SADA 戯作・阿部定の生涯のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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SADA 戯作・阿部定の生涯

[サダギサクアベサダノショウガイ]
1998年上映時間:132分
平均点:3.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪もの実話ものロマンス小説の映画化エロティック
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タイトル情報更新(2024-03-11)【イニシャルK】さん
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監督大林宣彦
助監督南柱根
キャスト黒木瞳(女優)阿部定
片岡鶴太郎(男優)喜久本龍蔵
椎名桔平(男優)岡田征
嶋田久作(男優)滝口
石橋蓮司(男優)信吉
ベンガル(男優)立花佐之助
赤座美代子(女優)阿部いと
井川比佐志(男優)調査官
三木のり平(男優)阿部卓造
小林桂樹(男優)裁判官
池内万作(男優)斉藤敏彦
坂上二郎(男優)宮崎利三郎
根岸季衣(女優)喜久本よし
林泰文(男優)兵士
天宮良(男優)刑事
渡辺哲(男優)刑事
大前均(男優)ドーナツ屋
奥村公延(男優)豆腐屋
田口トモロヲ(男優)金ちゃん
藤谷美紀(女優)
宝生舞(女優)
河原さぶ(男優)職人風の男
入江若葉(女優)とき
竹内力(男優)ふりかえる青年将校
左時枝(女優)定の応援団
東恵美子(女優)老女
小林かおり(女優)
峰岸徹(男優)
尾美としのり(男優)
松田洋治(男優)
竹中直人(男優)
中嶋朋子(女優)
石田ひかり(女優)
伊豆肇(男優)永井好一
柴山智加(女優)宮崎家の女中
石橋けい(女優)定の応援団
石上三登志語り
脚本大林宣彦(撮影台本)
音楽學草太郎
作詞大林宣彦「定のサバダバダ」
作曲堀内孝雄「定のサバダバダ」
編曲山下康介
撮影坂本典隆
製作鍋島壽夫
プロデューサー大林恭子
配給松竹
美術竹内公一
編集大林宣彦
今関あきよし(編集応援)
その他山下康介(指揮)
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8.公開の頃にどこかの映画紹介で「敢えて性的な観点に重きをおかず…」みたいなことが書かれてて、阿部定でそれをして何が描きたいのかよく解らん、と思った覚えがありました。入ってるケーブルでWOWOWの配信があった頃、つけたら丁度冒頭だったので鑑賞したのですが、放送コードが日本より厳しいこの国でもあまり映像が途絶えなかった(編集されてるわけでは無いので、問題場面で映像が切れる。問題ない場面になると映像が戻るので、どの位放送コードに引っかかる場面が続いたのかは判る)ことからしても「敢えて性描写を控え目にしている」のがよく解りました。問題なのは抑えたのが「直接的な性描写」のみならず、性の対象であった吉蔵(役名は龍蔵)は実はどうでもよかったかに見えること。関係した幾多の男性とさして違いは無いというか、吉蔵への思いより岡田への追慕がやたらクローズアップされ、「思春期のトラウマとそれと同時に芽生えた初恋」みたいのが、阿部定のベースになっていたんだよ、という映画になっちゃってます。うーん、やっぱそりゃ無理があるでしょう。どんなに多彩な男性遍歴があろうとも、あんな事件を起こしたのは吉蔵が特別だった証拠でしょうから、吉蔵とのやっちゃ寝三昧の生活中もあのパンが象徴的に登場し、岡田との想い出の方が本当は大事、みたいな描写をされたら、その後の事件の説得性もなんもあったもんじゃありません。監督には、女性は基本が純情みたいな幻想があるんじゃないかなあ・・・。
あっかっかさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-04-01 13:18:10)(良:1票)
7.これはいかん。メガトン級の期待はずれだった。黒木瞳が生かされていない。自己責任でご鑑賞を。
ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 1点(2007-01-04 22:58:46)(笑:1票)
6.もっと暗くて怖い映画だと思って観たら軽くて滑稽だった。相当期待はずれ。阿部定を扱う以上リアルで暗澹とした内容にしないと勿体無い気がする。
