111. そうまでして民間人への攻撃を正当化したいのかね、君達は。「先に攻撃してきたのは向こうだ」というのはアメリカが世界各地で展開してきた理屈ですが、そのために映画まで作ってしまう根性には感心します。そもそも、イエメン人の大量殺害を正当化したいのならば、なぜイエメン人がアメリカに反発するに至ったか、その過程もきちんと説明しないと公平とはいえません。ついでにいうと、登場者全員が国家への無条件忠誠を美化しているところも気に入らない。 【Olias】さん 1点(2003-09-16 02:01:34) (良:1票) |
《改行表示》110.《ネタバレ》 -Rules of Engagement- =ROE “交戦規定”だそうです。 応戦や交戦をする際の手順、どのタイミングで武器を使うかを定めたものですね。原題が映画の内容に沿ったタイトルなのに対し、邦題はちょっと突飛な気がします。 You Tubeとかで当時の予告が見られますが、まるでチルダーズ大佐が市民を殺した冤罪で裁かれる映画のようにも見えます。『殺人者か、英雄か』と。実際の銃撃事件が最後の方に出てくるなら、もっと楽しめるサスペンスになったと思います。 もういきなり撃っちゃうんだもんな大佐。兵士「女子供も撃つんですか?」「そうだあの悪党どもを撃て!」英雄もクソもないですよ。数百人のデモ隊の中に、仮に20人テロリストが混じってたとして、十把一絡げに撃ったらだめでしょう。あれがもし全員アメリカ人だったとしたら撃てたのか?と。素人考えでもまずは下の群衆に威嚇射撃しつつ、一番厄介な狙撃手から仕留めた方が良さそう。 大佐が最初から「下から撃ってきている」とか言ってるならともかく、部下も狙撃手から撃とうって提案してるくらい下は無警戒なのにのに、狙撃手を無視する意味が解らない。後出しでどんどん下から撃つテロリストが増えていって、足を失った女の子まで銃を撃ってるのには言葉を失った。だって狙撃手でさえ、住人のお母ちゃんに「やめなさいアンタ!」って頭叩かれてるのに。女の子が銃構えたら周りの大人が止めるでしょ。イエメン人なめんな。17世紀に超大国のオスマン帝国を一回追い出したくらい強いんだぞ。イエメンなめんな。 百歩譲ってあの女の子は大佐の妄想として、他に目撃者がゼロなのはどうなんだ?反撃の時に敵が銃持っているか、アメリカ兵あれだけいて、誰もテロリスト見てないのか?揃いも揃ってメクラ撃ちか?撃ち終わったらどうしてすぐ下降りて死体確認しない?そこで銃とか見付けていれば話は変わってたぞ。 裁判もどうかと思う内容で、政情不安定なイエメンからクソ忙しいお医者さん呼んだり、大使も国旗の件ですぐバレる嘘ついたり。ビデオテープの存在についても杜撰。輸送品目録に出てるなら別な空テープ用意しておくとか出来るだろうに。イエメンのカセットテープも、あんなモノ死ぬときまで大事に持っていたり、大使館に置いてきたりする意図がわからない。壁の銃撃痕見たら、屋根から撃ったか下から撃ったかなんて解るだろうに、無検証。あんなモヤモヤしたまま審議に入る裁判で無罪になっても全くすっきりしない。 私がモヤモヤするのは、群衆の中にテロリストが居たかどうかでなく、無関係な群衆に向けて発泡命令を下したこと。私の中では最初っから有罪で、その気持ちが覆る事はなかった。あのフリードキンがこんな変な映画創るなんて。違う意味で変な映画は創る人だけど… 【K&K】さん [インターネット(字幕)] 3点(2022-10-07 11:30:58) |
《改行表示》109.《ネタバレ》 とりあえずこの映画についてよく言われるイエメンへの差別だなんだという問題を置いといて…と わりと純然たる法廷物サスペンス映画なわけですが、そう捉えたときにあまりに落ちが弱いです。 途中まではまぁまぁ面白いんですよ。 裁判がずんずん進み、ビデオ隠蔽がばれるのか?とか大使夫人が急に証言台に立つか?とか観ている側はそういうカタルシス的展開を想像するわけですが、しかしそういう事は何もなく、結局、終始弁護人の言い合いだけで、陪審員が印象で判決くだして終了。 しかも、映画を観ている人が期待していたビデオ隠蔽や偽証については映画のラストに文字でさらっと結果が表示されるだけっていう。 いや「そこがどうなるかが観たかったんじゃん!」という肩透かし感はハンパないわけで…どうしても点数は下がっちゃいます。 それはさておき、この手の証拠隠しだなんだは、ちょうどこれを書いている今も赤木氏の公文書改ざん問題で国が証拠文章を開示しないスタンスを崩してないとか、明らかに隠蔽があるのに放置されているサクラ問題とか、日本でもそういう話は現実に沢山あるわけで、そんな事だから変な陰謀論とかが幅を利かすんだよ…とため息をつくしかない今日この頃です。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-30 04:54:35) |
