《改行表示》310.《ネタバレ》 昔映画館で観ていたが、記憶が曖昧になったのでDVDにて再視聴。正直、あれ?こんなに面白かったんだ、てビックリ!テンポもいいし何より飽きない。へ?て思えるところ、たとえば精鋭の突撃部隊がたったひとりの男にいいようにやられてしまうとか、ラストで逃げてきた路地裏にはなぜ見張りが一人もいないのか?とか、まあハリウッド映画お得意のツッコミどころは満載ですが、エンターティメントですからあくまでも、楽しめたかが重要だと。 憎たらしい演出は、いかにも的人相の悪い俳優を何人か起用しといて、コイツじゃないのか?と思わせておくあたり、観客との駆け引きを楽しんでいるのが作り手から伝わった。 面白くしようという気持ちがとにかく画面を通して伝わってくる。理屈じゃない、愛なんだよ!ただ黒幕が意外な人物な見せ方してたけど、この人誰?てなっちゃった。頭から見直したけど、主人公とそんなに関わりないし、そんなシーン一個もなかったさ~・・・。 まぁお手軽ハリウッド映画が好きな人には、十分勧められると思います。 |
309.「ザ・ロック」の軍人役、デビット・モースをまた見れてよかった。 【悪殺】さん 9点(2003-05-14 18:32:46) (良:2票) |
308.ケヴィンスペイシーかっこよすぎ!交渉していく中で、サミュエルをなだめすかすだけではなく逆ギレしたり交換条件をだしたりと交渉人同士のハイレベルなやりとりが見もの。途中、サミュエルを射撃しろという命令にも友情が先に立って任務を放棄した特殊部隊のメンバーのシーンなどにも感動。サスペンス映画としては◎! 【おぴょっぴょ星人】さん 10点(2003-03-17 10:10:44) (良:2票) |
307.《ネタバレ》 10年ほど前にテレビで一度見たことがあったが、改めてDVDで鑑賞。プロットがしっかりしていて、あれこれと推測を迫られる作品。黒幕が誰かを忘れた状態での鑑賞だったので、てっきり指揮官が真のボスだとミスリードさせられてしまった。序盤のダニーの交渉術、犯人は警察内部にいるという設定、真相に近づく者が暗殺されていくという怖さと黒幕の巧妙さ、そのどれもがこの作品に緊張感を生んでいて見ていて飽きない。別の交渉人、クリス・セイビアンはこの作品には不可欠で、彼の冷静な駆け引きと咄嗟の判断こそ真の交渉人だなと思わされた。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-03-07 20:26:21) (良:1票) |
《改行表示》306.《ネタバレ》 エンターテイメントのひとつの頂点を極めた作品だと思います。とにかく抜群の面白さ。なんかよくわからないんですけど、ハラハラしてしまう妙な迫力と説得力で満ちています。 もともと『立てこもり系』の作品は好きなんですが、その中でもこれは特に良く出来ています。目的意識と成り行き感が絶妙なバランスで成り立っています。 それに、良い映画は脇役一人一人にもちゃんと役割があるのが良いですね。今作も、登場人物に全く無駄がありません。人質も警察も黒幕も主演二人も、すべての人がそれぞれの役割を完璧にこなすことで、最高の作品を作りあげています。エンターテイメントもここまで極めちゃうと、もはや芸術の域かもしれません。 ただ、マイナスポイントもあります。 『実はネイサンが内偵者だった』というくだりは、本来であれば驚くシーン。音楽もいかにもな感じに切り替わります。ところが、このくだりの説明が若干わかりにくいため、驚きまで辿りつきません。どちらかというと『納得』しちゃうパターンです。 また、ラストの『真犯人のとーじょーです。』のシーンも、本来であれば見せ場なのに、そこまで驚くことができません。きっと、ダニーとフロストの関係性や絆の深さが劇中で描ききれていないので、意外性に結びつかないのでしょう。 そしてみなさん指摘されているように、『IQ180の駆け引き』というキーワードを知らずに作品を観られたのは、私にとって幸運だったようです。余計な色眼鏡をかけずに鑑賞できました。 ちなみに一番ハラハラしたのは狙撃のシーン。そして一番驚いたのは、デヴィッド・モース演じるベックがまさかのシロだったってことです(笑)。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-02-06 04:06:52) (良:1票) |
305.ともすれば頭脳戦を必要以上に意識してしまいそうな設定でありながら、派手さとのバランスも忘れない、良くも悪くもプロらしい作り。ジャンルとしては、ダイ・ハードの第一作に代表されるような、シナリオ重視のアクションといえるかもしれない。なかなかの娯楽映画。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-12-29 07:50:11) (良:1票) |
