《改行表示》11.《ネタバレ》 足抜けしようとした殺し屋が、組織から狙われて間違って妻子を殺されたことへの復讐劇。 組織と戦うアラン・ドロンはさすがにオーラがあって絵になるし、滅びの美学がよく似合う。 ただ、ストーリーがありふれていて、序盤でもうあらましが見えてしまって、結局どこにも意外性がない。 それにこういう殺し屋役は、どちらかというと冷たく暗い感じのするアラン・ドロンより、優しさと熱さが滲み出るブロンソンのほうが味があっていい。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 4点(2015-03-19 23:46:32) |
《改行表示》10.マカロニ風ストーリーと時代を感じさせる音楽の殺し屋が主人公の映画です。抜けようとする組織があまりにも弱いのと先が読めてしまう展開に物足りなさを感じます。アラン・ドロンのクールさが作り物っぽく伝わってくるのが残念でした。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 5点(2015-03-19 23:14:23) |
9.《ネタバレ》 妻子を殺された殺し屋の復讐劇。ラストに納得はしませんが、落とし所としては、これしかないかなと。でもやっぱり残念、無念。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-05-03 14:31:11) |
《改行表示》8.マフィアなど悪の組織から足を洗おうとするが上手くいかず・・・という男のドラマは映画としてはかなりよく見られる話であり、アラン・ドロン自身も「暗黒街のふたり」でも犯罪組織から足を洗おうともがき苦しむ男を演じています。本作は組織から足を洗おうとした結果妻子を失い、アラン・ドロンが復讐に燃える男を演じるという作品ですが、アラン・ドロンはやはり何かから追われる男の役が本当によく似合うし、感情を爆発させず心の内に秘めた何かを感じさせてくれる佇まいがまたいい。この復讐劇の結末、つまりドロン演じる男の運命はこれしかないというところに行き着きますが、基本的に何をやっても絵になる人であり、それは本作のラストもまた然り、なのです。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-04 15:35:54) |
7.《ネタバレ》 仏・伊合作、となってますが、開始早々から雰囲気はイタリア映画そのもの(舞台がイタリアだというだけではなく)。アラン・ドロン演じる主人公のヒットマン、引退を決意したところ組織に命を狙われ、誤って妻子が殺されてしまう。と言う訳で、復讐に立ち上がる男と、彼の命を狙う組織との終わりなき闘争が描かれるのですが、カーチェイスといい、残酷描写といい(リンチの場面や、列車での射殺シーン)、やっぱりイタリア作品っぽいなあ、と。悪役がたくさん出てきて、とりあえず皆いかにも悪そうなのが良い。主人公も、組織との闘いをどこか淡々とこなす。悪役どもがいてこそ、主人公がいる。復讐を果たすこと、いや組織から狙われることそのものが主人公の生きがい、生き様。ラスト、その生きがいが無くなった時こそが、主人公の死ぬべき時。首尾一貫ぶりが素晴らしいと思います、ハイ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-20 08:53:06) |
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6.月並みなストーリーなのですが、アラン・ドロンの面持やカーチェイスが醸し出す張り詰めた緊張感に魅入りました。最期の眼差しに余韻が残ります。 |
5.《ネタバレ》 出る人出る人がみんなその辺のサラリーマンっぽくて、ギャングやマフィアの怖さを感じさせないのが難点。なので、復讐を重ねる場面でも、ラストへ向けての展開も、説得力がありません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-06-17 03:15:31) |
《改行表示》4.2011.6/6鑑賞。殺し屋の話なので非情さが売り物だが女性への暴行はバイオレンスそのもの。アラン・ドロンのクールさ、予想内のラスト・シーン、なにかチグハグな印象。 【ご自由さん】さん [地上波(字幕)] 6点(2011-06-08 23:44:56) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 ただただ復讐に狂った殺し屋で、ドロンであれば、もう少し哀愁・孤独感をにじませても 良かったような感じがしました。「ジタン」あたりの物憂げな感じが欲しかったです。ま あ、それにしても敵役のリチャード・コンテは、マフィアのボス役がぴったりの凄みがあり、思わず 「ゴッド・ファーザーⅠ」のボス・バルツィーニと重なってしまいました。それにしてもお墓や色々 な葬式を観られて、世界の風習には色々なものがあるのだと思いました。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-17 22:14:55) |
2.《ネタバレ》 主人公は殺し屋。家族を殺され組織に復讐を誓う。まさにおきまりのパターン。私がもっとも感情移入して鑑賞できる基本的ストーリーで、観賞後は満足。雨後の筍のようにドロン作品が公開されていた頃の一本。出来としては、平均点レベルか、ちょい落ちる。でも許す。ドロンが美しいから。ハリウッド映画とはひと味違う味わいが魅力。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-10 09:06:23) (良:1票) |
1.腕利きの殺し屋が家族の為に引退をしようとするが...という、ごくごくありふれたストーリーです。カーチェイスでもおきまりのパターンで、花屋に突っ込むシーンがあり、当然ジャンプ台も用意されています。それでもアクセルを踏み込んだときのエンジン音は、ヨーロッパ車独特の乾いた音が鳴り響き、スピード感もあってじゅうぶんに楽しめました。そして、哀しみを背負った殺し屋に、美貌のアラン・ドロンがこれまたよくはまる。シチリア人に見えないところがイタイが、どこか陰のある表情がこの役にピッタリ。演技というより、彼の美しい顔にはそもそも哀愁が漂っているように見えるから、ポーカーフェイスの裏にとてつもない哀しみが備わっているように見えちゃうんです。その陰のある表情から一変、ラストシーンで笑顔で友人の車に近づくドロン。そしてその後のストップモーションとなるなんとも言えない表情...うーん、いいねぇ。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-29 19:15:20) (良:1票) |