《改行表示》108.《ネタバレ》 監督も出演者も実力者なので期待したが肩透かしだった いくら銃を撃ってきてもまずは警告射撃すべきだろう 【草のつるぎ】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-12-18 23:07:00) |
107.《ネタバレ》 これは人によって、色々な視点から色々な評価をされる作品。英雄かどうかはさておき、現場での判断の是非を問うテーマ。こんなものに正解はないので、有罪が無罪かは客観的証拠ではなく、主観的感情で決まってしまう。なので、判決へ繋がる論理はなく、結果だけが伝えられるため、不完全燃焼ではあるけれども、緊張感を持って最後まで観れます。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-08 13:57:05) |
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《改行表示》105.裁判がダラダラ続くだけ。おまけにびっくりするようなどんでん返しもないという。 B級映画ですな 【カップリ】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-08-06 04:02:24) |
《改行表示》104.《ネタバレ》 どうやって相手の理論を崩すのか、非常によくできた筋だ、と思いました。けれど、たいした解決もないままエンディングを迎えてしまいます。 最後まで見た人はがっかりしたでしょうね。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-06 16:21:02) |
103.《ネタバレ》 公開当時「史上最悪の人種差別映画」と言われただけのことはあって、この映画のアラブ人差別は凄まじいものがあります。100人近くのアラブ人を殺した海兵隊長が無罪になるという物語なのですが、「アラブ人は殺されて当然の野蛮人です」という描写のオンパレード。なぜ彼らが反米なのかという複雑な中東情勢を微塵も匂わせることなく、大使館に押し寄せるアラブ人が当然の如く悪人扱いされており、小学校にもあがっていないような女の子が銃をガンガン撃ちまくるという常軌を逸した描写までがあります。どこの馬の骨かもわからないインディーズスタジオならともかく、パラマウントという大企業が突如こういう映画を作ってしまうという辺り、アメリカ人というのは油断ならん連中だなとあらためて気付かされます。。。と大きな問題を抱えた内容ではあるのですが、映画としてはなかなか面白く仕上がっています。腐ってもオスカー監督、こういう硬派な題材を扱わせるとフリードキンは良い仕事をします。前半の戦闘シーンの圧倒的なテンション、後半の法廷シーンにおける言葉の応酬戦など、見るべきものは少なからずあります。事件を都合よくコントロールするため政治家が証拠を葬ってしまうという展開も、現在の日本では非常にタイムリーで興味深く見ることが出来ました。欲を言えば、命の恩人を刑務所に入れようとすることに良心の呵責を覚える大使とその奥さんをキーパーソンに据えれば法廷ものとしてさらに面白くなったと思うのですが(せっかくベン・キングスレイに演じさせたのに、彼を有効活用しなかったのは勿体ない限り)、それでも本作は十分に良い出来だと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-11-27 22:17:12) |
102.戦闘時の殺人に関する法廷もの。役者はすごい。ただ内容の割には長めでだれる。戦争ものとしても、法定ものとしてもお勧めできるものではない。 【ぬーとん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-03 06:12:05) |
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101.原題を直訳すると交戦規定で、これは検事が被告に読ませようとしたら、被告が暗誦したやつのことだろう。攻撃前に威嚇や警告をせよとか、非武装の人に発砲するなとか…。たぶんこの映画が言いたいのは、交戦時に最も大切なことはそんな規則の中味ではなく戦友や部下の命ってことですね。それは正しいと思います。でも、その大切なことは規則にする類いのことではない。交戦規定の裏側に存在する明文化できないルール。それを表現した原題のはずなのに、邦題が酷いです。たまたま主人公は英雄的な働きをしてきた人物でしたが、英雄を定義している映画では無い。これを観た日本人は、邦題の為に少なからず視点がブレるんじゃ無かろうか。でもこれは、フィクション(ですよね?)として見ても、イエメンの人たちは怒るだろうなぁ。右傾傾向にある映画として批判され易そうな内容ですが、自分は銃弾が飛び交う中では奇麗事を言ってられないというのが現実だと思いますね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-19 01:34:35) |
