249.《ネタバレ》 近未来が舞台の映画なので荒唐無稽なのかなと思っていたら、案外そうではなく現実の世界でも起こりうるようなストーリーだったのでけっこう面白く見られた。でも最後のほうで普通のアクション映画になってしまったのがちょっと残念。これは余談だが、ジェームズ・クロムウェル演じる博士の声を日本語版で演じているのは大木民夫。だから彼の「コンピューターの中にゴーストがいる。」云々のセリフが「攻殻機動隊」の荒巻が言っているようにしか聞こえなかった。 【イニシャルK】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2023-12-04 17:45:32) (良:1票) |
《改行表示》248.《ネタバレ》 “I, Robot”『私、ロボット』。アシモフ博士の同名の短編『われはロボット』の原題まま。SF好きならちょくちょく耳にする『ロボット三原則』もこの作品から産まれた模様。原作はロボットに関するスーザン・カルヴィン博士の回顧録なんだって。面白そう。 ウィル・スミスのSFモノにしては結構シリアス路線。事故で女の子でなくスプーナーを救ったNS-4。あぁ、感情のないロボット君は現実的にそっちを選んでしまうのか。三原則ネタの一つとして、なるほど!って思えた。 NS-4は昔ながらの人間の役に立つロボットって感じで、無表情なのに温かみが感じられる。廃棄されて倉庫でじっとしてるNS-4の哀愁。襲われるスプーナーを助けようと新型に飛びかかる様子型がとっても健気。 でもNS-5は不気味だなぁ。どう考えても日本で売れるデザインじゃないなぁ。でもそんなデザインも、当時、新時代感を出すための工夫だったんだろう。 ストーリーはシンプルで、登場人物も少なくまとめられている。ロボット嫌いなスプーナーの奥の手、片腕サイボーグの出し方も上手い。何よりカメラワークもグルングルン動いたりする割に観やすい。余計な情報を入れすぎない作りに好感。 ヴィキのような中枢コンピュータって、大抵のSF映画で悪者になる。この大モトを倒さなきゃいけないんだけど、映画後半の人間 VS NS-5みたく、末端機械を相手に原始的に力で戦うんだよね。 この映画から19年。便利なロボットが街を歩く未来にはなってないけど、1人1台スマホを持って、そこから得られる検索結果やニュースを事実として信じる時代。なんか気が付かないうちにアッサリ支配されてそう。怖い怖い。 【K&K】さん [地上波(邦画)] 7点(2023-08-27 17:22:31) |
《改行表示》247.《ネタバレ》 お掃除ロボット、自動運転や、声に反応するスピーカー等、この映画のようなロボットが実現する日も近いのかも、とふと思った。 戦場では、リモコンながら無人の殺戮マシーンが活躍している。これらが意志をもったら本当に怖い・・・ ストーリーは、ちょっとひねりが足りない気がした。腕だけでなくウィル・スミス全体がロボットだった、とか、博士の死体がニセモノだった、とか、もう少し意外性がほしかった。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 4点(2018-04-22 14:15:51) |
《改行表示》246.アウディの自動運転車とか、JVCの音楽プレーヤーとか、これらの企業が近未来まで存続しているという設定に安堵感。別に関係者ではありませんが。 これ、主要登場人物はせいぜい5人くらいでしょうか。けっこう壮大なスケールで描いていましたが、時間も画面も半分程度は大量のロボットで占められていた印象です。いかにもCGな感じでしたが、慣れてしまえば気になりません。そのうち、人間の出演者がゼロの実写映画も登場するんじゃないでしょうか。当たるかどうかはともかく、有名な役者に高額なギャラを支払わなくて済む分、制作費は大幅に抑えられるはずです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-21 18:10:11) |
《改行表示》245.《ネタバレ》 よきできたSF映画です。異常に滑らかなロボットの動きがリアルでど迫力でありながら違和感がなく、ストーリーも練られています。 まぁこの手の映画ではありがちな、ラストに向けてパニックに陥るのですが、うまくまとめ上げているなという印象です。 たまにはこんなサスペンス映画も気分転換にいいかもしれない。ムキムキのウィルスミスが本当に良い味を出しています。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-31 21:01:46) |
《改行表示》244.《ネタバレ》 終盤のパニック、こーゆーのが大好きなんで、もっと見ていたかったです。『警察VSロボット』『市民VSロボット』。でもここからクライマックスまでは、わりとあっとゆー間。もっと見たい・・・!という個人的ニーズはさておき、テンポとスピード感に秀でている作品だからこれくらいがちょうど良いのかもしれませんね。私のような人間は、これより長いと『冗長』とか言い出しかねませんから。 SF映画の傑作と言っていいのではないでしょうか。よくある『ロボットの反乱』を描いているものですが、ハイクオリティなCGと映像、無駄の無い流れるようなストーリーで、『ありきたり』を『一級品』に仕上げています。 ロバートソンという黒幕的人物を配置したのも面白い。