって。そんなこたない。2は堅いね。 【ブン】さん 9点(2003-12-01 18:05:43) (良:1票) |
120.今ここでのレビューを見て初めて「そういう映画だったのか!」と思いました。今度はそういう見方をしてみようと思います。現段階では、TVシリーズ、映画1作目と連続で見てそのままの勢いで見たんで思いっきり退屈でした。 【ディーゼル】さん 3点(2003-11-17 22:35:27) (良:1票) |
119.我が国のアニメーション制作技術が如何に秀逸であるか,まざまざと見せつけられた作品。前作とは打って変わって,「パトレイバー」に対してさしたる思い入れも愛着も持たない私が見ても,その独自の世界観と細部に至るまで入念に書き込まれたディテールへの偏執的なまでの異様な拘りに圧倒されました。これらがアニメという範疇をからすっかり逸脱して,特殊な映像美として評価せざるを得まい,といった強引なまでの説得力を持って私に迫ってきました。特車二科は勿論,自衛隊を初めとするメカデザインばかりではなく,さもないコンビニのシーンでは,レジ隣に置いてあった「井村屋の肉まん」の保温機一つをとっても,一画一点をも決して蔑ろにはすまい,という制作者の心意気がひしひしと伝わってきました。その拘りを是とするか,非と見るか,或いは気付かず見過ごすか,そうした意味でも,視聴者を選ぶ作品と言えるかも知れません。今回の主役は南雲と後藤ですので,特にディープな南雲ファンには熱烈に歓迎されたことは想像に難くありませんが,一般的な「パトレイバー」のファンにとってウケたかどうか・・・。私としては,前述の通り決して熱心な「パトレイバー」のファンではないので,さして抵抗なく見ることができましたが,確かに↓この内容を敢えて「パトレイバー」の名を冠して提示する必然性はないのかもしれませんね。やはり,視聴者を選ぶというか大人向きというか,万人に薦められる作品とは言い難いと思います。 【koshi】さん 8点(2003-05-18 21:25:59) (良:1票) |
118.日本は本当に平和で安全な国だろうか。「平和」「戦争反対」を呪文のように唱えているだけ、TVで嬉々として最新兵器の威力を語り、勝手な戦略を予想し、同じ口で戦禍の悲惨を訴える…全ての時代に人間社会が普遍的に行い続けている「戦争」をブラウン菅の向こうに閉じ込め、目を背けているだけだということにすら気が付いていないのではないか。本作で提示された「戦争」という特殊な状況だけでなく、社会のあらゆる場面において「見えているけど見ていない」「知っているけど分ろうとしない」ことが当たり前になっているのではないか。柘植や荒川や後藤たち登場人物によるドラマ、押井監督と伊藤和典氏が観客の前に抉り出したものの重さは実に悪辣である。しかしこのことから目を背けてはならないのだと思う。エンターテインメントとして成立しながら観客の感性にドス黒いしこりを残す本作はやはり傑作と言うべきであろう。 【ぶくぶく】さん 10点(2003-05-04 12:45:49) (良:1票) |
117.今更なんですが何度も見直せる映画って言うのは非常に少ないのですよね 練りに練られた脚本と場面設定 一見実写で撮れそうな人物の表情も良く見れば決して現実では有り得ない、つまりアニメーションでなければ作り得ないと言う事を作り手が熟知して作った作品だと思います。不満は無い訳では有りません、ほどんど特車二課の面々は今回付け足し程度しか登場せず、しかもバッチシステムのウィルスプログラムの場面などは観客になんの予備知識も無く投げ付けた様な感じが有ります。この辺は何とかならなかったのかな?とも思いました。また内容の重さから言ってもこれは10代の子供向けと言うよりは完全に大人向けのつまりパトレイバーとはあくまで別体でも作り得たフルオリジナルム-ビーと言っても良いのでは無いでしょうか?TVオンエアや漫画しか見た事の無い人はこのパトレイバーに相当面食らった事でしょうね。ともあれこの映画の封切りが20年前なら果たして映倫通っていたかどうか。。。そのぐらいにきわどくしかもこれだけの内容を2時間という枠へ見事に納め切った押井、伊藤コンビの最高傑作である事は間違い無いでしょう。 【一般人】さん 10点(2003-02-03 02:29:05) (良:1票) |
116.竹中直人の声と防弾チョッキを着て自衛隊駐屯地の門で自衛隊レイバーと対峙するパトレイバーの勇姿が印象的。確かに大人のドラマかもしれませんが、ほとんどパトレイバーが登場しない「パトレイバー」映画って面白いでしょうか? 私はダメなので4点献上。 【sayzin】さん 4点(2001-10-01 20:00:16) |
《改行表示》115.《ネタバレ》 映画はどの作品でもどこかに楽しむポイントを見つけてみるってのが信条ですが、はじめて0点をつけます・・・。 本当にこの作品はつまらない。最初のカンボジア?の場面から、最後の柘植の逮捕まで、後の押井監督による書籍での解説が出るまで、「なんのこっちゃ?」の連続でした。 つまり作品内で、この映画が企図することを表現できていない(押井監督もその書籍で認めています)、監督の能力不足が露呈しているということです。 また押井氏は後発でヘッドギアに加わったそうですが、すでに決まっていたイングラムのデザインをバケツ頭のかっこ悪い機体にしようとしたり(これはゆうき氏、出渕氏などが猛烈に反対され事なきをえました)、この作品でも南雲隊長を「意外性のある不良に惚れる、優等生のちょろい女」に変えてしまうなど、原作レイプが過ぎて本当に嫌いです(南雲隊長役の榊原さんは「こんなの南雲隊長じゃない」と思っていたそうです)。 私にとってこの「2」は「1」の世界にも繋がっていない「押井氏の脳内だけの」パラレルワールドと思うようにしております(まあ「OVA」「漫画」「TV」と全部違う世界観みたいなものですが・・・)。 【わたた】さん [ビデオ(邦画)] 0点(2022-05-30 14:24:56) |
《改行表示》114.1と違って押井守監督らしいセリフを感じました。 ・・・が一度みただけなので、特に感想も言えない状態。セリフに集中してその意味(監督が伝えたいことは何か・・・)を考えながらみていたので、追いつけませんでした。 1度2度じゃわからないのが押井監督の作品だと思うので、また時間があったら見たいです。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 6点(2022-05-07 12:27:34) |
《改行表示》113.《ネタバレ》 緩い感じを期待するとちょっとアレかもしれませんが、大作として楽しめますね。 【追記】再鑑賞、何故か映画版1はレビュー書いてなくて、2はすでに書いてあった。。。 改めて思ったのは、トーンが違うのでこれまでとは別物な雰囲気(攻殻機動隊ぽい)ですね、否定ではなく良い味が出ていると感じます。もちろん内容もこれまでとは異なり、そもそもパトレイバーじゃなくても成立する作品と思えました、ただしパトレイバーの冠が無かったら観なかったかもしれませんけどね。 パトレイバーの枠の中で作り出したことで良い作品になったのかも?制約がなくなって自由過ぎたらつまらない事になるのかも? この後勢いで3も(放映されるんかな?)観ると思いますが楽しみです。初期の感想でも書きましたが、やっぱり緩い感じのパトレイバーを観たいですね、もう一度過去のコミック、アニメ、OVAをみたいと思いました。 【ないとれいん】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2018-03-01 17:21:53) |