《改行表示》106.《ネタバレ》 それまでずっとリアリティだと思って見ていたので、ラストのバスシーンおよびシーモアのママ同伴セラピー通い及び、エンドロール後のシーモア大暴れシーンを見たのち、しばし考え込んでしまった。 もしかすると、バスシーン以外にも「現実に起こっていない出来事」が挿入されているという禁じ手が使われていたのか?まさかそんな、「ピアニスト」みたいなヘンな映画なのかコレは。 けども辻褄が合わなくなるのでいちおう、妄想シーンは含まれていないというふうに見るしかない。 しかし、完全にリアリティの映画というふうにもいえない。 バスに乗る前のイーニドの状態はというと、親元には住めず、おそらくレベッカとの同居もあきらめ、今さらシーモアとの同居も見込みは乏しく、高卒資格は帳消しで、美術学校の夢も消え職を探す気も失せた、ということになります。八方ふさがりとはまさにこのことです。全部自分が招いた結果であるが。 さて、このあとイーニドだったらどうするのか。レベッカに聞かれて「I'm not sure」つまりまだよくわかんない、というふうに答えています。 ここに及んで作り手は、彼女をビルの屋上とか線路脇に連れていかないで、ファンタジーに逃げたのです。このやり方については、賛否両論ありそうだ。ミステリアス感が増したとはいえるが、私は、ビルの屋上に佇むイーニドのショットで終わるべきだったと思っている。飛び降りたかどうかは観客にまかせればいい。 さて、イーニドの苦しみはハイティーン特有のものには違いないが、「母の不在」を抜きにしては語れない。女子にとって「母」=「縁を切れない反面教師」であり、しかも相手は自分を愛しているというやっかいなことなので、これすなわち「折り合うしかない」存在なのだ。大人になるために最も必要な「折り合う」を学ぶための最適教材=母、なのだが、それができない環境にあるイーニドは「バカとは折り合う必要なし」を貫いているつもりになっている。と私は思うのだ。 ボロボロになったシーモアがママに助けられていることも実は意味深で、作品中であえて全く触れられていないイーニドの「母の不在」こそが、大きなマターであるように思える。 「ゴーストワールド」の意味とは「私たちは地球に優しい石油会社です」という作中CMが象徴するように、周囲の人間がすべて「偽善者」に見えているイーニドの精神状態を指していると思う。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-11 23:40:58) (良:3票) |
105.何回更新してんだろうってくらいレビュー書き直してる気がする(誰も読まないのに)。これだけは何回観ても飽きない。というか、観る度に好きになっていってるのが分かる。「チアーズ!」みたいに青春ど真ん中で頑張る女の子ってゆーのと反対に、私の高校時代ってのは、大抵教室の一番後ろの席でグチこぼしていたタチで(か寝てた)、ましてや文化際なんかの共同作業なんか全くやる気ゼロで、親友とフラ~と街へ繰り出すか、自分達で面白いネタを見つけては楽しむって事くらいしかしなかった。学園生活の青春ってゆー青春がなかった気がする。自分自身がそういうダメ青春を送ってきたせいか、この映画みたいなダメダメ青春!ってのにものすごく共感する。またイーニドとレベッカはいっつも一緒の存在だったのに、それぞれこれからの独立を目指して離ればなれになるっていうラストはもろ自分自身と重ねてしまった。私と親友は、高校の頃は一緒だったのにこれから進む進路も違うし、将来の考え方も違う。高校卒業を期にうちらは離れ離れになる。いつも一緒だった存在だったのに急にその存在がなくなってしまうっていうのは誰でも皆ある事だと思う。イーニドやレベッカに自分達を重ねつつ、また自分自身についても色々考えさせられた映画だった。今の世の中に対しての皮肉めいた笑いでニヤッとさせられるけど、ちょっぴり切なくもなってしまう不思議な映画。 |
