32.《ネタバレ》 もはや、ラストについては至るところにてネタバレしているので隠す必要もないでしょうが、もしや、こちら劇場版なので ネロとパトラッシュにとって優しいエンディングに摩り替わっていたりなんかするのかもしれないなって途中までは僅かな希望を持って見てました。ところがどうして やはりコゼツの旦那は堅物のコゼツのまんまだ ハンスの野郎はやはりチンケなハンス野郎のまんまだったさ。結果、やはり天使が現れちゃったよ(TwT;)じょわ~~~~あ。 記憶されてた展開通りに進んでゆく心地良さとは裏腹に、純真健気な少年ネロに対する愛しさと切なさと心憎さが一気に押し寄せ ラストでは当然のごとく目頭がじわっと熱くなり大粒の涙が止め処も無くじょんじょろじょんじょろと流れ出てしまう まったく罪なアニメだ。カルピス世界名作劇場の時の感動よ再び 上手くまとまった申し分の無い103分だった。 【3737】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2012-02-16 22:36:53) (良:2票) |
《改行表示》31.《ネタバレ》 そもそもこの話が本国で知られていなかった理由として、要は外国人作家がアントウェルペンの街を悪く書いていることに反発があり、地元で翻訳が出なかったからだとする論考を読んだことがある。それはわかるが、だからといってそれだけで無情なベルギー社会のイメージが好転するわけでもない。こんな情けない奴は死んで当然、というのが向こうの常識だそうだが、その割に観光客が多ければ客寄せの銅像だの記念碑だの建てるというのではますます現地の印象が悪化する。金を持っていれば異教徒でも絵を見せるのだろうし。 そのように嫌味を書きたくなるのも、このお話を見た後のやり切れなさを何かへの攻撃に転化しなければ気が済まないからだが、そういう者がいると知ってか知らずか、この映画ではエンディングで地元の政府・行政機関の名前が目立つようにクレジットされているので渋い顔にならざるを得ない。 ところで内容の方は皆さんご存知のとおりであり、自分としては初めから先が見えているので、前半部分で今は春と言っているのを聞けばクリスマスの悲劇を思って心に痛みを感じるし、また中盤で隣家の婦人が転居する場面では寒々とした風景も相まって、主人公の周囲から暖かさが失われていく予感がひしひしと寄せて来る。結局はマリア様も全ての人を救えるわけではなく、せめて死ぬ時になって祝福が得られただけでも幸せに思えということなのだろう。どうせ世の中そんなものだということだ(泣)。 それからこのお話では、少年に対する少女の思いの中に絵の才能への敬意も含まれているように感じられる。原作を読むと、コンクールへの応募は貧富の差をなくするために鉛筆画か木炭画が条件になっていて、この映画のように資産家の子弟が有利に決まっているというわけでもなかったらしい。今の目であらためて見れば少女の父親がどういう立場なのかもある程度わかり、芸術家としての才能が認められさえすれば越えられない身分差があったわけでもないと思われるのが悔しい。 なお最初と最後の修道女に関して、DVDのチャプター12の名前が「そして20年後」と書いてあったのは驚いた。もうそんな歳(9+20)になってしまって、一生そのままでいるつもりなのか。いつもそばにいる、とか思い込んでいたようだが、ネロもパトラッシュもおじいさんも、彼女の世間並みのしあわせを望んでいるのではないのか。本当にそれでいいのか。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-15 22:52:59) (良:1票) |
30.この作品は大人に対する警告だと思う。大人の持つプライドや欲、権力、富に対する姿勢が常に子供たちを苦しめているという点。そして他の作品とは違い、この大人たちの犯した過ちが救われない点である。つまり、世の中での大半はこんな大人たちによって子供が苦しめられ、救われずにいるんだという現実を、大人たちが死ぬまで重荷として背負わなくてはいけないという戒めがあるのだと思う。この作品は子供が見て単にかわいそうで済ます作品では無く、大人が見るべき作品だと言えます。 【moyu】さん 9点(2003-12-27 22:33:37) (良:1票) |
29.今まで見たアニメ映画でNO1ですね!かなり泣きました!!ネロとアロアそしてパトラッシュ感動をありがとう!! 【jon】さん 10点(2003-01-02 20:07:13) (良:1票) |
28.米国映画だったらハッピーエンドとなるのだが、原作(子供の頃の絵本の記憶)どうりのいやそれ以上の映画だった。まさに少年少女世界名作劇場の良品だと思う。素朴な木炭画と本格的な油絵を一緒に審査するのはどうかと思うが・・・ 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-05-09 12:39:26) |
《改行表示》27.TV版を子供の頃に見ていました。 大人になって、劇場版のDVDを購入。 オープニングの曲を聴いた時点で、号泣。 しかしながら、あらすじを知っているせいか、その後は涙は出ず。 小学生の子供にも見せましたが、最後まで見てくれません。 理由を聞くと「かわいそうだから。つまらない。」との事。 少し早かったのかな。。。 小説も持っていますが、小説はかなり泣けます。 持っていない人には、オススメです。 ただし、涙が大量に出るので電車では読めません(笑) |
《改行表示》26.かつてテレビでみた時のすごくいい思い出を胸に 期待してみたのになぜかそれほど感動できなかった |
《改行表示》25.この作品は、私に生きる喜びを与えてくれた。 そして正直に生きることの尊さ、“人類の友”としての犬の存在の大きさ、それを教えてくれた。 ラストは特に秀逸。 言葉には現せない感動。 感動し過ぎて、涙を流すというよりも、茫然としてしまった。 紛れもなく、私が今までに観てきたアニメ映画の中でNo1。 隠れたる、最高峰のアニメ映画を発見でき、観ることのできた喜びで胸が一杯だ。 私は、ネロとパトラッシュのことを忘れない。 そして、ネロとパトラッシュの分まで、人生を懸命に生きたい。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-01-13 00:15:56) |
24.《ネタバレ》 昔、リアルタイムにTVシリーズを観たはずなのですが、全く覚えてませんでした(実は泣いた記憶もない)、今回映画版で泣く気まんまんで鑑賞すると、あれ?全然泣けない。泣くぞー!って構えて観ると駄目みたいてす。ネロへのいじめをみているようでした(でも、泣けない) 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-20 09:37:07) |
