グッドモーニング,ベトナムのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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グッドモーニング,ベトナム

[グッドモーニングベトナム]
Good Morning, Vietnam
1987年上映時間:120分
平均点:5.91 / 10(Review 107人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-10-08)
ドラマコメディ戦争もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-01-31)【Olias】さん
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監督バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
演出石田勝心(日本語吹き替え版【VHS】)
キャストロビン・ウィリアムズ(男優)エイドリアン・クロンナウア
フォレスト・ウィテカー(男優)エドワード・ガーリック
J・T・ウォルシュ(男優)フィリップ・ディッカーソン曹長
ブルーノ・カービイ(男優)ホーク少尉
ノーブル・ウィリンガム(男優)テイラー将軍
リチャード・エドソン(男優)エイバーソルド
ロバート・ウール(男優)ドライウィッツ
ダン・スタントン(男優)
ドン・スタントン(男優)
ダニー・アイエロ三世(男優)
マーク・ジョンソン(男優)(ノンクレジット)
安原義人エイドリアン・クロンナウア(日本語吹き替え版【VHS】)
水島裕エドワード・ガーリック(日本語吹き替え版【VHS】)
堀勝之祐フィリップ・ディカーソン曹長(日本語吹き替え版【VHS】)
三ツ矢雄二ホーク少尉(日本語吹き替え版【VHS】)
小林修テイラー将軍(日本語吹き替え版【VHS】)
池水通洋レビタン(日本語吹き替え版【VHS】)
安西正弘ドライウィッツ(日本語吹き替え版【VHS】)/エドワード・ガーリック(〃【フジテレビ】)
後藤敦マクファーソン(日本語吹き替え版【VHS】)
松田洋治トワン(日本語吹き替え版【VHS】)
佐々木優子トリン(日本語吹き替え版【VHS】)
槐柳二ウィルキー(日本語吹き替え版【VHS】)
村越伊知郎エディ・カーク(日本語吹き替え版【VHS】)
山下啓介ジミー(日本語吹き替え版【VHS】)
仁内建之リチャード・ニクソン(日本語吹き替え版【VHS】)
根本泰彦スローン(日本語吹き替え版【VHS】)
石井隆夫軍曹(日本語吹き替え版【VHS】)
江原正士エイドリアン・クロンナウア(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
麦人フィリップ・ディカーソン曹長(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
真地勇志ホーク少尉(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
阪脩テイラー将軍(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
長島雄一エイバーソルド(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
竹村拓ドライウィッツ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
津田英三マクファーソン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鳥海勝美トワン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴鹿千春トリン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田中正彦エディ・カーク(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
幹本雄之ウィルキー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
伊藤和晃ジミー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
峰あつ子ミン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
音楽アレックス・ノース
挿入曲ザ・ビーチ・ボーイズ"I Get Around"
ジェームズ・ブラウン[主題歌]"I Got You (I Feel Good)"
ルイ・アームストロング"What A Wonderful World"
撮影ピーター・ソーヴァ
フレディ・クーパー(カメラ・オペレーター)
製作マーク・ジョンソン
タッチストーン・ピクチャーズ
制作バンダイ(日本語吹き替え版【VHS】)
配給ワーナー・ブラザース
