2.ハル・ニーダム監督に主演バート・レイノルズ。そして紅一点にサリー・フィールド。
同じメンバーが顔を揃えた「トランザム7000」の翌年の作品。
これで真面目なドラマ、ストーリーを期待して見る人もいないと思いますが、
陽気で愛すべきタフガイ、レイノルズが魅力いっぱいに大活躍してくれる作品です。
レイノルズが好きな者にとっては、もうそれだけで満足です。
若いのも、おっさんも、ジジイも、出てくる誰もが気のいい連中揃い。
どこまでも陽気で能天気。いいですね。こういうアメリカ映画。
レイノルズが演じるベテランスタントマン。アクション映画の撮影シーンがたっぷり挿入されている。
アクション映画と、それを縁の下から支えるスタントマンへの愛に溢れた愛すべき一品。
気に入らない映画監督に対して、「こいつに今から一発お見舞いしてやるぜ!」と言わんばかりに
振り返り、カメラ目線で見る者にアピールするレイノルズ。
そしてこれまたカメラ目線でお茶目な笑顔を見せてくれるラストのレイノルズ。
最後まで実に気持ちのいい映画でした。