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ナチュラル

[ナチュラル]
The Natural
1984年上映時間:134分
平均点:6.45 / 10(Review 71人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-08-25)
ドラマスポーツもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-06-09)【イニシャルK】さん
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監督バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
キャストロバート・レッドフォード(男優)ロイ・ホッブス
グレン・クローズ(女優)アイリス
ウィルフォード・ブリムリー(男優)ポップ
リチャード・ファーンズワース(男優)レッド
キム・ベイシンガー(女優)メモ
ロバート・デュヴァル(男優)マックス
ダーレン・マクギャヴィン(男優)ガス
ロバート・プロスキー(男優)判事
マイケル・マドセン〔男優〕(男優)バンプ
ジョー・ドン・ベイカー(男優)ワマー
バーバラ・ハーシー(女優)ハリエット・バード
アラン・ファッジ(男優)エド・ホッブス
マイク・スター(男優)ブーン
ダニー・アイエロ三世(男優)エミール
井上和彦ロイ・ホッブス(日本語吹き替え版【ソフト】)
小島敏彦マックス(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿ポップ(日本語吹き替え版【ソフト】)
湯屋敦子メモ(日本語吹き替え版【ソフト】)
篠原恵美ハリエット・バード(日本語吹き替え版【ソフト】)
水内清光レッド(日本語吹き替え版【ソフト】)
斎藤志郎ガス(日本語吹き替え版【ソフト】)
小杉十郎太バンプ(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊井篤史判事(日本語吹き替え版【ソフト】)
野沢那智ロイ・ホッブス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一ポップ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小山茉美メモ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高島雅羅ハリエット・バード(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中明夫判事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
八奈見乗児レッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫ガス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
屋良有作バンプ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田太郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田村錦人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂本千夏(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
峰恵研(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚明夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
折笠愛(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロジャー・タウン
音楽ランディ・ニューマン
編曲ジャック・ヘイズ〔編曲〕
撮影キャレブ・デシャネル
製作マーク・ジョンソン
ロバート・F・コールズベリー(製作補)
製作総指揮ロジャー・タウン
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術アンジェロ・P・グレアム(プロダクション・デザイン)
メル・ボーン(プロダクション・デザイン)
ジェームズ・J・ムラカミ(美術監督)
衣装グロリア・グレシャム
バーニー・ポラック