美術ロイ・ウォーカー(プロダクション・デザイン)
編集ステュー・リンダー
字幕翻訳進藤光太
あらすじ
ベトナム戦争中のサイゴン、米陸軍放送DJの物語。エイドリアン・クロンナウア(ロビン・ウィリアムズ)は赴任早々、そのジョークと選曲で忽ち人気DJとなるが、その過激さと型破りな行動によって上司から睨まれる。現地の少女に言い寄るうち、少女の兄と知り合うのだが…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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107.どこまで台本があり、どこからがアドリブだったのだろう?“グーッモーニン!ベットナーーーム!!”から繰り出されるロビン・ウィリアムスの至芸。  彼が早口で連発するアメリカン・ジョークの面白さ理解するのは字幕では限界があると思います。でも、ジョーク内容云々よりも、声色を変え、微妙にテンションを変えながら怒涛のように繰り出されるロビン芸は凄いの一言です。  「プラトーン」がその代表作になると思いますが、ベトナム戦争をリアルに伝えようとしたアメリカ映画が次々誕生したこの頃にあって、異色の存在である本作。  しかしクロンナウアーと、あるベトナムの兄妹との関係などを通して見えてくる戦争の虚しさ、アメリカの傲慢さ。サッチモが歌う“what a wonderful world”を背景に挿入されるベトナム戦争の風景があまりにも悲しい。戦争の悲惨さを伝える直接的な描写は控えられながらも、戦争の虚しさを感じずにいられない作品です。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-29 21:35:04)(良:2票)
106.《ネタバレ》 戦場ぬきのベトナム戦争映画。 アメリカのコテコテな感動作はしらけてしまうことが多いんだけれど、提示するだけで感動させようとはせず、押しつけがましさはない。 ロビン・ウィリアムズのハイテンションな演技が生かされ、スタンダップ・コメディアンから出発した彼の資質が遺憾なく発揮されたDJはハマリ役。 全てのネタが理解できなくても、彼がサイゴンで戦闘に疲弊した兵士たちを励ます特別な存在だってわかれば。 よかったのは、意気消沈したクロンナウアーが往来で自分のリスナーたちに遭遇し、即席トークライブを敢行して自分を取り戻す場面。 あの時初めてマイクのむこうにいる彼らの体温を感じ、自分が不毛な存在でないことを肌で実感できたのだと思う。 好んで戦地に来ているのではない彼らのつながりは、戦争が生んだものの中でも有意義なものに思える。 DJの目をとおして当時のサイゴンを見せ、彼が口説こうとする美少女からその兄との関係にシフトし、ある事実が明るみにでて静かにこの地を去るクロンナウアーの心は、ガーリックが受け継ぐ。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-07 07:00:02)(良:2票)
105.これは観た順序に左右されるんじゃないでしょうか。78年の「ディア・ハンター」から「プラトーン」、「ハンバーガー・ヒル」あたりまでの一連のベトナム戦争回顧映画を一通りリアルタイムで観ていた世代には、かなり新しかったし、ある意味ブームの終焉にふさわしい作品ではあったと思います。正直、ロビン・ウィリアムスという役者にまだあまり飽きてない頃だったのも正解でした。この後エンエンと続く彼の幸せ配達人ぶりを押しつけられた後では、はっきり印象も変わると思います。関係ないけどこれが初めて地上波で放映された時、ロビン・ウィリアムスの吹き替えをやった広川太一郎は本当にスゴかった。話芸で回す作品をよくまあここまで頑張ったものだと、彼の底力を感じました。ロビン・ウィリアムスの人情役者ぶりと戦場で起こった「ちょっといい話」みたいな作品にお腹いっぱいの今観ると、さすがに陳腐さは否定できませんが、当時としては力いっぱい善良な、偽善的ではあるけれど人の心の美しさを一生懸命描こうとしたこの作品には心を打たれました。ベトナムの真実を描こうとした映画はたくさんありますが、この映画でアメリカ人はようやく、そろそろベトナム(または戦った自分たち)を許そうという境地に達して来たということではないかな。
anemoneさん 9点(2003-12-13 12:56:54)(良:2票)
