23.《ネタバレ》 シリーズの中では、ストーリーもシンプル綺麗に纏まっていて見やすかったですね。犬のトラのくだりは、私もついつい笑ってしまいました。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-04-14 14:30:58) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 シリーズ19作目。しかし思い切ったタイトルだ。『寅次郎とお殿様』『殿様と寅次郎』『寅次郎と殿様』さぁどれが一番座りが良い? 冒頭の鞍馬天狗。殿様がかつての鞍馬天狗の名俳優。というのは観終わってから知ったこと。山田監督の映画愛ですねぇ。モモヒキの下りがちょっとツボ。 ピアノ事件を彷彿とさせる鯉のぼり騒動。急いで鯉のぼりをしまう博の勢いと、怒らずに踏みとどまる寅にホッとしたところ、犬のトラ騒動で追い打ち。博が引き金弾いてしまうのが面白い。けど、この犬のトラ、もう出てこないのね?次作からならともかく、本作前半しか出てこないとか、一発屋にしても短命な… 後半のフルーツ盛り合わせも、いつ寅が気が付いて怒り出すかハラハラものだが、爆発させない不発演出。ある意味意外性狙い? 殿様だから、もっともっと漫画チックな展開(殿様コスプレとか)かと思ったけど、そこは踏みとどまったかな。冒頭の夢がこの映画の遊び部分だから、本編はあまり脱線してほしくないって気持ちがある。吉田を斬ろうとする場面。寅が押さえつけても刀を引っ込めない(当たると危ない)ところから、あれ竹光なんだろうな。殿が怒って吉田が逃げる。そんな遊びを2人でしょっちゅうやってるんだろうね。「宮仕えは辛いねぇ」 「鮎の塩焼き600円?美味くも何ともないしあんなの」名物なのにそこまで言う。時代だなぁ。 本作はマドンナとの旅先での絡みが旅館の挨拶だけと薄い。その為か寅との恋愛模様も薄い。どちらかと言えば鞠子は殿様にとってのマドンナだ。 さほど付き合いのない同士の寅と鞠子をくっつけようなんて、殿様の世界観の狭さが見て取れる。それは寅が東京から来たというだけで「鞠子という女を知らんかね?」なんていうくらい。さくらの電話に、ただ「はい!はい!」と答えるのが精一杯の殿様がどこか悲しい。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-09-29 22:29:40) |
21.《ネタバレ》 真野響子さんは歴代のマドンナの中でも3本の指に入るくらい好きな女優さんで、しかし、このシリーズの世界とは合わない気がしてたし、このタイトルだったらほとんど主役はアラカンだろうと予想していたのです。ところが、真野さんの持ち味を実に巧く引き出しているのに驚きました。何より、「夫が早世してそれに対する思慕の念を抱きつつ、新しい人生も朧気に考えているヒロイン」に、真野さんは実に的確にフィットしているのです。だから、「その後再婚した場合」を語る寅の「アリア」にも味わいが出ています。フラれるシーンは久々にすかっとした感じの(?)王道描写(このときのぎりぎりのところでその場を収めるさくらは、まさに神)。●考えてみると、この作品では寅さんはそれほどマドンナにのめり込んでいません。が、殿様からの例の手紙で、「あれ、俺って結婚できちゃう?しかもこんな美人と?しかも殿様のお墨付きありで?」と舞い上がってしまうわけです。ここでドキドキ感炸裂です(それにしてもこの手紙が読まれた後、なぜか一斉にどんより落ち込むとらやのメンバーのリアクションは、最高に笑える。いや喜べよ)。しかしその後で分かるのは、むしろ本当にフラれるのは殿様だったということです。そこが切なさと奥の深さを増幅しています。●というわけで、真野さんがヒロインである映画は貴重なので、点数もオマケ。あと、谷よしのさんが台詞多めなのも、ちょっと嬉しい。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-03-01 01:29:34) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 いつもの寅さんといった感じ。 殿様が浮世離れし過ぎてて違和感。 付き合いで観てるけど全然面白いと思わない。 それでも需要があるんだから名作として名を残してたんだな。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-06 11:02:35) |
