《改行表示》13.《ネタバレ》 ドリス・デイ主演のミュージカル・コメディ・ウエスタンです。 男勝りの気の強さで、男どもが騒ぎ出すと銃をぶっ放して黙らせるといった具合で、 序盤からずっとドリス・デイらしくないです。 しかしそこはさすがにドリス・デイです。ミュージカルシーンではきっちりとらしさをみせてくれます。 男2人、女2人の4人が絡み合うそれぞれの友情と恋。 最後はウェディングドレス姿で、前半では考えらない、見違えるような朗らかな笑顔で今の幸せを歌うドリス。 前半から彼女がみせる、いかつい表情や姿が最後の最後に効いています。 ラストでは、誰もが思い浮かべる彼女の表情と姿がありました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-19 17:30:07) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 前半は、「大スターをどうやってこの田舎町に連れてくるか」というワンイシューコメディの雰囲気で進んでいくのですが、中盤で上手くそれをこなしてからは、今度は反転して2×2ラブコメの方に展開していく。この構築力はなかなかでした。それでもちょっと何かアンバランスなものを感じてしまったのは、この構成だったら、「美しいレディーに主人公が生まれ変わってみんなが驚嘆する」の部分をもうちょっと引っ張るべきだったのではないかな、と思ったからです。そうでないと、その後の惚れた腫れたのパワーが落ちてしまうのです。歌の中では、可愛いアクションを職人的に詰め込んで、しかも映像で変化まで表現した"A Woman's Touch"が一番でした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-10 00:51:07) (良:1票) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 原題も主人公の名前のままだし、邦題もいじりなさすぎてセンスないなぁとか思っていましたが、調べてみるとこのタイトルで舞台やらアニメやらで多くの作品が作られているそうです。 主人公のカラミティ・ジェーンは絵に描いたような鉄火娘。 ホントにそんな奴いたのかよとかツッこみたくなりますが、こちらも調べてみると「平原児」でも同じ名前の役がいて、実在の人物とのこと。 序盤で大物女優を連れてくるくだりから若手女優(オードリー風で可愛かった)がストーリーに加わってラブストーリーに発展する流れは意外にも楽しく、カラミティの家に二人が行って女らしさを取り戻していく時のミュージカルのシークエンスが特に好きです。 誤解が解けるシーンも、観る側が実際の映像により真相を知っていたので素直に受け入れられるところも分かり易くて良いと思いました。 「違う、実は●●なんだよ」とか、セリフのみで誤解を解いてハッピーエンドに結び付けるというありがちな手法をやられてしまうと今ひとつピンと来ないまま終わってしまうのですが、本作はその点においてすっきりと締めてくれて良かったです。 【もっつぁれら】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-05 17:44:43) (良:1票) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 ミュージカルはもちろんですが、その他に強く目を引くのが恋愛要素。本作では男女間の友情・女同士の友情と嫉妬・友人の想い人を好きになる・友情から恋愛へ、さらには男というものは・女というものは・・・といった恋愛テーマにありがちな細かい心理描写が盛り込まれていて、一風変わった作品となっています。 西部劇の恋愛といったら一目惚れ→男は我を通し女は尽くす→女が惚れてハッピーエンド、あるいは一目惚れ→男は男らしく女は女らしく→結ばれてハッピーエンド、というシンプル~な印象が強かっただけに、細かい心理的なやりとりは新鮮でした。あのビル・ヒコックとカラミティ・ジェーンが恋愛においては敗北するというのも面白い。最後の御者の「まったく女ってのは」という台詞はナイスですね。まるで下着姿のようなシカゴのアイドルの写真に群がる男達を見てカラミティは「まったく男ってのは」と言いたかったに違いないw 上映時間が101分でさらにミュージカル部分に時間を使わざるを得ない中、カラミティの小屋でケーティー・ビル・少尉ら3人の心理を一気に動かすシーンをもってきたのは見事だと思います。前半はミュージカル強めで後半は恋愛強め、そんな作品でした。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-12 04:31:33) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 西部の田舎町が舞台。男勝りで強がってはホラばかり吹いているカラミティは、アイドルスターを呼ぶためにシカゴまで行くが、人違いをしてしまい女優志望のアイドルの付き人を連れてきてしまうストーリーである。人違いでも、彼女は街の人々に受け入れられ、カラミティとの友情が芽生える。女らしい彼女と一緒に生活することで、次第に女の子らしい装いをするようになるカラミティ。パーティでは、美しくなった姿に男たちの視線を一身に集める……が、カラミティが好きだった少尉は女優に首ったけ。嫉妬心を露にするカラミティに古くからの友人である保安官が愛を語る。という、ありがちなストーリーなんですが、唄や踊りが散りばめられて、とっても楽しいんですね。基本的にgirls meet boysの単純な展開。ちょっと男勝りのドリス・デイ(特に話し方)が痛いところもあったけれど、それはそれでいいじゃないかって思えるミュージカルです。 【元みかん】さん 7点(2003-10-27 02:23:43) (良:1票) |
