PIGGY ピギーの評価とレビューです。

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PIGGY ピギー

[ピギー]
Piggy
(Cerdita)
2022年スペイン上映時間:99分
平均点:6.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-09-22)
ドラマホラーサスペンスバイオレンス
新規登録(2025-02-20)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2025-03-31)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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キャストカルメン・マチ(女優)サラの母親
あらすじ
スペインの田舎町で暮らす太めの少女サラ。その体型とハッキリものが言えない性格から日々同級生のいじめを受けていた。肉屋を営む家庭でも、母親の厳しい干渉によって鬱々と過ごしていた彼女。そんな彼女がある牛追い祭りの日に独り地元のプールに出掛けると、通りかかったいじめっ子グループに手酷いいじめを受けた上にバッグや衣類を持ち去られてしまう。泣きながら裸同然の姿で帰る彼女。すると、彼女の眼前で謎の男が血まみれになったいじめっ子たちをクルマに押し込み連れ去る。助けを求める少女たち。しかしサラは、迷いつつも警察や親に何一つ話そうとせず、やがて事態は深刻化していくのだった。
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【口コミ・感想】

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1
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3.《ネタバレ》 サラを日本に交換留学させて、半年間栄養バランスが行き届いた和食を食べさせてくれる一般家庭にホームステイさせれば、みちがえるように健康的に痩せるんじゃないかなあ、惜しいなあ・・・・・・とずっと思いながら観てた。 恥ずかしがり屋で、気が小さくて怖がりで、自分に味方してくれる犯罪者に惹かれながらも、最後は決して道を誤らない。彼女は、すごく魅力的な子だった。  サラのお母さんも迫真の演技、脚本家が書いたセリフを覚えてしゃべりながら演技しているようには全く見えなかった。凄すぎる。 犯罪者の男は、車内に民族衣装を着せた美しい人形や画像を置いていた。過去に何があったか鑑賞者には想像で補えというところなのだろうが、プールの監視員も殺ってるし、何が何だか。ただ、いじめられっ子のサラに対しては、保護をしたくなるような歪んだ愛情を持ってしまったんだろうな。  ともあれ、人からいじめられっぱなしだったサラが、極限状態にさらされ続けたあげく、自分の意志で選んだ人生の決断が見事だった。 願わくば、私もがけっぷちに追い詰められたときに発揮する強い芯みたいなものを持っていたいと思う。私が私であることを自暴自棄になって放棄することのない人生を送りたい。なかなか見ごたえがあった。
tonyさん [インターネット(字幕)] 7点(2025-04-18 16:21:33)(良:1票)《新規》
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2.《ネタバレ》 思いのほか重苦しい作品でした。(ヒロインの体型のことではありません)  どこの国でもいつの時代でもイジメというものはあるでしょうし、体型でイジメるというのはイジメのひとつの定番でしょうね。まったくもって腹立たしい。それでも冒頭のイジメの雰囲気は、アルアルで流してもイイ程度と言えないこともないです。サラ、気にするな相手にするなと。ただ、プールでのイジメは完全に犯罪レベル。たまたまサラの泳ぎが達者(水没監視員には気付かないまでも)だったから良いようなもので(良くもないのですが)、場合によっては溺れますし、その場合にはあの少女たちはキャーキャー言う程度で着衣水泳してまで助けないでしょう。ホントに胸糞女子です。  だから、直後に男(この時点でサイコキラー確定)がいじめっ子たちを血塗れにして連れ去ってもサラは迷いつつも見なかったことにしても無理はないです。しかも男は恐ろし気ながらもタオルを置いていく優しさ?があるし。(この時点でサラに一目惚れ?)  そこから後にそれまでとは異質の重苦しさが始まりますね。学校では常時いじめられっ子、しかも自宅でも、厳しいようでいて極めて身勝手で感情に振り回されるタイプの母親による抑圧された日々を送る少女。そもそも鬱々として捌け口がないからお菓子ばっか食べて太ったんじゃないでしょうけれど、間違いなく日々の生活が彼女を肥大化させています。  