《改行表示》304.90年代後半からCG全盛、中身スカスカの娯楽映画ばっかりで、 かなり辟易としていたのだが、これは中々面白かった。 交渉人としては、少々冷静さに欠けるのでは? と首を捻りつつも、気がつけばどっぷりと入り込んでいた。 終盤にかけてはちょっとストーリーが甘くなったが、シナリオ、構成、キャスティングともに、 及第点以上の出来映え。こういう娯楽映画をもっと作ってほしい。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-26 03:34:37) (良:1票) |
303.《ネタバレ》 立てこもり犯などとやり取りをして事件を解決に導く交渉人。その交渉業務についている主人公が、濡れ衣を着せられて立てこもる。手の内を知る者同士のかけひき。着眼点はしぶいが、結局交渉人って、のらりくらりと話をはぐらかして時間稼ぎするだけなんだよな。あまり知的じゃなくてぱっとしないんだよな。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-05-04 10:14:23) (良:1票) |
《改行表示》302.《ネタバレ》 「交渉人は"no""can't"、"won't"みたいな言葉は使ってはいけない」ビルに立てこもったDanny(=Samuel.L.Jackson)のセリフですが、それってむちゃくちゃ難しい・・・(,,-_-) 映画観ながらそれらを使わずにダニーのセリフに答える練習しましたけど、"no"の類の言葉使わずに会話せえってそりゃ無理!! やはりオレも「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ」で場を乗り切る日本人の血が流れてるんだと実感・・・σ( ̄▽ ̄;) サミュエル・L・ジャクソンはどんな映画に出ててもあの独特の、どこかリズミカルで高圧的な感じの語り口は変わらない(笑)彼のしゃべり方好きです(*^ー^*) ケビン・スペイシーは、うん、普通の人だね( ^ ^ ;) 彼がどんなに凄んでもあまり怖くない。彼の制止を無視して突入した警官隊の気持ちもわからんでもない。そして名脇役としてひそかに大大大ファンであるデビッド・モースはもう最高!!ラストのほうで脇腹を撃たれたダニーを担ぎながら、今まで極悪犯だと決めてかかっていたのを詫びるかのように彼のことを「警官が一人負傷した、至急救急車を!」と言って「警官」として扱うシーンは、雨降って地固まる的な男の友情を感じた。 洋画を英語字幕で観ていて、本当に洋画の英語の使い回しってうまいと思う。ネイティブの人達には当たり前の表現の仕方なんだろうけど、実際そういう表現がスパッと頭に浮かんで口に出せるかと言うと現実はそう甘くはない。特にこの『交渉人』は「交渉」という言葉を扱う人物たちに焦点を当ててるわけで、言葉の選び方、使い方の複雑さを学べた気がする。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-05 23:22:48) (良:1票) |
301.お互い相手の腹を探るプロ同士だから、迫力の緊迫感でした。アクション映画とはまた一味違った攻防戦が斬新だったな~。でも、こんだけ口のたつ奴らが周りにいたら迷惑極まりないですけどね。 |
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300.ストーリー展開はスピード感があるだけでなく、緻密で巧妙。スパイスが効いている。完成度の高さでは間違いなく近年のサスペンス映画で群を抜いているでしょう。そしてサミュエル・L・ジャクソン、ケビン・スペーシーの2人の観客を映画の中に引き込ませるような高い演技力。素晴らしいとしか言えない。それ以外の言葉をあなたは思い浮かびますか?私は上記で述べた言葉しか思い浮かびません。まぁとにかくサスペンス映画のあるべき姿を教えてもらった気がします。もちろん全体的にもけなす所などありません。心から素直に賞賛します。合格! 【ピルグリム】さん 8点(2004-06-14 21:44:07) (良:1票) |
《改行表示》299.《ネタバレ》 あ~勿体ない~、のひとこと。 配役と設定が非常に魅力的なだけに、K.スペイシーとS.L.ジャクソンの頭脳戦、駆け引きが観れると思っていたら、普通の(没個性な)アクション映画ノリで終わるなんて勿体なさ過ぎます。指名されたK.スペイシーが、現場に着いて仕切り始める辺りは緊張感があった、でも…そこまで。「凄腕の交渉人同士」という、せっかくの設定を活かした見せ場は殆ど無く、爆発、銃撃戦と、勢い任せのアクションで決着してしまうとは残念。この題材とキャスティングを使って作り直して欲しい気分。 【i-loop】さん 4点(2004-06-14 04:26:54) (良:1票) |