編集ステュー・リンダー
スタントコンラッド・E・パルミサーノ
その他ロバート・F・コールズベリー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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71.《ネタバレ》 審判がベースをシャカシャカしたので、これは血染めのベースタッチになるっ、と予想してしまった・・。それはどうでもいいけど、これ、RRの自己陶酔映画に思えてならない。女性から観るとあまりにもアンナチュラル。同じように怖ーい顔した3人の女を配してる中、星明子が残るのはあからさまだし、女や裏の人間関係によって彼の成績を上げ下げしすぎて、かなり萎えてしまった。養成ギブス・鉄球打ち、とまでは言わないけど、グラウンドでの努力をもっと見せてほしかったなぁ。なに?これは男のロマン・おとぎ話? うーん、それならRRのパーフェクトなナル振りを期待したいのだけど、キムとのクライマックスのシーンなどRRは老人に見えるし、序盤のハーシーの手は映したらダメだと思う。’追憶’ごっこ2シーンも今イチ感動できなかった。RRファンあまたいる中、ここのレビューが少ないのは以上の理由もあるかも、と思い、迷いつつレビューしました。キム様が以後出世したので+1点。(この作品を愛されているかた、本当にごめんなさい。率直なおばさんを許してませませ。)
かーすけさん 5点(2004-08-04 21:23:07)(良:1票)(笑:2票)
70.他の映画になら何を言ってくださっても結構なんですが、この映画だけにはアタシャ身体を張ってでも守り抜く覚悟。もう一体何度これを見直し、その度に感動を新たにして、生きる糧を得たことか…。マーク・トウェイン以来のトール・テール(ホラ話)の伝統と、野球の持つ独特の精神性、そしてグッド・オールド・デイズへの郷愁が渾然となって、何と香り高く美しい、ノーブルな作品へと昇華したことだろうと、小生、見直すたびに感歎・感動しきりなのであります。そりゃあ、欠点もあれこれ指摘はできるでしょう(もっとも、欠点のない映画がもし存在したとして、それはきっとおそろしく退屈で鼻持ちならない代物だと思うけど)。テンポがゆるすぎるとか、長ったらしいとか、ヒロインをグレン・クローズにやらせるな(!)とか。しかし、そういった欠点すらもぼくには愛しい。本当にこれは、わが生涯の1本であります。そう、1980年代以降、これを越える「傑作」は何本も登場してきたかもしれない。けれど、「アメリカ」という国と人の〈精神性〉の最も愛すべき部分を描いて、これ以上の「美しさ」を持った映画が、果たして何本あったでしょうか…。《追記》先日も再見。もう、50回以上は見ているかな。最初の方で、ジョー・ドン・ベイカー演じるベイブ・ルース風強打者と主人公が野球対決する。その一連のシークエンスに、またまた陶然となる。黄昏れ近い田舎町の空気感、移動遊園地のたたずまい、そして、手に唾してバットをにぎるベイカーとレッドフォードの投球フォームの「完璧さ」…。やっぱりこれは、ぼくにとって最高の「アメリカ映画」です。
やましんの巻さん [映画館(字幕)] 10点(2003-05-30 11:11:48)(良:3票)
69.レッドフォードは、帽子をかぶって吊りバンドをし、白い歯を出して笑う姿が最高にかっこいい。10代の大リーグにスカウトされた頃のレッドフォードが、まさしくそんな出で立ちで、少ししか出てこなかったけれど、目が釘付けになりました。キラキラ眩しく輝いていて、やっぱりレッドフォードはかっこいいなぁ〜って、溜息ものです(はぁぁ〜♪)。野球の神様に微笑まれて(ついでに美の神様にも微笑まれている)彼は、前途洋々と汽車に乗ってシカゴのチームにいざ入らんとしているのですが、このまま幸せには進んでいかない。とある女性に撃たれてしまい、野球生命を断たれてしまう……。このあたりとても切なかったです。調子に乗って、出会った女性にフラフラとしてしまったのが原因っちゃあ原因なんだけれど、それにしても酷すぎる。私は、他のみんなと同じく、彼の大活躍ぶりを見たかった……。でも、そのまま終わらないのがレッドフォード。謎の男として30代半ばにして大リーグに挑戦。スターダムにのし上がる姿がとてもいいです。スポーツ映画らしく、挫折やら八百長やら、それからレッドフォードの映画らしく恋愛模様なんぞも織りまぜながらドラマが進んでいくのですが、ひとつひとつのエピソードに対して真剣に画面を観てしまいます。レッドフォード、がんばれ!レッドフォード、汚い手に負けるな!!と応援しながら……。あの雷が落ちた特別の木から作った「Wonder Boy」のバットと一緒に頑張っている彼を観るのは、とても清々しかったです。だから、最後のあのシーン。静まり返った球場で、入れ!と祈りながらボールを目で追うあのシーンはテレビの画面で観ているだけなのに、まるで自分がその現場にいるような、不思議な感覚になってしまうのです。
