《改行表示》253.ダイハードシリーズで一番の駄作が最新の「ラストデイ」(ロシア行っちゃう奴)である事は間違いないのですが、それまで一般に一番評価が低かったのがこのダイハード3でした。 ダイハードシリーズのつらいところは、1作目があまりに完璧すぎた事と完全に話が完結していたことにあります。 そのため、続編の製作は非常にむつかしくなり、一方で興行的には続編の製作は要求されちゃうわけで、結局のところ「マクレーン刑事がとりあえず主人公」というだけのシリーズになってしまっているわけです。 その中でかつて一番評価が低かったこの3ですが、しかし改めて十数年ぶりに観たのですが、変な期待と先入観をなくしてみれば一般的なアクション娯楽映画としては水準以上の出来だと感じました。 評価が低いのは、傑作「ダイハード」の続編として最初からハードルを高く設定されすぎていることによる問題が大きく、変な色眼鏡を外してみれば、あまり評価が高くないこの3ですら並のアクション映画よりは数段楽しめる娯楽映画になっていると思います。 この作品の相対的な評価の低さは、なまじ傑作が出来てしまった事によるシリーズとしての悲劇だと思います。 まぁそれは仕方ない面もあるのですが、そういう意味でちょっとかわいそうな作品かもしれません。 ただし「ダイハードラストデイ」、あいつだけはダメです。 あれはどういう観点で観ても駄作ですから。 【あばれて万歳】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-11-22 16:10:35) (良:2票) |
252.《ネタバレ》 ダイ・ハードに行動を共にするような相棒は必要ないでしょ。ダイ・ハードの魅力は主人公一人だけ真実に気づき、周りに理解されない中、閉塞的な現場の中で孤独奮闘することなんじゃなかったのか。一緒にがんばる相棒作ってどうすんのよ。閉塞的な現場も1のビルから2の飛行場、今回はついにニューヨーク市内とどんどん広くなり、広くなりすぎてもう限られた場所で主人公の活躍なんて話でもなくなった。派手にやってるが、本当に普通のアクション映画に成り下がりました。そして普通のアクションとして観ても全く面白くない。妙にコメディ要素が高くして大すべりでマイナス。事件がクリスマスの日じゃないってのもマイナス。なんで毎回クリスマスにってのは、不自然に感じたとしてもそこが面白いのに。それに復讐を語る今回ならクリスマスに決行する理由も十分あっただろうし。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-12-17 22:43:09) (良:2票) |
251.またもマクレーンが事件に巻き込まれる。ウンザリといったところだが、これはアクションコメディーということで割り切る必要が有るだろう。しかし、爆発・カーチェイス・相棒とのドタバタ劇・・・とマンネリを絵に描いたような作りですね。ハリウッドのアクションって、どんな作品でも同じ様な演出ばっかり。それにしても「沈黙シリーズ」をパクッてどうする気なんだ? 【おはようジングル】さん 1点(2003-11-18 15:27:19) (良:1票)(笑:1票) |
250.「死力を尽くした頑張りが窮地を切り開く」をメインコンセプトにしたシリーズのはずが「ぼやいて走ってれば運はいつでも味方する」になっちゃった映画。だめだこりゃ。 【柿木坂 護】さん 3点(2003-09-29 16:16:34) (笑:2票) |
《改行表示》249.《ネタバレ》 名作との呼び声高い1作目。期待はずれの2作目。そして今作。あまり高い評価は受けていないようですが、個人的にはかなり好き。 まずプロットが好きです。オープニング。まだ曲が流れている最中なのに突然起る大爆発。最高のつかみ。核心からスタートするようなスピーディーな展開に惚れ惚れ。犯人の手がかりをつかもうと、警察署内はパニック状態。そんな中、おちょくるようにかかってくる犯人からの電話。冒頭10分足らずでこの映画は最高だと確信。 マクレーンとのゲームを要求。警察とFBIをふりまわし、頭のイカれた復讐犯を演じるテロリスト。真の目的は1400億ドル相当の金塊。真の目的が明らかになったとき、サイモングループにしびれましたね。このテロリストグループがまた一癖も二癖もあるのが良い。ラストでは仲間まで欺き、金塊をマクレーンもろとも海に沈める偽装工作。この徹底振りが最高。悪の華満開。だからこそ、マクレーンがサイモンの策略を全部見抜いちゃってサイモンを追い詰めていくのが痛快。 細かい伏線から大事な伏線まで練りこみ具合がいい塩梅。お気に入りはダンプ14台の盗難。それに、『警察なんか一人もいないじゃん。盗み放題だぜ』って、めっちゃわかりやすく教えてくれる万引き少年。このときのマクレーンの表情と音楽が超ベタで大好き。 とにかくストーリーの面白さで魅せてくれます。その一方でビル爆破、地下鉄爆発、地下の洪水など、ビジュアル面でも大迫力。 忘れてならないのが相棒ゼウス。演じるはサミュエル・L・ジャクソン。マクレーンの個性を奪わない正にベストバランスのキャスティング。バディものが大好きな私にとっては、二人の掛け合いは最高に楽しいひととき。電話ボックスの『爆発するぞー。逃げろー。』で、ゼウスがお金をめぐんでもらうシーンが笑い転げます。 サイモンと女テロリストの最期が盛り上がりませんでしたが、娯楽性の高いアクションムービーとして、私は完全にアリです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-05-07 10:05:23) (良:1票) |