たいしたミステリーではありませんが、カフェラテ飲みながらお手軽にミステリー要素を楽しむことができます。 また、この作品における近未来構想はかなり絶妙。アナログ(バイク、DVD、ウィルスミス)と最新のロボット世界との対比が面白い。それにロボットのアニメーションが大変なめらかで、違和感を全く感じないのがすごい。CGもここまでくると、その恩恵に感謝したくなります。 スプーナー刑事がNS-5の大群に襲撃されるシーンが2回あります。車での移動のときと、クライマックス。どちらも見応えのあるアクションシーン。ラニング博士の自宅を捜査しているときの、工事用マシンの襲撃も大迫力。過去の記憶を断片的に見せる夢のシーンは、ストーリーに深みとミステリアスな雰囲気を持たせてくれる。近未来のアイデアでは夢を見させてくれる。この映画には、楽しめる要素がふんだんに盛り込まれています。これぞエンターテイメント、これぞ映画です。 職場でルンバをかけながら仕事をしていると、最近やたらとルンバが私に突撃してくる。何回も。もしルンバがあのエリア内で、最大のゴミを私だと認識しているのなら、もうロボットの反乱は始まっているのかもしれないな。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2017-12-05 11:46:40) (笑:1票) |
《改行表示》243.考えてみればありがちがストーリーだが、結構引きつけられる。闘いのシーンもアリそうで、それでも斬新な感じがする。 大作という感じはしないけど、まあいいと思う。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-12-02 12:29:42) |
《改行表示》242.当時ウィルスミスという俳優が苦手なので映画館で見なかった事を後悔した良作。 人工知能が自我に目覚めて・・のお話は星の数程ありますが、なかなか良いです。 主役がロボットに不信感の下りが、少々違和感ありますが大目にみましょう。 結果として、主役よりも、人間味豊かな1台のロボットの方に親しみがあって ウィルスミスが食われてしまっています。それはそれで良いと思いました。 この題材の映画は、AIとかアンドリューとか、アニメのアトムなど、好きな作品が 多いのですが、人間ドラマより引き込まれるのは、自分の人間性が問題なのだろうか? それにしてもこのタイトル「アイ、ロボット」句読点の存在忘れて検索すると出ません。 シネマレビューの検索機能、シビア過ぎます。一文字違っても候補としてヒットするよう グレードアップお願いしたい。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-02-19 18:03:10) |
《改行表示》241.ロボット版ファンタジー。特筆、面白いとは感じることができず普通。 マザーコンピュータの論理はどこかで聞いたことがある設定だし、意外性も無くロボットのデザインも普通(むしろ不自然か?)。 唯一ウィルスミスはこの映画に合っている俳優かなと。 |
240.人間中心主義のロボット工学3原則だったけど中味はなかなか面白い。脳内ニューロンの電気化学的反応だけで意識を説明できれば、心を持つロボットも現実味を帯びてくるけど、実際はどうなんだろ? 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-09-12 22:11:58) |
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《改行表示》239.《ネタバレ》 ロボット三原則を生み出した事であまりにも有名なアイザックアシモフ(正しい発音だとアジモフ)の小説「アイロボット」を元に映画化したのかと思いきや、なんと「ロボット三原則」というキーワードだけ使った完全オリジナル映画。 実際、映画を観てるとアシモフ先生だったらこんな話は絶対書かねーwという、この手のSF映画で超ありふれた「賢すぎる人工頭脳反乱もの」。 (アシモフ先生はミステリ作家でもあったのでこういう謎の殺人事件は「裸の太陽」のようなミステリに仕上げちゃいますから) まぁ映画の場合は地味な推理をやられてもなかなか観客は飽きるわけで、派手なアクションと展開、そしてわかりやすいラスボスという意味で、この「高度な人工頭脳反乱」物が後を絶たないんだと思うわけですが、しかしさすがにこのネタの映画はあまりに大量に作られている昨今、さすがに観客が食傷気味になってしまうのは、観客側のせいだとは言えないでしょう。 と、後半の展開にはわりとがっかりした本映画ですが、観る前の(個人的な)予想と違って映画の中盤まではかなり真剣につくられたしっかりした映画で、「あれ、これ結構おもしろいじゃん」と思ってたのは事実。 謎解きが進むほどにがっかりする展開とありがちラスボスでマイナス1点は避けられませんが、しかし予想よりずっと面白い映画だった事は確かです。 いい意味で裏切られました。 残念なのは警察の上司とかをもっと生かせなかったかな?ってとことかでしょうか。あのキャラただの無駄になってますよね。 ヒロインのブリジッドモイナハン、外見的にも、博士という役どころからも映画を観てるときはアラフォーかと思ったんですが、この映画の撮影時点でまだ32歳。 飲み会あたりで「私の歳あててみて!」と言われたら、「たぶん40近いと思うんだけど、安全考慮でここは思い切り下にふって32歳くらいで答えとくか?」と考えるくらいの雰囲気なのに、それでほんとに32歳と言われると「え、老けてね?」と思ってしまうのは避けられないところ。 日本人以外の年齢ってほんとわかんないなぁ、と思う今日この頃です。 ちなみに、女性に年齢を聞かれたときはあまりわざとらしい下の年齢を答えてもしらけるので「ギリギリありそうな範囲の下限」を答えるのがミソです。これ豆知識な。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-25 09:16:59) |
