《改行表示》22. 日本の命運を決するミッドウェイ海戦を描いた戦争大作。内容は戦況の説明に終始した印象で物足りない。米軍人と日系人との恋を通じて、日系人の強制収容に着眼した点は評価できる。 記録映像や過去の戦争映画から流用したシーンが目立ち、統一感がないのはマイナス要因。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-11-20 16:28:06) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 正直、日本軍の敗戦に終わる映画は観る前から心が痛むし、日本人同士が英語で会話する違和感が無いというと嘘になります。 ただ、日本軍を悪魔や獣、野蛮人ではなくて対等な尊敬すべき戦士として描く姿勢には、ものすごく好感が持てました。(パールハーバーの製作者に爪の垢でも飲ませたい) また、戦闘シーンに入ってからは、K作戦の失敗、重巡利根の偵察機の故障、友永大尉の 二次攻撃要請、魚雷から爆弾、爆弾から魚雷への装備転換、一つ一つのエピソードを、きちんと丁寧に描いてくれたので、自分でも馬鹿だと思うんだけれど、先が分かってるのにドキドキしながら完璧に感情移入して観ることができました。 (特に利根の偵察機は本当に残念ですね、故障といい、最悪のタイミングの報告といい)。 ただ、ドイツ系に比べて日系の扱いが厳しい理由を、真珠湾攻撃のせいとしてたごまかしだけは残念でした。 数年ぶりに見て、史実を忠実に追ってる部分はいいんだけど、おまけの恋愛部分が実に蛇足っていうか、蛇足以下。 日系人なら片っ端から拘束、収容したという事実を歪曲し、架空の団体、架空の新聞を持ち出してまでのスパイ容疑はとても萎える。 さすがに血統はどうあれ、自国民を超法規的に収容したのは、アメリカサイド見てからも黒歴史なんだろうな。 かなりむかついたのでマイナス一点 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-12-21 18:18:23) |
20.良くも悪くも日米を相対的に描いており中立性が感じられるものの、双方共に描き方があっさりしていて物足りなさはある。やはり、日本サイドからガッツリ描いてくれた方が、作品としては面白いんだろうな。 |
《改行表示》19.名優揃えて何でこんなにつまらなく出来るんだって程つまらない。おまけに吹き替えで観ちゃったから、違和感爆上げ。 ↓のレビューで知りましたが、ツギハギ映画なんですね。それじゃチグハグになるのも分かるわ。 【くろゆり】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2021-06-24 16:05:43) |
18.《ネタバレ》 アメリカ合衆国建国200年に合わせて製作された、60~70年代に流行ったオールスター・キャストの戦争映画、そう言えば『遠すぎた橋』を最後にこの手のオールスター戦争映画は過去のものとなってしまいましたね。たしかにアメリカ海軍側はオールスターと呼ぶに相応しい顔ぶれですが、日本側は三船敏郎の他は日系人俳優ばかりでしかもセリフは全部英語。そして驚くべきことはこの“超大作”が撮影期間わずか二ヶ月だったということ。その後編集作業に一年近くかかって完成、つまり観れば判るように膨大な流用フィルムをつなげる方が大変だったというわけです。私が判るだけでも『東京上空三十秒』『トラ・トラ・トラ』『太平洋の嵐』、そしてなんと『空軍大戦略』まで使われています。さすがにこれは機種が確認できないようなロング・ショットの空戦シーンですが、戦中の実写フィルムまで含めてつなぎ方はデタラメ、この映画で新規に撮影した戦闘シークエンスはミッドウエイ島の爆撃だけみたいです。まさに“アメリカ海軍機映像の福袋状態(by上坂すみれ)”でございました。実際、ジャック・スマイトが監督した部分は上映時間の三分の二に満たないぐらいなんですからね。使われた空母も当時は練習空母だったエセックス型のレキシントン、この一隻でアメリカ3空母日本4空母のふりをさせる、それも映すアングルとテロップを替えるだけで済ますという荒業です。これはもうオールスターたちのギャラで予算を使い果たしたのは見え見え、というか製作者側の志しがちょっと低すぎるんじゃない? いちおうチャールストン・ヘストン親子のドラマという要素も盛り込んでますけど、とってつけた感は否めずです。脚本を書いた人はTV畑の人みたいで、本作にはTV放映版も存在しているらしく、たしかにスペシャルTVドラマという感じもしますね。まあ70年代ハリウッドを代表する底抜け超大作であることは確かです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-11-13 19:49:59) (良:1票) |