19.《ネタバレ》 寅さんが満男の為に買ってきた鯉登を巡る攻防の面白さや犬のトラに関する笑いや嵐寛寿郎登場の後の面白さに加えてまるで幇間もちのような三木のり平の面白さもあって笑える作品になっている。相変わらず、魔の悪い時に来ては、魔の悪い事しか言わないタコ社長、満男の鯛焼き〜には笑わせていただきました。それゃあ、寅さんも怒るよ。喧嘩のシーンの面白さ、見る度にこの作品好きになる。嵐かん、三木のり平、特に三木のり平はやっぱり面白い。それだけでは無い良いシーンが満載です。マドンナの真野響子と歩く嵐かんの背中、二人が歩く後ろ姿が素晴らしい。 【青観】さん [映画館(邦画)] 9点(2021-01-19 23:03:20) |
18.《ネタバレ》 このシリーズも19作目になり、定番の展開の中にも新しい部分を作るか監督やスタッフのみなさんの努力が感じられます。殿様が、さくらからの返事に「はい」しか答えられなかったシーンは、彼の孤独や後悔が感じられてちょっとしんみりしました。シリーズの安定した面白さは本作も健在ですが、私としてはもうちょっとマドンナの真野響子にスポットが当たって欲しかった気もします。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-02 16:42:40) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 ラストの寅さんとさくらの別れのシーンが、別れのシーンの映像ではなく、さくらの語りの形式で締めくくっているのが印象的。寅さんにしては珍しく未練がましいセリフなので、さくらに語らせる形式て嫌味をなくしたのだろうか? <追記>15年ぶりに再見。人間が死ぬ間際に最も後悔するのは、諍いのあった親族と和解できずに死ぬ事らしい。という意味においては人生の重要問題がテーマとなっており、見方によっては中々重い作品でもある。他方、殿様を揶揄する事により封建主義と民主主義をコント的に対比する上手さも感じられる。難点はアラカンに存在感がありすぎて、マドンナの存在感がやや薄く恋愛要素が少なくなってしまった事か。 |
《改行表示》16.寅さんシリーズを久々に見たけど、やっぱり面白い。殿様や執事のような家来がいいアクセントになっていた。寅次郎、頑張れ! (2020年1月点数変更。6点→7点。殿様登場で全体的に喜劇になっていて、コメディーとしてこれは面白い。迷子犬トラとか、さまざまな小さなエピソードも愛おしく、真野響子さんのマドンナが美しく、魅力的。なんだが、結局フラれてしまう寅さんがかわいそう。) 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-01-27 20:06:50) |
15.ゲストはアラカンこと嵐寛寿郎。それを意識したような冒頭の夢シーンが笑える。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-09-06 17:45:08) |
14.私は嵐寛寿郎という役者を知らない。だからこの人がどれだけ凄い人かなんて判断はできない。正直ダイコン演技にしか見えないし、これっぽっちも笑えなかった。今までの作品のネタの焼き直しが多く、マドンナと寅さんの関係も最初から最後まで不完全燃焼。そろそろ寅さんも恋愛するには無理な年齢に来たようだ。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-31 22:27:28) |
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《改行表示》13.個人的には、ここまでの寅さんシリーズの中でも印象が薄い作品だった。 殿様が出てくるというのは面白いけど、それのみが今回の見どころかもしれない。逆に言えば、不思議と安心して観られるものとなっている。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-23 23:55:47) |
12.《ネタバレ》 ○このシリーズにちょくちょくある変な爺さんの相手をするパターン。どうもマドンナとのロマンスが薄味すぎていまいち。○分かってはいたが、偶然まりこが見つかるところはご愛嬌。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:26:13) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 嵐寛寿郎の貫禄は素晴らしいし、三木のり平のコメディっぷりも楽しい。その分、マドンナ関係の話が、簡単に済まされている感がある。何故かはわからないが、今回はマドンナ周りの話に物足りなさが残るのだ。それだけアラカンのインパクトが強いのかもしれないが。 義理の父の殿様に、あんな手紙を貰っちゃって、寅がどんだけ舞い上がり、勘違いに彼女に接し、フラレるのかってワクワクしていた。だが、夕食のお誘いはさくらに任せきりだし、寅のノリもあっさりしていて肩すかしな感がある。 それにしても、あの顛末の後でまた大洲に行くというのは、ちょっと寅さんタカリとまでは言わないが、カッコよくないなあ。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-10 20:39:21) |