元みかんさん 8点(2004-03-28 20:55:54)(良:2票)
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68.《ネタバレ》 伝説なんて、それを語る人によって多少の味付け、脚色が成されているもの。面白可笑しく伝え残すための工夫は、決して悪い事ではないと思います。その根底に流れるものさえ崩さなければ。映画「ナチュラル」は、野球が好きな人間をうまくおとぎ話として伝え切れている点で非常に好感の持てる映画です。ノスタルジーいっぱいのつくりですが、おじいちゃんから「昔々、こんな選手がいての、目のさめるような花火のようなホームランを打ったんじゃ」なんて聞かされてるような、そんな印象があります。 また、撮影の力でしょうが、全編おだやかなムードの画面づくりで、気持ちの方も落ち着く、不思議な佇まいを見せる作品でもありました。ラスト、夕景の中、キャッチボールをするレッドフォードの笑顔がたまりません。うらやましくなるくらいの幸せな笑顔です。野球っていいなあ。単純にそう思いました。
映画小僧さん 8点(2004-03-26 17:01:50)(良:2票)
67.《ネタバレ》 野球少年にとってサヨナラホームランは夢。しかしこの映画ほどのシチュエーションとクライマックスは想像出来まい。理想の中の理想だ。この監督、光の使い方が素晴らしい。観客席でロイの試合を見つめるアイリスにだけ夕日が当たったり、見舞いに来る病室なども美しい。しかし極めつけはもちろんクライマックスのボールがライトに当って次々とライトがショートし火花を放つシーンだ。バットボーイのはじける笑顔、アイリスの笑み、内側に傾きながら淡々とベースを回るロイの向こうにはじける火花、そして監督のメガネに映る降り注ぐ火の粉…何もかもが叙情的だ。監督の目にはロイは野球の神様が遣わせた天使の姿と映っていただろう。ロイは紆余曲折があったけれど努力したからこんな素晴らしい結果を出せた、というサクセスストーリーな描写ではない。メジャーまでの苦労話を省いたのはそのためだ。結果はどうあれ努力するのみ。それが僅かなチャンスでもあきらめない。よくあるテーマだが、それは王道であり、万国の人々共通の目標だ。それがこの映画の根幹にあるから私たちが胸を熱くするのだ。努力するものへの讃歌なのだ。ラストシーンは冒頭の伏線を含めすべてをきれいに収めるキャッチボールシーン。グレン・クローズの立ち方も美しい。そして何よりレッドフォード最大の武器である少年のような笑顔。見事としか言いようがない。最近見た「ジュリエットからの手紙」と同様、あまりにも出来すぎなストーリーにこっ恥ずかしさをわずかに感じながらも、あまりにもド真ん中の直球に感動するしかない自分をうれしく思う。
やしきさん [ビデオ(字幕)] 10点(2013-09-17 21:30:06)(良:1票)
66.《ネタバレ》 ・・・絶賛の嵐の中、こんな事を書くことがひじょうに心苦しいんですが、、、。「R・レッドフォード補正」が掛かっていないと大変厳しい。どうみても16年後がそのまんま、多少は何か頑張って欲しかったなぁ。出てくる3人の女性もそんなに魅力的では…。。ファンタジィナノハリカイシテタケド、いきなりチームメイトが試合中に死んで、飛行機で球場に遺灰をまいたり(!)4打席連続ホームランとか打ってたのに、急に大不振でホームラン0とか(!!)16年前に撃たれた弾が、いまごろお腹からでてきたり(!!!)つか、そもそもなんで撃たれたのかが本気で分からない;; 同じ系列の「フィールド・オブ~」は涙うるうるだったし、「メジャーリ~」は感動したし(本作に似てる…これが元ネタ?)本来野球系映画は大好きでソコソコ観てるんだけど、、、。きっと相性の問題でしょう、これは。ええ、そうに違いありません。ということでお許しクダサイ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-11-22 09:28:45)(笑:1票)
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65.スポーツドラマの体裁を持ちつつも、実は完全なファンタジー・ドラマ。 バリー・レヴィンソン監督の代表作といえば、まず「レインマン」がすぐ思い浮かびますが、あれも充分ファンタジー。80年代に名を馳せた監督ってのは、夢やロマンを追いかけるのがお好きなようで。それを理解できるかできないかで評価は別れると思う。この作品、レッドフォードの哀愁漂う名演技に惚れ惚れしちゃうんだよなぁ。
