2.いや、ちょっとビックリ。“事実”という点を根拠に、あのエンディングとしたのなら、手抜きというか安易な映画化と思われても仕方あるまい。
さらに、一億歩譲って尻切れトンボの点は置いておくとしても、途中の話のつながりさえわかりづらい。途中でストレス溜めて、あのエンディングでは正直つらすぎる。
もしギル・デニス監督に制作意図を聞くことが出来たのなら、「事実ですから……」と引き気味に答えるのではなく、せめて「事実なんだから仕方ねえだろ!」などと開き直ってもらいたいものである(開き直られたって納得はできないのだが)。
私が見た中では「狂っちゃいないぜ!」のアル中に続き、今度はヤク中だったジョリ姐に免じて2点。こちらも免じるにしたってもうちょっと活躍してほしかったもんだが。