《改行表示》248.《ネタバレ》 NYの刑事と言いつつ、初めてNYを舞台に活躍するマクレーン刑事。優秀ではあっても、方法論や協調性に難ありという性格が初めて日常の仕事環境で確認できて笑ってしまいます。常識のある人や上司からは疎まれるタイプです。 「1」ほどではないけど、「2」よりは良く出来ていると思いました。監督が「1」のジョン・マクティアナンに戻り、マクレーンの設定が元に戻った気がします。これ、微妙な差ですが、このシリーズの肝だと思います。巻き込まれた事件に対して「個性的」という以外は刑事の範疇に留めながら、彼しか対応する人がいなかったことで追いこんで行く脚本。「2」が単なるスーパーマンに見えた私には、面白さが戻った印象でした。でも、他の方のレビューを読んでいると、感じ方はそれぞれのようです。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2013-02-21 14:31:25) (良:1票) |
247.シリーズの約束事のうち、舞台を一つに絞るってのは守られなかったが、一日の出来事は守られる。それと、非番で二日酔いでシャツ一枚。このシリーズらしさが一番生きているのは、悪漢の質の高さ、というか計画性。最初はただのサイコ野郎と思わせておいて、しだいに「そうじゃない」を見せていく。悪漢の女が円月刀みたいので舞うように首をさく、という美意識もある。大義名分と泥棒との落差、っていうのは一作目にもあった、つまるところテロリストじゃなくただの泥棒って。そういうシリーズの遺産を大切にしており、水準以上のアクション映画の質は保った。だからカーチェイスはやってもらいたくなかった、作品を「ありきたり」に傾けてしまった、相棒を使ったことも。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-07 11:55:04) (良:1票) |
246.《ネタバレ》 実はシリーズの中で一番好きだったりするこの作品。色々と詰め込みすぎな感もありますが、純粋に面白かったです。現実には有り得ないほどのマクレーンの強運(悪運?)が魅力。 【カロ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-31 17:43:25) (良:1票) |
245.(『ダイハード3』『ダイハード4.0』を続けてDVD鑑賞。その感想です。)正統派の続編であった前作と比べると、本作はシリーズ作品という感じはしません。お馴染みのサブキャラは誰も出てこないし、お約束のアイテムや展開もまるでない。『男はつらいよ』シリーズでも観るような気持ちで本作に望むと、ガッカリする可能性は高いと思いました。ただ、ジョン・マクレーンはジョン・マクレーンだったと思います。随所で見せる特有の困った顔、苦難の中でもユーモアを忘れない姿は自分の心に在るマクレーン刑事でした。それに髪の毛があったのが嬉しい!(←この辺の想いは『ダイハード4.0』で詳しく)ストーリーの山場がラスト前に来ているので、クライマックスの盛り上がりがイマイチなのは残念ですが、“シリーズ作品として”というよりも、本作単独のアクション映画としてまずまずの出来だと思います。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-01 20:02:29) (良:1票) |
《改行表示》244.《ネタバレ》 『ダイ・ハード5』を観てしまった今となっては、本作も決して悪い出来ではないように思える。あえてシリーズのお約束を破ることで、新しい作品を作ろうという意欲を感じる。実際のところ、監督は第1作のジョン・マクティアナンだし、悪役の設定も1作目とリンクしているので、全くシリーズの枠から外れた作品とも言えない。サミュエルとの掛け合いは爆笑もの。マクレーン以外の警官たちが頑張っているのも良かった(前作・前々作では、マクレーン以外の警官やFBIなどはほとんどボンクラ扱いだった)。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2007-10-25 09:58:37) (良:1票) |
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243.なーーんでクリスマスじゃないんだよ!!!!!!!!ダイハードといえばクリスマスの代名詞だろ!!! 【STEVE-O】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-04-17 09:11:13) (笑:1票) |
242.映画界に金字塔を打ち立てたⅠと比較すると、Ⅲは過去に幾らでもあった普通のアクション映画なんだが、Ⅰとの関連性を持たせた話の広がり方が気持ち良く、サミュエル・L・ジャクソンの隠し味が効いてか、Ⅰと同じか、Ⅰより微妙にⅢの方が自分は面白かった。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-01 21:50:07) (良:1票) |