そこから生まれる捻じれた心理。幼い頃はどんな子だったかは明かされませんが、父親との関係は良いようですし(父親が女房の尻に敷かれ切っているので今やほぼ意味なしですが)、弟はあんなもんでしょう。であれば、母親が彼女の性格を作り上げてしまったように思えるところです。その性格がベースにあるからこそ生まれた嘘。そこにイジメによって受け続けた心の傷が生み出した心理が重なって嘘が嘘を呼ぶ構図。可哀想と言えないこともないです。てか、自らが招いた悲劇のように見えてしまうことが可哀想に思えます。  ラストのスプラッター的ホラー描写は、そこに至るまでの心理描写が重過ぎてあまり衝撃的ではありませんでした。よくよく考えればあの男は何者?どうしてあんな行動をしていた?おそらくはプールで何らかのシンパシー(足に障害があることに関係があるのか?)を感じたこと(決してイジメへの同情ではない)でそれがサラへの好意に転じ、でも身勝手で表面的(自らの凶暴性のカモフラージュとしての疑似的な優しさに過ぎない?)故に破綻していくという感じなのでしょうけれど、まぁまぁ説明不足は否めないですね。  ノー天気で子どもじみたバイク少年に夢のタンデムで町に向かう血まみれのサラ。彼女は男を殺したことで心の何かが剥がれ落ちきっと全てを告白或いは供述するのでしょうね。生き残った二人のいじめっ子(決して後悔していないと思われる)も全てを語り尽くすことでしょう。サラとサラの家庭は何処に向かって行くのか?最後の最後まで重苦しいままのドラマでした。ホラーじゃないかも。  ちなみに、元ネタの短編は現時点では配信されていないようです。短編はいじめっ子たちが拉致されるまで。長編化で随分と重みが加わりましたね。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-03-29 12:53:20)
1.《ネタバレ》 うだるような暑い日が続く真夏のとある田舎町。肉屋の両親とともに暮らす少女サラは、幼い頃から肉ばかり食べさせられてきたせいで酷い肥満症に悩んでいた。その外見と大人しい性格のせいでクラスメイトから酷いいじめを受けていることも打ち明けられず、サラは牛追い祭りが開催されるその日も一人寂しく店番をしていた。自分だって少しは夏休みを楽しみたい――。サラは、いじめっ子がお祭りに向かったのを見届けるとたったひとり、市民プールへと出かけることに。水着に着替え、スイミングを楽しむサラ。だが、そこにいじめっ子3人が帰ってくる。面白がった3人は彼女に酷い罵声を浴びせると、服とタオルを奪って去ってゆく。ほとんど裸同然で泣きながら家路を急ぐことになったサラ。ところが途中で彼女はさっき自分の服を持ち去ったいじめっ子3人が、怪しげな男に暴行を受け、血みどろになって連れ去られるところを目撃してしまう。警察に全てを話し3人を助けるべきか、それともアイツらの自業自得だと黙っているべきか。その日からサラの葛藤の日々が始まるのだった……。何の予備知識もなく今回鑑賞したのですが、なんかすんごい変な映画でしたね、これ。演出がとにかくこってり濃厚で、主演を務めた女の子の存在感も凄くて、彼女に負けず劣らず個性的な家族もなんか圧が強くて、しかも見てるだけで汗が滲んできそうなスペインの田舎町の閉塞感もヤバくて、自分は途中から胸やけしそうになりながら観てました。でも、自分はこの雰囲気、嫌いじゃない。例えるなら、天下一品のこってりラーメンをたまに食べたくなるような、そんな感じ?冒頭、主人公に対するいじめっ子3人の胸糞悪くなるくらい壮絶ないじめも、この後こいつらに天誅が下りますよという分かりやすいフラグなんだろうなと思ったら、分かりやすいぐらいそーなったし。謎の男にボコボコにされ、拉致られたバンの中から血まみれになって助けを求めてきた3人を当然のように無視するサラに自分は、よーやった!と思わずガッツポーズ。と、ここまではなかなか面白かったんですが、問題は後半部分。さすがに脚本が支離滅裂すぎて、次第に心が離れてゆく自分がいました。主人公がやぱ3人を助けようと現場に戻ったり、いじめを知った母親が娘にダイエットを強制したり、凶悪殺人犯が何故かサラにアピールしてきたりと、全員何がしたいのかさっぱり意味不明。あの牛追い祭りから逃げ出した牛のエピソードは結局なんやってん!最後までグダグダのまま、血みどろ太っちょ少女が道で叫んで終わりって、どんなけテキトーやねん(笑)。でも、前半のこってりラーメンのような演出が妙に心に残ったのは確か。この監督、もしかしたら将来大ばけするかもね?
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2025-03-05 14:08:53)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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