《改行表示》17.評価の低い本作ですが、前半はいい感じでした。日本人が当たり前のように英語を話していることから明らかなように、ひたすらアメリカ市場向けの作品で、日本人が見ることなどカケラも考えていないようです。だとすれば、日本人の描き方など「バットマン」におけるジョーカーとか、「エクスペンダブルズ」における邪悪な敵方のような感じかと予想していたのですが、さにあらず。意外に公平だし、山本五十六のセリフなどもけっこう時代考証に則っていたように思います。日系アメリカ人に対する差別や隔離政策の問題なども盛り込んでいて、これは後半に興味が持てるぞと。 ところが後半、いざ戦闘が始まると、何がなんだかわからなくなります。実際の映像を挿入したというより、実際の映像から逆算してエピソードを作ったという感じ。当然、散漫で安っぽくなります。で結局、しばしばテロップで思わせぶりに登場した「battleship YAMATO」は、何をしていたんでしょうか。残念ながら低評価も納得です。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-08-26 01:38:56) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 チャールトン・ヘストンに三船敏郎と豪華共演。 映画映えする役者さんたちでしすから見てるだけでも良いのですが、 肝心の戦闘シーンは苦肉の策という感じが出てまして、恐らくは当時のフィルム映像ですね、 明らかに映像悪くなるんで、ああ使ってるなっていうのはよくわかりますし それとセットと、あとは模型ですね、そういうのを組み合わせて作ってます。 まぁ航空シーンが多いのでなかなか難しいのはわかりますが、どうしても見劣りはします。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-18 17:32:47) |
15.オールスターの戦争巨編なのだが、面白くなかった。日米のどちらにも顔を立てようとしていて、ダメだった。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 4点(2018-12-28 21:20:44) |
14.《ネタバレ》 ミッドウェー海戦というのは日米双方にとって重要な転機となった場面であって、まずそこをしっかり押さえてほしいんですけどね。それまでの経緯だとか、双方は何を意図してそこに至ったのかということだとか。しかし前半は、どうでもいいようなのんびりしたやりとりが続いて、緊迫感のかけらもありません。後半はまあ、戦闘の一つ一つのステップを押さえており、まだましでしょうか。ただ私は、日本人が英語でやりとりしていることよりも、これ見よがしに挟まれる(そして結果として映画を邪魔している)実際の記録映像よりも、同じ人のテロップや同じ軍艦のテロップが何回も表示されることの方が気になりました。つまり、制作側自身が、描き分けに自信がなかったってことじゃない? 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-12-25 01:17:23) |
13.昔、○○ロードショーとかで見たような…。懐かしさで鑑賞しましたが、こんなに何もない映画だったとは。史実をただ流しているだけで日本人との恋愛ストーリーもなんかドウでもいい内容だし、せっかくの俳優陣がもったいない、ていうか、仕事選ぼうよ。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-11-04 21:54:19) |
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12.《ネタバレ》 まぁやっぱり日本人同士が英語で話してる時点で「うむむ~」な訳で ヘストン息子の日本人との恋愛話しの絡みもよくわかんない アメリカ人は戦争映画に恋愛要素を入れたくなる人種なのだろうか?(某○ールハーバーのように) よくよく考えてみればヘストンが何故飛ばなければならなくて、んでもって着艦に失敗炎上の流れがかなりよく分からない もしかして、あの実写映像からの膨らましストーリー?? 無理やりな画面合成感は制作年を考えれば仕方がないけど 制作の方向性がかなり不明瞭な気がしますね 自分的に ジェームズ繁田(ダイハードのアカギ社長)パット森田(ベストキッドのミヤギさん)が見れたことが収穫でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-08-05 09:35:17) |
11. 興味深い内容ではありますが、日本人同士で英語をしゃべっている時点で若干興ざめでした。また実写を含める手法についても、CGの発達した現在作るのならやらないでしょう。それでもマイケルベイの「パール・ハーバー」のような日本人をバカにしたような内容に比べれば、良心的な作品であるとも言えます。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-07 20:23:43) |