《改行表示》104.若者からみた大人はいつだってペコペコ頭を下げていて、何かを諦めていて、妥協していて、ダサい存在だとは思うけどイーニドさん、あなたは他人ばかり批判しているけど自分はどうなのと聞くと彼女は「あたしとあんなダサイ連中と一緒にしないでくれる?私はただ韜晦しているだけなのよ」という言葉が返ってくると思う。 あたしは他人とは違うんだという自負心。 しかし自分らしく個性的でありたいと思っていてもイーニドの強烈な自意識は虚栄心に変化しそれが本当の自分を殺しているという事実を実はイーニドは知っていて、ダサい他人を小馬鹿にすることしかできない彼女が一番嫌いな人間はたぶん自分自身。 この痛みをどうやって切り抜けていくかというと、平凡である自分を受け入れることなんだと思う。 ただし難しいのは「受け入れる」ということと「諦める」ということはとても似ていること。 イーニドがシーモアに興味を持った理由は「弱さ」に対する共感だと考えましたが、それだけではなくて彼は人間的な弱さや欠陥を隠そうとはせずにそれを受け入れてしまっている所に自分には無いもの感じましたのではないでしょうか。若い者にとって一番苦しいのはいつの時代も過剰な自意識だと思います。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-12 00:18:16) (良:2票) |
103.頭が切れるけどひねくれていて、人と違う格好にこだわるイーニド。大勢の中に埋没したくないけど同時に世の中から浮くことや疎外されることに焦燥感を抱くイーニド。難なく世の中と折り合いを付けられる親友を蔑みながらも嫉妬するイーニド。「私は人とは違う」という優越感を持ちつつも周りから浮く自分に劣等感も感じるイーニド。自分の居場所が欲しい、かといって今更世の中と折り合いを付ける術なんて知らないイーニド。そんな彼女の強烈な自意識と動揺と葛藤の先に見えるゴーストワールド。青春の幻影。認めるのは恥ずかしいけれど、イー二ドは10代の頃の私にひどく似ている。 【ひのと】さん 9点(2004-03-22 19:44:42) (良:2票) |
102.ゴーストワールド、そこはプロムも大学進学も裕福な家庭もなく、チアリーダーも花形フットボール選手も尊敬できる師もいない、未熟者達のもう一つの現実世界。ゴーストワールド、そこはヒーロー・ヒロインになれず、ドロップ・アウトもできず、現実も受け入れられない普通の子供が、「普通」から逃れたい一心でもがき続ける日常空間。ゴーストワールド、それは大人になった瞬間に消え去り、そして戻ることも叶わない、成長ホルモンが垣間見せる思春期の息詰まる幻。「ゴーストワールド」、これは大多数の人が送る何も特別なことのないリアルな「今」を、痛いほど見事に切り取ったアメリカ製青春映画の新しいスタンダード。必見!の8点献上。 【sayzin】さん 8点(2002-02-07 21:12:06) (良:2票) |
《改行表示》101.《ネタバレ》 目的のない映画は大変苦手。その中でもこの作品はまだ観れるほうです。理由のひとつは、イーニドを演じるソーラ・バーチの魅力を堪能できるところでしょう。それに、10代後半~20代前半くらいの、もてあまし気味な精神状態が、大変リアルに伝わってきます。これは多くの人の共感を呼ぶのではないでしょうか。 近寄ってくる人間は手当たり次第にバカにして、『人とは違う自分』をひとつのファッションにしておきながら、自分から人が離れていくと途端に不安になって、今度は自分から近寄り相手を振り回す。こーゆー心理状態って、若いときには誰しも経験ありそうです。 ただし、物事にはすべて『タイミング』があります。『自分の世界感に酔って斜に構えるのもいいけど、そのせいで大事なチャンス、人との信頼をなくすリスクがあるってことは、覚えておけ。』ってことを、様々なパターンで教えてくれているのが、この映画の最大の良心のような気がします。はっきり言ってどれも似たような経験があるので、何ともいえない居心地の悪さを感じてしまいますね(笑) ですがこの映画、裏を返せば『共感』+『あるあるネタ』によりかかっているだけに見えなくもないです。また、個人的にはラストにはっきりとしたオチをつけないのは好きではありません。どうとでもとれる隠喩的な映像で、鑑賞者に解釈を求めるやり方ってのは、表現者として卑怯な締め方の一つだと思っています。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-01 05:16:39) (良:1票) |