104.《ネタバレ》 あり?意外と評価低いんですね。僕もロビン・ウィリアムズのギャグ(早口英語、しかも日本人が分からないような固有名詞出まくり)の「意味」は分からなかったけど、勢いや声色の面白さだけで結構楽しめましたよ。確かにアメリカ人向けだけど、日本映画にだって日本人にしか分からないようなギャグはいっぱいあるわけで。「アメリカ人向け」ということで言えば、この作品の主たるメッセージは、反戦というよりも当時ベトナム戦争に駆り出された多くの若者に対するオマージュなのではないでしょうか。僕はアメリカの対ベトナム政策が正しかったとは全然思わないけれども、当時の兵士の多くのほとんどは「自分達はベトナムの人民を救いにきたのだ」と思っていて(思わせられていて)泥沼の戦闘に突入させられたわけですから。故にこの映画には「ベトナム人民」からの視点はあまりないのですが、それは仕方ないと思います。ひとつの作品の中にそれほど沢山のテーマは盛り込めないし、例えば「二十四の瞳」や「火垂るの墓」だって日本軍に侵略された国の視点が入ってるわけじゃないけど、だから良くないというわけではないと思うんですよ(だから僕の場合、ロビン・ウィリアムズと“ベトコン”の少年との交流とか、最後ベトナム人と野球をする所はちょっと欺瞞的というか、嫌味な感じがしたんですよね。何だか後から“アリバイ作り”をしているようで)。僕が思ったのは、狂った世界で気狂いにならないためには、健全なユーモア精神(多くの人がそれを「過激」といいますが)こそが必要なのではないか、ということ。だからこそ主人公のDJは(戦争という狂気にさらされていた)多くのアメリカ兵に支持されたんじゃないでしょうか。とはいえ最後には当局の圧力に屈してしまうし、主人公も矛盾(アメリカ兵を励ますということはつまり、ベトナム人を殺す手伝いをするということですから)を抱えたまま除隊・帰国してしまうというのは、結局個人の限界を露呈しているし、ある意味この作品の限界でもあるのかな、という感じもします。
ぐるぐるさん 7点(2003-08-11 19:31:17)(良:2票)
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103.《ネタバレ》 本作以前のベトナム映画とは違った視点から、つまり帰還兵の不幸や戦場のおぞましさを見せずに描かれたベトナム戦争でした。久しぶりの再見だったのですが、観終えた後は初見時より複雑な気分になりました。正義を振りかざしたベトナム派兵が欺瞞に満ちていたことは良く分かりますが、結果としてクロンナウアの放送もそれに加担していたことが感じられたからです。 将軍が何度も口にします。「難しい状況だ、あいつの放送が必要だ」と。彼のキテレツなDJは戦場の兵士を励ましていたのだと思います。でも同時に、芳しくない戦況をカモフラージュしていたとも言える訳です。特にそれを感じたのは、彼のDJやノリの良い楽曲に併せて何度も映される前線の風景です。燃える農村を背景に、アメリカンポップスだけが流れます。現場の音が全く聞こえません。放送局は戦場から切り離された場所であり、DJルームから戦場の真実は見渡せないことの暗喩であると思いました。 クロンナウアは自国の正義を信じ、前線の兵士の安全を願っていました。実際の戦場を見たことの無い彼が、一般的な米国人の代表だと思います。そして、彼に出来ることは元気よく喋る事だけでした。その威勢の良さが、ストーリーの展開に伴い無力感の記号へと変わって行った気がします。とは言え、交通渋滞で居合わせた兵士たちにナマDJを展開するシーンは、彼の行為が決して無意味では無いことも実感できる。とてもいいシーンでした。 少年テロリストの涙の訴えに反論できる米国人は少ないと思いますが(いや、そんなことも無いのかな…)、私は彼がクロンナウアをテロ現場から逃がし、戦場から助け出したことの方に意義を感じました。ベトナム戦を暴きながらも、この映画が暖かいもので包まれているように感じられるのは、二人の友情が描かれているからだと思います。 実はクロンナウアのDJに全く笑えなかったのがツライところです。勢いで面白さは伝わって来るのですが、字幕を読むことしか出来ない自分の英語力では、本作の真の面白さは分かっていないのでしょう。 もうひとつ。あのヒロインはベトナムの白い正装(?)が良く似合って、ビックリするくらい清楚で美しかったです。本作以外に見た記憶が無いのが残念なんだけど、タイでは国民的な映画スターらしいですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-18 02:40:23)(良:1票)
102.《ネタバレ》 これは…英語がわからないと価値半減どころか1/3くらいになっちゃうわね…。 ロサンゼルスで育ったエセ日本人のアタシは『オズの魔法使』のパロディとか懐かしくって大笑いしちゃったけど、一緒に見てた友達は「何が面白いの??」って感じだったし。 …ベトナム戦争を扱った「異色作」なわけだけど、アタシはベトコンであることをクロンナウアに隠してた少年トワンの涙ながらの訴えがこの映画のすべてな気がするわ。 結局はアメリカ人の善意の押しつけが元凶なのよね…。 現地の人々や文化をまるで無視した「俺サマの言うとおりにしろ」的なアメリカの外交・軍事介入の稚拙さ・強引さを、ロビン・ウィリアムズのキワどいDJっぷりの影でチクリと批判してみせたこの映画…アタシはけっこうスゴイと思うわ。
梅桃さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-01 15:44:04)(良:1票)
101.戦場に行く者、今戦場で戦っている者達のラジオのDJ、それがロビンだ。もしかしたら死ぬかもしれない者達に聞かせるラジオは、ロビンのマシンガントークどんだけの人に笑いと勇気を与えていたかと思うと、素晴らしい職業だと思った!!