シネマブルクさん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-12-10 22:31:28)(良:1票)
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64.《ネタバレ》  極めて重大なネタバレいきなりあり   綺麗な火花の中で、ダイヤモンドを走るロイ、それを出迎えるナイン達、やがて場面が一転すると夕焼けの中息子とキャッチボールをするロイ。  おそらく野球映画史上、ベストとも言えるラストシーンのために、2時間余を耐える映画だと思ってましたが……。  そのラストシーンでさえ肝心の打撃シーンが、踏み込んだ後、一転したアップが、突っ立ったままバットを振ってホームランって「この映画監督、野球知ってるんか?」といいたくなるようなカットを見つけてしまったので減点です。  もう後は、10何年も胃の中にとどまってる銃弾とか(普通それまでに死ぬってw)、しつこく八百長を強制されても周りに一切相談しない主人公とか、19歳と35歳で顔が一緒とか「コレハファンタジーナンダカラコマカイコトイッチャダメ」という呪文を何度も何度も繰り返さないと見続けるのも苦痛な映画でした。  あと、これは映画が駄目というより、自分が駄目だなと思うのは女優が好みじゃないと、まるでそっぽを向いてしまうという悪いくせが出てしまって。 まず、ハリエットは、そんな化粧の濃いおばさんにいちいち気惹かれるなよと思ったし、 メモが周りの男性の注目を集めるってのも全然分からなかった。 ただ、この二人に関しては違う意見の人もいるでしょう。 しかし、アイリスだけは………w お願いだから、グレン・クローズを美人っていう設定で使うのだけは勘弁して欲しいというのは、そんな無理な願いとも思わないんだけどw
rhforeverさん [DVD(字幕)] 5点(2010-06-26 13:00:21)(笑:1票)
63.《ネタバレ》 ロバート・レッドフォードが35歳には見えないとか、話があまりにも出来すぎているとか、色々意見はあるとは思う。しかし、そんなことよりも素直に良い映画だと思う。昔、淀川長治さんが日曜洋画劇場でこの映画を放送した時、この映画の事を誉めていたのを覚えている。久しぶりに観て、やっぱり良い映画であるという思いは変わらない。天才と言われ、何をやっても上手く行っていた筈の男が一人の女性に銃で撃たれたことで、野球が出来なくなる。16年というあまりにも長い年月が彼をプロ野球への道から遠ざける。それでも諦めることなくプロを目指し、そして、何度も挫折を味わいながらも栄光の道を掴む。そんな物語に私は共感せずにはいられない。たかが、野球じゃないか!て言う人も世の中にはいるけど、それは違うと言いたい。野球ほど親と子の繋がり、愛情を深く考えさせてくれるスポーツはないと私は思う。16年の時を得て、再び野球が出来ることの嬉しさをこの映画の主人公であるロイ・ハブスは教えてくれている。そんなロイ・ハブスが不振からなかなか立ち直れない中、カブスとの試合で大きなホームランを打つシーンと、最後のパイレーツ戦での大きなホームランを打つシーンなんて、正に野球ならではの興奮で、野球ファンにはたまらない瞬間です。ライトスタンドに直撃した大きなホームラン、その瞬間の花火と湧き上がる歓声、あの花火の美しさだけでもこの映画、私は好きです。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-27 11:26:56)(良:1票)
62.《ネタバレ》 能力の充実した時期に、災難のような事件で野球人生を棒にふったハブスが、自分の力で再びチャンスを取り戻していく姿が感動的で、本当に野球が好きなんだなぁという印象を持ちました。普通、成功におごりを見せて自堕落な生活をする主人公が定番なんだけど、ハブスには一種の正義感があり、たとえ買収を持ちかけられても決して屈しないところに男らしさを感じました。ロバート・レッドフォードは、古き良きアメリカ人というイメージが強いので、安心して観ることができました。商用映画というイメージが沸かないので好印象です。
どんぶり侍・剣道5級さん [地上波(吹替)] 8点(2006-08-21 19:36:01)(良:1票)