238.《ネタバレ》 こいつはロボットなのか人間なのか。という疑問を抱きつつを2015年の今に見直すととても面白かった。今の人間の方が人と目をみて話さない。それでも人間らしいことをできるだろうか。本当に人間を救いたいときに、人間を救うだろうか。最後にサニーと握手を交わしたときに、むしろ自然を感じた今日この頃。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-11-01 00:51:25) |
【Memento】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-02 11:51:15) |
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235.《ネタバレ》 マザーコンピューターの暴走話はもうごまんとあるし、ストーリー自体には新鮮味はないけれど、結構面白く観られた。ベタと言われて開き直ってか、余計な枝葉をつけずにシンプルにロボットvs人間の構図に集中した潔さが吉と出た。人間側にはアナログにこだわるW・スミスというキャスティングも正解で、この人は仕草や表情が多彩で魅力的。人を惹きつける生まれ持った特性というのはロボットには決して持ち得ないもので、対機械の相手として実に適役。一面ロボロボロボのCGには圧倒された。きっともっと外観も人間そっくりに進化して、無機質な気色悪さも払拭されてゆくんだろうな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-30 00:57:28) (良:2票) |
234.意表を疲れたところはありましたが、もう少し展開を楽しみたかった。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-26 11:49:41) |
《改行表示》233.《ネタバレ》 ロボット映画の定番ですかね。 近未来、ロボット社会、人工知能の暴走、反乱、鎮圧、エピローグ。。。 曰く付きの主人公、感情を持ったロボットの葛藤、反乱シーンのアクション、どれもこれもこれまでのロボット作品の域をでません。 CG技術は流石のものですが、なんだかなぁって感じ。 これぐらい一辺倒なロボット社会しか想像できないようじゃ、実際そんな時代が訪れた時にやっていけるのかいささか疑問が残りましたね。 健気なロボットたちには愛着を持てましたが、その分、人間が傲慢になりそうで怖いなぁとも思いました。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-08-21 17:52:06) |
232.わりと面白かった。ウィル・スミスはあんまり好きじゃないのだがこの映画に関しては好感がもてる。ロボットもCGなんだろうけどいい演技をしていた。日本の何を演らせても同じの俳優よりもマシな気がする。最近のロボットの進化は目を見張るものがあるがいつかこんな未来が来るのだろうか。旧型のロボットがちょっとかわいそうだった。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 8点(2013-07-13 23:29:37) |
《改行表示》231.《ネタバレ》 いくらなんでも、ありきたりすぎると言いますか。 あんなにCGを駆使して、ストーリー展開も大ヒット作の必勝パターンをなぞらえておきながら、 ターミネーターに、まったくかないもしない作品に仕上っているのに、妙な哀愁を感じる。 ここまでワンパターンだと客を舐めてるとしか思えないぞ。最近のハリウッドは。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 3点(2013-07-05 22:59:40) |
《改行表示》230.ロボットが反乱を起こすという話はよくあるパターンでまったく斬新さは感じなかったので、映画に対する評価としては可もなく不可もなく平凡な作品としか言い様がない。 それでも、登場するロボットに対する感情に関しては少し面白い感覚を得た。 まず特別な存在であるサニーは確かに他のNS-5とは一線を画して好感度が高かった。 見た目は同じだけど、やっぱりサニーにだけは好感を覚える。 それはサニーの話し振りや表情、行動から齎される感情なんだろうけど、皮肉にもそれを上回る親近感をNS-4の方に感じてしまった。 ご主人様の為に一生懸命に走って吸入器を届ける健気な姿。 泥棒と間違われて押し倒されても文句一つ言わず逆に謝罪しちゃう謙虚さ。 僕からしたらNS-4の方がよっぽど特別な存在に感じられましたよ。 NS-4萌えと言っても過言ではないくらいに愛らしい。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-06-29 11:43:28) (良:1票) |