《改行表示》8.ドリス・デイ主演のウエスタン・ミュージカル。 まさに「じゃじゃ馬娘」という言葉がぴったりの、ヒロイン・カラミティをドリスが好演。 この女優さんは、明るくて朗らかそうでいいよね。歌も結構うまいのに、アクがなさすぎるのか、 今ひとつ知名度が低いのは残念。まるで男のようなカラミティ役だけど、 作り過ぎだろというぐらい懸命に役作りしている姿勢が伝わってきた。 おかげでラストの彼女の姿が映えること映えること。ストーリーのほうは今イチだけど、 絵がカラーで観やすいし、ドリスの魅力が存分に楽しめる作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-08 06:09:59) |
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7.これは西部劇なのか?またまたミュージカルなのか?どちらでもあるけど、冒頭から凄い飛ばすなあ!その飛ばしぷりの凄さ以上にカラミティ・ジェーンの男のような迫力に圧倒させられる。ただ、話的には特別に面白いと感じなかったが、それなりに楽しむことは出来た。これはもう、ストーリーよりも雰囲気を楽しむ映画て気がする。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-17 21:53:32) |
6.《ネタバレ》 この頃のミュージカル映画って、ほんと頭から~っぽにして見られて元気がもらえるのが多くて好きです。この作品は非常にシンプルで小難しいところは一切ないし、起承転結はハッキリしていてハッピーエンドで楽しくていい。「シークレットラブ」も名曲だし、ドリス・デイも名唱。ただ、この作品ではこの曲だけが浮いてる気がします。カラミティが‘秘めていた’のはビルへの恋心ではなかったし・・・・。 【失言さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-24 13:31:15) |
5.《ネタバレ》 主人公に気を使いながらも、意外とあっさりキスしてしまう女優もどうかと思うが、主人公もなんだか突然次の恋に落ちる。ちと適当すぎる気がするけど、そこらを大目に見るとまずまず楽しめる映画でした。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-07 19:26:22) |
《改行表示》4.楽しいミュージカル・ウェスタンか?でも現在では古臭い。 シークレット・ラブの曲はいい曲です。でもその場面のカメラはもう一つで残念。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-22 17:57:35) |
3.あたしも保安官の方がいいなァ…ま、それは置いといて。可愛らしいミュージカルでした。しかし私、カラミティを観て「モンスター(2004)」のシャーリーズ・セロンを思い出しましたよ。美人のガニ股演技の草分けでしょうか。ドレスを着てもドカドカ歩きなのはご愛敬、川で転がって泥だらけなとこはやりすぎな感もあるけど…キュートでした、うん。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-03 13:52:04) |
《改行表示》2.私のイメージの中ではカラミティ・ジェーンというとジェーン・ラッセルの黒髪のきつい女のイメージがあったので、この作品のドリス・デイはちょっとイメージが違う感じがしたものの、最後まで楽しく見ることの出来る作品でした。ドリスの歌はさすがに気持ちがいいです。 私は少尉より最初からビルの方が断然タイプだったし。(^。^)「シークレット・ラブ」はいろんな人の声で聞いてみたい名曲ですね。 【JEWEL】さん 7点(2004-05-29 16:56:43) |
1.私も大好きだった1本。みかんさんの簡潔でもれのない紹介に感服。「そう、そう、そうだっけー」と懐かしく思い出しました。強い女のカワイサ、勘違いからまき起こるコメディ、想う人からは想われず、というベタなストーリーなんだけど、「純情」というスパイスが、ほどよく効いています。前半のドリスのカーボーイすがた、あらくれぶり?はかなりなんで、けっこう幅広くお楽しみいただけるんじゃないかと思いますね~。 【おばちゃん】さん 7点(2003-12-08 00:05:52) |