10.リアルタイムで映画館にて観賞しました。貴重な実写フィルムには迫力ありましたが、全体の構成がちぐはぐで、感動は薄いといわざるを得ません。良い俳優がたくさん登場しているのに、それを生かしきっていないのはもったいないことです。これは売らんかなという製作側におそらく問題があって、 戦記をしっかり後世に残すといった心が欠如しているからと思います。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-08-15 01:32:58) |
《改行表示》9.なんと豪華な俳優陣だろう。若き青春時代の大スターの勢揃い。オールスターキャスト!! でも皆、歳をとっている。ヘストン 52歳、フォンダ 71歳、コバーン 48歳、ミッチャム 59歳、三船 56歳、フォード 60歳、ワグナー 46歳、ロバートソン 51歳。現在 存命なのは? この年齢に相応しい役柄も、生かしきれず、わざわざ親子愛、日本人女子との恋愛などわけのわからぬストーリーが挿入されかえって興ざめ。また事実の実写の映像含めた場面は物悲しい。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-29 00:16:27) |
《改行表示》8.前半分くらいのドラマパートがかなり長くて、その間がかなり暇。 アメリカ側に比べると、日本側の描写がかなり薄いようにも思えるけど、 なるべく私情を排して客観的に描こうとしているのはわかる。 全体的に記録フィルムや他の映画の流用が多く使われているのが、画質の変化でわかる。 結局、通して観てもミッドウェイ海戦の流れがわかったようなわからないような感じだし、 娯楽性という点ではかなり弱い内容ではあるけど、戦史ものなのでこの位で。 【且】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-28 16:19:13) |
7.オールスターキャストで描く戦争スペクタクル! と言いたいところだけど、ムダに豪華なキャストにしたのが裏目に出て、前半はおよそ緊迫感もなく気分の乗らないムダなドラマが展開(中でも明らかにムダ登場なのがロバート・ミッチャム)。さんざん待たされて、いよいよ戦闘開始! 場面場面でテロップを出してドキュメンタリーの感じを出そうとし(実際には出ていない)、さらには映画冒頭でも断っている通り、当時の実写映像が混ざる。この辺りはテレビ番組の“九死になんとやら”とかでよく見かける、「再現VTR」「実際の映像」と同じ仕組み。こういうことするから、かえってウソっぽくなっちゃうのです(この部分は実際の映像ではありません、とわざわざ宣言するようなもの)。しかし、改めて思い返すとこの物語、終盤の「戦闘機が空母への着艦に失敗した実写映像」“だけ”から、でっち上げたようなもんで、スゴイと言えばスゴイ。うーむ。あの映像の中では誰かが実際に命を落しているだろうに・・・。というわけで、ま、確かに変な映画なんですけども、何というかその、「戦争当時の作戦の混乱」と、「映画の企画の混乱」という、両者の混乱ぶりが時代を超えてリンクするような、不思議な感覚があり、そこに妙な説得力を感じてしまったりもします。そういう意味では稀有な映画。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-14 17:59:18) |
6.《ネタバレ》 実写の映像は迫力あったし、あの時代に動画でカラーって・・・さすがアメリカ!でも日本人は日本語じゃないとね(>_<) 日本が負ける映画はやっぱり嫌だなぁ(苦笑) 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-05-11 19:50:34) |
5.日本人同士が英語で話す点だけでも嫌でした。更に他映画の映像使いまわしで、物語以前の問題である意味凄い映画でした。 【亜空間】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2006-12-10 22:01:43) |
4.当時一緒に見に行った父(元陸軍大尉)が考証メチャクチャな艦艇・戦闘機に、血圧メーターの針が振り切れそうなぐらい怒りまくってたなぁ。 【mimi】さん 3点(2004-10-30 20:42:41) |
3.《ネタバレ》 いいとこだけどっかの映画からの流用で普通のとこだけ撮影しちゃってまたぁ。「乱気流/グランドコントロール」じゃないんだからね。まあそれなりに雰囲気は伝わってきたんだけどぉ~、ラスト30分は半分ぐらい映像の色おかしいよ・・・・。結局日本は負けるのね。 |