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61.もし私がこの映画を作るとしたら、もっとシンプルにするだろう。判事やメモのような女性のエピソードは取ってしまう。挫折してきたベースボールの天才が、奇蹟的に復活する。それだけでいいではないか。せめて映画の中では夢だけを見させてほしい。現実はやっかいなものが多すぎるから。 登場する野球選手も、長く野球を続けている人を出演させる。投げる瞬間や打つ場面でカメラをわざとずらさない。ランナーがいるときに、ピッチャーを振りかぶって投げさせない。私なら、そこから始める。 (2024.3再鑑賞) 終始穏やかな雰囲気が印象的。セリフもささやくようでほとんど聞き取れないことも多い。 ベースボールファンの願いが込められた数々のシーンが胸を熱くさせる。 最近のメジャーリーグに見慣れた人には、オールドベースボールの良さも感じられるだろう。 ストーリーのほうは中年の単純な復活劇とはいえず、腹黒い人物なども出てくるが、長くても一気に観られる。 ラストシーンもごく短いが、良い終わり方で印象に残る。
mhiroさん [DVD(吹替)] 6点(2005-07-17 09:42:19)(良:1票)
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60.《ネタバレ》 僕にとって涙なしに観ることができない映画です。「人生には2つある。学ぶ人生とその後の人生。」実力がありながら16年間を棒に振ってしまったレッドフォード演じるロイ・ハブスがようやく大リーガーとしての夢に辿りついた時、意に反するその夢の不確かさを語った後に、グレン・クローズ演じるアイリスが呟いた言葉である。 この映画の好きな場面はたくさんあるが、僕はやはり最後のシーンを語りたいと思う。シーズンプレーオフの最終試合。古傷の再発に耐えながら不調に喘ぐロイ。ベンチのロイにアイリスから手紙が届く。その言葉自体は僕らに伝えられない。しかし、そこにはアイリスの子供がロイとの間にできた子供であることが告げられており、その言葉がロイに力を与えたであろうことを僕らに想像させる。手紙を読み、立ち上がるロイ。スタンドを見上げ、ベンチを歩き回り、そして決意を胸にする。ロイは期待通りに逆転のホームランをスタンドの照明灯に打ち込み、チームをプレーオフ勝利に導く。この試合を最後にロイは引退した(であろう)ことが後に続く息子とのキャッチボールのシーンで僕らに伝えられる。確かにクライマックスシーンは派手であるが、僕はこれらのシーンにさざめく静かな感動を覚えた。それは何故だろう。この作品はベースボールを題材とした映画であるが、ベースボールゲームそのものを描いてはいない。なぜなら、ロイが最後にバットに想いを込め、ホームランを捧げたのは自分の息子に対してであるからだ。あの場面でバッターボックスに立ったロイは、既に「その後の人生」に足を踏み入れていたのだと思う。ある意味でこのクライマックスシーンの主役はアイリスとその想いを受け取ったロイであり、彼女の想いがあの結末を導いたのである。最後、親子によるキャッチボールとそれを見つめるアイリス。最後のキャッチボールといえば、名作「フィールド・オブ・ドリームス」が思い浮かぶけど、この映画の最後のキャッチボールは親子の様々な思いを想起させるノスタルジックなそれとは少し違う。何と言っていいか、、、ある確信的な勇気、ささやかながら何か大切であろう心の有り様を僕に思い起こさせるのである。それははっきり言って凡庸たる家族や愛情というタームなのかもしれないが、にもかかわらず、僕は「はっ」と思った時には心が既に溢れ、我知らず涙を流している自分に気付くのだ。。。
onomichiさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-02-14 06:29:03)(良:1票)
59.《ネタバレ》 左わき腹に血をにじませ、激痛に耐えて、こん身の力で振りぬいたバット。ジャストミートしたボールは照明塔を直撃。逆転サヨナラホームランだ。賞賛と驚きで騒然とする観客の目の前を、ゆっくりとベースを周るが、顔は苦痛にゆがみ、足がふらつき、遂にホームベース前で倒れて、最後は、這いつくばって、手でホームインか。と、思ったあなたは「巨人の星」ファンでしょ。
パセリセージさん 8点(2004-07-20 19:20:47)(笑:1票)
58.野球をなめてるとしか・・・いやいや、自分の目が節穴なんでしょう。二軍で鍛え直してきます。
水の上のハイウェイさん 4点(2004-03-01 22:24:39)(笑:1票)