100.これは痛いです。たぶん10代とか20代前半ぐらいの時に観ていたら、あまりに痛くて布団でジタバタしていたことでしょう。30代でよかった(笑)。周りをバカばかりと蔑んで、自分が特別と思い込んでみたり、自分がどこに行きたいのか判らずイタイラしたり。主に思春期に経験するどうしようもない複雑な感情を味わったことのある人なら主人公に共感はできなくても理解はできると思います。結構コメディの要素もあるので笑えるのですが、意図しなくても周りの人を傷つけてしまう主人公の姿は、ちょっと切なくもあります。暗示めいたシーンもラスト付近にあり、思いのほか深い作品なのかもしれません。この作品、悪くないです。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-18 00:30:59) (良:1票) |
99.《ネタバレ》 イーニドの何がダメで行き詰まっていってしまうのか、わかりたくないくらいわかるので正直見ているのがつらかった。「みんな合わない」「みんなバカ」と呟いていても、人との関わり(社会性)への欲求を捨てきれないっていうのは矛盾だし辛い。でも結果的にブシェミを落とした行動力はあるし、ラストのどこかへ行ってしまう彼女も案外その後ちゃんと生きていそうな感じをうけた。大人特有の許容と妥協と諦めを習得する前の青くささをリアルに描いていると思う。演じきったバーチにも拍手。 【cassandre】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-08-21 14:14:19) (良:1票) |
98.オープニングの曲と映像が大好き、昔の日活映画みたいでかっこいいっす。イーニド見てると近親憎悪のような感情が湧いて、自分と似てるなあと思ってしまう。ホントダメなヤツなんよ、でも憎めないんだなあ、友達にはなりたいが恋人にはなりたくない。自分がもし高校生ぐらいだったら10点付けるんだろうなあ。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-05-16 21:21:52) (良:1票) |
《改行表示》97.高校を卒業し社会に出て行かなればならないまさに子どもと大人の境目を生きている。嫌悪するような世界で、自分自身を貫こうとするも、分かり合っていたはずの親友も徐々に変わっていく。 自分自身を失いかけ、自分も変わらないといけないのかと悩んでいるときに、自分を貫いている男を発見する。 二人の奇妙な交流によって、失いかけていた自分を取り戻して、自分自身の道を生きる一歩を歩みだす。 これは誰もが経験し悩むながらも通る道で誰もが共感できるテーマではないだろうか。 ラストは「死んだんじゃないか?」ていう人もいるが自分はイーニドが途中で語った夢のように誰も自分のことを知らない街に旅立ったんではないかという気がする。あの目的地も分からないバスに乗って。 【六本木ソルジャー】さん 8点(2004-04-20 20:56:44) (良:1票) |
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96.《ネタバレ》 最後の最後まで、8点だった。でも、最後の5分で7点になっちゃった。個人的にブジェーミを振って欲しくなかった。こんな魅力的なブジェーミをはじめて見た。いつも悪者か、すぐ死んじゃったり、馬鹿にされてたり、ちょい役だったり。ブジェーミは会社首になったの??彼女もイーニドのせいでふっちゃったんだよね。あー、可哀想過ぎる。-------でも、イーニドのキモチもよーくわかったよ。わかるよ。でも、友達にいたら、「あんた甘えすぎ!文句ばっかりいって何もやってないじゃない!」って叱っちゃうかも。あ、これは、まさに友達のレベッカの行動だ。 【kithy】さん 7点(2004-01-22 19:22:50) (良:1票) |
