《改行表示》68.《ネタバレ》 大変面白い。スピード感のあるサスペンスアクション。ほぼ一日内の出来事で構成されているのが、臨場感を生んでいて良いです。 ストーリー、脚本の面白さもさることながら、脇役も含めて登場人物の設定が非常に良い。『マッケイブ・・・狂気ときまぐれな優しさを併せ持つカリスマ的犯罪者。』 『フランク・・・本当の親バカ。いや、バカ親。』『息子・・・病気でもう長くはないけど、元気に走り回る。』 『ホーキンス医師、警部、ネイクなど・・・第三者的視点だけど、なんだかんだ言ってフランクを応援する善意の第三者。』 特に脇役のみなさんが、名も無き人たちまで含めて、きっちりストーリーに絡んできてくれるのが嬉しいです。それぞれが、映画の中で必要な役割を担い、きっちり仕事をしているのが、作品の質を全体的に底上げしていると思います。 マッケイブは理想的なダークヒーローですね。不必要な殺しはしないのですが、必要であれば躊躇しない。警察関係者だけはきっちり殺そうとする。そのはっきりしたアンチ・ヒーロー像は、はっきり言ってかっちょいいっすね。ラストのオチもこれ以上ないくらい最高です。 不満点を挙げるとすれば、2点。まず一つ目は、カメラ割りのためか、アクションのスピードが速すぎるためかわかりませんが、一瞬何が起こったのかわかりにくいシーンがいくつかあります。 二つ目は、フランクの行為。病院内での息子優先の行為はまだ許せる範囲でした。ですがラストのカーチェイスはさすがにアウト。死人が出てもおかしくないです。息子のために他人の命を軽視する。ドラマ仕立てのアクション映画ではよくあることですが、興醒めしちゃいます。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-04-15 14:13:35) (良:1票) |
《改行表示》67.《ネタバレ》 結構面白かったのだが、人が傷つきすぎる代償のバランス感覚がよく分からなくなってきてしまって最後まで楽しむ事ができなかった。 二人の主人公の対決自体は面白く、悪役のキートンが時折見せる悪性と軽妙なタッチの対比が物語を引き立てる。一方ガルシアの方は脚本から削られたとおぼしき父性が物語からも緊迫感を削いでしまっていると感じた。おそらくそこまでやるリソースが無いランクの映画だったとも言え、その辺は割り切ってみるのだが、被害の大きさから納得することができなかった。 最後シーン。あからさまに、拘束もしないでそんなに近づいたら危ないだろ。って言う緊張感がたまらない。全編こんなだったら良いのに。でもそしたら全然違う規模の話になっちゃうんだろうな、きっと。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2012-03-11 00:05:13) (良:1票) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 マイケル・キートンの悪役ぶりに拍手、まさにはまり役といったところだとおもいます。ま~IQうんぬんというよりも危機回避能力に長けていると言った所でしょう。 最後は「そうこなくちゃ!」と思わせる展開だが、そこで終わりかよ!ま~後は好き勝手に逃げてくれって感じでした。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-30 23:27:39) (良:1票) |
65.白血病の骨髄ドナーが凶悪犯だったら…という設定が良い。刑事なのに逃亡する凶悪犯を守らなければならない構図が面白かった。マイケル・キートンも凶悪犯ぶりがハマっていた。でもそのわりには刑事の言うことを信じたり、子供に後ろから殴られたり、なかなか人間味のある凶悪犯だった。はたして2人の間にある種の友情は芽生えたのだろうか? 【ピンク】さん 7点(2004-01-14 20:08:57) (良:1票) |
64.マイケルキートンがブルースウィルスとがぶってしまうが、キートンの知的さがブルースウィルスよりこの映画にははまっていま。キートンの逃げ出すテクニックは見事。 【かまるひ】さん 6点(2003-11-11 16:10:02) (良:1票) |
63.息子を助けられるのは凶悪犯の脊髄移植しかない。最後はお涙頂戴か?そんな事はありません。最後の最後まで諦めないキートンの悪役ぶりがなんたって最高です。期待していなかったので尚更良かったのかもしれないけど最近観た映画の中では一番の拾い物だ。 【支配人】さん 8点(2002-05-12 13:27:55) (良:1票) |
62.ダイ・ハード以来続く閉鎖空間型アクション映画の一本。登場する二人の目的がただ一つっていう所が物語をタイトにしている。一人は「息子を助ける」、一人は「逃げる」こと以外眼中にない。良くできた脚本だと思いますよ。でもテレビ放映同時ビデオ発売って戦略はいかがなもんなんでしょうねぇ? ということで6点献上。 【sayzin】さん [地上波(吹替)] 6点(2001-08-08 18:25:43) (良:1票) |
61.息子のためには違法行為もするし、犯人は殺せないから生きて捕まえる必要があるという制約の中での追っかけモノで、テンポのよさもあり緊張感が持続する。難点は犯人と子供との交流がドライな感じだったので、もうちょっとウェットな会話で面白味を出してもよかったのではないかと。 |
《改行表示》60.《ネタバレ》 設定はおもしろいのだが結末が当然読めるわけで。 子供を助けてあげたいという父親の気持ちはわかるが職権乱用というか代償が大き過ぎて良かったねというわけには。 アンディと女医は結ばれないのね。 |
59.《ネタバレ》 コナーさん、息子さんが助かってよかったですね!でも、その後はあなたが職務放棄したおかげで傷ついた同僚にキッチリ償ってくださいね! 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 4点(2017-02-08 21:01:44) |