57.彼は生まれついての天才で、投げても打っても一流。女にももてて、最後は子供と愛する人と新しい夢に向かって歩き始めた。ロバート・レッドフォードは好きなのですが、あまりに主人公がスマートに描かれすぎて感情移入出来なかったという感じです。当時、47歳という年齢でこの役に挑んだロバート・レッドフォードのチャレンジ精神には感服致します。しかしそこまでしてこの役をやりたかった、又はやらせたかった真意は理解出来ません。20歳という青年期をグレンと共にたるんだ肌で演じ、35歳というまだまだ油ののった時期をとても大リーガーとは思えない痩せた体型で通しきっています。この年代といえばベーブ・ルースが50本以上のホームランを打っていた頃かと思われますが、映画全体のベースボールのレベルがなんともお粗末でベースボールを大切に思うあたたかい気持ちが感じられないのが残念です。野球ってもっと奥が深いんです。
wishさん [DVD(字幕)] 2点(2004-02-22 17:17:17)(良:1票)
56.すがすがしくなれるいい映画だよな~。古きよきアメリカってこういうんだろうなぁ。心の隅々までほんわか気分になれますよね。でラストは気分爽快すっきりしました。
ケジーナさん 9点(2003-12-16 16:32:31)(良:1票)
55.おとぎ話、なんですけれど、それが決して弱点ではなくって、大きな魅力になっていると思います。レッドフォードの火を噴くようなバッティング、そこに込められた神がかり的な力。その背景に流れてゆく物語は、必ずしもすっきりとするものではないのが、私としてはちょっと見ていてツラいんですけれど(スキャンダルだとか八百長話だとかいうドロドロした部分ですね)、それらを打ち砕いてゆく夢の力が、映像にみなぎっていました。バリー・レビンソンの映画は当たり外れの波が大きいんですけど、この映画の映像感覚が毎回表現できていればいいんですけどねぇ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-14 21:41:32)(良:1票)
54.映画全体に漂ってるノスタルジックな雰囲気がたまらない。ランディニューマンが書いたスコアもいい!映像もいい!バリーレビンソン監督の作品では、もっとも好きな一本。
ひろみつさん 8点(2003-11-13 01:40:41)(良:1票)
53.レッドフォードの最高傑作!と今でも思います。映像と音楽も素晴らしく何度見てもレッドフォードの笑顔に魅せられます。ストーリーは単純だけど、でも皆に愛される名作ってみな単純な物語ですよね。
とりでの赤い境界線さん 10点(2003-05-27 19:14:49)(良:1票)
52.私は好きになれませんでした。才能があるから打率10割。悪い女に引っ掛かって絶不調・ノーヒット。昔の彼女の菩薩パワーでホームラン。再び悪い女に騙されて入院(学習能力の無さ)。息子パワーで奇跡のホームラン。安易に次ぐ安易な展開で、『野球への敬意』が全く感じられない映画でした。野球って、そういうものじゃないでしょう。存在感のある女優陣は良かったです。
Lindyhopさん 3点(2003-05-22 22:57:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 71人
平均点数 6.45点
000.00%
111.41%
222.82%
334.23%
4912.68%
5912.68%
6912.68%
71115.49%
81723.94%
945.63%
1068.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review5人
2 ストーリー評価 7.12点 Review8人
3 鑑賞後の後味 8.12点 Review8人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 7.50点 Review4人
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【アカデミー賞 情報】

1984年 57回
助演女優賞グレン・クローズ候補(ノミネート) 
撮影賞キャレブ・デシャネル候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ランディ・ニューマン候補(ノミネート) 
美術賞アンジェロ・P・グレアム候補(ノミネート)美術
美術賞メル・ボーン候補(ノミネート)美術
美術賞ジェームズ・J・ムラカミ候補(ノミネート)美術

【ゴールデングローブ賞 情報】

1984年 42回
助演女優賞キム・ベイシンガー候補(ノミネート) 

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