100.いまいち盛り上がらない.戦争映画?法廷映画?もうちょっとハッキリさせたらよかったのかも. 【noji】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-07-04 07:34:43) |
99.現場でのトミー・リー・ジョーンズ、大使館の中にいた時と外に出た時、着てるポロシャツの色が明らかに違うよね。誰も指摘してないけど、気になってしょうがなかった。B級っぽいね。それはさておき、映画自体は・・・。戦争映画っていうのは、どんな描き方をするにせよ、所詮、戦争をカッコよく表現してしまうわけで戦争肯定映画になってしまうわけだが、この映画は、あまりにもアメリカ的だね。「アメリカに銃を向けるものは、皆、悪だ。ぶっ殺せ!」みたいな。「エイリアンがうじゃうじゃいるから星ごと爆破しちまえ(エイリアン2)」みたいな・・・ネ。サミュエル・L・ジャクソンはカッコいいんだけどねえ。 【フラミンゴ】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-06-13 21:43:23) |
98.《ネタバレ》 結構面白い法廷物。まあ役者が役者だけに演技に文句はつけようがない。最後はビデオテープが見つかって無罪の方がスッキリ終われた気がする。国が軍人を裏切る行為は絶対許されないとしみじみ感じた。補佐官役は悪賢い役やらせたらさすがに巧いねえ。毎度。トミーリーも脅したんなら後日談ではなくてちゃんと暗殺くらいして欲しいね。とにかく後日談で補佐官と大使をやっつけてもこっちが納得できん。片足やられた少女の発砲シーンは結構衝撃だった。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-06-04 18:29:56) |
97.トミー・リー・ジョーンズは渋いね!最後の台詞がよかった。 【Dr.Tea】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-12 01:57:09) |
96.アメリカの映画館で見たので、字幕なしです。サミュエル・L・ジャクソンの英語はとにかく早くて、たいへんに手強いです。私の理解不十分のところもあると思いますが、映画としての面白さは期待を上回るものではありませんでした。フリードキンは好きな監督なのですが、どうしてしまったのでしょう。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2007-05-26 08:39:45) |
《改行表示》95.“Engagement”とは約束、婚約、雇用、交戦etc。ここでは交戦の意か。 実話がベースらしいが、もう一つ政治的狙いが理解し得なかった。 また過去の戦闘で始まるが年齢的に老け過ぎ。最近、この手の老優が青年を演じるケースが多くなってるが感心しない。逆の方がまだマシかも。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-25 14:26:28) |
《改行表示》94.《ネタバレ》 なかなか面白かったです。ちょっと審議に対して緊迫感というか真実味に欠けていた気もするがやはり最後は救われる、このシュチュエーションがたまらなく良い。まさに『英雄と殺戮者は紙一重だ・・。』 【きままな狐】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-19 19:47:50) |
93.戦争している兵隊に罪はない。って事を言いたい映画でしょう。 【東京ロッキー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-27 20:06:14) |
92.《ネタバレ》 見ている内に最後には被告を応援してしまっていた。罪を正当化する映像の作り方には驚いた。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-11-05 11:11:19) |