10.《ネタバレ》 寅さん~そんな「名前」だけで人を探せるわけないじゃん~~それも広ーーーーい東京で。もうちょっと具体的に聞かなきゃ無理だって(苦笑)。が、しかーし!寅さんには関係ない!! 奇跡を起こす男!!! そんな絶対不可能なことを成し遂げてしまう寅さんに感動致しました。まぁ普通に考えたらあり得ないんだけども(苦笑)たまにはこういう事もいいものでゴザイマス 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-08 07:38:16) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 【満男め、ジャイアンツ帽なんて被るようになったか 今日からお主は敵だ 巨倒篇。今回のマドンナ:真野響子さん。】 トラが自然と消えた これはショック。 結果、とらやで寅がトラに触れる事が一度もなかった そして自然と消されてしまった あれでお犬様の出番ってもう終わり? でも考えてみると、そういえば今まで、寅が旅先で犬と戯れるなんてこと一度もなかったですね どうやら寅はお犬様があまりお好きではないみたい? ところで今回、向かいの江戸家のおばさん、どさくさに紛れてかなり映り込んでいらっしゃいます。 今思うと、とらや劇場見るのにあそこ最高の特等席となってますよね うん、あのおばさん、なんか、いつもずるいスね 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-02-23 23:12:39) |
8.そうか、あのオープニングの黒頭巾は鞍馬天狗だったのかと嵐寛寿郎が登場して気づく。寅さんの鞍馬天狗は、子どもの頃見た鞍馬天狗とは似てもにつかないがご愛敬。さて映画の方は真野さんがマドンナ、殿様の手紙がなければロマンスだったのかと気づかないほど今回は淡泊。それはそれで良しとしよう。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-02 06:13:50) |
7.鯉のぼりとかパパイヤとか、下手に隠すから後でバレて余計に面倒臭くなるのに(笑)面白いなぁ。でも今回はアラカンさんがビッグゲスト扱い過ぎて、マドンナへの恋もあっさりしてて映画自体は流して観てしまった。ご世代の人には見応えもあったでしょう。真野さん、お綺麗だわぁ。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-08-19 00:52:37) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 マドンナは真野響子。 冒頭のこいのぼり騒動は、これまでのメロンやピアノと同じだが、ここを堪える寅さんには成長の跡が。。。しかし、犬の名前騒動が併発して、いつものパターンに。 殿様役の嵐寛壽郎とのやりとり、三木のり平とのからみは最高に面白かった。真野響子はとても綺麗でよかったけど、寅さんとアラカンが二人ともあっさりフラれてしまうのは少しタンパクな感じだったかなぁ。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-28 23:31:37) |
5.シリーズ全作の中で寅さんの恋が印象に残らない作品が何作かありますが、本作もその内の一本です。しかしその代わりと言っては何ですが男優陣が実に魅力的な顔ぶれが揃った作品です。まず、アラカンこと嵐寛寿郎演じる伊予の大洲のお殿様。時代錯誤も甚だしいこのキャラクターがほのぼのとしていて、特に寅さんと出会って、寅さんからラムネとアンパンを奢ってもらうシーンが実にいい。更にその藤堂家の執事の吉田という男を演じる三木のり平も見事な存在感。寅さん、藤堂のお殿様、吉田の3人の魅力が生み出す可笑しさ、そのシーンの楽しさが印象に残る一本。しかし、やっぱり寅さんシリーズは寅さんとマドンナの恋の行方が最大の見所の一つな訳でして、寅さんには相当高い平均点を付けている私ですが、本作は6点ということでお許しいただきたい作品です。 【とらや】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-12-18 23:55:35) |
【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-04 23:17:38) |