298.サミュエル・L・ジャクソンは、相変わらずキレてる。その演技は上手いけど、どうも同じ演技ばっかり見てる気がしてならない。かたやケビン・スペイシーは沈着冷静。「ただ人質を無事に助けたいため」に、あの手この手で事件に対処する。この対比がバランスよく、見ててカッコ良かった。相変わらず宣伝文句は大げさだったけど、サスペンス色強めのアクション映画として見れば、なかなか面白い。あの事件の2日後、クリス・セイビアンの足は筋肉痛でパンパンだったでしょう。7点と、バンテリン献上。 |
297.ただの切れ者の犯人ならそうでなかったかもしれないけど、腕利きの交渉人が篭城犯になるっていう設定が凄く面白く、交渉人対交渉人の手に汗握る心理戦、自分をはめた犯人を見つけるというサスペンス要素が上手く絡み合って2時間以上全く退屈しないものだった。 |
296.2時間ずっと退屈せず見られた映画は久しぶりだ。緊張感、テンポ、共によし。主犯の尻尾の出させ方は古い手でがっかりしたけど、主犯が家の外に出た後の警官たちの反応が良かった。実際に起きたら、本当にあんな微妙な緊張感のある、いろんな感情の入り混じった雰囲気になるんだろうな。それからデビッド・モースとジョン・スペンサーの共演に驚き。「ザ・ロック」の脇役だった二人がこっちでも脇役で好演。スペンサーはボス顔だなあ。 |
295.無実を晴らしたいのならもっと別の方法を考えましょう。 【アルテマ温泉】さん 5点(2004-06-13 00:47:52) (良:1票) |
294.オシャレのポイントはどこ?と聞かれて髪型と答える人って結構いるハズ。役者も役柄に合わせて髪型を変える人は多い。サミュエルもその一人。アフロサミュエル、短髪サミュエル、ハゲサミュエルなどあなた好みのサミュエルを探すのも彼が出演している映画の楽しみ方の一つだ。俺はアンブレイカブルでのアフロサミュエル七・三分けバージョンが大好きだ。本作の短髪サミュエルでは残念ながら6点しかあげられない。今後もサミュエルの映画を見る機会があれば彼の髪型のみに焦点を当ててレビューしてみようと思う。~fin~ 【膝小僧】さん 6点(2004-06-12 23:40:16) (笑:1票) |
293.二度鑑賞しました。序盤から展開が非常にスピーディに進み、緊迫感もあり、あっという間に引き込まれます。虚々実々の頭脳戦あり、ヘリや突入部隊と戦うアクションあり、スペイシー演じる強力なライバルキャラあり、真犯人を巡ってのサスペンスあり、これでもかとばかりに様々なギミックを詰め込みながらも破綻なくまとまっています。安定して色々な人にお薦めできる一本です。 【K】さん 9点(2004-06-12 23:14:52) (良:1票) |
292.《ネタバレ》 お互いがプロの交渉人という設定だけに、お互いの切り口は分かり切っているし、そういう立場なだけに情に頼ることもできず冷静沈着にお互いを受け入れたり、突き放したりする。この駆け引きが演技派2人によってものすごい濃密に繰り広げられていた。眉毛の動き一つでも人の感情を読み取るような繊細な分析力を要する職業なだけに、そういう顔のパーツ動き一つにしてもすごく気をつかって演じられていたのでは?ストーリーもあえて法を破ってまで自分の無実を証明するというもので、人質とのやりとりや、ハッタリをハッタリで返す心理戦、そしてそこに力ずくで抑えようとする警察が入り交じって、内容的にすごく面白かった! 【ブッチ・ハーモン】さん 8点(2004-02-29 05:24:04) (良:1票) |
291.交渉人と書くと、主人公が交渉する人のように感じられるが、主演のサミュエル・L・ジャクソンは交渉される方である。その交渉される人だが、これがまた免罪。あの場で立てこもって、警察からの疑いを大きくさせるような行動も問題有りと考えるべきかもしれないが、あくまで交渉される人の立場に立ったなら、どんなアクションを起こすかわからない。ふつうのアクション映画とは違い、ただ銃を連射するのではなく、そこに「免罪」という重要な要素・ストーリー性があってこの映画の核が形成されているであろう。ほかの交渉をテーマにした映画は本当の交渉人(ネゴシエーター)の駆け引きと心情を描いているが、これはそのような視点ではなく、あくまで交渉される側の心情の変化と視点で描かれているからこそおもしろいのである。あなたもこの映画をみたなら映画をみる上での新しい観点や視点ができるかもしれない。 【000】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-06 10:19:23) (良:1票) |