95.《ネタバレ》 スティーブ・ブシェーミと言えばかなりの個性派俳優ですよね?もちろん演じる役柄によるとは思いますが、この作品では個性派という点では明らかにゾーラ・バーチの方が上手でしたね。ストーリーは誰もが悩む時期が取り上げられており、ゾーラ・バーチが一般社会の流れに飲み込まれることを恐れ自分の個性を必死に表現しようとするがそれが空回りしてしまうという悲しい感じでした・・・。最後のシーンでバスへ乗り込んで『ゴースト・ワールド』に向かった彼女のその後はどうなるんでしょうか?現実逃避とも私には感じられたのですが、できれば最後にバスに乗ると見せかけてバスが過ぎ去った後のベンチに彼女が座っていて欲しかったと思う。 【MINI1000】さん 7点(2003-12-14 14:27:57) (良:1票) |
《改行表示》94.《ネタバレ》 幾人かの方が書いているとおり、「裏アメリ」とでも言える味わい。バブル以降、日本でも巻き起こった自己中心・自分語り・自分探し・鬱自慢ブームに連なる作品で、その中でも上々の出来。アメリはあまり好きではないけど、これはいいですね。 甘えがない。 世の"少女"には、あまりにも凡人であるが故に「変」になりたい人と、最初から「変」で、自分のそういう所を愛しつつ憎んでいる人がいて、主人公は前者かと最初は思ったが、一応、美術の才能もあるようなので、後者の方を描いてるつもりなんでしょう。 ステレオタイプな表現ではありますが、イニードの家庭環境は正解です。実の母親を嫌うがために、大人の女性、ひいては母になる事への嫌悪。そして情けなく頼りにならない父親。 イニードがブシェミに惚れるのは、「ファザコン」の一言で片づけていいかと。"彼女たち"はいつだって、自分が手に入らないものを必死で追い求め、手にした瞬間に冷めてしまう人種なのです。自分が世界の中心で、他人の気持ちなど考えることも出来ない。ずっと夢の中で生きていきたい。でも、現実が、生活が、社会が、目の前に迫っている。 自分は男だが“少女時代”に別れを告げるのは、並大抵の事ではないと思う。しかも、十代半ばから徐々に馴していった人と、社会にほっぽり出されてから慌てて現実に気づく人とではその差は歴然としてるだろう。 そんな中でのラストシーン、自分の中では、やはり"自殺"かなぁ。 でも、イニードは人生に真正面から取っ組み合ってたと思いますよ。だから、前向きになる。 僕は、何故かあのバスで、銀河鉄道999を思い出した。それは死ではなく、希望なのだが。 ああ、そうそう、例のコンビニマッチョが流してた似非MASTER OF PUPPETSに爆笑したのは僕だけではないはず。 【笹】さん 8点(2003-12-05 05:38:56) (良:1票) |
93.T・バーチより、レベッカ役のS・ヨハンセンに感情移入。相方がバーチ寄りだったので、お互いの気持ちを喧々諤々説明しながら見てしまった。一見個性的ながら実は他者に依存しまくりで、追い詰められると逃げちゃいたいって人の心象風景を見事に説明した映画(←注:レベッカ視点)。馴れ馴れしいクラスメイトのそぶりを二人で真似するシーンがおかしかった。あーゆー勘違いな人いるよいるよーって。そして、それを小ばかにするやつもいたよなーって。ブシェミはほんといい男でした。彼がモテない世界は確かに間違ってる。 【イボンヌ】さん 6点(2003-07-07 10:33:23) (良:1票) |
92.思うのは、ゴーストワールドは一体どっちなんだろうってことです。あのバスの先にも、結局は同じ現実があるだけだし、それ以前に、あのバスが本当は存在しないことを私達は知ってる。だから、あれは逃げだ。逃げないでほしかった。・・・つまり、羨ましいんです。 【霧島 真】さん 6点(2003-02-08 10:36:23) (良:1票) |