《改行表示》241.《ネタバレ》 再びマクティアナン監督に戻っての作品だが、前までのイメージを打破すべきと、ホリー、パウエルのキャラクターの封印、それとお決まりであったクリスマス、夜といった舞台、更には、マクレーンの行動理由=人々(妻ホリー)を救う為…といった構図が無くなった。ある意味、フルモデルチェンジと呼べる。 1回目は映画館に足を運んだのだが、正直言って「え?え?」と「?」が頭の中で連発していたのだが、レンタルされるようになってから借りてじっくり何回か見ているとナゾナゾの部分も含めてけっこう楽しめるようになっている。1回目より、2回目3回目の方が面白く感じるある種変わったアクション映画。1回目の鑑賞時点では4点ぐらいだったかも。現時点では意外と高得点を献上したい。 【湘爆特攻隊長】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-29 11:22:36) (良:1票) |
《改行表示》240.意外にダイハードシリーズではこの作品が一番好きかもしれないです。 いつもとは違って空間が広いですしね。 ちょっとTWENTY-FOURみたいですよね(笑) 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-04 05:33:46) (良:1票) |
239.アクションシーンが多くなっていたり、行動範囲が広くなっていたり、「1、2を超えよう」という思いはとても伝わってきた。でもやっぱり初期が一番おもしろい。この違いが何なのか具体的に説明はできないけど。サミュエル・L・ジャクソンが登場したことで最後まで退屈しなかったけど、3はもう普通のアクション映画になってしまっていてテレビでやっていて観れば充分。ジョン刑事とゼウスが会話しているところが楽しかった。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-04-18 00:16:56) (良:1票) |
《改行表示》238.《ネタバレ》 サミュエル・L・ジャクソン、ジェレミー・アイアンズそして、ブルース・ウィリス・・・みなさん良い味を出していたと思います。それなりにテンポが良いしアクションも多いので普通に楽しめる。サイモンの女は全然、しゃべらなかったが演技ができない女優なのだろうか。ラストはマクレーンとサイモンで殴り合い対決するのかと思っていたら弾丸2発でヘリ落として終わりだったので残念でした。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-03-18 03:05:22) (良:1票) |
237.そんなに悪くないと思うのですが・・・一転、二転するトリックを操って周りを翻弄する知略的な犯人て好きなんだけどなぁ~。サイモン、かっこいいのに。サミュエル・L・ジャクソンかっこいいわvそりゃぁ、結果はわかりきってますけど、そこに至るまでのプロセスが飽きないし見終わったあともすっきりと後味悪くないし、素直に、あ~おもしろかったぁって伸びができますよ。 【椎花希優】さん 8点(2004-10-20 15:30:19) (良:1票) |
236.《ネタバレ》 これは、好きなんですよねぇ(笑)2は、苦手だったんですけどこれは良いと思います。最初の方の警察署の忙しさなんてかなり雰囲気が出てます。地下鉄大爆発、大洪水?、カーチェイスと以外と見れます。 【一番星☆桃太郎】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2004-06-09 01:21:13) (良:1票) |
《改行表示》235.《ネタバレ》 ビル、空港、そして次は街ですか。段々と空間のスケールアップはするものの、爆発シーンのボリューム満点のみで、お話はニの次みたい。街の距離感が掴めず、セントラルパークを走るシーンも、実際にはどれくらいかかるのか、時間経過の興奮にはなり切れていないように感じます。それでも、黒人との2人組という図式は、アメリカ一連のバディムービーの形をとり、シリーズにあった部分をうまく継承しています。あと、悪役にあまり魅力が感じられないのも弱いです。女の殺し屋も、見せ掛けだけのような。 ただのコソドロだったというのも、前々作の焼き直しみたいで、好きになれない展開です。迫力は申し分なくあります。地下鉄のシーンなどはよく出来ています。トンネルのシーンも。でも、このシリーズに望んでいるのは、1対何十人かの頭脳戦と体力戦。最も好きなシーンが、誰もいなくなったウォール街の銀行へ、マクレーンが1人乗り込むところ。身分をかくした殺し屋達と同じエレベーターに乗り、降りていくところは緊張感もあり、どの小道具で偽者と分るのか(そんな伏線もはってあり)を、観ている者にも充分伝えきっている所。こんな、シーンの連続がこのシリーズの真骨頂だと思うのですが。 【映画小僧】さん 6点(2004-03-08 15:11:42) (良:1票) |
234.《ネタバレ》 マクレーン刑事とゼウス氏との掛け合いが最高だった。いや、素晴らしいよ、サミュエル。何気にカメレオンな俳優。毎回マクレーンの受難が楽しい物語だけれど、今回はむしろ、「ゼウス氏の受難物語」。そのコミカルさにいちいち笑ってしまいました。マクレーン刑事、前作で爆発する飛行機から脱出ポットで上空に飛び出したのには笑ったけれど、今回は地下から吹き出す水で空を飛んでくれた。そこにまた、テンション低めにゼウス登場。素晴らしい。シリーズ史上最高のナイスコンビです。実のところこのシリーズ、私的には3が1番好みだったりする。点を考えるのがこれまた難しく悩むので、このシリーズもシンプルに一律評価。8点。 【ひのと】さん 8点(2004-02-21 13:41:05) (良:1票) |