本郷の文豪さん 2点(2002-05-17 07:41:10)(良:1票)
5.《ネタバレ》 前半部分の娼婦時代までをコミカルに描いてしまったせいか、後半の愛人生活とのギャップが生まれてしまい、奇行に及んだ背景・経緯・心情がボヤけてしまったような。そもそも架空のハンセン病患者を登場させてしまったがの失敗ではあるのだが。黒木瞳は熱演していたとは思うが、もっと定の色情で精神不安定さを強調してもよかったような。大林なのでドキュメンタリー的には製作できなかったとしても、デフォルメの仕方によっては新たな阿部定を提示できたのでは?時代的な空気感みたいなものは大林なりに映像表現できていたので惜しい作品になってしまった。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-03-11 14:02:53)
4.《ネタバレ》 偉そうな事書いちゃうけど、大林宣彦はそれなりの才能ある監督だと思っております。でも、その才能も使うところを間違えちゃ発揮できない。例えるなら、いつも馬鹿なことを言って人を笑わせる、お笑いセンスのある人が、葬式プランナーみたいな職についたら、おそらく十分に才能を発揮できないだろう・・・多分。まあ、例えがメチャメチャだったが、ようは映画監督にも向き不向きな作品があると思うのですわ。大林監督も過去幾つか不向きと思われる作品を撮っていると思うが、この作品もそうだと言ってしまおう。すべてとは言わないが、個人的にこの作品に大林風味は邪魔に思える。特に前半はバリバリに風味が出ているし、何より黒木瞳に14歳の少女役(コレがかなりキツイ)をやらせるとは「コレ、ホントに阿部定の生涯を描いた作品か?」と首を傾げる&ある意味”当たり”かな!と思ってしまったが、話が進むに連れて風味は薄れ、黒木瞳も大人の女へと成長し、それなりに愛憎ドラマへと変わってきて落ち着いてみる事が出来ましたけどね。最終的にわたしがこの作品を最後までそれなりに鑑賞できたのは、阿部定の生涯が面白かったわけではなく、完全に黒木瞳の魅力で見切ったと言っていい。序盤の14歳役にはさすがに引いたが、その後どんどん黒木瞳の歳と阿部定の歳が近づくにつれて、魅力を増していく。しかし、その黒木瞳の魅力で良い気分で終わるかなァと思っていたところに安部定本人の写真見せられ「あ~これが本物の安部定なのね・・・」とテンションを下げられるのでありました。
カズゥー柔術さん 4点(2004-12-28 12:23:26)
3.大林監督のファンを自認する僕も、これはちょっと・・・・。このテーマを取り上げるには、監督はあまりに純情すぎると思いました。頑張って撮ってるんだけどね・・・・。勿体無いな。
ひろみつさん 4点(2003-11-03 02:28:46)
2.やっぱ黒木さんでしょう。
ナガタロックⅢさん 7点(2002-03-05 22:39:34)
1.阿部定事件を元に彼女の人生に重点をおいて描かれた作品。何故彼女が情夫を絞殺し、陰茎を切り取るような奇行に走ったのかという事よりも、彼女の波乱万丈な人生を重点に描いているので事件の核心には迫っていません。ただ終わり近くに警察に逮捕された当時の写真が映るシーンがあったのですが、彼女を含む全ての関係者が全員何故か笑っているモノで、これはある意味その辺の心霊写真よりも恐ろしかったです。強引極まりないテーマソングに、薄っぺらな展開にはイマイチこの作品の良さが解らなかったのですが、実話&大林監督と言う事を考えると仕方が無いのかもしれませんね。ハンセン病の岡田とのシーンは強調的に表現されていたのが印象的でした。でも大島渚監督の「愛のコリーダ」とは違い、様々なセックスシーンを滑稽に思えるように撮ってしまったりするあたり、この監督ってやっぱりこういう事にはあまり興味がないんでしょうね。キャストに関しては黒木瞳って綺麗かも知れませんがどうもセックスシンボルにはなりえず、嶋田久作は明らかに演技不足で不快に感じました。
さかQさん 4点(2002-01-27 20:02:24)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 3.62点
000.00%
1112.50%
2112.50%
3112.50%
4450.00%
500.00%
600.00%
7112.50%
800.00%
900.00%
1000.00%

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