はりマンさん 7点(2005-01-09 23:27:26)(良:1票)
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100.そうかー、バリー・レビンソンだったのか。私はほとんど終始一貫、この人の作品は好きかもしれない・・と今頃気づいた。 この映画のセリフは英語にうとい私には字幕以上のことはほとんどわかっていなくて、それは半分くらい理解できてないのと同じだろうと思うけど、英語が出来るにしたって人によってレヴェルはまちまちなんだから、そんなことはどうでもいい。 本作での、知らなかったかもしれないけれどここにこういう人たちがいて、そしてこんなことがあったんだよ、という語り口は、わるくなかったと思う。  2004年現在のイラクの状況のことを思うと、映画というものの限界性も感じないではいられないが、しかし、2003年初頭に実は本作はNHK教育テレビで放映されたのだという。 私は「マーズ・アタック!」をやはり同時期にNHK教育で見たのだが、「やるじゃんNHK」と思った私の直感はやはり当たっていたような気がしないでもない。 歴史の表舞台はときの権力者がつくっていくものだが、本当に社会を支えているのは無名の多くの個人だ。みんな、自分の立場でできることを精一杯やっているじゃないか。或いは、それが捨て石に過ぎなくても、一人一人の存在は大きいじゃないか。この映画はそういうことを言いたかったのかなと思う。 ロビンが今よりとっても初々しくて(ま当たり前か)、そこもよかったと思います。
おばちゃんさん 7点(2004-05-28 01:54:37)(良:1票)
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99.「ベトナム戦争帰還兵に対するオマージュ」というぐるぐるさんの観方 に賛成。話芸は重要だが,この映画のキーではないと私も感じた。また,それとは別の視点からこの映画を切り取ったanemomeさんのレビューがユニークだと思うのでちょっと一言。氏の文脈で言えば,この映画以降,戦争モノのテーマは「第二次大戦悲話」にシフトしていったと私は思う。品のない言い方だが,この映画は「ネタ」という意味では行き着くとこまで行った作品で,私は映画の良し悪しよりも,新鮮なネタを探していかなければならない商業映画の業みたいなものが気になった。第二次大戦ブームも一段楽した今,スタンスは違えど「笑い+戦争」というくくりでは同じといえる「ライフ・イズ・ビューティフル」のような映画が出現するのも当然なのかも知れない。
veryautumnさん 7点(2004-02-10 12:49:04)(良:1票)
98.今まで観ずにいたこと、ロビンだったことで食わず嫌いしていたことを後悔しました。幾多のベトナムものがありますがこれは1.2を争う出来だと思います。我々は、基本的には西でも東でもない第3極に近いと思っているのですが、割合バランスよく作られています。こういうことは実際にあったのではないかと思わせます。女の子かわいかったです。今見ても時代の空気感が伝わる良作です。
たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-12 22:22:45)(良:1票)
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97.どんな状況でもユーモアを忘れないという態度がすてきです。ロビン・ウイリアムズにぴったりの役ですね。。戦争映画なのに全く暗くなく、しかもちゃんと言いたいことを伝えられている所がすごいと思います。あと、ベトナム人の女の子も可愛かったです。 
しゃぼんだまさん 7点(2003-11-01 19:09:22)(良:1票)
96.ほほう、評価低いですね。アメリカ人が、ベトナム戦争での自国の思い上がりを、ここまで率直に、しかも「笑い」の側から描いたという点で画期的な作品だと思います。これから前線に死ににいく若い兵士たちに、マシンガンのような放送禁止話芸を、せめてもの手向けとして疲労するところ、彼らを見送るロビンの、汗と涙でクシャクシャになった笑顔、名場面だと思います。
ひろみつさん 9点(2003-10-24 23:46:28)(良:1票)