23.わかっていても泣けます。ただ尺が短いためか、やや物足りなさがありました。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-07 12:19:53) |
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22.《ネタバレ》 見応えある映画だった。好きなシーンも多数ある。でも結末が好きじゃない。「フランダースの犬」は欧米ではあまり人気が無いと聞いた。アメリカ人はハッピーエンドにしたがるし、ヨーロッパ人はネロを弱さを責めるとか。自分は日本人だが、この作品については欧米人と同じ感覚だったのだろうか、採点としてはこれくらい。キャストは有名人の起用が見られる。鈴木保奈美は棒だし、露木茂はニュース読んでるみたいだし…でも山本圭の上手さはガチ。こういう人が真の名優なんだよなー。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-02-09 18:01:05) |
21.《ネタバレ》 名前は知っていても内容を見るのは初めてでしたが、分かりやすくまとまっていて時間が経つのが早かった。お爺さんの死のところが悲しい感情のピークで、パトラッシュに「頼んだぞ」の台詞がその先のパトラッシュのことを想像させて涙なしではいられない。そしてそれからはハンスはもちろんだがあの親父に腹立ちまくり。金を見つけてきてやって絵描きの才能を知ったとたん態度変わりまくる様には、一人で見ていながらも言葉が出そうになりました。これほど悲憤の感をそそられる作品はありません! 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-15 20:57:12) |
《改行表示》20.てっきりテレビの総集編かと思ったら、改めて作り直しているのかな? ポイントはしっかり押さえていて、ストーリーでおかしな部分はないんだけど、 長編を100分にまとめているのでメリハリがなく、もう悲しいシーンのオンパレード。 途中でお腹が一杯になってしまった。ラストはテレビ版のほうが良かったかな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-16 08:07:09) |
19.当時の彼女と映画館に見に行った。途中から、隣に彼女がいる事も忘れて号泣しちまったよ。。。ネロ~・・くぅ~・・ 【Junker】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-22 01:22:56) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 観たタイミングが悪かった。 友達3人のお泊り会で、あの『北斗の拳』を視聴した後の口直しでコレを選んでしまった。何故これを選んでしまったのだろう…感動したかったのかな私達。気分はずっと灰色のトーン。というか、ラストシーン…ネロとパトラッシュ成仏してないけどいいのかな? 【どぶん子】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2008-01-30 14:54:48) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 有名なラストシーンを「アニメ名場面~」とかいうような番組で幾度となく見ていたので、子供の頃見ていたつもりになっていたんですが、実は何も知らなかった事に気がついた。 …こんな壮絶なお話だったとは、、。あまりに不幸すぎる。貧しい者を見下す大人達の無情な対応に怒りを感じつつも、あまりに可哀相すぎて、悲しい涙は出ず、逆に数少ないネロを理解してくれているアロアの母の優しさにホロリときてしまいました。徹底的に回りの大人達が畜生どもばかりなのでその優しさが引き立つ引き立つ!人の優しさに涙するのもいいものですね~! ただ、あえて難点をあげるとやはり尺が足りない。ところどころで流れが若干強引に感じる箇所が…。おじいさんの死に関しては病にかかってからの描写が、初見の私にはただの腰痛にしか映らなかったので、あそこで死んでしまったことにびっくり! しかし、子供の死って本当にツライね。子供ができたら是非見せてやりたいです。これを見て涙できる子供に育てたいですね!あと、義務教育の授業で週一くらいで「フランダースの犬」の時間でも作れば犯罪減るんじゃないでしょうか?(笑) ところで例の天使のシーン。ネロとパトラッシュ連れていかなかったっけ?あえて描いてないだけ? 【アップルマーク】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-23 08:00:08) |
16.私もTVアニメから観てますが、なんか可哀想すぎるだけで救いがないのが、ちょっと・・・大泣きは出来ます。 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-10-08 20:09:31) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 ネロかわいそうすぎ。風車小屋燃えるあたりから笑いながら泣いてしまった。 あまりにも冷たく悲しく暖かいハッピーエンドを濃縮して観られるので、テレビ版をちゃんと見てない人にもかなりおすすめ。 アロアの絶叫はテレビ盤よりグッとくる。 【おでんの卵】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2005-03-28 20:17:31) |
14.永遠の名作ですね。ストーリーわかって見ていても泣きそうになりました。 【ジム】さん 9点(2005-03-26 18:01:55) |
13.年代的にTVシリーズで感動した口なので、リメイク版と聞いてちょっと粗探しでもしてやろうかと思ってたところもあるが、まんまと感動させられた。丁寧な作りの作品で、劇場版独自の構想もあり、全体的に纏まりが良い。名作と呼ぶに相応しい作品に仕上がっている。悲しい物語ではあるが、ルーベンスの絵の美しさに癒されて、単なる悲劇ではないような気がした。絵画がそうであるように、この作品もまた時代を超えて人々の心の中で生き続けるのだろう。 【もとや】さん 9点(2004-04-01 02:52:00) |