91.これは、ダメ人間の・ダメ人間による・ダメ人間のための映画です!出てくる連中は皆欠陥人間で・・・素敵です!やっぱり、私はS・ブシェミが出てるような映画が好きなんだな~と納得しました(笑) 【クロマス】さん 8点(2003-01-26 16:41:38) (良:1票) |
90.情熱的だとか、一生懸命がカッコ悪く思える10代の思春期。この微妙な感覚はスゴイです。しかも当の本人たちはダサカッコいい。特にイーニドのファッションセンスは微妙。親友が大人に近づきつつあるのに自分は恋も仕事も家族との関係も何一つ進めない。そういった焦りが次第にあらわになってくる展開は他人ごとに思えず、懐かしくそして切なく思えました。変わった人を見つけては尾行して勝手に想像を膨らませる。可笑しくて切ない映画でした。ソーラ・バーチはホント最近では珍しい女優ですよね。「ダサかっこいい」が似合ってます。スカーレット・ヨハンソンも顔に似合わず成熟した低い声で魅了してくれました。しかし気になるのはジョシュ役のブラッド・レンフロ。彼ってあの「ゴールデン・ボーイ」とかのレンフロ??どう考えても同一人物には見えなかたんですが、同姓同名? 【さかQ】さん 7点(2002-10-29 03:09:39) (良:1票) |
《改行表示》89.《ネタバレ》 また見たいなーとずっと思っていたんです。 そしたら京都みなみ会館さんが配給会社に掛け合って、 1度だけの上映をしてくださったおかげで、 2023年に映画館で「ゴーストワールド」を見るという経験ができました! 初見から20年以上経ったけどやっぱり面白い。 世の中を斜めから見て、人を小馬鹿にする。 天邪鬼で素直になれず、口だけで自立への行動が伴わない。 そんな自分を正当化してしまうから、人間関係もこじれていく... あ〜わかる〜 俺もこんな時もあったな〜 今でもたまーーーーーにあるけどw 多くの人が共感する心理描写が中心にあり、 個性豊かなキャラクター達とユーモアの数々。 そして音楽とイーニドの次々と変わるファッションが彩って、 素敵な作品に仕上がっている。 賛否あるラストシーンだけど、 ファンタジーと現実の中間にあるような、 まさにゴーストワールドといった世界観で僕は大好きです。 自分の人生に向き合わず、 イーニドは最後に“逃げる”ことを選んだ。 でもそれも含めて青春なんだろうなと... もし続編があるなら... 時を経てイーニドがまた街に戻ってくる。 レベッカは結婚して子どももいてる。 シーモアは母親が亡くなったことを機に、中古レコード屋を始める。 ジョシュとも再会し恋愛関係に... ある日ティーンガールと知り合いになり、昔の自分を重ね合わす... 最後はティーンガールがバスに乗る?乗らない? それを見守るイーニド。 とかベタすぎるかな〜 もちろん音楽やユーモアたっぷりで。 もちろん同じキャストで見たいなー って調べたらジョシュ役のブラッド・レンフロさんは、 結構壮絶な人生で25歳の若さでヤクで亡くなっていた! そうですよねー時が経てばみなさんいろいろありますよね〜 ※追記 なんとBlu-ray、DVD化が決定! ありがたやー! 【ゆにお】さん [映画館(字幕)] 10点(2023-02-26 22:29:22) |
《改行表示》88.まず主人公の道徳を外した行動に共感できない 反省するにも後戻りができないところまで来ていて、青春と感じるには重かった 【Ren】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-11-25 00:46:44) |
87.自分もオタク系の人間なので、そっち系の登場人物には大概の場合共感できる。でもこの子はなんか変。映画館のレジに立ったら、まずは教えられた通りにやらないと。やろうとして失敗するのはしょうがないけど、始めからあれでは話にならない。これで思い通りにならないだの云々いっても、「そりゃそうだろ」としか言いようがないわな。日本の漫画にはこういうズレ方はあまりないんじゃないかな。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 2点(2016-03-12 20:17:00) |