95.えーと、かなり辛辣なご意見ばかりなんで、ちょっとフォローを(笑)・・・感動作として捉えると確かに無理がありますね。忠実にその現場にいた者として見るのが一番判り易いんじゃないでしょうか?あたしも重箱の隅をつつくほどのあら探しする人間なんで、偉そうな事は言えないけど、あの映画で表現される時代背景と世俗に関しては評価できると思ってます。過激で下品と☆氏が言ってますが、あれがロビンの売りだもの、結構アメリカのショー・パヴでは多い筈です。その点でロビン・ウィリアムスの魅力が十分に引き出されているんじゃないかなぁ。多分あれは、ジム・キャリーやトム・ハンクスがやっても同じ事になったと思う。そういう意味で言うと、やっぱり監督の技量がまずかったのかなぁ。ちなみに、フルーツでソフトボールをするシーンはどうかと思うけど、あの映画がベトナム戦争時のサイゴンだと考えると、他に代替するもんがうかばないねぇ。個人的にはあのシーンの笑顔の南ベトナム人達が非常に印象的でした。
奥州亭三景さん 8点(2001-06-26 21:12:08)(良:1票)
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94.《ネタバレ》  まず「グッドモーニング、ベトナム」と朝っぱらから大声で語りかけるトークが不快。かつてNHKの朝ドラで朝から大声でわめくドラマがあったが、あの不快感を思い出した。DJは面白ければよいのか?この種の人物像における唯我独尊的な性格に嫌悪感を覚える。「M★A★S★Hマッシュ」と同じにおいがしたなあ。アメリカンジョークの連発もあまり笑えない。  主人公が破天荒ぶりを発揮するたび、逆にこちらの反骨心が湧いてくるというもの。命を懸けた戦場で機密情報厳守は常識だろう。DJひとりに機密解除を勝手に判断されたら上司はたまったもんじゃない。  さんざん米軍を笑いものにしながら少女には真摯な対応かよ。英語の授業で汚い言葉を教えたはずなのにトリンとの会話では二人とも妙にまとも。そのくせ中指立てはキッチリ覚えてるってか?   最後まで気分は乗らなかったが、60年代音楽が不快感を多少中和してくれたかな。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2023-06-11 13:44:37)
93.《ネタバレ》 持ち前のべしゃり技術で、ラジオを通してベトナム現地で米兵達に笑いを届け、大人気を博したDJ兵士が主人公です。軍隊による戦闘シーンはなく、ベトナム戦争映画としては異色作です。招かれもしないのにやってきて厄災をばらまくアメリカ軍という構図を浮き彫りにさせる作品です。友人となったベトナム人少年のクライマックスでの言葉には、アメリカ人視聴者も感じ入るところがあったろうと思います。主人公DJは道で見かけたベトナム美人と仲良くなるために、彼女が通う街の英会話教室の先生役を前任者に銭を掴ませて横取りします。そして生徒達に実践的なスラングを教え込んだり、生徒と一緒にベースボールを楽しむなどのなごやかシーンにつながっていきます。悪気のない文化の押しつけに対する強烈な皮肉ともとれるのですが、こちらはアメリカ人視聴者は気付かなかろうと思いました。作者が狙ってやってるのかも不明ですが。なごやかゆえに何とも言えない複雑な不快さを感じてしまいました。
camusonさん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-29 18:45:45)
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92.吹き替えのせいか、ロビン・ウィリアムスが話すジョークのどこが面白いのか?全く分からないうえ下品な話ばかりなので終始不愉快だった。 ただ、ラスト当たりの人間ドラマ部分はそこそこ感じ入る所はあった。
misoさん [地上波(吹替)] 4点(2022-09-28 21:22:57)