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《改行表示》58.《ネタバレ》 地上波初放送時に日曜洋画劇場で見て以来、15年ぶりの鑑賞です。昔見た時にはそこそこ面白いアクション映画の佳作と感じたのですが、今回はあまり楽しめませんでした。 凶悪犯・マッケイブが野に放たれてしまったが、こいつを殺すと大事な息子の命も失われてしまう。主人公・コナーは捜査官としてマッケイブを追いながらも、死なれては困るため、時に共犯関係になってしまうという捻じれた設定が本作のキモと言えるのですが、残念なことに、映画はこの設定を生かしきれていません。 Desperate measures(決死の手段)というタイトルの割にコナーの行為に行き過ぎ感がなく、他の警官の行動を妨害する程度がせいぜいでは盛り上がりに欠けます。彼にはもっともっと異常な行動をとらせ、「あなたならどうしますか?」と観客に問いかけるような内容にしてもよかったと思います。私も人の親ですが、わが子の命がかかっている状況で他の警官がマッケイブに発砲するようなことがあれば、そいつをブっ殺してでもマッケイブを守るだろうと思います。親の愛とはそれほどの狂気を孕んだものなのですが、企画当初には存在していたであろうそうした要素が削られ、サラリと見やすい通常の娯楽作に終始したことは残念でした。 この設定であれば、何としてでもマッケイブを殺そうとする第三者を配置し、命を挟んでのやりとりの緊張感をより高めるべきでした。本来、その役割を担うべきはキャシディ警部でしたが、彼はほとんど本筋に絡んでこない上に、コナーの立場にも一定の理解を示す良い上司だったため、この要素も死んでいます。演じるのは腐った公務員をやらせれば天下一品のブライアン・コックスであり、この配役から察するに、企画段階ではキャシディをより悪い人間として描こうとする意図があったように感じますが、これについても完成版では無難なレベルに留められています。 監督は『運命の逆転』のバーベット・シュローダー。元はマイケル・ベイを想定して進められていた企画の監督にシュローダーが就任した経緯はよくわかりませんが、個性があまりに違う二人の監督の間を渡り歩いたことで、本作におけるドラマとアクションのバランスが歪なものになったのではと推測します。シュローダーが本来の手腕を発揮していれば、コナーの苦悩などはより克明に描けたはずなのですが、アクション寄りの脚本のためにその本領を発揮できないまま終わっています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2015-10-14 15:44:12) |
57.《ネタバレ》 なかなか面白かったですが、何かちょっと惜しい感じがしました。前半はテンポも良く緊迫感がありましたが、後半、マイケル・キートンがちょっと間抜けに感じられて緊張が緩くなったのが残念です。ラストは予想の範囲内でした。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-04 21:17:39) |
《改行表示》56.《ネタバレ》 期待しないでなんとなく見た映画だったが、面白い。 アンディ・ガルシアが僕の中では静かなイメージだったので、 全く予想と違う内容でイイ意味で期待を裏切ってくれた。 悪役であるはずの、マイケル・キートンがハマリ役。しばしば応援してしまった。 ラストも、これまたイイ意味で期待を裏切ってくれた。爽快です。 邦題がB級系なので、ちともったいないですね。 【ワイティ】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-09-27 14:48:01) |
55.《ネタバレ》 相当面白い。マイケル・キートンの動きが機敏過ぎて笑えてしまいましたが、息子の命の為ならどんな犠牲もいとわない父親の頑張りがいいです。犯人の命が途絶えれば、白血病の息子の命も途絶えるという意味でこの邦題もアリだと思います。ただまぁ皆さんよく逃げるよね。ルールが無い鬼ごっこみたいな感じで。ただ病院を脱した犯人を追う父親の顔も相当悪人面でした。主導権が行ったりきたりするのも面白かったです。最後、骨髄移植成功後にまた逃げ出そうとする含みは別に必要なかったんじゃないかなあ? |
54.《ネタバレ》 この映画は以前見たときも結構気に入っていてDVDを探しまくりやっと購入して再度鑑賞しました。悪役のマイケルキートンの方に魅力を感じるのは私だけだろうか?子供に対し父親はあきらめないぞというシーンは結構気に入っています。ラストも最高ですね。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-31 21:52:38) |
53.マイケル・キートンの冷酷に徹した顔がいい。あの顔で天才の悪人ぶりをやってくれるとまさにハマリ役。それに反動してか、あの鉄化面アンディ・ガルシアの、息子の思いがあまり伝わらず、父と息子の絆が今ひとつ描ききれていなかった様に思う。サスペンスとして観ずにアクションとして観れば十分面白い。ラストの演出も、「それでなくちゃ!」という感じで後味がいい。この作品にこれ以上望んでないのでね。 【sherlock】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-20 12:03:15) |
52.とにかく突込みポイントが多すぎます。あと父親役のアンディ・ガルシアがどうしても子供好きの父親に見えないのがミソだった。悪くは無かったけど、やっぱり設定にかなり無理があったよーな。。。ひたすら続く鬼ごっこには、途中で飽きてきてしまいました。 【civi】さん [地上波(吹替)] 4点(2005-07-07 01:34:28) |
51.まあ、普通に楽しめた感じ。つっこみどころは置いといて。 【あしたかこ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-02 07:40:33) |
50.この犯人IQが高そうに見えないんですよ。たしか酸素マスクみたいのを使って火炎放射器の様な物を作るんですけど、ただ悪知恵に長けているとしか思えませんでした。ただあのラストは、そうきますかと感心したのを覚えています。 【一番星☆桃太郎】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2004-12-10 02:33:30) |
49.《ネタバレ》 悪役も善役も応援しちゃった。結果うまくいっちゃった。 【ゲソ】さん 6点(2004-06-04 02:30:41) |