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91.《ネタバレ》 サッチモの“この素晴らしき世界”の美しさと、最後の和やかなソフトボールシーンが、この映画を異国の人情モノに思わせてしまう。 けど、何か違う気がするぞ。監督はどういう立ち位置で、この映画を観せようとしたのか。 '80年代半ばから後半にかけて、ベトナム戦争を題材にした映画が多く制作された中の一本で、戦闘をメインとしない珍しい戦争映画。最初に観たのは14~5歳の頃で、当然ながら当時はクロンナウアのアメリカ側の視点で観ていた。30年以上経ったいま、ベトナム人のトリンやツアン側の視点で観てしまう。  トリンに一目惚れ(・・・というか白いアオザイを着た美人なら誰でも良かった)のクロンナウア。フラレたのに金で買った自転車で追い回し、英語教師の座も金で買い、適当な授業で笑いを取りながら彼女に近づく。遥か遠いベトナムの地で、割り切った楽しい思い出としてトリンで遊びたいクロンナウア。 彼の一方的でワガママな要求に、丁寧に、誠意ある断わりを続けるトリン。なんて良い人なんだろう。一族総出のデート。笑えるシーンだけど、アメリカ人に文化の違いに気が付かせたいという、強い思いが感じられる。だけどショッピングで見え見えの人気取りをするクロンナウア。物価が安いから出来るだけで、誠意の欠片もない。  自分の身の危険も考えず、バー爆破とベトコン占領地区で2度もクロンナウアの命を救ったツアンに対し、彼がベトコンだったからってガッカリ・・・まぁその気持ちはわかる。友達に裏切られたと言いつつ、クロンナウアはツアンの何を解ろうとしたのか。 学生の時は戦地に向かう兵士一人一人に笑顔を振り撒くクロンナウアの姿にジーンときたが、今思うと『いやいや、お前ら全員、素直にアメリカに帰ってくれよ』て思ってしまう。人の国で好き放題してきたアメリカ。  トリン役のチンタラー・スカパットが、日本のアイドルみたいな可愛さ。どう考えても当時のアメリカでウケる東洋人顔(ツリ目、エラ張り、鼻ぺちゃ)ではない彼女を起用したのは、バリー・レビンソン監督の大英断。
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 5点(2022-06-23 23:00:26)
90.戦闘シーンの無いベトナム戦争映画。唐突感・違和感あった爆破テロですが、米軍の情報操作(何時の時代、何処の国でも行われている事を実感)とベトナムに対する正義の押しつけ上から目線を浮かび上がらせる不可欠なシーンだったところに脚本の見事さを感じます。スタンダップコメディアン出身ロビン・ウィリアムズ本領発揮のマシンガントークとトラックの兵士を見送る「絶対生きて帰って来いよ」との思いが滲む眼差し、共に忘れ難い名演です。フォレスト・ウィテカーも安定の名脇役振り。良作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2020-07-14 16:43:07)
89.ロビン・ウィリアムズのユーモアセンスは日本人の私には全く理解できなかったが、アメリカ人もベトナム人も平和を望んでいる人たちは皆同じ考えなんだなと気づかせてくれる内容でした。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-28 17:21:31)
88.「グーッ、モオーニング」から嵐のようにくり出されるマシンガントークは、どこがどうおもしろいのか私にはまったく理解不可能なのだが、米国人特に生と死の間で戦っている兵士にとっては息抜きになるのだろう。前半はその理解不能と品のなさでまったくおもしろくなかったが、DJ降板になったあたりから良くなってきた。他の方も書いておられるようにサッチモの歌をバックにしたベトナムの映像には考えさせられるものがある。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-09 20:48:23)
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【点数情報】

Review人数 107人
平均点数 5.91点
000.00%
132.80%
210.93%
332.80%
41312.15%
52826.17%
61514.02%
72321.50%
81413.08%
976.54%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1987年 60回
主演男優賞ロビン・ウィリアムズ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1987年 45回
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ロビン・ウィリアムズ受賞 

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